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11話「自称騎士 ナツキ・スバル」
でも、これだと。
俺の死に戻りを知ってしまうことになる。
そうしてしまったら。
サテラが出てきて。
終わりだ。
「あぁ…クソ!!こんな事考えてても仕方ねぇ!俺たちは今を生きてるんだ!今のことを考えて!今を生きようぜ」
「お師様ぁ〜急に何言い出すんスか?」
急に口が達者で。
いい感じで、適当な少女の。
声が。
スバルの耳へ入っていく。
「うわぉ!?シャウラか…急に来たもんだからびっくりしたぜ?」
変なポエムを喋っているところに急に来た。
スバルの顔はほんのり色づいていた。
恥ずかしさだろうか。
「変なこと、しゃべってるとこ見られちまったからな…」
「でもでもぉ〜かっこよかったッス!!」
いつもの通り、シャウラの適当なフォローが入る。
いつも思うが、やはり適当だ。
何のフォローにもなっていない。
どうせ「お師様だからッス!」とか言い出すんだろう。
「フォローありがとう、でもそれ俺が悲しくなるだけだからそれ以上はやめてくれると助かるな」
「あーしはお師様の命令たんと受け取ったッスよ!」
「…元気すぎるってのもあれだけどなぁ…」
そんなこと、ぼやきながらもスバルは着実に向かっている場所があった。
一層『マイア』
であった。
「お師様〜?急に2層への階段に入り出してどうしたんスか?まさかレイドに用があったり…」
「しねぇよ!?」
全力でそう否定するスバルに対してシャウラは「それならいいッス!」といつものお師様全肯定BOTを出していた。
二層へ着くと。
一層への階段がスバルが登り始める。
「まさか…皮肉屋に用があるんスかぁ?」
「用があるっつうか…試練を受けるって話だ」
「一体何の意味があるって言うんスか?」
「あれだ。試験を全部クリアした状態で、お前が外に出るならサソリにならないんだろ?つまりそういうことだ」
「お師様…もしかして…」
「あ?」
「…あーしと…」
「待て、待て!絶対話が飛躍してるから!!俺はただお前をパーティーメンバーに入れたら強力だなって思ってるだけで__」
「ついに結婚する気になったッスね〜!!」
「俺の話を聞けぇぇぇぇ!!!!」
「ッハ!ずいぶンとモテモテじゃねぇか。オメエ」
「うげ…」
「なぁ…上に上がりてぇンなら。俺を倒してみろよ。オメエ」
「…いいぜ。じゃあ自己紹介から。俺の名前はナツキ・スバル。エミリアたん、一の騎士」
「自称だろォ!?オメエ!!」
そう言って、彼は攻撃を繰り出す。
箸だけでの攻撃。
たったそれだけだが。
厄介だ。
「がぁ!?コル・レオニス!!」
前の失敗談があるが。
前失敗した時より。
もっと強く打ってみたら?
「オル・シャマク!!!!」
「へぇ…少しはやるようになった雑魚じゃねぇか。オメエ」
そうして、レイドは。
暗闇へと消えていった。
12話次回予告
「今の電池が1%です!」
「だから、手短に終わらせるかしら」
「「次回!12話「我、ボルカニカ」!お楽しみにするかしら!!」」
「口調をかぶせてくるんじゃないのよ!!」