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文豪ストレイドッグス!BEAST 完結編
今日の服!!
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やばいよやばいよ((
BEAST終わるなぁあぁぁぁぁぁぁ
鏡花said
あの傷が、無い。
身体再生している。
「「夜叉白雪!!」」
「「羅生門!!」」
落ちる。
堕ちる。
墜ちる。
おちる。
落ちて行く。
止まらない。
「夜叉、白雪、、」
命令を云う前に、芥川が嚙み切られそうになった。
羅生門を巻きつけて、何とか無事....
何でこんなに冷静で居られるのか、自分でも不思議。
死ぬ。其れ以外の結末を見い出せないのに。
でも。
「止まって、、止まれ、!止まれっ!」
私は死なない。
桜月を助ける。
あれ?
私の元に戻れない、って。
こういうことだったんだ。
もう、全部諦めたい。
その時だった。
ヒュン、と風を切る音がした。
「「芥川さーーん!!泉さーーん!此れに!捕まって!下さーーーーーーーーい!!」」
この声は、!
「宮沢..賢治…!」
芥川「真坂、あの距離から鉄骨を!?」
そう。
私達の間には、数10メートルほど空いている。
絶対あれに捕まる…
「夜叉白雪!!」
夜叉が鉄骨に捕まって、私は夜叉に支えられている。
何とか落ちずに済んだ。
鉄骨のお陰で。
「芥川、彼奴は!?」
「何っ⁉」
真坂の、芥川の足にしがみ付いていた。
「「逃がさない。逃がさない2人とも!!」」
「もう……いい加減にして、!私は桜月を扶けたいだけ!」
私は夜叉白雪に、此奴を____
「殺して」
そう命じた。
でもハッとした。
桜月が言う、悪がこれなのだと、
中島敦という桜月の仲間を、傷つける行為が悪なのだとしたら、
私は如何したら善いんだろう。
私は、
足掻く。
足掻いて足掻いて、
こんな場所が桜月の居場所じゃない。
桜月、私は貴方の傍に居たい。
そう伝えられるように、生き抜くために、
私はこうしなきゃ駄目だ。
「________っ」
「「「ああぁぁあああぁぁああぁぁああぁぁぁぁぁっっっ!!!」」」
そして、其々の己自身の言葉が聴けた時、又傷つけあった。
「夜叉白雪」
「羅生門」
「月下獣」
「「私の敵を、桜月の敵を切り刻んで、桜月を護って!!」」
「銀狼咬」
「霧雨」
「|棘《イバラ》」
|あの人《中島敦》の声は聞かなかった。
聞きたくなかった。
そんな事したくなかった。
だから、只管攻撃し続けた。
気が付くと、|あの人《中島敦》は斃れていて、私達もフラフラな状態だった。
何が起きていたのか、私達にも少し理解できていなかった。
でも、体力も本当に無くて、本当に頭が追い付いて居なかった。
「ケホ芥、川、、ゴホッだいじょう、ぶ、?」
芥川「あ、ぁ、ゲホゲホッ貴様、こそ、、ゴホゲホッ」
「でも、斃せた、。」
芥川「いや、未だ此奴は生きている。」
敦「ッ、ころ、せ。もう此れじゃ、院長との約束を守れない。」
彼は、院長に謝っていた。
褒められるような、皆のヒーローみたいな、善い子になれなくてごめんなさい、と。
泣きながら、涙を流しながら、
透明な色の涙を流しながら、繰り返し謝っていた。
私はそれを複雑な表情で見ていた。
善い子、その基準って、何だろう、と。
判断する人間が居なければ、如何したら善いのか、と。
あの人自身が、価値基準である人物を殺したから。
桜月。
私は、貴女にとっての善い人で在りたかった。
だから、戦ってる。
勝った。だから、。
帰ってきて。
戻ってきて。
此処迄来た。
絶対に行く。
そうやって、
私は心に誓った。
そして此処に来た。
私は、私の横で話して居る芥川たちの会話会話に一切耳を傾けなかった。
でも、其の足音だけは聞こえた。
其の人たちの発する、この場に似遣わない拍手の音と共に。
この足音は、絶対に桜月だ。
パチパチパチ
❔「「敦くん、っ!生きてて良かった、ッッ」」
❓「「おめでとう」」
太宰「おめでとう。本当におめでとう、三人共。」
桜月「皆、酷い怪我だねぇ...」
「桜月、、っ!!ゲホッ」
敦「太宰、さん。それに、桜月ちゃんも、、」
芥川「黒衣の男!、桜月、!」
---
「《《船上の戦い》》とはどっちが名勝負?」
私は治に問うた。
治「いやぁ~...勝るとも劣らぬ、と言った処かな。」
「それにしても、全く予想外だったなぁ。敦くんが負けちゃうなんて。」
でも、
お姉ちゃんが勝ってくれた事が、
本当に、
本当に、
ほんの少しだけ嬉しかったりもしない事は無い。と思う。
治「桜月ちゃん、其の通りだ。全く、立つ瀬が無いよ。」
「「敦君、君は首だ。」」
「お姉ちゃんと、光の当たる世界で生きてね。敦くん。」
敦「え……!?」
「私達はね、三人共を殺し合わせようとした訳じゃ無いの。」
鏡花「桜月、私は___」
「判ってる。全部、私の為だったって、判ってるよ、ニコ」
この時、私は気が付いていなかった。
お姉ちゃんの前で、初めて心からの笑顔を見せられたことを。
偽りじゃない、本物の笑顔を、ね。
治「《《本》》を知ってるかい?」
ごめん、治。
此処からは、私の作戦を実行するよ。
「治、その話は今はしちゃ駄目。」
治「何故だい?先刻話した時は__」
「良いから。」
治「判った。それで?」
「4人共、今までありがとう。」
私は、屋上の端へ行った。
敦「桜月ちゃん⁉そっちは危ないよ、戻って___」
芥川「おい桜月、何をする積りだ___」
鏡花「桜月、私と手を繋いで。拒否権は無い。」
「えっいや一寸」
鏡花「全部初めから判ってたから。」
治「何__⁉」
「判ってた、なら何で此処に来たの。」
その答えはこうだった。
助けられないのなら、せめて自分も罪を償う。
そして、見破られていた私達の、私と治との計画の最終段階。
それは、最後、私達は死ぬという事。
治「桜月、駄目だよ。計画は止めさせない。」
死ぬのは、私一人だけで、善いの。
治、貴方は生きて欲しいの。
大好きな、この世で一番大好きだから。
「辞めてよ、治。私は貴方も扶けたいの。」
治「何時も君は一人で背負いすぎだよ。少しは私にも荷物を分けてくれるかい?」
「治はポートマフィアの首領として、織田さんの___」
芥川「何?織田さん?」
鏡花「あの人がどう関係しているの?」
治「一冊の本だよ。その本には、多くの世界が存在しているんだ。
此処も、その中の一つだ。そして、其の本に書き込んだことは全て現実になる。」
駄目、話しちゃ、駄目だよっ、、
敦「なら、この世界は、、」
「___そうなんだ。此処は本来の世界じゃないの。本来の世界では、」
|あの人《織田さん》の日常は消えてしまって、無くなってしまってる。
どれだけ夢に見たかもわからない。
あの人の最後。
だから、ならばせめて、
この世界でだけでも小説を書いて居て欲しい。
芥川「____そんな事が何故解る。」
治「私の異能力無効化は知っているだろう?」
「その異能を使った、特異点を発生させているの。説明が難しいけど...。
その特異点を使って、治は本来の世界の自分の記憶を読み取った。」
治「まぁ、話を進めると、近々その本を狙って、
多くの敵がこの横浜に押し寄せることになるだろうね。」
「其の人たちが何か書き込めば、この世界が上書きされて消されちゃう。
それを防ぐのに、」
鏡花「芥川と中島敦の力が必要だった。」
「よく分かったね。」
というか何で敦くんの事フルネーム呼び?
まぁいっか。
「貴方たちは、身をもって今話した事を体感した。
だから、言いたいことは分かるでしょ?」
何時の間にか離れていた、お姉ちゃんと繋がって居た右手を見た。
反対の手を見ると、治と指を絡ませていた。
____ポートマフィアビルの、屋上の淵で。
敦「太宰さんも!!其方は危険です!!戻って下さ」
治「ひとつ忠告しよう。今話した内容は、誰にも話してはいけないよ?」
「三人以上の人が知ると、世界が不安定化してしまうの。
この世界が消えてしまうかも知れない。」
芥川「桜月……済まなかった。」
敦「そんな……」
治「「任せたよ」」
「「この世界を、守ってね。」」
お姉ちゃんの、一瞬だけ繋がって居た手を振り返った。
本当は、何時までも繋いで居たかった手を。
此処迄してこの世界を守りたい理由。
それはさっきも言った。
大事な、
大切な人が、
この世界だけでは小説を書いて、
そんな日を過ごしているから。
心残り。
最後に遺した織田さんの言葉と似たことを、太宰さんはバーで云って居た。
そして、治の手を握り続けた。
私が、覚えている、判るところまでは。
ほんの、ほんの少しだけ震えるその手で、治の手を握り続けた。
グチャッ
---
敦「そんなっ、、そんな、そんなっ!!!」
僕の事を助けてくれた人が。
僕の居場所を作ってくれた人が。
僕の、初恋の人が。
芥川「そう云えば、泉、、鏡花は何処だ?」
▰。▰。▰。▰。▰。▰。▰。▰
|文豪ストレイドッグス|
| BEAST |
▰。▰。▰。▰。▰。▰。▰。▰
この抗争は、
重要人物の死亡2名
行方不明者2名
と云った結果になって終了した。
死者については、ポートマフィア首領、太宰治。
そして、ポートマフィア首領補佐、泉桜月。
戦争の理由となった人物の一人である可能性があるとみて、調査している。
この二名の死因については自殺と断定されたが、謎は深まる一方だ。
自殺の動機などについては、未だ調査中である。
行方不明者二名。
芥川銀。
抗争の中心人物の一人である、芥川龍之介の妹。
今回の戦争の原因の一つでもあるという見解が多数在る。
泉鏡花。
抗争の中心人物の一人。
芥川龍之介、中島敦と死闘した末に、行方知れずとなった。
行方不明の原因は、妹の死か、戦いによって起きたショックか。
また、中島敦についても未だ調査中だが、
生存確認は取れている。
この戦争については不可解な点が多いため、
調査を進めて行くにつれて大きな事実が発覚することも多々あるだろう。
以上が、現在判って居る事を纏めた物である。
報告書担当者
異能特務課特別司令部 泉 桜月
「ふふっ」
---
此処は何処だ。
僕は___
中島敦。
太宰さんが、桜月ちゃんが消えて、
芥川と戦った後...
僕は彼方此方を彷徨った。。
あ、れ?
大事な人を、忘れてる気がする。
大事なのに、行方知れずでもう会えないんだって、悲しくて、
桜月ちゃん、じゃない。
これは、誰だろう...
赤い着物で、黒髪の少女。
❓「あら、目が覚めた?」
「わっ!、え、ぁ、」
❓「全く、死ぬんならもっと思い切りよくやらなきゃ。」
そうだ、僕は餓死寸前でこの建物の前で倒れて、、、
❓「あなたは死にたいんじゃなくて、生きたくないだけなの。
その二つは全然違う__」
❔「まぁまぁ、そのくらいにしてあげなさい、エリスちゃん。」
エリス「なによリンタロウ。」
❔「君の云ったことは彼もよく分かって居るよ。」
僕は、、、
...
❔「少年、此処が何所だか分かるかい?」
そう云われて辺りを少し見まわした。
よく見ると、見覚えのあるものばかりだった。
此処は、
幼かった僕の、牢獄だ。
僕を、守るための部屋だった。
❔「私は此処の新院長だよ。」
話を聞いて居ると、太宰さんに何やら頼まれたようだった。
太宰さんに、頭が上がらない人物。
それでいて、太宰さん、又は首領と呼ばずに「太宰《《君》》」と呼ぶ。
この人は、一体___
「君に、会わせたい人が居るんだ。でも、其の前に...」
「「此れを、壊すんだ。」」
そう言って渡されたのは、
院長からの最後の贈り物である、腕時計だった。
僕は褒められる生徒になんてなる必要は無かった。
でも、
無理だ。
こんな事。
「出来る訳ない」
涙を拭って云った。
その人は云った。
この時計を壊さない限り、僕は前に進めないと。
でも、
「僕は、前に進みたくなんかない。出来る事なら、あの日に戻りたい。」
院長を殺してしまったあの日に戻って、
贈り物を、プレゼントをちゃんと受け取りたい。
その時だった。
ベッドに座っていた僕に、強い風が吹いた。
その拍子に窓際のカーテンが揺れて、《《新院長》》の顔がはっきりと見えた。
間違いない。
この人は、
「「マフィア先代首領の、森鴎外さん___」」
カーテンが開いた窓からは、
明るい光と、春の香りと、子供たちの笑顔が飛び込んできた。
僕が居た頃の、この場所とは打って変わったような、
明るい陽射しが差し込むこの場所。
森「よく聞くんだ少年、」
この人は言った。
恐怖による支配は恐ろしいと。
暴力による支配は恐ろしいと。
あの院長のやり方が間違っていたとも。
でも、僕は只管に疑問だった。
「何故其処までして、僕を変えようとするんです?」
森「それはね、、」
目の前に死にたがりの少年が居る。
救いたいと思っても救えない。
そんな経験を、もう二度としたくないからだよ。
その言葉を聞いて僕は決めた。
「壊しません。」
「この時計は、僕が僕である証明です。あの人がそう云った。」
「でも、」
「僕は……生きます。そして、何時か、彼奴を____」
芥川を____
森「今はそれでいい。此処に居て、
君が君である別の証明を見つけ、出て行くと善い。」
それまで君は、
私の息子だ。
森「さて、会わせたい人が居ると言ったね。実は、二人いるんだ。一人目は、」
「「入っておいで......」」
?「...誰、」
「僕は、中島敦__」
?「私は、泉鏡花。兎が好き。」
もう一度その名が聴けるとは、僕も思っていなかった。
彼女の、本人の口から。
森「彼女には、ちゃんと母が居るんだ。今は、ね。」
「そう、ですか。」
桜月ちゃんは、居ないのかな。
「「居るよ!」」
「、え...?」
「「久しぶり、敦くん!」」
「嘘、だ、よ...。」
桜月「嘘じゃないよ。私は、お姉ちゃン”ンッ娘の鏡花と共に暮らしてる。
内務省異能特務課特別司令部長官、泉桜月としてね。」
じゃあ、僕よりも年上、?
いやその前に身投げしてて……
「え、でも、如何やって、、」
鏡花「判らない。」
桜月「私もそれは判らない。神のみぞ知る、だよ。」
そう言って笑った彼女たちの笑顔は、その時何よりも輝いて見えた。
僕の記憶から、一生消えない物になったと思う。
文豪ストレイドッグス BEAST 《完》
ないむしょういのうとくむかとくべつしれいぶちょうかん
なっが((
と言う訳でね。
完結しちゃいました。
かなちいピエン泣いちゃうぞ?((キモい
というか最後の方は私の語彙力が低下して行ってね、
最終的に雨に溶けたのよ。
まぁそこは観念してもろて()
と言う訳で、此処迄読んでくださってありがとうございました!!
たぶんまだシーズン4入らないで頑張ると思う!!((いや其処頑張らないで??
これからもよろしくお願いします!