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#010 階級 【転生したらうさぎでした。】
ついに二桁。
感慨深い。
オルトロスって漢字でやるのめんどくなった()
冒険者には、以下の|階級《ランク》がある。
|極星《ポラリス》:英雄クラス。歴史に名を残す、生ける伝説。
|超新星《スーパーノヴァ》:国の最高クラス。充分英雄。
|一等星《ファーストスター》:国のトップクラス冒険者。街だと最高クラス。
|巨星《ジャイアントスター》:ギルド・街のトップクラス。ベテラン。
|輝星《ブライトスター》:頭角を表しだした中堅。
|鈍星《マットスター》:ある程度経験を積んだ若手。まだ初心者。
|微星《ベーススター》:初心者。最低ランク。
これが冒険者、つまり人間のランクを表すものである。
そしてこれが、魔物のランク付けだ。
|極光《オーロラ》:世界を滅ぼしうる、あるいは世界の理を歪めるレベルの存在。
|崩星《ノヴァ》:存在そのものが周囲の環境を崩壊させるクラス。
|主星《プライマリー》:国家規模の軍隊や、一等星級のトップ冒険者が率いる精鋭ギルドが対応する天災レベルの魔物。
|巨星《ジャイアント》:一帯の生態系の頂点に君臨する魔物。一村を壊滅させるほどの力を持ち、ベテランの招集が必要。
|閃光《フラッシュ》:高い戦闘能力や特殊な能力を持ち、一人前の冒険者パーティでなければ苦戦するレベル。
|鈍光《マット》:新米冒険者が最初に壁にぶつかるレベルの魔物。
|微光《ヴェスタ》:一般人でも道具があれば対処できる最下級の魔物。害獣レベル。
上の方が強く、下の方が弱い。
今まで「|極星《ポラリス》」となった者は、数えるほどしかいない。
そして、今回ネオンが挑もうとしているオルトロスは|巨星《ジャイアント》級で、安全に討伐をするには、最低でも|一等星《ファーストスター》級の実力がないと厳しいと言われるものだった。
冒険者達が止めるのも、当たり前である。
だがその制止を振り切って、オルトロスが出ると言われる岩場まで、ネオンは歩いてきていた。
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「ねー、ネオン。マジでやるの?もっと簡単な依頼でよかったんじゃ、、、」
カミナが不安そうにそう聞く。
「いや、アイツらに舐められないようにするにはこうするしかなかったんだ」
「容疑者のセリフですか」
「、、、普段二人ってこんな感じなのか?」
「「? うん」」
アオイがそう聞くが、二人は即答する。
そんなやりとりをしながら、三人はオルトロス生息地へと近づいていた。
そして辿り着いたのは、岩場。
というよりは、遺跡のようなものだろうか。
砕かれたような岩がそこかしこに散らばっており、そこには何やら魔法陣のような文様が描かれている。
もしかしたら、オルトロスというのは、この遺跡を守る魔物なのかも知れない。
でも、それだとしても、ネオン達は討伐をやめないだろう。
なぜなら、クエストの依頼の紙には、「オルトロスにより死者多数」と出ていたからだ。
自分達も魔王軍により、親や知り合いを殺されている。
理不尽に親しい者を殺される怒りや哀しみは、よく分かる。
ネオン達は、オルトロスの姿が見えないことに困惑した。
「、、、もう誰かに倒されたのかな」
カミナがそうつぶやくが、アオイが否定する。
「二人は簡単に倒そうとしてるが、本来オルトロスは|巨星《ジャイアント》級の魔物。生半可な冒険者じゃ倒せない」
このパーティ唯一のまとも枠だった。
「じゃあなんでいないn、、、ッ!!」
ネオンがそう言おうとした時、物陰からオルトロスが飛び出してきた。
どうやら、待ち伏せをしていたようだ。
「「ネオンッ!!」」
カミナとアオイの声が重なる。
だが、ネオンは軽くそれを避けて見せる。
どうやら、この事態を想定していたようだ。
ネオンは銃を創造し、真銀の弾丸を込めてオルトロスへと放った。
だが、さすがは|巨星《ジャイアント》級の魔物と言うべきか、その俊敏性で弾を躱す。
(まあ流石にそうなるよね、、、なら)
ネオンは翼を出して飛翔し、|斧槍《ハルバード》を創造する。
|斧槍《ハルバード》は戦斧と槍を合わせた万能武器であり、斬る・突く・断つ・払うといった様々な攻撃が可能な武器である。
その分使いこなすには熟練の技術が必要なのだが、ネオンは直感とスキルにて使いこなしてみせた。
上空から放たれる|斧槍《ハルバード》の攻撃により、オルトロスは防戦一方となる。
|斧槍《ハルバード》も真銀で作られており、まともに当たればオルトロスといえど致命傷は免れないだろう。
これを不利とみたオルトロスは、完全に回避することを諦め、できるだけ受けるダメージを少なくする方法へとシフトした。
2つある頭でネオンに噛みつこうと、猛攻を仕掛ける。
だがそんなもの、翼を持っているネオンには通用しない。
軽く避けて、真銀の|斧槍《ハルバード》で切り裂く。
この一撃で、オルトロスは絶命した。
|巨星《ジャイアント》級の魔物ですら、ネオンには敵わないのだった。
階級のイメージとしては、魔王軍幹部の人(?)たちは主星とか強い人だと崩星だったり。
魔王は戦って生きて帰ってきた人がほとんどいないのでわかっていないが、最低でも崩星級だといわれている。らしいですよ。
そろそろ語録でも作るか、、、
オルトロス討伐後のカミナとアオイの会話
カミナ「ねぇ…私達、いる…?」
アオイ「………」