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第4話
昼休みのチャイムが鳴ると同時に教室の空気が一気にゆるむ
イツキは弁当を持って廊下へ出た
今日はなんとなく外の空気を感じながら食べたい気分だった
☁️「イツキ、どこ行くんだよ」
アマネが後ろから追いかけてくる
🌱「中庭で食べようかな〜って」
☁️「……まぁいいけど…迷子になるなよ」
🌱「ならないよ〜」
その会話を聞きつけたユエが、すっと横に並ぶ
🐾「イツキくん、僕も行きます」
☁️「え、ユエも?」
🐾「アマネが心配でついていくんですよ」
☁️「お前は黙れ」
そんなやり取りをしながら中庭へ向かうとすでに先輩トリオがベンチに陣取っていた
🍍「イツキちゃ〜〜ん!!!」
リオが立ち上がり、全力で手を振る
🌱「イカ先輩とヒスイ先輩もいる!」
イツキは嬉しそうに駆け寄った
シュウトは苦笑しながら手を挙げる
🐾「先輩たちもここで食べるんですか?」
🍍「イツキちゃんが来るなら来る!」
リオが即答する
ヒスイは弁当を開けながら静かに言った
💎「……春田、座れ…こぼすなよ」
🌱「はーい!」
イツキは素直にヒスイの隣へ座る
その瞬間、アマネの眉がぴくっと動いた
☁️「イツキ、なんでヒスイ先輩の隣なんだよ」
🌱「え?ここ空いてたから」
☁️「……そうかよ」
ユエはその反応を見て、にやりと笑う
🐾「アマネ、嫉妬ですか?」
☁️「してねぇよ!」
6人がそろうと、自然と騒がしさが倍増する
🍍「イツキちゃんの卵焼き、今日も美味しそう!」
リオが覗き込む
🌱「ひと口あげるよ〜」
🍍「やった!」
シュウトはその様子を見てぽつりと
🐙「……イツキくん、優しすぎです…」
🌱「え?普通だよ?」
🐙「普通じゃないんですよ……」
ヒスイはイツキの弁当の端を指さす
💎「春田、これ落ちそうだぞ」
🌱「ほんとだ〜」
💎「気をつけろ」
アマネはそのやり取りを見てため息をつく
☁️「先輩までイツキに甘いんだよな……」
🐾「アマネも甘いですよ?」
☁️「お前は黙れ」
ユエは楽しそうに弁当を食べながらイツキの表情をちらちらと観察している
🐾「イツキくん、今日の授業眠そうでしたね」
🌱「えへへ、ちょっとね」
☁️「ちょっとじゃないだろ……
アマネが即ツッコミを入れる
ふと、風が吹いた
イツキの髪が揺れ、光が反射してきらっと見える
その瞬間、先輩トリオの動きが止まった
シュウトは心の中で叫ぶ
🐙(やばい……今日のイツキくん、いつもよりかわいい……)
ヒスイは目を細める
💎「……春田、日差しに弱い顔してる」
🌱「え?弱い顔ってなに?」
💎「説明しづらいけど……守りたくなる顔だ」
ウリは全力で頷く
🍍「わかる!!イツキちゃんって光に当たると天使になる!!」
アマネは頭を抱える
☁️「先輩まで……なんなんだよ……」
ユエはその様子を見て、静かに笑った
🐾「イツキくんは太陽みたいな人ですね」
🌱「え?太陽?」
🐾「見てるとなんかあったかくなるってことですよ」
イツキは照れたように笑った
🌱「みんなといると楽しいからかな〜」
その言葉に、6人全員が一瞬だけ黙る
そして自然と笑った
男子校の中庭
ただ弁当を食べているだけなのに、なぜか胸が少しだけあたたかくなる時間
こうして、“6人で過ごす昼休み”は、この日から自然と当たり前になっていった