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#007 北斗七星 【転生したらうさぎでした。】
今のところ元気です。私の近況。
ネオンがディーヴァを倒した後。
とある大陸のとある城の一室にて、この世界の有数たる強者達が集っていた。
その大陸を、星魔大陸という。
この大陸にはこの世界最強クラスの魔族達が住んでおり、その身体から漏れ出る魔素により、土地は汚染され、禍々しい色になっている。
空気は高濃度の魔素に満ちており、吸った者の身体を汚染する。
生半可な生物がこの大陸に立ち入ったら、たちまちその身体は侵食され、命を失うだろう。
この大陸で「存在」できていることこそが、強者の証なのである。
その大陸に存在する、ひときわ目立つ城。
この城こそ、諸悪の根源、魔王の城。
魔王城である。
その場に集った強者達は、魔王の忠実なる配下。
魔王の直属幹部である「北斗七星」、通称「七星」の面々である。
彼らが集った理由はほかでもない、魔王軍幹部であるディーヴァの訃報を聞いたからである。
「ディーヴァが死んだか、、、奴は幹部の中でも新参者で、いつ死んでもおかしくはないと思っていたが、、、よりにもよって、ただの森の侵略を命じた後に死んだだと、、、?」
「我々と比べれば雑魚とはいえ、奴は仮にも魔王軍幹部。そう簡単に死ぬとは思えん」
「森の侵略を完遂した、との報告も聞いておらぬ。考えうるならば、侵略中に人間の援軍が来たとかかの」
「だが、魔王様はディーヴァには魔物の使役のみを頼み、前線に出ろとは命じていなかったぞ」
「ふん。どうせ、功を急いだのだろう」
「いや、ディーヴァを殺した者が魔物共を一掃し、異変に気づいてディーヴァが出たのかもしれんぞ」
「それにしても、ディーヴァには『|遺言《テスタメント》』のスキルを魔王様が授けていたはず。それなのに連絡が無いとは、これを発動する時間もなく倒されたということ」
「|遺言《テスタメント》」とは、自身の死をトリガーとして指定した人物にメッセージを届ける、情報系のスキルである。
「ふむ。それなら、この森に偵察を入れた方がよいかも知れんの」
「だな。俺が行こうか?」
「あんたは偵察に向いてないだろ。ボクの配下を偵察に向かわせるから大丈夫だよ」
「おいおい、横取りはいけないぜ?」
空気がピリついていく。
「ちょっと皆、今は誰が偵察に行くかを決める時間じゃない。それは早いもの勝ちでいいだろ?」
「俺もそう思うな」
「ディーヴァを簡単に倒したとなると、私達でも殺られる可能性はある。ディーヴァの二の舞にはなるなよ」
「わかってるさ」
そう言って、「七星」の一人が部屋を出ていった。
「やはりこうなるか。強者は総じて自己中心的な傾向がある。そんな者たちで話し合っても良い結論になるわけが無いのにな」
「まあ仕方がないだろう。私もそろそろ帰らせてもらうよ」
「そうか。くれぐれも、死なないようにな」
そう言って、一人、また一人と、部屋に集った者達は部屋から出ていった。
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そして、部屋には一人の「七星」が残った。
「魔王軍幹部を赤子の手をひねるように倒す人物、か。興味が湧いてきたな」
そう言いながら、部屋の中を円を描くように歩く。
「たまには遊んでみるのも悪くないか」
そう言って、その魔人は城の窓を開け、肩から翼を出し、飛び去った。
その魔人の名はルシフェル。
「七星」の中で最強と言われる魔人にして、「破壊」のスキルを持つ者である。
北斗七星の魔人達の名前、出したほうがよかったかな、、、と思いました。
ですが、これからの物語の中で明かされた方がなんかいい感じがして、ルシフェルだけにとどめました。
決して、名前が思いつかなかったからではないのです。
決して、決して違います。
決してね。
違うからね。
ちなみに魔人とは、私の中では人形の魔物のことです。
↑すると、獣人とは人形の獣のことになるね。どうしようね。
ではまた、次の小説にてお会いしましょう。さようなら。