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第七話 クラスメイト
クラスの中に入ると、案内で見た講義室と同じような部屋だった。席は特に指定されていないので、一番うしろの窓側の席に座る。いわゆる角席だ。下手に前側や中央に行くと、ただでさえ少ない平民は貴族に喧嘩を売られることも多々ある。
角席なので誰かが、入ってくるとすぐわかる。すぐに何人も生徒が入って来るのがわかる。たしかクラスは、一クラス30人で成績順に上から振り分けられる。私は、クラスの中で、中くらいだった。
(手加減したはしたんだけどね。)
一応師匠からは魔術をある程度教えられているが、それでも手加減はした。新入生でいきなり強い魔術を使ったら目立つ。まあ師匠には座学は本気でやれと言われたが。
自分で言うのは何だが魔術は得意だった。そのためこのクラスだったのだろう。
しばらくすると席は埋まっていった。一応クラスには、8時までに集合だ。クラス内の時計を見るとあと数分で8時だった。しばらく墓夫窓から外を見ていると4の鐘が鳴った音がして、それからまもなく誰かが教室内に入ってきた。
「やあ、少年少女諸君。私は、今日から君たちの担任を務めることになったマーヒだ。よろしくな。」
後ろで一括りにまとめた明るい水色の髪を腰までたらした、高身長の女性の先生だった。凛とした顔立ちで、目は意思がはっきりとしたような深い緑色をしていた。
「担当教科は武術を担当している。属性は土。好きなものは戦いで、嫌いなものは特にない!」
なんとも脳筋⋯⋯ではなく、勇敢な先生のようだ。マーヒ先生をよく見ると、体つきががっしりとしていて、筋肉が程よくついている。
「これから君たちには自己紹介を行ってもらう。とりあえず名前と属性を言う事。席順に左前から右後ろへ、紹介していってくれ」
そう言うと、端から自己紹介を始めていく。
自己紹介をしている人を見ていくと、おそらく平民は、私を含め三人のようだ。
一人はもちろん私で、二人目は濃紺色髪の少年、三人目と四人目は濃赤茶色髪の少女で、おそらく姉妹なのだろう。
顔は後ろからなので見えないが、年齢は少女が13で同じくらいだが、少年が15か16くらいだった。
名前は濃赤茶髪の少女がイルアとミルアで濃紺髪の少年はオットーというようだ。平民仲間としてぜひ仲良くしたい。
その他は多分貴族で、三人の自己紹介の時に近くで誰かがフッと鼻で笑ったした音が聞こえた・
(やっぱり平民を差別している人が多いんだなあ。めんどくさい。)
私は一番真後ろの窓側、つまり一番右後ろにいるため、私が自己紹介が最後だ。とりあえず名前と属性を言えばいいのでそれだけ言っとけばいいだろう。私の番が回ってきた。
「ルリアです。属性は水。よろしくお願いします。」
それだけ言うと座った。なんとも短すぎる自己紹介だが、まあそんなもんだろう。
マーヒ先生はその短さに苦笑いしているが、気お取り直したように、
「とりあえず全員自己紹介が終わったようだな。今から、簡単な授業の仕方を説明する。」
今日は授業はなく、簡単な説明だけで、明日から授業が始まる。
「まず、授業は主に、魔術の中で基礎知識、魔法陣、実践訓練それから私の担当する武術が必須科目で全員が受けることになる。その他には、選択科目と言って受ける設けないも自由な授業がある、選択科目は、薬学、魔術陣学、魔導学、応用魔術、魔術制御、魔法史、魔生物学そして各魔術の専門学だ。選択科目の授業は寮の各階と、各食堂に張り出されている。」
クラスごとの食堂に、選択科目の時間割があるそうだ。たぶん今朝使った食堂にも張り出されているのだろう。
「選択科目は、いくつでも取ることができるし、1つも取らなくてもいい。ただし、重なった時間のときはどちらを選ぶかよく考えるようにすると良い」
その後は、明日の授業の受け方や、授業の持ち物、場所などの説明だった。
それを、なんとなく聞きながらなんの選択科目を選ぶか考えていた。
第七話、完です
次回 緊張の自己紹介です
誤字脱字があったら教えてください
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