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ふたつ
すいかとめろん
『優勝。#いけめん苗字#、#くず?苗字#ペア!』
拍手が響いた。
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『#いけめん#すげえなぁ。』
『なんでもできるよね!』
『ちょっと賞状見せてよ!』
『さすが俺の#いけめん#〜!』
「あぁ、ありがとう」
横目で見る#いけめん#の顔は、いつもより堅かった。
“擦り寄ってきて気持ち悪い”なんて言ったけど
認められないのも、なんだかんだ寂しいな。
#いけめん#はそんなこと思ってないだろうけどな
#いけめん#だけの結果って感じ?
あの日、負けたのは俺のせいだ。
だけど
だけど、ここまで勝てたのは
俺と#いけめん#だったからだよな?
誰かそう言ってくれよ。
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『#くず?#、あの日見てたよ』
元ペアだった。
『#くず?#の全てじゃないけど、頑張ってるの、あいつらよりは知ってるよ。』
『尊敬してる。』
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『尊敬してる。』
「…馬鹿だな、お前は。」
横目で見る#くず?#の顔は、いつもより赤らんでいた。
“擦り寄ってきて気持ち悪い“
それは俺も同じだった。
まさに今、その気持ちでいっぱいだ。
それでも#くず?#は。
誰よりも心の籠った言葉を受け取っている。
いいなぁ。
俺にはない、人の心を動かす力を持ってる。
寂しいな。
#くず?#はそんなこと思ってないだろうけど。
あの日、負けたのは俺のせい
だなんて、言わせたくない。
勝ったのも負けたのも、俺たちだからだ。
元ペアの言葉で、分かってくれてればいいな。
認められるその瞬間も、
共にできたらよかったのに。