公開中
洗脳ディストピア.
side.カルト
「あ、おはよ!かるくん」
「…また、あの時の夢を見た」
これで364回目、あの時からちょうど1年…。
…頭が痛い…。
「2度目の人生はどう?」
「…楽しい、けど……あの時の感覚が、忘れられなくて…」
あの日、俺が不注意で矢に当たった時。
あの時るーはどう思っただろう。
辛かっただろうな、自分の兄が瀕死の状態なんて。
「大丈夫?つらい?いたい…?」
「その2つ+死にたい…、」
「ちなみにこの会話364回目なんだよね」
毎日この会話してるのか、終わってんな…。
どこの闇深鬱病家族だよ。
…うちだな。
「まあ一回死んでるもんね、そりゃあつらいよね。
まあ、僕の力分けたから再生能力はついてると思うよ。
…これも364回目なんだよねー」
大丈夫かこれ。
毎日がループしてるって訳ではないよな??
な訳ないよな、うん。
「…じゃあ、いつも通り…気を、紛らせて…くれないか?
俺には、るーしかいないから…さ、」
「うん、いいよ。また…一つになろ、?」
こんな俺に優しくしてくれるるーが大好きだ、
いつも、文句一つ言わずに…。
「ありがとう、るー」
「じゃあ終わったらいつものカフェ行こ?」
また傷心配されそうだな…。