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倉亮「現実、そんな甘くないや。」
こんにちは!藍葉塁です!今回は倉持と亮介のお話です!倉持が見た長い夢の内容とは、、、?今回も楽しく読んでくれると嬉しいです!
俺は、いつのまにか部室にいた。
「あれ?いつの間に、、、。」
記憶がないから混乱していると俺の先輩、亮さんが来た。
「あれ、倉持何してんの?」
「あぁ、亮さん。いや、いつのまにか部室にいて記憶がないんで、、、。」
「何それ。変なの。精神科行って来たら?」
「ひどいっす亮さん!」
「アハハ。冗談だよ。なんで記憶ないんだろうね、、、?」
「それが俺もわからないんです。」
これがいつもの亮さんとの会話。ちょっと毒舌だけど、、、。
でも俺はこの人が好きだ。野球をやってる時に見える小さいけど力強い背中。
見ていると、やっぱり俺と亮さんは最強の二遊間だと実感する。
そんなことを思っていると亮さんが珍しく
「ねぇ、というか今日一緒にバット振りに行かない?」
と言った。
「え?!いいんですか?!」
「うん、いいよ。たまには、ね。」
俺は嬉しさで心臓がのたうちまわってる感覚になった。
そして自分の部屋に戻って沢村にタイキックをかました後、俺はバットを持って亮さんの所に走った。
そして室内練習場でバットを振っていると、亮さんが話しかけて来た。
「倉持、打率伸びたよね。」
「はい。頑張って打率伸びるように練習したんです!」
「ふーん、ということは相当体も鍛えられてるってことだよね、、、。」
「まぁそうっすね、、、。」
そう返すと突然亮さんが俺の胸に飛び込んできた。
「ホントだ。筋肉すごいね。」
突然のことすぎて俺はフリーズしてしまった。心臓がバクバクなっている。
好きな人に抱きしめられるなんて、、、。
いつのまにか顔も火照っていた。
「、、、亮さん?」
「ああ、ごめんごめん。そろそろ終わりにして戻ろ。」
「はい!」
なんだったんだ、、、。あれは?!亮さんから?!まさか亮さんからあんなことしてくれるなんて、、、!
嬉しさと恥ずかしさでこれの胸の中はいっぱいだった。
でも、俺は思った。なんであんなことしたんだろうって。
筋肉がすごそうだったから?
それとも面白がって?
どれが正解なんだ〜?!
いつも毒舌で、いつもチョップをかまして来たりする亮さんなのに、、、。
あの人のことがますます頭から離れなくなった。
一刻も、早く、あの人に気持ちを、今のうちに、と心臓が呼びかけてくる。
あの人を手に入れたいとさらに心に強く思った。
気づいたら俺は自分の部屋を飛び出して亮さんの部屋に駆け込んでいた。
「あっあの、、、!亮さん!」
「、、、何?こんな遅くに。」
「ちょっと伝えたいことがあって、、、!」
「なんだよ。ここでは言えないの?」
「いっ言えません、、、。」
「しょうがないなぁ。10分だけね、、、。」
「すみません!」
そうやって時間をとってくれた亮さんと誰もいないグラウンドに場所を移す。
「亮さん、、、。」
今じゃないときっと言えない。
後で絶対に後悔するだろう。
「好きなんです。亮さんのことが。」
嗚呼、この人はなんで返すかな。
笑いながら受け流すのか。
キッパリ毒舌に断るのか。
そんな結果になるとしても、、、。
「付き合ってください。」
俺は言い切った。
「、、、倉持」
そこでパッと別の風景に変わった。何やら沢村が騒いでいる。
「倉持先輩!もう朝ですよ!こんな時間まで寝て!起きてつかさーい!」
「、、、はいはいわかりましたよー。」
夢、、、。だったのか。しかもいいところで、、、。
夢じゃないと本気で思ってた。
でも、これは神様からの暗示なのだろう。ここから先は自分で確かめろと。
俺は気だるげにユニフォームを着て外に出た。
青い空。今日は快晴のようだ。
俺はあの人の後ろに立つ。今の俺たちはただの‘’最強の二遊間‘’なんだから。
今日もあの人は毒舌だ。
あーあ。あの夢が現実だったら俺はどんなに嬉しかったかな。
はい!ということで!珍しくハッピーエンドではない方向で書いてみました!さあ、果たして亮さんの気持ちはどうなんでしょうね。それは倉持と亮介しか知りません笑次回も楽しく読んでくれると嬉しいです☺️それでは!