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初心な虻
よくスマホで小説読むときは長押しして、「調べる」見てるんですけど、同じ人いたらこの『虻』だけはやめてください‼️試しにやってみたら、デッカい実物の画像出てきてたった今ガチ発狂した次第です。(生き恥)
「失恋ってさ、ずっと自分だけがする側だと思ってた」
飲み屋のカウンター席で、喧騒に掻き消される寸前の声量でぽつりと友人が呟いた。
頷いて目を合わすこともなく、ただ卓上にあるあと一つだけ残ったチヂミを箸でつつきながら、黙って聞いてやる。
「いっつも自分が一番好きで、一番嫌いで」
「最後はフラれて、それでも好き〜ってさ!」
自嘲じみた、情けない笑顔で俺をじっと見つめてくる友人。
「でも、今日はじめてフッてわかった」
「ああ、フッたんだ」
しまった、声に出てしまった。おずおすと友人の顔色を伺うと、絵に描いたようなしたり顔だった。こういう所がうざい
それからまた友人はジョッキをちまちまと飲みながら続きを話し始めた。俺もまた、近くにある軟骨の唐揚げを頬張る。
「………俺もさ、あの子の事すっごい好きだった」
「失恋した。だから別れるんだって、フる方の気持ちが初めてわかった」
「………そうなんだ。」
正直、友人の恋バナには全く興味が湧かない。
でも、ようやくだ。
ずっと嫌だったから、念願だ。
「じゃあ!今日は祝杯だな!!」
とびきりの笑顔で友人に笑いかける。
力つきた