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真雷「この言葉の意味に気づいてよ」
こんにちは!藍葉塁です!今回は真田と雷市の自主練が終わった夜の帰り道。その時、真田がある一言を言います。ヒントは夏目漱石。今回も楽しく読んでくれると嬉しいです☺️
俺は今、コイツと夜のグラウンドに二人きり。
もちろん嬉しくないわけがない。
「カハハ!地球ぶっ飛ばしてぇー!」
「地球ぶっ飛ばしたら俺たち死んじまわないか?笑」
「たっ確かにそうっすね、、、。カハハ!」
「宇宙船作ったら?」
「俺に作れるっすかね?!」
「頑張ればできるかもよ。」
今日も変哲のない会話をしながらバットをひたすら振る、その横顔が俺は好きだ。
「、、、?サナーダ先輩どうかしましたか?」
「いや、なんでも。そろそろ片付けして帰ろう。」
「ハイ!」
二人でバットを片付けて部室に荷物を取りに行って帰り道を二人で歩き出す。
なんかこれデートみたいだな。
夜空は少し暗くて。でもその夜空を月と星が飾っている。
「なぁ、雷市。」
「どうしましたか?」
「月が綺麗だな。」
「はい!なんか美味しそうです!」
「どう言う事だよ笑」
月が綺麗ですね。
そんな言葉を前に本で聞いたことがある。
意味はあなたのことが好きって意味なんだそう。
俺は雷市に恋愛感情を抱いていた。
学校での人見知りな姿も。
野球での笑う笑顔も。 全部好きで好きでしょうがない。
「サナーダ先輩。」
「ん?どうした?」
「、、、星が綺麗ですね。」
「ああ。星も綺麗だな。」
「雷市はさ、もしも流れ星が降ってきたら何をお願いする?」
「うーん、、、。サナーダ先輩とずっと野球ができますようにですかね!カハハ!」
「え?」
「だってサナーダ先輩は投げるの上手いし打つのも得意だし、、、。俺はサナーダ先輩とずっと野球したいです!」
こんなことを言われるとは正直思ってなかった。
まさか俺とずっと野球をやりたいと思ってくれてたなんて、、、。
「俺も雷市とずっと野球がやりたいな。」
ほんのり雷市の顔が赤くなる。照れてんだろうな。
二人きりの帰り道。次は何を話そうかな。
色々考えていると雷市がこんなことを突然聞いてきた。
「サナーダ先輩は、、、。地球があと一時間で滅ぶとしたら何をしますか?」
あと一時間で地球が滅ぶなら、か。
俺の中にある答えはただ一つだった。
「そうだな。雷市と野球をするかな笑」
「えっ、、、。」
なんでか雷市は顔がすごく真っ赤になった。俺何か変なこと言ったかな?
「真っ赤になってるぞ〜雷市笑」
「いや、嬉しくて、、、。」
「え?」
「だってもしも来年の夏、負けて仕舞えばサナーダ先輩とは野球が一緒にできなくなる。俺、怖いんです。サナーダ先輩がプロとかになったりしたら存在がどんどん遠くなってしまうんじゃないかって、、、。」
雷市もそんなこと思ってるんだ、、、。
「、、、そんな簡単に俺の存在は遠くならねぇよ。お前がプロになったらまた、野球ができるだろ?」
本当は俺だってずっと一緒にいたい。
野球がしたい。
だからそのためには、、、。勝ち進まないといけないんだ。
「頑張ろうな。夏の大会。」
「カハハ!ハイ!」
そう言った雷市の背中は、誰よりも逞しく見えた。
あの言葉に気づかない雷市。
気づいて欲しい。
いつかさ、、、。
この言葉の意味に気づいてよ。
はい!と言うことで!今回は「月が綺麗ですね」という言葉を使って作ってみました!、、、ところで実は雷市が言っていた「星が綺麗ですね」この言葉にも実は意味があるんです。よかったら調べてみてください!次回も楽しく読んでくれると嬉しいです☺️それでは!