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カーネーション
「母さ~ん!今日の夜ご飯って何~!」
娘が、母に尋ねる。
いつもの会話だ。
「庭に生えてたカーネーション!」
「うぇ、...なにそれまずそう、...」
「あはは、噓噓。食用のカーネーションが売ってたの。それを使った料理よ!」
母が自信ありげに娘に話す。
娘は興味があるような、無いような。
複雑な表情をしている。
「何その顔...食べたくないっていうの」
少し不満げになった母。
だが、娘は母の地雷を踏まないように、否定をする。
「いやいや、違うよ。ただ...珍しい花だな。って...思ってさ」
「あら?そう?」
「うん。」
いつもの会話。
いつもの風景。
何も変わったことはない、なのに。
どうして。
母と娘は死んでしまったのか。
カーネーションに似た花を母と娘は食べてしまった。
それも大量。
その花の名前は、ムギセンノウ。
だが、娘は「食べない」という選択肢をとれた。
なぜか?...毒草について、娘は___