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第四話 抜き打ち実技試験!
**第四話 抜き打ち実技試験!**
翌日。
国立忍術学園三年A組。
⚡「眠い」
🟣「昨日も聞いた」
⚡「今日も眠い」
🟣「知ってる」
ヒカルは机に突っ伏していた。
昨日の任務は思ったより疲れた。
牙狼自体は弱かったが、数が増えたのが面倒だったのだ。
その時。
ガラッ。
⛈️「全員、グラウンド集合」
レイが教室へ入ってきた。
生徒たちが顔を見合わせる。
「授業は?」
「何かあるのか?」
⛈️「実技試験だ」
一瞬、静まり返った。
そして。
「えぇぇぇぇ!?」
教室が騒がしくなる。
⚡「帰りたい」
⛈️「却下」
🟣「まだ始まってもないぞ」
⚡「面倒そう」
十分後。
訓練場。
全クラスの生徒たちが集められていた。
観覧席まで用意されている。
⚡「思ったより大規模だな」
🟣「抜き打ちだからな」
⚡「聞いてない」
🟣「抜き打ちだからな」
⚡「なるほど」
🟣「納得するな」
その時だった。
👑「神代さん!」
⚡「あっ」
👑「見つけましたわ!」
⚡「帰りたい」
👑「私を見ると毎回そう言いますわね!?」
西園寺ルナだった。
🟣「おはよう」
👑「おはようございますわ!」
⚡「元気だな」
👑「当然ですわ!」
全員が整列すると、レイが前へ出た。
⛈️「試験内容を説明する」
⛈️「一対一の模擬戦だ」
⛈️「能力の使用あり」
⛈️「降参、場外で決着」
⛈️「それでは始める」
⚡「簡単だな」
🟣「そうだな」
👑「燃えてきましたわ!」
くじ引きで対戦相手が決まる。
一回戦。
⛈️「神代ヒカル」
⚡「はーい」
⛈️「前へ出ろ」
相手は別クラスの男子生徒だった。
体格の良い生徒である。
「よろしく!」
⚡「よろしく」
⛈️「始め!」
開始の合図。
男子生徒が前へ飛び出した。
しかし。
バチッ。
⚡「雷迅」
「え?」
ヒカルの姿が消える。
次の瞬間。
男子生徒の背後。
⚡「終わり」
首元へ手刀を添える。
静寂。
⛈️「勝者、神代」
「はやっ!?」
「三秒も経ってないぞ!」
⚡「三秒はあった」
🟣「大差ない」
二回戦。
⛈️「黒瀬トキ」
🟣「はい」
トキの相手は俊敏な女子生徒だった。
「負けません!」
🟣「頑張れ」
⛈️「始め!」
女子生徒が一気に距離を詰める。
だが。
🟣「影縫い」
黒い影が伸びた。
「!?」
足が止まる。
🟣「終わり」
首元へ木刀を当てる。
⛈️「勝者、黒瀬」
「また早い!?」
⚡「俺と同じじゃん」
🟣「効率重視」
⚡「ずるい」
🟣「お前に言われたくない」
試験は順調に進んでいった。
そして。
⛈️「準決勝」
レイが参加者を確認する。
⛈️「神代ヒカル」
⚡「はい」
⛈️「黒瀬トキ」
🟣「はい」
⚡「ん?」
🟣「ん?」
周囲がざわつく。
「幼馴染対決だ!」
「見たい!」
「絶対面白い!」
👑「な、なんですって!?」
訓練場中央。
⚡「やるか」
🟣「やるか」
⛈️「始め!」
同時に動く。
影が伸びる。
雷が走る。
🟣「影縫い」
⚡「雷迅」
影を避けながらヒカルが距離を詰めた。
⚡「速いぞ」
🟣「知ってる」
⚡「じゃあ当たれ」
🟣「嫌だ」
影が地面を這う。
雷が駆ける。
互いに決定打を許さない。
観客席は大盛り上がりだった。
👑「凄いですわ……」
「レベル高すぎる……」
⚡「そろそろ行くぞ」
🟣「来ると思った」
ヒカルが踏み込む。
雷脚。
トキへ向かって一直線。
しかし。
🟣「深淵」
視界が一瞬暗くなった。
⚡「うおっ」
その隙。
🟣「影縫い」
⚡「あっ」
足元を捕らえられる。
動けない。
🟣「終わり」
木刀が首元に置かれる。
静寂。
⛈️「勝者、黒瀬トキ」
訓練場が歓声に包まれた。
⚡「負けた」
🟣「引っかかったな」
⚡「悔しい」
🟣「珍しいな」
⚡「腹減った」
🟣「いつものだった」
👑「そこでご飯になるんですの!?」
そして決勝戦。
黒瀬トキ 対 西園寺ルナ。
だがそれはまた別の話。
実力的にはヒカルの方が上ですが、今回の勝負はヒカルが星術等を使っていなかったことから本気じゃなかったと言うのと単純に幼馴染として次の行動の読み切り勝ちですね