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もう一度家族と呼んで 9巻
黒鳥
話し相手がいるってすごい幸せです。
私の部屋は倉庫です。私の新しい部屋は完成していき倉庫から私の部屋になりました。しかし、すごく狭い部屋で窓もないです。なので毎日ホコリっぽいです。でもメイドさん達が片付けてくれてやっとできた私の部屋はすごく嬉しかった。
ーリンリンー
綺麗な鈴の音と一緒に
「ニャー ミャー」
猫の声が聞こえた。
「ここ!」
ここが私の元へお母様から受け取ったチラシを持ってきた。そのチラシはお兄様達の仕事でやっている実験の材料をくれないかというチラシだった。(8巻参照)お兄様達の実験の材料、命が必要なのだ。
「見つけちゃったの? みんなに内緒にしておいてよね。」
ーコンコンコンー
「失礼します、ことみです。」
「入っていいわよ」
ーギギギ…ー
と音をたてて扉が開いた。メイドの1人ことみさんだった。
「ひな様、ここの部屋で本当にいいのですか? りさ様からお部屋をいただけるかお話しなさいますが。」
「大丈夫よ。ありがとうことみさん」
そして一週間後のことだった。ここがこの一週間で元気がなくなっていた。朝、お父様とお母様にお話ししてみた。
「お父様、お母様。最近ここの体調があまりよくないんです。この一週間で元気がなくなってきています。」
「それはどういうことじゃ?」「心配ねぇ」
そう言ってお父様がここの背中をさすってあえている。するとことみさんが、
「それは、ホコリが多いところでいたからではないでしょうか?」
ことみさんは猫に詳しかった。猫が好きらしい。
「猫によって、ホコリっぽいところにいてホコリを体内に入ってしまい呼吸しにくくなってしまう事があるんです。念のため病院に行ったほうがいいのかもしれません。」
えっ…それって…! 私はことみさんの言葉を聞いて驚いた。
「呼吸ができないってことは…し…死んじゃうかもってこと…? お父様、お母様病院にいかせたいです!」
私がそういうとお父様と母様が顔を見合わせて2人で頷いて言って。
「そうじゃの。ここはひなちゃんの大事な家族じゃ。みんなで数年間仲良く暮らしてきたからのぉ。」
「そうよ。ここがいなくなったらこの家族に暗い雰囲気になってしまうもの。」
そう言ってここを病院に連れて行った。するとお医者さんが
「これはホコリが体内に入っています。薬で取り出せるでしょう。ご飯の時に飲ましてください。処方しておきますね。」
「治るんですか?」
お母様が聞いた。
「はい、薬を飲んで治ると思います。ですが…」
「何かあるんですか!!」
私はすごい勢いで聞いた。
「この猫、長生きをしています。かなり高齢のためもしかしたらこの薬が強すぎて危険かもしれません。」
私は顔を青くした。
「少し弱めの薬を出しておきます。なのでホコリが体内に出るまで時間がかかるかと…それでもよろしいですか?」
私はこくり頷いた。
話し相手がいないと、この世界を1人で歩んでいかないといけないと考えてしまう事があるんです。
(=^x^=)