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御沢「俺とお前は腐れ縁。」
こんにちは!藍葉塁です!今回は御幸と沢村である日沢村が熱を出してしまい、それを支える御幸のお話です!今回も楽しく読んでくれると嬉しいです☺️
「パァン!」
ボールがミットに収まるいい音がする。
「ナイスボールだ。沢村。」
「ありがとうございます!」
俺は沢村の投球練習に付き合っていた。
一番最初にアイツの球を受けた時もそうだが、やっぱり球のクセが強い。
でもこれが長所でもある。スピードも出てきたし。
「まだまだいきやすよ!」
「しょうがねぇなぁ、、、。」
そして10球ぐらい受けた後。
俺はこの時沢村の顔色がおかしいことに気づいた。
受けてる時は帽子の影でよくわからなかったが、、、。
「おい。沢村、顔色がおかしいぞ?」
「そ、そんなことないですよ!」
「いや、絶対おかしい。顔赤いし。」
「大丈夫です!」
いや、、、。大丈夫じゃないだろ絶対。
息は荒いし顔は赤いし。
「ちょっと熱測るぞ。」
「えっ?!ちょっ?!」
そう言っておでこをくっつけて測ってみた結果、、、。
「これは完全に熱があるな。39.2°ぐらいか、、、。」
「分かりませんよ?!ちゃんと測ってみたいと!」
沢村がそう言ったから体温計を借りて測ってみたが、、、。
「やっぱり39.2°だよな。」
「なんでそんな正確にわかるんすか?!」
「なんかわかるんだよ。それより休まなきゃダメだろ。布団に運ぶから、ほら。」
「なんで俺がアンタにおんぶされなきゃいけないんすか!」
「しょうがない、、、。こうなったら強制だな。」
そう言って俺は沢村を無理やりおんぶすると自分の部屋に向かった。
その向かっている間にも沢村はぐちぐち言っている。
「もっと投げたかったのに、、、。」
「しょうがねぇだろ。それでお前がさらに体調崩して試合出られなくなったら元も子もないんだから。」
「、、、。」
そして俺の部屋に着いたから俺は沢村を俺のベッドに寝かせた。
「ここで毛布かぶってちょっと待ってろ、、、。」
「??????」
そう言うと俺は財布と携帯を引っ掴んでコンビニへ向かった。
多分夏だし夏風邪だろう、、、。
体調早くよくして投げてもらわなくちゃな。
そう考えながら薬やスポーツドリンク、まぁ今日だけはしょうがないと思いアイスも買っていってやった。
冷えピタももちろん忘れずにな。
「ただいまー。」
「グー。ゴー。」
沢村はいびきをかいて寝ている。
俺は荷物を置くと沢村の頭に手を置いた。まだ暑い、、、。
でも髪の毛がふわふわしてる、、、。
そうやって頭を撫でていたら沢村が起きた。
「おはようございm、、、ってなんで俺の頭触ってんすか?!」
「いや?熱あるかみてただけー。あと色々買ってきたから。」
そう言って俺は沢村のおでこに冷えピタを貼った。
「ヒャ!冷たい!」
「ブハハ!ヒャ!だって笑」
「しょうがないじゃないですか!急に貼るから!」
そういう沢村も可愛いなー。
そう思いながら俺はアイスを食べさせて飲み物を飲ませた。
「あ、ありがとうございます、、、。御幸先輩。」
「全然。というか一つ聞きたいことあるんだけど。」
「、、、なんですか?」
「なんでお前あんな必死だったの?いつもあんな抵抗しないじゃん。」
「、、、あと数ヶ月しかないじゃないですか。」
「何が?」
「御幸先輩とバッテリーを組める時間。」
「、、、、、、。」
まあそうだな。夏の大会に敗れれば俺はお前とバッテリーを組めなくなる。
それは本当のことだった。
「そうだけど。俺たち優勝するんだろ?」
「そうですけど!もし敗れたらって思うと、、、。怖いんです。たった一点で試合を左右するから。そのたったの一点で御幸先輩に受けてもらえなくなるのが、、、。」
沢村、、、。そんなこと考えてたのか。
「だからもっと強くならないとって、、、。思って。」
「そうか。それは俺も思ってる。あと数ヶ月だってこと。でも、みんなで優勝するんだから。その数ヶ月を有意義に使おうぜ。もし、高校で俺がお前の球を取れなくなる日が来たとしても俺は、、、。プロに行ってお前の事、待ってるから。」
「、、、はい!」
その約束をして一年後。
「御幸先輩!今日の試合よろしくお願いしますね!」
「ああ、よろしくな。」
「にしても偶然ですよね!たまたま同じチームになるなんて!」
「そうだな。これからも、よろしくな!」
「はい!」
たまたまが重なりあった俺達。
、、、これが腐れ縁ってやつか。
そして今日も俺は沢村にミットを構える。
という事で!最終的には二人か。プロになってバッテリーをもう一度組むお話でした!腐れ縁ってなんか、、、。いいですよね☆次回も楽しく読んでくれると嬉しいです☺️それでは!