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#012 家 【転生したらうさぎでした。】
AbHSとかゾンビとかと一緒に進めてるのでたまに設定がごっちゃになる
あと更新もその分遅くなるし
あと曲パロもやりたい
ウミユリ海底譚とうそつきマカロンどっちやろうか
なんでこんなに時間がないんだ
ねぇ誰か助けて(あのボカロの歌詞を一部抜粋)
「|一等星《ファーストスター》…?」
「あぁ。今は引退した身だし、緊急時以外は冒険者としての活動はしていないがな。そういえばネオンは、住む場所とかは決めたのか?」
「あ、まだです」
できるだけ森に近い方がいいし、アリシアに住もうかとは思っているが、私はあまり人間の法律とかに詳しくないから…
異世界だし、いろいろと違うところがあるんだろう。
「そうか。それなら、ギルドの寮を使うか、冒険者ギルドに登録されている家を買う方法がある。だが、そこにいるのは…」
ガルドさんは、カミナとアオイの方を指して言う。
「あー…」
(カミナとアオイってどういえばいいんだろう)
(私は別にペット枠でいいよ?見た目があれだし、その方が伝わると思うんだけど)
(俺もだな。何もできてないし…)
「まぁ、ペット?みたいなものです」
「そうか、愛玩動物か」
どうやらこの世界にも、ペットという概念はあるらしい。
「だが、そうするとやはりギルドの寮は厳しいな。あそこはペット不可物件だから…」
(あ、そういう概念異世界にもあるのね…)
ペット不可物件が異世界にあるとは。
「だから、冒険者ギルドに登録されている家を買う方がいいな」
「なるほど…具体的にはどんな家が?」
できるだけ広い方がいいんだけどね。
「まあ、冒険者ギルドに登録されているし、利用は冒険者が多いんだが…ほとんどの冒険者は根無し草だから、いろいろな地域を放浪する。アリシアに拠点を置いている冒険者は結構いるし、他の地域に比べると多い方なんだが…それでもやはりあまり大きくない家の方が好まれるようでな。今は、もともと貴族の別荘だった、広い豪邸しかほとんどないんだが…それでも大丈夫か?」
「ああ、大丈夫ですよ。それで、その家っていうのは…」
「今一番おすすめなのはな、アリシアの辺境付近の7LDK。風呂と大きな庭、倉庫もある」
「買います」
元日本人として、風呂付と言われたら買わないわけにはいかない。
7LDKってことは、豪邸といってもそこまで広いわけではないんだろう。
一つ一つの部屋が大きいのかもしれないんだけど…
「…かなり高いが、大丈夫か?」
あ、やばい。
お金持ってない。
「あー…そのお値段って、どれくらいですかね…?」
「…大金貨12枚だ」
この世界の通貨は、硬貨が多い。
国によって独自の通貨を定めているところもあるにはあるらしいのだが、基本的には全世界共通の硬貨がある。
それらは、上から順に鉄貨、銅貨、銀貨、金貨、大金貨、星導貨となっていて、鉄貨が一枚で元世界で言う10円辺りの価値らしい。
それで、位が上がるにつれ価値が10倍になるらしい。
つまり、鉄貨→10円、銅貨→100円、銀貨→1000円、金貨→10000円となる。
だが、大金貨と星導貨だけは違い、大金貨→100万円、星導貨→一億円辺りの価値となるそう。
まあ、星導貨クラスになると、国と国との取引くらいにしか使わないそうだけど…
だが、大金貨12枚。
それは、円に直すと1200万円となる。
家の値段としては、前世界だとかなり安い。
しかも豪邸。
それは、この世界には魔法やスキルがあるからだ。
魔法を使って地盤を固めたり、スキルで木材を簡単に設置したり。
何かと早く終わる。
だが、今の私の所持金は0円なわけで…
「…そういえば、オルトロス討伐の報酬とかって…」
「あ」
固まるギルドマスター。
「…すまん、完全に忘れてた」
冒険者に対する報酬を忘れるギルドマスター…どうかと思うが、まあもらえるならいいだろう。
「今回の報酬だが…|巨星《ジャイアント》級の魔物討伐、そして期待の新人ということで、少し色をつけて…大金貨2枚ほどでどうだろうか」
大金貨2枚。
なんと、200万円。
「え…そんなにもらえるんですか?」
「当たり前だ。|巨星《ジャイアント》級の魔物を討伐できる冒険者はそうそういない。それに、金にも困っているんだろう?多少は色も付けよう」
「あ、ありがとうございます」
ただ、それでも1200万には届かない…
あと1000万…
「あの…割と簡単にできる依頼で、報酬が高いクエストってありますかね…?」
「簡単にできて、報酬が高いって時点で矛盾してるんだが…だが、オルトロスをあんな簡単に倒せる冒険者だからな、それも考慮して調べていいか?」
「はい、大丈夫です」
「わかった。かなり前からあるが、引き受け手がいなくて放置されている高難度クエストをまとめた本を持ってくるから、待っててくれ」
そう言って、ギルドマスターは奥の方へ行った。
しばらくして、ギルドマスターは戻ってきた。
「アリシア周辺の高難度依頼なんだが…オルトロスと同じく|巨星《ジャイアント》級の、『ヴェノムサーペント』の討伐依頼。報酬は大金貨2枚。あと、同じく|巨星《ジャイアント》級の『レイクアリゲーター』の討伐依頼だな。報酬は、大金貨1枚だ」
同じ|巨星《ジャイアント》級でも報酬が違うのは、危険度とかが違うからだろうな。
「そうだ、あとオルトロスの死体は持ってきているか?」
「死体…ですか?オルトロスの頭は持ってきているし、体の方は現場に置きっぱですが…」
「魔物の素材は、いろいろと利用方法があるんだ。例えば、皮は強力な防具や工芸品を作るのに使われる。牙や爪は、武器を作るのにな。だから、魔物の死体…それも、|巨星《ジャイアント》級の魔物の素材を取ってきてくれれば、それだけで大金貨数枚の価値になる。傷が少なければ、更に価値は上がるぞ」
え…そんなに?
なんで死体捨ててきたんだろう…
「まあ、頭は渡してもらった。かなり状態はよかったし、大金貨1枚は渡せる。状態のいい死体は、貴族が剝製にしようとするからな」
悪趣味…
「素材系はある程度鑑定をしてから代金を渡すことになるんだが、問題ないか?」
「はい。大丈夫です。あ、それと、二つの討伐依頼を達成して、傷とかもほとんどなかったら、報酬って大金貨12枚行きますかね…?」
「多分行くと思うぞ。オルトロスの頭も、ちょっと見せてもらっただけだがかなり状態が良かったからな。だから、素材を持って帰るのを忘れないようにしてくれ」
「わかりました。じゃあ、討伐依頼行ってきます」
私はギルドマスターから受け取った二つの|依頼《クエスト》に向かった。
やっぱり日本人、風呂がないと生きてけない!
「星導貨」の読み方が「せいどうか」なんですが、文字起こしすると「青銅貨」になってしまうことに気づいた。
やばい、どうしよう…
まあ、どうせ小説オンリーだから問題な(((殴