公開中
碧色のエターナリー.
今回とっても長いです☆
そして今回僕が1番好きなお話です☆☆
side.碧
ケーキを食べ終わったので、GPSが示す場所へ向かった
アランさんに「碧の翼が最短ルートだから…運んで☆」と言われたが、
11才が17才と年齢不詳系お兄さんを1人で運べるはずがないので断った
アランさんってこういうところアホだよな…。
「あ、ここみたいですよ」
「…カシスと愉快な仲間たちのアジトか?それとも…ただの普通のせきの家?」
「カシスと愉快な仲間たち」
多分、後者だろう。
せきさんがキプロくんを誘拐したのは、カシスさんが命令した訳じゃないと思う。
確証はないからわからないけど、多分カシスさんはそういうことは好きじゃない。
むしろ嫌いに近いんじゃないか?
それでアジトにキプロくんを連れてきたら、クビか⬛︎刑かその他諸々の刑だろう。
ていうかそもそもアジトなんてあるのか…??
「あれれー、早いね。GPSには気づいてたけどー…」
は、気づいてた!!?
なんで?絶対バレてないと思ってたのに…
ほとんど音もしなかったし、そこまで重さも変わらないはずだ。
「他の人より五感がちょーっと優れてるんだよね〜」
…せきさん、わりと侮れないかもしれません。
ていうか、バレててここに来たってことは…
「碧くんの思った通りで〜す!ここにはもうキプロくんはいまっせ〜ん☆
さてさて〜、これを知った君たちは何をするかな〜ぁ☆僕の予想はー…僕にキプロくんの居場所を教えろって言うと思うな〜!!」
ぐ、大正解…こいつ心でも読めるのか…??
でも、それなら僕の方が強い。
るくすさんにも能力があると知った時は驚いた。
もしかして、翼がある人全員能力持ちなのか…??
その場合、ぴーすさんとカシスさんも能力持ちか…
2人がどんな能力かは知らないけど、どうせ僕よりかは弱いだろう。
ん待って今の僕の感情ただのクズじゃない!!!!?
あーもう適当に考えてたら変な方向行っちゃう!!
さっさと能力発動したろ!!
「小熊座」
「…は、っ!!?」
僕の能力は、対象の心を読む能力。
アランさんが謝ってくれた時…僕は正直信じられなくて、この能力を使った
その時のアランさんは、言葉で伝えていたものよりも驚くべきことを考えていた
人の気持ちなんてそんな知りたくないから、なるべく使わないようにしていたけど…
…今回ばかりはしょうがない。
僕個人のためじゃない、みんなのために…キプロくんや、せきさんのために。
「今するべきことはキプロくんを助けることです!!行きますよ!!」
「お〜いさせる訳ないだろ〜?」
…僕が甘かった。
完全に、僕のミスだ。
一瞬の隙を取られ、気がつけば僕はせきさんに首を締め上げられていた。
「が、ぁ…っ、」
「碧!!!!?」
せきさんの攻撃は、基本容赦がない。
このままだと、僕は…
死ぬか意識を失うか、だろう。
別に、死ぬんだったら死ぬでいいけど…
…今はそういうタイミングではない気がした。
まだ生きたい、生きてアランさんの隣にいたい…。
喉にかけられた圧により、自分の意識が遠のきそうになった時。
「まあ11才のか弱い子供じゃ何もできないだろうからな!!」
「、ぇ…っ?」
アランさんが、せきさんを…蹴り飛ばした。
…え??
アランさんが、せきさんを、蹴り飛ばした????
今のアランさんは、某中国軍隊ダンスみたいに180度くらい足を上げている。
あらんさんあなたそんなにほねやわらかかったのね……………
「俺が碧と出会った時、俺は…碧を守りたかったから、家に連れて帰った」
、…そうだった、んだ…。
「過去も今も未来も全部全部、碧の隣がいい」
…それプロポーズじゃね??
一瞬自分の顔が赤くなったが、気にしない。
うんうんぼくぜんぜんてれてな〜い…
「…で?プロポーズして、それで何??痛かったんだけど」
蹴り飛ばされた腕を押さえながら、せきさんはアランさんの方に歩いていく。
ターゲットを僕からアランさんに変更したようだ。
アランさんはさっきの攻撃で思いっきり足をやったらしく、動けずにいる。
…護身用の小さめの鎌なら、いつも2つ常備している。
でも、今行ったところで…鎌で受け止めることはできないだろう。
それがなんだ、アランさんが傷つかなければいい。
今だったら、2人の間に入ることはできるだろう。
そう思い、僕は駆け出した。
…絶対に、絶対に間に合わせてやる!!
アランさんがくれたキャンディの意味も、勿忘草の意味も…無駄にしたくない!!
**ざしゅっ**
…嫌な音が鳴った。
それが、せきさんのナイフが自分の肩を貫いた音だとわかったのは数秒後だった。
「ぁ、ぁ…碧…なんで、俺を庇って…」
「アランさんが僕を傷つけていた事実はもう変えられない。…でもね」
僕はアランさんの方に振り返って言った。
「僕はいつになってもアランさんが大好きだよ。貴方が望むなら…僕は、恋人にでも家族にでもなってやる」
キャンディの意味は、貴方のことが好き。
勿忘草の花言葉は、「私を忘れないで」「真実の愛」…
それを知ったのは、つい数日前だった。
でも、僕がアランさんを好きになったのは、ずっと前。
その事実が変わることは、絶対にない。
「…あ、ぁ…碧…俺も、だよ…今まで本当にごめんね、碧の人生を壊してしまった」
「そんなことないよ、アランさんは僕を救ってくれた恩人だ」
…初めて、アランさんとタメ口で話した。
今日は何の記念日にしようか…。
「はあ……そんならぶらぶはっぴー見せられちゃったらもう何もできないや。
この家の地下室にキプロくんはいるよ、助けたいなら助けな。僕はもう何もしない」
せきさんは、嘘を吐くのが上手だ。
実際には、相当苦しんでいるのに…。
これだから人の気持ちは知りたくないんだ
「さ、行きましょう2人とも!!」
「ごめん待って…何もできなかった自分を呪うまで待って……」
「シスリアさんそれ後ででいいです」
ということで、キプロくん誘拐事件は解決したのだった。
---
---
side.???
さて…そろそろ、私も顔を出そうか
そういえば、調査ファイルを更新しました☆
良かったら見ておいてください☆何も伏線とか考察要素とかないけど☆