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次の日
「あら 妖夢、フラン 伝言は出来た?」
どこか不安そうに霊夢が聞く
「「あ・・・」」
二人はじっと固まる
「伝言忘れてました」「今すぐ行くよ!」
「いやいやもう10時だぜ ほら満月がきれいだぜ」
「そうですね すみません 明日行かせてもらいます」
「分かったわ」
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そのごろ
あの丘の上
一人の少女が柵より前に出ていた
妖奈ゆら
「・・・伝えれたのでしょうか?」
「あ、4人とフランと妖夢宛、霊夢と魔理沙宛、の手紙置いときましょう」
そう一人でつぶやいて 思いを載せて手紙を書いてて、野原へ置いた
10時近く 満月は奇麗に輝いていた
「覚悟は決めました」
これで足を落とせば満月へ飛べる
「ありがとうございました 霊夢さん、魔理沙さん、妖夢ちゃん、フランちゃん」
「そして・・・またね」
彼女は丘の崖から足を離しました
幻想郷を照らす 月当たりの下で
ゆらは静かに空へと舞い上がりました
エメラルドグリーンの髪がなびきながら そして満月の近くでふと立ち止まって
振り向いて下を向きました
そこには 霊夢、魔理沙、妖夢、フランが楽しそうにおしゃべりしてました
「・・・・・・・」
ゆらは何も言わずに無言で彼女たちを見る
「みんな元気そうです~」
「・・・霊夢さん魔理沙さん」
「・・・・大親友のフランちゃん 妖夢ちゃん」
大切な人たち
でも 姿が2人以上ばれてしまったら
「私は伝説の妖精 代々こういう風にしてましたから いいんですよ」
そう目を伏せた
その時 霊夢と魔理沙と妖夢とフランと目が合った
(きっと・・見えてるんだよね)
私は涙がこぼれそうなのをこらえて ゆっくりと微笑んだ
「ありがとう みんな きっとまた会えるよ」
「またね」
そう言って 満月の方へ向けて 上へ上へ飛んでいきました
エメラルドグリーンの髪はゆっくりと羽ばたいてた
そして
最後の時 もう一回振り向いて 目に焼き付けるように4人を見つめました
とうとう涙が落ちました
それでも飛ぶのはやめませんでした
ゆらは月の一部になっても きっと 4人のことを忘れません