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第1話
ピピピピピピ
🌱「……今日って、学校?」
寝ぼけた声が部屋に落ちる
ピーンポーン
玄関のチャイムが鳴る
🌱「うゆ…だれぇ?」
☁️「やっと出てきた……」
|田真白 周《たましろ あまね》は、片手に通学バッグを持って立っていた
☁️「イツキ、もう遅刻寸前だぞ」
🌱「えっ、そうなの〜?」
☁️「そうなのじゃない!」
☁️「早く着替えないと遅刻!!…簡単に朝ごはん作っとくから…」
🌱「わかった〜!アマ、ありがと…」
アマネはイツキの家になんともなく入る
この光景は、幼馴染の2人にとって“いつもの朝”だった
🌱「もういける!!」
☁️「はいはい…ご飯…っつってもおにぎりだけど…」
🌱「うい!アマ、大好き〜!!」
☁️「お、おい…くっつくなぁ…」
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校門に着くと、爽やかな声が響いた
🐾「おはようございます!アマネ、イツキくん」
|戸来 優恵《へらい ゆえ》
爽やかイケメンの仮面をつけたまま、柔らかく笑っている
しかしアマネは知っている…この男の裏は腹黒だ
☁️「お前、なんでそんな爽やかなんだよ」
🐾「イツキくんがいるんだから当たり前です!」
☁️「言い方ムカつくな……ってか俺だけだったらやんねぇのかよ!」
イツキはおにぎりを頬張りながらぽかんと2人を見ていた
🌱「アマとユエくんって仲良しだよね〜」
☁️🐾「「仲良しじゃない/です」」
その声が重なった瞬間、後ろから勢いよく抱きつかれた
🍍「イツキちゃ〜〜ん!!おはよっ!!」
|福井 莉央《ふくい りお》がイツキの背中にしがみつく。
🌱「うわっ!?リオ先輩?」
🍍「朝からイツキちゃんの顔見れたら元気100倍だよ!!」
アマネは眉をひそめる
☁️「離れてください!イツキが歩けないじゃないですか!」
🐾「え〜?アマネ嫉妬?」
☁️「してない!」
そこへ、静かな声が割り込んだ
💎「……お前ら、騒ぎすぎ」
|蒼麦 翡翠《あおむぎ ひすい》が、鞄を肩にかけたまま近づいてくる
その視線はイツキに向けられた
💎「春田、靴紐ほどけてる…転ぶぞ」
🌱「え、ほんとだ!」
ヒスイはしゃがみ、ほどけた紐を結び直す
イツキはその手元をじっと見つめた
🌱「ヒスイ先輩、器用ですね!」
💎「普通だ」
その横で|烏賊 修斗《いか しゅうと》が苦笑していた
🐙「……なんで僕まで朝から巻き込まれてるんですか…」
🌱「イカ先輩も来てくれたんですか?」
🐙「いや、リオに引っ張られて……」
男子校の朝は、今日も騒がしい
教室に向かう途中、イツキはふと空を見上げた
🌱「今日、なんかみんな集まってたね!」
☁️「お前が原因だよ」
アマネはため息をつく
ユエが横から口を挟む
🐾「ユムくん、人気者ですからね…」
🌱「え?なんで?」
🐾「そこがまた人気の理由ですよw」
イツキは首をかしげるだけ
その天然さが、周囲の男子の心をゆるく掴んでいく
アマネはそんなイツキを横目で見ながら、胸の奥が少しだけざわつくのを感じていた
理由はわからない
ただ、今日のイツキはいつもより少し眩しく見えた
教室に着くと、イツキは振り返って笑った
🌱「なんか、今日楽しいねw」
その言葉に、アマネもユエも、先輩たちも、なぜか少しだけ笑ってしまう
男子校の朝
ただそれだけなのに6人の距離は確かに近づき始めていた
初のオリキャラ物語です!!