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最終話
最終話でーす!完結できるように頑張ります。書いてて途中で続けたくなることあるのよ…
--- 〜3年後〜 ---
あれから、お姉さまは光る君と睦まじく暮らし、ついこの前、御子も生まれた。その子は、お兄様の子と並び、お姉さまや光る君のように美しかった。
「まあ、若君はやはりとっても美しいわね!頼んでおいたものは?まだなの?」
お母様は若君を溺愛していて、いつも若君に高級品を貢いでいる。
「五の宮。ちょっと…光る君を呼んできてくれる?」
「はい!お姉さま。」
私はお姉さまに頼まれて対屋にいるであろう光る君を呼びに行く。
「光る君。お姉さまがお呼びよ。早く行ってあげて。」
「えっ?はい!今すぐ参ります。」
光る君がずっと立ち上がり、駆け出す。光る君も変わったわね。最初に来た頃なんて怯えていたもの。別人のようだわ。今では愛妻家になったわ。愚帝がいた頃には想像できないような穏やかさだった。
「五の宮!ちょっと!」
「はい、お姉さま。すぐ参ります。」
お姉さまの御座所に着くと、人払いがされていて、あまりの静けさにビクッとした。
「どうかなさいましたか?」
「ねえ、五の宮。貴女は本当に結婚しなくていいのね?そろそろ年的に難しくなるけど、本当にいいの?私は光る君と結婚して、今、幸せよ?」
そんなことか。私は本当に幸せそうなお姉さまと光る君を見ていれば満足だから!
「大丈夫です。本当に心の底からお姉さまと光る君が幸せそうで私も幸せだと思ってますから!」
「そう。ならいいの。私たちのために動いてくれた貴女には恩もあるもの。」
御座所の中が笑いに包まれる。そして笑いが収まると、外からお兄様の若君の笑い声や、女房たちの話し声が聞こえた。そして、外からふわりと春風が吹き、御簾をそっと揺らす。その隙間からは満開の桜が見え、お姉さまの幸せを祝福しているかのように感じられた。
--- 終わり ---
一応、これで完結です!気が向いたら番外編等出す可能性あります!
これまで応援してくれてありがとうございました!