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第三話 お嬢様ライバル、襲来!
**第三話 お嬢様ライバル、襲来!**
翌日。
国立忍術学園三年A組。
⚡「眠い」
🟣「一時間目始まってるぞ」
⚡「知ってる」
🟣「寝るなよ」
⚡「努力する」
🟣「その言葉信用できない」
その時。
⛈️「神代」
⚡「はい」
⛈️「前に出ろ」
⚡「何で」
⛈️「模擬戦の相手だ」
⚡「えぇ……」
教室がざわついた。
**模擬戦**
授業の一環だが、生徒たちは結構楽しみにしている。
⛈️「相手は――」
レイが教室の扉を見た。
ガラッ。
👑「ごきげんようですわ!」
⚡「帰る」
👑「帰らせませんわ!」
🟣「早かったな」
現れたのは西園寺ルナ。
なんと他クラスから出張してきていた。
👑「神代さん!今日こそ決着をつけますわ!」
⚡「何の」
👑「全部ですわ!!
⚡「雑だな」
**訓練場**
三年生たちが集まっていた。
中央には広いフィールド。
周囲には観戦席。
「ルナ先輩だ」
「また神代先輩に挑むのか」
「何回目?」
「数えてない」
生徒たちが集まってくる。
🟣「人気だな」
⚡「面倒だな」
👑「聞こえてますわよ!」
⛈️「ルールは簡単だ」
⛈️「場外か降参で決着」
⛈️「始め!」
👑「風牙!」
開始と同時に風の刃が飛んだ。
⚡「うお」
ヒカルは軽く横へ避ける。
そのまま後ろへ下がった。
👑「逃げないでくださいまし!」
⚡「危ないだろ」
👑「模擬戦ですわよ!?」
⚡「知ってる」
ルナがさらに踏み込む。
👑「風刃連撃!」
無数の風の斬撃。
だが。
⚡「雷迅」
バチッ。
ヒカルの姿が消えた。
👑「!?」
次の瞬間。
背後に立っている。
⚡「後ろ」
👑「分かってますわ!」
風が爆発する。
ヒカルが飛び退く。
⚡「おぉ」
👑「同じ手は食いませんわ!」
⚡「成長したな」
👑「褒めても戦いは終わりません!」
数分後。
観戦席。
🟣「ルナも強くなったな」
隣の生徒が頷く。
「ああ」
「でも神代先輩余裕そうだぞ」
🟣「まあな」
トキには分かる。
ヒカルはまだ本気を出していない。
速度も。
雷も。
ほとんど使っていなかった。
👑「まだですわ!」
ルナが空へ跳ぶ。
風が渦となる。
👑「疾風嵐!」
巨大な竜巻が発生する。
観客席がざわつく。
⚡「おー」
👑「感心してる場合ですの!?」
竜巻が迫る。
だがヒカルは動かなかった。
⚡「じゃあ」
バチッ。
小さな雷が走る。
⚡「行くか」
次の瞬間。
雷が爆発した。
ドォン!!
竜巻を突き抜ける閃光。
👑「速っ!?」
⚡「雷脚」
バシィッ!!
蹴りがルナの肩に当たる。
勢いでルナは場外へ。
試合終了。
静寂。
そして。
「うおおおお!!」
歓声が上がる。
👑「また負けましたわ……」
⚡「頑張ったな」
👑「慰めは結構ですわ!」
⚡「そうか」
👑「次こそ勝ちます!」
⚡「おう」
👑「そこは少し悔しがってくださいまし!」
⚡「面倒だし」
👑「面倒言わない!」
🟣「いつものだな」
その帰り道。
⚡「腹減った」
🟣「もう聞き飽きた」
⚡「ルナ誘うか」
👑「本当ですの!?」
⚡「特別」
👑「やりましたわ!」
🟣「現金だな」
👑「うるさいですわ!」
三人の笑い声が夕暮れの学園に響いた。
だがその頃。
校長室では。
校長「……」
机の上には報告書。
そこには昨日の森で発見された、黒い痕跡の記録が記されていた。
校長「妙だな」
校長の表情は険しい。
まだ誰も知らない。
その違和感が、少しずつ大きな事件へ繋がっていることを。