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十五度目の呆然
株式会社〇〇 採用担当です。
この度は、履歴書をご提出いただき、ありがとうございます。
お送りいただきました応募データにもとづき厳正に選考した結果、
誠に残念ながら貴殿のご希望に添いかねることになりました。
何卒ご了承くださいますようお願い申し上げます。
略式ながら、メールにて通知申し上げます。
今後のご健勝、ご活躍を心よりお祈り申し上げます。
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「あは、またか。」
僕は満面の笑みを浮かべていた。
貼り付けたような笑顔。そこに感情はなかった。
痛みも歯痒さも憎しみも感じない。そこにあるのはただ、どこまでも続いていく凪。
僕の心はすでに感覚を無くしていた。
まぁ、ここ明らかなブラック企業だったからいいけど。ボーナスないんだってさ。固定残業代を含む年俸制なんだってさ。今時そんな会社あるかよ。舐めやがって。
オンライン説明会に参加した時学生二人しかいなかったけど。なんで僕のこと落としたん?マジで意味不明だわ。
というかなんだよ。結構待たされたけど。どうせ不合格ならとっとと返信よこせ。時間の無駄だ。
心の中で語気が荒くなっていく。感情を失ったのはほんの数秒だけだったらしい。
痛い、痛い痛む。心がギシギシと音を立ててひび割れていく。やはり人間は痛みに慣れることはできても、痛みを忘れることはできないらしい。なんとも弱い生き物だな。