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兎川さん、バレンタインのご予定は? 1
季節感バグっておりますね、ハイ。
だって!!!⑨を見てほまれのバレンタインのチョコを持っている激カワイラストを書いて!!おやおやネタが湧き出てくる……??書くしかないやん!?
今回はモブ男子(名前はあるよ)目線で書いていきます!
隣の席の、頬杖をついている子。
美しい銀色の短い髪が風に揺れる。
ああ、今日も綺麗だなぁ……。
俺の視線は、もう彼女に釘付けだ。
――兎川ほまれ。きっと学校一の美人である。
俺の中では、絶対的な一位だ。
澄んでいる赤い綺麗な瞳。誰も寄せつけないような、ミステリアスな雰囲気。そしてなにより、**絶対的に素顔がかわいい!!!**(見たことないけど!)
「なあっ、悠雅! 宿題教えてくんねぇ?」
「うえっ!? あっ、うん! わかった」
急に友達に話しかけられて、ビックリした。
俺は名残惜しく思いつつも、自分の席から立った。
「悠雅、絶対今兎川さんのこと見てただろ? うらやま~」
にやにやと俺に聞いてきたのは、|岡田壮《おかだそう》。
サッカー部に所属している、あとちょっとでレギュラーに選ばれそうらしい。
「……だって、仕方ないだろ。あんな綺麗なんだからさ」
「わかるけどな? それでも兎川さんって、《《あいつ》》がいるだろ? でっかい壁なんじゃねぇの?」
そう。兎川さんが美人でも、みんな(得に男子)が話しかけられない理由がそこだ。
下校時間にいつもいる――中性的な、ヤツ。
きっと、今日もいるだろう。……本当に邪魔だ。
下校時間。
兎川さんはいつも、いつの間にか帰っている。
……まあ、いつ校門の前にいるかはわかるんだけど。
「あっ、ほっまれぇ~!!」
ああ、来た。ヤツが。
俺は急いで校庭に下りる。悔しいけど、こういう方法でしか、兎川さんの表情が見えないからだ。
「ご、権っ……」
兎川さんの頬(マスクから見えている部分だけだけど)が赤く染まる。
俺らの言動ではそんなこと一度もないくせに、こいつが来た途端、すぐに表情が出てくる。
「ほまれ、お疲れさま! 疲れてない? 大丈夫?」
「……うちが疲れるんは、3割くらい権のせいやで?」
「ええっ!? 俺のせい?」
兎川さんはすこしだけ目を細めて笑う。
こういう姿が見れるのは、全部あいつのやってることのおかげ。
「……クソッ」
兎川さんが楽しそうなときは、俺はいつも苦しいばかりだ。
--- 続く☆ ---
やべぇやべぇモブ君(目線の)がすごく嫉妬深くなっちゃった……
頑張るぜ続きも