炎上騒動「Influ〜ence」
編集者:Across
※換骨奪胎作品。エタった作品です。
※2020年に書いたままどこにも投稿せずに放置していた作品。とある実況者をモチーフに、とある人物が炎上によって古参ファンが離れていく様子を書いた。所々エタった部分があるが、読めるっちゃ読める。ホコリに被ってたのでここに放出する。
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目次
作者による前口上
※劇中劇の形式を取っています。
そのため、小説の所々にて作者(書き手)が出てきて補足説明をしてきます。あとの部分は、「作者による前口上」にて記載してあります。
※過去に書いた作品のため、文章の書き方にクセがあります。ご了承ください。
ト書き、SNS表現、ネットスラングetc。
※ところどころエタッている部分があり、その部分は「略」となっています。予めご了承ください。大筋のストーリーにはそこまで影響はない気がします。
**・作者による前口上**
テーマは炎上。故にこの小説は小説に非ず。
ニュースにはなりはしなかったが、とあるネット界隈を炎上した“とある事件”をモチーフに、作者の虚偽を混ぜ込んだフィクションとなる。
だが、作中に登場する炎上騒動・それに対するファンの反応の一部は、とあるスレッドやSNSで公開されていたメッセージであり、現実に起きた炎上情報を基に作成している。その大部分は削除や非公開になった文章であり、その後、作者の手が加えられた換骨奪胎式の創作文であることをここに記しておく。
それ故、事実と虚偽が至る所で綯交ぜになっているが、当事者が見ればどの炎上事件をモチーフにしたかを特定するのはそこまで難しくないだろう。
この小説は、ゲーム実況の黎明期に颯爽と現れた、とある二人組のゲーム実況者グループ“慧眼グルド”が天下を取った後、“慧眼グルド”から独立したとある人物――以下“X”――が凋落していく様を記した。
そして、炎上騒動を起こし、Xがさらなる落魄ぶりを衆人環視に晒した失態――“Xの悲劇”を記した物語である。
再三申す。
この小説はあくまでフィクション。ノンフィクションではないことだけはご了承願いたい。
参考文献(作者自身、角が立たないよう、わざとあいまいな表示にしている)
・某巨大掲示板
・某SNS呟きサイト
・炎上専門のまとめサイト
・ゲーム実況者系の反応
「5月2日」――卒業ライブ
「5月2日」
「5月28日」
**「5月2日」**
202X年5月2日 「“慧眼グルド”生ラジオ」最終回生配信にて
Y「えー、“慧眼グルド”ライブ、長らくお時間を頂戴しまして、いよいよ名残惜しいものに――いよいよ最後のスライドになり」
X「ちょっと待った!」
Y「えっと……ナニ?」
X「実を言いますと、急遽追加でスライドを作りまして」
Y「え、何? 聞いてないんだけど。……」
(パワーポイントの操作。別のファイルに移転する)
Y「……『卒業前に、俺に一言言わせろや』ってなんなの?」
X「ああ、えっと……まあ、最後ってことなんでちょっとこっそり録音してきたんですよ。聞いてもらえます?」
Y「――え?」
***
(音声ファイル・再生)
おいYちゃんよー、聞いてっか?
卒業する前に、言いてえことがある。
耳かっぽじってよぉく聞いとけよ!
“Y”にこの際一言物申す!
前から言いたかったが、その懇切丁寧な気遣いはなんだ!
介護してんじゃねぇ!
俺は疲れて歩けなくなったんだから、黙って捨ててけ!
おんぶしてんじゃねぇ!
じゃないと、いつまでたっても歩けねぇだろ!
こんなところで止まらず、先に進んでくれっ。
俺もお前に頼らず、今度は自分の力で歩いていく。
今までは二人旅だったが、ここから先は一人旅だ。
これまでよりも俺の歩幅は小さくなる。
――でも……旅を続けてれば、またいつか……何処かで落ち合うべさ。
だから、そのときに……な?
……
――以上発表終わり!
(音声ファイル・再生終了)
***
Y「……」
X「どうです、これ。いいサプライズになったと思うんですけど」
Y「……」
X「……っw。何で沈黙なんですかw……答えてくださいよw!」
Y「……いや、正直言って、要らなかったかな」
X「ちょ、何でですか!?」
Y「……なーんてな。冗談だよw」
---
**「5月28日」**
・202X年 5月28日 垢名:「Xの先駆者」
こんにちはXです! 今日“つべ”にて無料チャンネル「Xの先駆者」を開設いたしました!
ここで動画投稿をしていこうと思ってます! 投稿頻度はそこまで高くありませんが、私の“緩さ”に共感・応援していきたいと思っている方たちは、ぜひご登録お願いいたします。
あと、フォロワー10万人ありがとうございます! とても励みになります!
***
・無料チャンネル「Xの先駆者」概要欄にて。
Xによる「人生を楽しんで楽しませるチャンネル」
ゲームジャンルは問わない! だって「人生は楽しんだもん勝ちだから!」
連絡先→(PLAミリオンdei*****@co.jp)
***
“慧眼グルド”のX卒業辺りから、某ネット掲示板にて『X卒業を語るスレッド(のちに本スレ)』が出現。実質“慧眼グルド”の解散と、Xの卒業の衝撃により、名残惜しい気持ちの吐露でスレッドが埋め尽くされた。――6月29日の生放送までは。
1「6月29日」
202X年 6月29日 午後7:00 配信プラットフォーム“つべ”突発生放送にて
――聞こえてますかね? 大丈夫そう? ……大丈夫そうですね。
すみません、一人での放送、まだ慣れてなくて……。
えーっと、改めまして皆さんこんばんは。Xです。
今回は「真面目なお話」ということで、急な生放送の告知をして大変申し訳ございませんでした。今回は……お、すごい。突発なのに1万人も視聴者が来ていますね。いつもなら1000人ちょっと来てくれたらいい方なのに……ははは。
こほん。
えっと、今回の……今から話す話は、今まで話す気はなくてですね、私のポリシーに反するというか。その……なんだろ、今から話す物はほんの例え話というかなんというか、えー、このチャンネルを開設してから、不定期でゲーム配信を中心に楽しく、勝手気ままに更新するというので、あんまり過去のことは話さなかったんですよね――『あえて』。
「Xの先駆者」というチャンネル開設前の話は関係ないだろうし、結構昔のことだと自分では思ってるので。
このチャンネルはあくまで私自身のためのチャンネルであり、自分の心を整理するための期間という位置づけですし。ただ、そのせいで視聴者さんの対立を招いたり、様々な憶測が飛び交って混乱しているのかなぁと思い、今から例え話をするんですけど……あ、まだ増えるんですね。1.5万人超えてる。いやー、緊張するなあ。個人的にそんな期待するほどの話をするつもりじゃないんですがね。
……そろそろ本題に行きましょうか。
これはえっと、例えばの話ですよ?
今の仕事に転職するときに、えー、離職するときに“ある契約”を交わすんですよ。転職した経験がない人は分からないとは思うんですが……例えば、前職のことは話さない、とか。男と男の約束に近いかな、やめる時そういう固い契約を交わすんです。
それで私は、その誓いを交わすときに、こう決心したんです。
――『前職のことは沈黙を貫く』と。
いや、ちがうな。沈黙というより、あえて考えないようにした、の方が正しい……ですかね?
ホームぺージをあえて見なかったり、イベント開催の日時をあえて見なかったり、前職の更新内容ややXNXなどの告知を見ないという行動をあえてしました。
なるべく前職から離れて、一度俯瞰して自分を見つめなおそうかと意図せず思ったのかもしれません。ただそういうことを3か月ほど続けると、突然軽率で極めてトチ狂ったような暴言を吐いたり、愚痴をこぼしたり泣いたりしてしまいました。
生放送でそんなことがありましたよね?! いやぁ、あの時はどうもすみませんでした。
あのときの発作的な衝動を見て、視聴者さんはどう思ったのかはさておき、自分としては未練があるみたいなことは現時点では思ってません。ただ、時々こう思うことがあります。
――もしかして、今やっていることが周囲の人間を困らせたり、今進んでいる道が正しいのかな、と。
もっと悪くとらえると、今の自分は地獄に通ずる道を選んでしまったがため、そのせいで……今まで後片付けをしていた大事な人にまで心配をかけているのかなぁって思ってしまう、そういうときだってたまにあります、生放送の時とかに……。
なんだかわかりにくい話をしていることは自分でもわかります。
とにかく今はっきり言いたいのは……「わざと」だとか……「故意に」だとかで、日程を合わせたりだとか、邪魔しよう……とかいう悪意は全くないです。自分そんなに賢くありませんし、ただ単にミスしただけなんです。迷惑をかけるつもりなんてこれっぽっちもありません。だから対立を生むような事実はないんです。ただすれ違っただけ、自分の配慮がほんの少し足りなかっただけなんです。
あと恨んだりとかもありません。
例えば、例えばですよ。自分が座っていた席に誰かが引き継いで、楽しそうに仕事していることに嫉妬とかもありません。ましてやよく知った人物ならなおのことです。自分にとって“あの席”は、自ら手放したもの。いつまでも空席にする必要なんてどこにもないんです。そもそも私は休職ではなく辞めたんです。そう契約した……と、自分では考えてます。それに、過ぎてしまった栄光はもう……。
フワフワして大変申し訳ありません。こんな例え話、おそらく視聴者さんの大半はもうどうでもいいことですよね。だからこの放送に来てくれたんですよね、“あっち”ではなく。今度からはもう少し配慮したいと思います。
あとは一部の視聴者さんに一つ言いたいことがありましてね。図々しいことは百も承知なんですが、今の私は病人ではないということです。只の風邪みたいなもので、だるけだったりノイローゼだったりはもうどこかへ行ってます。だから元気です。あ、元気というのはうそですね、今ちょっと舌の横にでっかい口内炎が……て、これもどうでもいいですね。
だから、
「朝までゲームやってて大丈夫」――だとか、
「ちゃんとご飯食べてる?」――だとか、そういう心配はいりません。
皆さん、私の年齢知ってますよね? 大人ですから、そういう最低限のことはできてますし、人並みですけど自分の身体は自分がよく知ってます。まあ、栄養士並みの栄養管理は意識したことはないですけど、まあ大丈夫ですって。
あとは、そうですね。視聴者の皆さん、甘やかすではなくもう少し厳しくお願いします。面白いことは面白いと、つまらないならつまらないと、そう割り切れる視聴者さんだけついてきてください。まあ、こんなことは言うまでもないとは思うんですが……一応。
現状コラボとかも考えてません。今は一人の時間を大切にして、続ける。これだけです。今の目標は、チャンネル登録者数を10万とかにしましょうかね。できるかな、これ。ははは。
えっと、始めて大体15分ですかね。短いですけど、これにて生放送は終了したいと思います。自分の過去のことはこの放送以降話すことはないと思ってください。そういう暗いことってこのチャンネルには不必要ですから。もちろん例え話なので、直近の話ではなくて、今から十年前の話なのかもしれませんし、架空の話かもしれないってことで視聴者さんの想像に任せます。
言いたいことは全部言えました。何故だろう、なんだか今清々しい気分です。視聴者さんはそうではないのかもしれませんけど。今一度整理の上改めて応援の程お願いします。
それでは、失礼しまーす。
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202X年 6月29日(月)午後8:40 垢名“慧眼グルド”公式垢
迷惑かけるつもりがないなんて僕が一番わかってます。
“簡単に”手を差し伸べてしまうのが優しさではないのも理解してます。
ただ、隣に配慮しなくていいのでやりたいこと全力でやって下さい。頑張って。
――という独り言です!
202X年 6月29日(月)午後8:41 垢名“慧眼グルド”公式垢
まあ、てめぇらはボコボコにしてやるけどな。
覚悟しとけよ。明日の○○時から『視聴者vs Yの大乱闘ましゅーず!SP』の生放送です。
(月額有料チャンネル・“慧眼グルド”会員限定生放送枠 URL添付)
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202X年7月3日、この放送枠のアーカイブは削除された。生放送よりわずか4日後のことである。削除した理由は、
「楽しいチャンネルに暗い話は相応しくない。残しておく理由がないから」――だそうだ。
大部分の視聴者は納得している一方で、突然の削除に戸惑う人もいて、この直後に某ネット掲示板にて「Xアンチスレ」なるものが立てられた。
それによって――
2「7月22日」
202X年 7月22日 深夜3時頃。
5時間にも及ぶ長いゲーム配信が終了し、配信終了間際の雑談タイムにて。
今まで耐久していた視聴者から質問に答えていた。
以下、その抜粋。
視聴者のコメント:「ゲーム中でも常にしゃべり続けてほしい」に対しての返答。
X「『常にしゃべり続けてほしい』?
(息を吸う音)難しいねー。ゲーミング無言入っちゃうねー(笑い声)」
視聴者のコメント:
「うわあ」
「そりゃ頼むわwwwww」
「ホラー無言は怖い」
「配信者のセリフとは思えない」
X:「『ホラー無言は怖い』、確かにね。www、
『配信者の、セリフとは思えない』(笑いながら読み上げる)
配信w、え? 配信者だと思ってんの、俺のこと。ただ、ゲームやってるところを、俺は……(笑)だと思ってんだけど」
視聴者のコメント:
「え?」
「!?」
「違うの?」
「嘘だろ」
「草」
X「実況ぉ、してる覚えは、なかったんだけどなぁ?
基本垂れ流しだから、俺がやってるのは。ただただおっさんが、ゲームやってるところを、っウェブに……ウェブに流してる、垂れ流してるだけっていう……(笑)」
視聴者のコメント:
「??????」
「うわあ、ないわ」
「幻滅」
「ゲーム大好きおじさん」
X:「そう、ゲームおじさん。配信者じゃなくて俺先駆者だからね。「Xの先駆者」っていう先駆者。だから、もう……(ごにょごにょと呟く)できる限り、俺が死ぬときはやってないゲームを少なくしてから死にたいよね。
俺はぁ、単にゲーム楽しみたいだけなんだからさ。(笑いながら)あれを、あれをやりたかったんだよなー、これもやりたかったんだよなー、つって……南無……つっか昇天するのは、後悔が残るからね」
視聴者のコメント:
「すてき」
「そのスタンス好きだわー」
「いいね」
「ゲーム大好きおじさんによる垂れ流し放送」
「そっか、先駆者なんだった」
X:「そう、配信者じゃなくて先駆者。だからちょっとでもやりたいなー、ていうゲームがあったら、できるだけやってから死にたいね。確かにゲームやってるから配信者だけどさ、まあ――ここだけの話、実況とかどうでもいいんだよね。ゆるくゲームができるだけ幸せ。ゲームが楽しければそれでいいんだよ」
***
この時、Xのソロ配信は2か月目に突入しており、2日前の配信でも7時間半を超す深夜配信がなされていた。気が抜けていたのか、あるいは思ったことがすぐ口に出てしまう性格が祟ったのか……。
上記の「配信者だと思ってたの?」発言に関して、ファン層の中でも騒動となり、それに対して後日、配信の冒頭にて、笑いながらこう弁明している。
「おちゃらけのつもりだった」
「冗談だよ」
「つい口が滑っただけ」
「気にしないでほしい」
その後、視聴者からの擁護的なコメントを拾い、その返答をするだけの放送が続く。
ゲーム配信に移ると二千人いた視聴者の大部分――千二百ほどが退出。熱狂的な信者たちが見守る、長時間配信が垂れ流されることとなる。
この頃から、ネット掲示板にて建てられた「Xアンチスレ」が活発化。スレは次々消化され始める……
---
***
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≪「Xアンチスレ」注意事項≫
このスレはXを語る本スレではありません。Xアンチスレです。
Xについて「面白い」「素晴らしい」「稀代の存在だ」以外のコメントをしたい場合には、このスレに書き込んでください。
アンチスレはもともと、
「Xに『面白い』以外のコメントする奴は全員アンチ! アンチスレ立ててやったからそこにいけ!」
――というX信者の声明により、ほとんどの方が移住したスレッドです。
なので、このスレはX信者のみ出禁です。本スレに帰ってください。
※ アンチスレなので、少なからず憶測で喋っている部分があります。ネットリテラシーの低い荒らしや、誹謗中傷を書き込む野郎は無視推奨です。反応する奴は総じて荒らしか、内部分裂を企んでるX信者です。注意しましょう。
***
202X年7月22日 午前9:30頃 「Xアンチスレ」にて。
「Xアンチスレ」には今日も、Xの生放送を観覧した匿名の書き込みがスレッドに書き込まれる。その殆どは愚痴や雑言で満たされていた。
「昨日の――いや、今日か?――生放送の奴、頑張って最初の5分だけ見たんだが、やっぱりクソつまらん。これが5時間もあるとか拷問なんだが」
「同意。俺も一回アーカイブ見たが、トークはつまらないうえに自分はいきなり笑いだして視聴者置いてきぼりだからな。何も面白いところはなかった」
「面白いところあった?」
「終盤以外は全部飛ばしていい。最後のピロートークだけ見どころがある」
「詳細」
「Xの本音をポロっと吐き出してる。『ゲーム実況はゆるくやりたい』んだとよ」
「Xがいう『ゆるくやりたい』発言ってさ、実況とかやらないし配信とかしないし、視聴者のこと全く顧みないで面白くする努力もしない延々とつまんないう〇こ垂れ流し放送しとくけど、金稼ぎだけはやらせてねーってことだろ。クソ屑じゃん」
「もとからだぞ。知らなかったのか」
「そもそもの話、こいつのソロ配信とか求めてたやついた? X卒業後、待望の配信って感じで垂れ流すけど、そもそも平日深夜に徹夜放送なんてニート用かよって思うわ。長げえし、面白くもねえし、実力ないし、何なのコイツ?」
「昔からクズ野郎だと思ってたが、まさかここまでクズだとはな」
「信者がクズ化を加速させてるからね。
アンチスレが建てられる前にXの本スレでさ、Xの動画を見た俺が普通に『面白くない』って感想言ったらどう反応したと思う?
『面白い以外のコメントする奴はアンチ! アンチスレ立ててやったからそっち行け!』
だってよ。面白い以外のレスができないならアンチでいいわって信者がキレ散らかした結果、本スレは廃墟スレになった」
この投稿コメントの末尾に、同ネット掲示板内最新のX応援スレである本スレのURLが貼られる。
最新は『X卒業を語るスレ2』で、投稿されたコメは100すらない。既に過去ログ倉庫(上限まで投稿されたスレッドまたは一定時間内に全く投稿されなかったスレッドが、半永久的に保存される場所)に移動されている。
「今ではX信者がここ(アンチスレ)に来て、叩きにくる始末。X信者こそ害悪だよ。注意喚起も無視するしな」
「害悪が集まってる親玉はもっと害悪だけどな。多額の契約金につられて、“ミリオンdeil”の公認配信者になったんだから」
“ミリオンdeil”公認配信者とは、動画プラットフォーム“ミリオンdeil”の運営者および企業と契約を交わしている配信者のことである。“ミリオンdeil”内の配信者人気ランキングの上位3位以内を半年間キープした場合のみ、晴れて“ミリオンdeil”から公認配信者になることができる狭き門だ。公認配信者になると時給が発生――時間単価は秘匿――し、生放送アーカイブやサブスクリプションサービスが解放される。
また、“ミリオンdeil”自らが外部の有名配信者を「スカウト」し、公認配信者として看板を授けることもあるようだ。Xは後者のタイプの公認配信者であり、噂では多額の契約金が支払われたのではないかとのタレコミがある。
なお、“ミリオンdeil”は日本国内の企業ではなく中国企業で、数年前に日本へ参入してきた新興企業であることも付言しておこう。昨今の情勢より中国企業は勢いがあり、多額の資金でもって別の動画投稿サイトから人を引き抜くという強引技で、多少のルールは目をつぶってでも、ゲーム実況界を牽引したいという姿勢を崩さない。
「でもX本人は言ってたじゃない。公認だからといって契約金は貰ってないって」
「建前だろう、どうせ。5月末に“つべ”でチャンネル作って、2週間足らずで
『“ミリオンdeil”の公認配信者になりました。みんな応援してください』は突拍子すぎる」
「突然だったもんね。『デンツー』でも絡んでるもんかと思うぐらい、スムーズなムーブだよね」
「中国企業だからと言って、“ミリオンdeil”の公認配信者になるのも段階っていうもんがある。
“慧眼グルド”を卒業したのは5月上旬。“つべ”を開設したのは5月下旬。で、“ミリオンdeil”の公認配信者を発表したのはその2週間後の6月。で、Xの古巣である“慧眼グルド”の活動再開告知生放送が6月26日にあり、それに反応した『真面目なお話』――消されちまったけどな――生放送が29日……ここまで2か月しか経ってない」
Xが“ミリオンdeil”の公認配信者になるなら“つべ”はどうして開設したのだろう。
昨今の動画サイトの中では今波に乗っている動画配信サイトである“つべ”は、主に視聴者の視聴数(再生数)と動画視聴前に30秒程度の短い広告を入れることで投稿者および配信者に収益が付与される。一方“ミリオンdeil”では広告はなく、すべての動画投稿者が収入をもらえる資格があるわけではないことは事実だ。“つべ”のように広範囲に対象があるわけではなく、特定の上位陣か、“ミリオンdeil”直々に「スカウト」された公認配信者だけ時給が付与される仕組みを取っている。
公認配信者になると配信ノルマが付与されるといううわさがある。月50時間だとか、月25日以上だとか、定かではないが、動画投稿サイトを並行してできるほど甘いものではないらしい。となるとどうして“つべ”でチャンネルを開いたのか?
――無料で配信でき、無料で視聴でき、さらにサブスクリプションも投げ銭機能もある。だからか?――いや、それらの要素はすべて“ミリオンdeil”でできる。ただ“ミリオンdeil”は小規模の界隈なので人口が少なく旨みもない。でも、Xは公認配信者になった――それも突然。
“つべ”1本でやればいい。だが、Xはそうしなかった。
“ミリオンdeil”から何かを提示されたので、そちらに移ったのだ。なぜ? それは多額の契約金ではないだろうか。
Xの行動に不可解さが募り、アンチスレはますます活況を呈する――。
約4000文字
3「8月10日」
202X年8月10日 午前。動画投稿サイト“つべ”にて、1本の動画が投稿される。
タイトルは『今密かに話題沸騰中! クッションの穴にテニスボールを入れるゲーム やってみた』。
『動画内容詳細』
タイトル通りである。痔緩和用の円形で黒いクッションが床に置かれており、中央に開けられた穴に向かってテニスボールを投げ入れるというもの。再生時間は7分もある。
概要欄にはこう記載してある。
『意味のないことを楽しい時間に変換する――これがうちの暇つぶしだ!』
※202X年4月2日にて、Xアカウントの動画投稿機能を用いて投稿した動画のノーカット版です。
この動画の公開コメントを以下に載せる。
・何を見せられているの……?
・需要が分からん。どこ層を狙っているんだ?
・ボールがバウンドする時はとても煩い。でもXの声は小さい。調整してほしい。
・ゴミゲー。
……など。
これを視聴したアンチスレの反応を以下(「」内)に載せる。
(かなり見どころのない動画だったため、暴言注意)
***
「ねえ、クッションの穴にテニスボールを入れる動画みたけど、あれ7分もいるか? 3分位に圧縮しろや」
「3分も見てられねえわ」
「10秒もいらん」
「てか、あれ撮ったのって4月って書いてあるけど、その頃ってXが病んでた時期と被るじゃん」
「だよな、俺も気になったわ」
Xが今のソロ実況をし始めたことの発端は、“慧眼グルド”というとある有名動画投稿者兼、ラジオ風生放送配信者グループを卒業したことである。
“慧眼グルド”は日本のゲーム実況界の黎明期を支えた立役者のうちの1つで、結成以来Xは12年前から活動を続けている実況界の巨匠とも名高いグループに所属していた。グループといっても集団という意味ではなく、実況は2人組のコンビで行っており、その凝縮された笑いのエッセンスと中毒性のあるクオリティの高さから、近年話題沸騰中のゲーム実況ジャンルにて再生数ランキング1位の動画『大乱闘ましゅーず!』は金字塔であり、少なく見積もっても1700万再生はゆうに超えている。
Xはその2人組の一人であったのだ。
ただ、2人しかいないコンビであるにもかかわらず、Xも、その相方であるYも笑いにストイックだったため、活動年数にしては投稿した動画本数は少なめ。5年前から月額有料チャンネルを開設し、週に1回のラジオ風生放送配信を行い、引き続き動画投稿も継続。しかし、30半ばを過ぎて、そのストイックな配信スタイルが牙をむいた。
先にXの精神に不調をきたし始め、ついに202X年1月にXが疲労で入院したという衝撃的な知らせが発表、ファンを震撼させる。Xは4月上旬まで休養に専念し、徐々に生放送に参加するなどして再び日常に馴染んできたかに思えた4月26日、Xの口から“慧眼グルド”の卒業を宣言する。翌月5月2日にはX卒業ライブを敢行し、Yとともに温かく彼を送った――という経緯(いきさつ)がある。
“慧眼グルド”卒業後、今までの活動がストイックだったためか、固く守っていた過去の信条に反発するかのように現在は“つべ”・“ミリオンdeil”双方の概要欄には「実況としてのゆるさ」を掲げて活動を行っている。
「結局ノイローゼって言って“慧眼グルド”の生放送休んで養生してたのに、その裏でこんなつまらない動画撮ってたんだな」
アンチスレには、なおもXが投稿した動画の批評が流れた。
「動画から迸るクソさと相まって、新たなクソ要素が発掘されるなんて朗報じゃねえか」
「満を持して出した感が強いのは分かるが、あんな中身のない動画を今まで温めてたとは思えん。アップする動画が思いつかなくて、つなぎとして新たなう〇こひねり出した感じじゃないの」
「長い、つまらない、聞こえないの糞三拍子揃ってるXさんの動画。
まあ、配信者じゃないからねwww。
ただのおっさんの独り言プレイ動画だから仕方ないよねwwww。せめてアーカイブは何回も再生できるんだから、今の視聴者の総数をぶち抜くくらいの再生数いったれよ信者さんwww」
余談だが、“ミリオンdeil”生放送配信時の視聴者数は平均して800を超えるかどうか。
そして、動画投稿から7時間が経過した段階で、この動画はわずか23回しか視聴されてなかったという。
当時のファンであるX信者――Xアンチと対比して熱狂的過ぎるファンのことを『X信者』と呼んでいた――の数を露骨に示した、何とも言えない再生数である。
4「8月16日」
Twitter
202X年 8月16日 午前10:23 垢名:「Xの先駆者」
嗚呼……早く言いたくてしょうがない…………っ!
202X年 8月16日 午後0:21 垢名:「Xの先駆者」
前々から考えていて今日の18時に報告しようと思ったんだけど、もう我慢できない!
23日の18時から“つべ”にて『大乱闘ましゅーず!SP』配信します!
詳しいことはまた追って報告します!
今から練習せなあかん! アカンでぇー!!
5「8月21日~22日」
5-1)8月21日 配信告知
5-2)8月22日 ホラゲ生
1)8月21日 配信告知
***
202X年 8月21日 午後7:36 垢名:「Xの先駆者」
配信告知!
明日19時より、いつものメンツ(X・A・G・P)で、「○○ホーム(F版)」をやりながら飲み会を慣行したいと思います。
皆様奮ってご参加のほどよろしくお願いします!
(配信プラットフォーム“ミリオンdeil”のURL添付)
2)8月22日 ホラゲ生
202X年 8月22日未明。ゲーム放送にて。
≪生放送描写≫
ホラー生放送配信中、序盤のみXがゲームプレイ。
しかし、酒を飲みながらの配信で、徐々に酒の量が多くなり、「何か酔って来たわ」と半笑いで呟く。同席していた配信仲間であるG(配信前に事前にゲームをプレイし、既に三度ほどゲームクリアしている)の助言で進めるテイを丸々崩壊させてマイクを取り外し、Gにゲーム操作を放り投げた。その後、自身はGの隣でつまみを食べ始める。
生放送中のXは口調がどこか投げやりで、完全にホラーゲームに飽きたようだ。テキストも読もうとしないどころか、その場で大声の雑談をし、脱線させる始末。がりがりと咀嚼音を視聴者に浴びせ、ついには他のゲームの話で大盛り上がりし、ホラー色はどこへやら。終始仲間のプレイを邪魔する。
時々GがXにバトンタッチするが、ストーリーシナリオが把握できてないXのプレイはグダグダで、操作がたどたどしい。何をやるのかも全くわからずプレイしている風で、完全にGへバトンタッチ。
Gは四度目のゲームクリアを目指し、エンディングを目指すのだった。
そんな折、一つのコメントが流れた。
「Gばっかじゃなくて、Xがプレイしてよ」
「おれ? おれがプレイすると確実にダレるよw。
あ、もう酒がなくなっちまったー(↗)よ……ははは!」
Xは笑いながら答えた。
***
以下、この放送を見たアンチスレの反応を以下に載せる。
「こいつ配信舐めてるだろ」
「Xの雑談のせいでゲーム内容よく解んない……」
「何か生放送見に行ったけど、コメ欄荒れてるね。それは相変わらずか」
「経緯はよ」
「最初はXがプレイヤーになってたんだけど序盤でGに代わったよね。
Gは既プレイ者だし真面目だから、ゲームプレイヤーになるとサクサク進むからいいんだけど、Xがほんとに何様?――って感じでほんとイラつく。
『酒の量露骨に減らしてるよね、G』
と他人事みたいに茶々を入れてきて、『は?』ってなる」
「しかもさ、その前から、
『ちょっと酔って来たわ』とかぬかしやがって、Gの横で雑談しながらお菓子食ってるんだよね。一体誰主体の生放送か間違えちゃうな」
「Gさん可哀そう……こんな粗大ごみ級のゴミカスをリーダーに持って」
「しかも拒否ったらしいな」
「なんて?」
「『Xプレイしなよ』のコメントに、『ダレるよw』と半笑いで」
「じゃあもう配信辞めちまえよ」
「Xってゲーム好きじゃなかったっけ? いつか忘れたけどさ、死ぬまでにゲームを遊びつくしたいとか熱弁してたよね? 今の感じから見ると見る影もないんだけど。酒とお菓子食べ散らかして雑談してるだけじゃん。それってゲーム好きのゲーマーがやること?」
「まさかあらすじだけ知れてあとはエンディング見れたら満足なのか?
やりたいゲームがたくさんあって困る!――みたいなこと豪語してたけど、自分でプレイもせずゲームに展開あってもそっちのけで雑談してるし」
「ありえるね」
「おいおい、クソの垂れ流しの次は嘘つきか? Yの虚言癖が移ったのかよ」
「配信しかできないくせに、それすらできないとはね」
「そんなに酒が飲みたいなら、雑談配信とゲーム配信別にすればいいのに」
「リーダーが能無しだからしょうがねぇ」
「ほんと、ほんと。『アル中のこどおじ』とかもう笑えねえよ」
「今日の生放送含め、プレイ拒否も『XのThe失態案件』に加えとくわ」
「よろしく」
***
この時の生放送配信は5時間をゆうに超えており、視聴者はそれでも600人を保っていた。その後の配信でもXを含むメンバーの様子は以下のようだったという。
G:エンディングまで無事到達。ほとんど酒を飲まず、トイレ休憩は一回しか行っていない。
P:ゲームプレイはしていないものの、Gのゲームプレイを端で見て、時々Gの攻略の補助やテキストを読むなどしてフォローする。
A:同じくゲームプレイはしていないが、視聴者のコメントを拾って質問に答えたりして気を遣う。Xの雑談相手にもなる。
X:Gにコントローラーを渡して以降、マイクを外す。なくなるまで手許の酒を飲み干してのんだくれ、菓子を食べながら一方的に雑談。
エンディング到達まで3、4回席を外す。すべてトイレである。
そして今宵も夜は更けていく――。
インタールード「XのThe失態テンプレ」
アンチスレ「XのThe失態テンプレ」
クソ配信者()Xのクソムーブまとめ
※ 以下、特に断りがなければ、“ミリオンdeil”での配信・動画投稿時のクソムーブとする。
① “慧眼グルド”脱退・新天地“つべ”にて開設した翌月に、理由なく発信プラットフォーム“ミリオンdeil”の公認配信者公表。
② 第一回お気持ち配信(真面目なお話 6月29日)
③ 川魚稚魚リリースなしの釣り動画騒動・炎上(7/15~)
④「実況なんていいんだ。ゲームやらせろ」
⑤ ファンイラストをファンに無断で告知使用
⑥「配信者だと思ってんの、俺のこと」
⑦ 第二回お気持ち配信
⑧ X脱退直前期の長期休養は嘘?
⑨ もう告知しない発言(8月18日)
⑩ ホラゲ生Xプレイ拒否および泥酔炎上(8月22日)
① “慧眼グルド”脱退・新天地“つべ”にて開設した翌月に、理由なく発信プラットフォーム“ミリオンdeil”の公認配信者公表。
『概要』
5月2日に“慧眼グルド公式チャンネル”にて“慧眼グルドライブ”を敢行、Yとともに温かくXの卒業を祝い、5月28日に“つべ”にて無料チャンネル『Xの先駆者』を開設。ここがXの新天地となるだろうと注視していたファンだったが、翌月6月第一週にて配信プラットフォーム“ミリオンdeil”HPにて予告なく公認配信者になったと公表。Xの告知垢に、
「是非とも応援してください!」と、説明不十分で記載する。
公表直後に告知垢と公認配信者になった経緯を説明する動画を投稿。しかし、“ミリオンdeil”の仕様上登録すると退会不可(当時)になることを一切説明せず、困惑するファンが続出。また“ミリオンdeil”は中国企業が運営する配信サイトで、突拍子のないサイト移動で不信感が募ることに。
前時代プレッシャーから精神的に病んで卒業とされていたのに、公認配信者は厳しい配信ノルマが設定されていると暗に示しているように、“ミリオンdeil”に移籍した後毎回と言っていいほど長時間配信(時には飲酒しながら)を行う。
また、Xが抜けたことでY一人では手に負えないとサ終する予定(現在は既にサ終済)の、“慧眼グルド”が開発・運営していた有料オンラインゲーム“慧眼グルドオン”オープン最終日(5/31)に、X渾身の編集動画を投稿する。まるで自分はもう抜けたのだから気にしないという風に……。
これから一人で歩けるようになりたい。いずれ対等になるから――と、相方Yに伝えて清々しく“慧眼グルド”を卒業・独立したが、その言葉を翻すように友人(P・A・Gの3人プラスX)とグループ配信を行う。メンバーたちの詳細な紹介なしで、現在(8月)もXの口からメンバーかゲストなのかよく解らない状態が続いている。
公認配信者になってから“つべ”にて動画投稿回数が激減。
その代わり“ミリオンdeil”にて週2~3の生放送・アーカイブのアップが多い。生放送は深夜帯が多く、大抵日を跨ぐように配信時間が設定されている。配信時間は最低2h・休憩なしのぶっ続けであり、視聴者を度外視した配信が多い。最長で8h。オール(徹夜で朝まで)も珍しくない。
---
② 第一回お気持ち配信(真面目なお話 6月29日)
突然の“ミリオンdeil”公認配信者公表と、“慧眼グルド”独立後に独り後片付けを行っていた相方Y続投を受けて、荒れたアンチ界隈に『真面目なお話』を生放送配信。15分のみだが、リアルタイム視聴は8000人以上、動画アーカイブの再生数は1.5万人以上にものぼる。
『概要』:
これから話すことは例え話だと念を押し、
「前の職場のことは話さないほうがいいと思っている」
「誰も恨んでいない」
「前職の動きは見ないようにしていた(X垢のフォローは“前職”の一つしかなく、切ってない)」
「放送時間が被ったのはたまたま」
と、“慧眼グルド”からついてきた(引き抜いてきた)一部のファン層にしかわからないことを曖昧に話す。
精神を病んでいた(とされる)割に高頻度の配信を行ってきたことに対して、
「今は心身ともに元気」
「ちゃんと食べてる」
「放送や動画投稿をすることで元気にやっていると示したかった」と釈明。
→後日、楽しいチャンネルには残しておくべきではないとして予告なくこの『真面目なお話』のアーカイブを削除(7月3日)。
---
③ 川魚稚魚リリースなしの釣り動画騒動・炎上(7/15~)
ヤマメを三匹釣って食す釣り動画を投稿。
「あれ?毎日やれば食費浮かね?」という煽りコメントを概要欄に記載。
動画内では明らかに稚魚のヤマメを釣り、食べる。 リリースなし。
『概要・経緯』
魚を触ったあと手を洗う際、
「ちゃんと洗えよー、魚臭くて汚ったねえからさー」
という、編集動画にもかかわらず昨今の情勢とは真逆の、不適切な発言を残す。
1)不適切な発言とリリースなしに、釣り人や一部の良識あるファンからの指摘や心配の声に意に介さず、Xはだんまり。
「Xさんは釣りに関しては初心者ですから」と、囲いの信者はその一点張りで否定し続ける。
2)Xが夜中のゲーム配信最後にて弁明。
「北海道はリリースサイズ規定なし」
「食べてもOK」
「管理局に電話をし、許可をとった」
3)この発言を根拠にX信者が調子に乗る。釣り人に対し、
「Xさんは許可を取っています。ミリオンdeilという配信サイトでこう仰ってました(URL)」と、一斉に擁護。
釣り人の発言は低評価押されまくって埋もれてしまう。 挙句釣り人に、
「許可とってるんだからお前らの負け」
などと煽るようなコメントをする。
4)ようやくXが概要欄にて、
「本動画は事前に河川管理局へ確認を行った上で撮影しています」
「地域によってそれぞれ独自のルールが敷かれているようです」
などと、許可取得済みであると記載。また、
「今後も気をつけたいと思います!」
と、末尾に自分の言動・態度には問題がなかったかのようなコメントを追加。誠意ある謝罪はなかった。
5) 一連の騒動とXの不適切な対応から、初めて動画を見た釣り人や新規層、一部のファンが、X配信の民度の低さに呆れて去る。
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④ 「実況なんていいんだ。ゲームやらせろ」
『概要』
オンラインゲーム配信にて、友人Aと話しながらのチーム戦なのに、なぜか自分の声しか配信に乗せず、視聴者にはかなり解りづらい配信をする。 その際、視聴者からの、
「何をやってるか分からない」
「ちゃんと実況してくれ」のコメに投げやり口調で、
「『ちゃんと実況してくれ?(高笑い)』――実況なんてやってるか? ただ***(言葉にならない単語を叫ぶ)とかの断末魔を言ってるだけだから……配信なんていいんだよ。ゲームが楽しければよぉ。やらしてくれ、ゲームを」
と、Xは配信者にあるまじき態度で発言。
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⑤ ファンイラストをファンに無断で告知使用
Xの公式アカウントにて、X好きファンイラストを無断転用する。イラストには一切コメントせず配信時間告知に無断で使用。引用URLなしのため、無断に近い。元イラスト作成者は困惑するが、ファンだったため大事にはせず。
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⑥ 「配信者だと思ってんの、俺のこと」
ゲーム配信終了後の雑談中。
「プレイ中喋り続けてほしい」のコメを拾い、
「難しいね、ゲーミング無言入っちゃうね」
と反応。続けて、
「配信者とは思えない(回答だ)」との突っ込みには半笑いになり、
「俺のこと配信者だと思ってたの? (ゲーム)プレイをウェブに流してるだけだよ」と発言。
その後、Xの発言によって視聴者の空気を乱したことに気づかず、ゲームのことに対して熱く語り、場を濁す。
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⑦ 第二回お気持ち配信
投書箱に届いた意見についての雑談配信。
②のように真面目な雰囲気は一切ない。
『概要』
⑥で言ってのけた「配信者だと思ったの?」失言の投書に対して、
「おちゃらけたつもりだった」
「冗談だった」と半笑いで弁明。
③のヤマメの稚魚に関して言及は一切なく、また投書箱を見た時の感想として、
『投書箱見たらアンチの(意見)も入ってて笑ったんだが……』と、本来放送内では不適切と思われる、実況者として言わなくてもいいことを冗談交じりに言い放ったことも芳しくない。
以後信者から擁護コメのみを拾うだけの放送が続き、ゲームを起動するとすぐに視聴者は数百人減った。
尚、⑥のアーカイブ投稿時、この発言は編集により巧妙に削除され、代わりに、
「いいえ、私は配信者であり、動画投稿者であり、先駆者です」
と、概要欄に意味深な記載を残す。
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⑧ X脱退直前期の長期休養は嘘?
アンチスレ民の考察、捜査のもとに判明。状況証拠に近い。
『概要』
Xの初期の動画(5月30日)前半部分、屋外での撮影部分にて、投稿日にしては枯れ木・落ち葉が多く、またXが長袖長ズボンの服装だったため、冬に屋外の撮影をしたという疑惑が浮上。
冬というと当時は脱退以前であり、Xは体調不良で長期休養期間(1~4月)だったはずだが、体調不良を名目に裏では動画を、それも現在の仲間と共に動画撮影を行っていたのでは、と話題になる。
また、初回動画投稿にしては現在のような凝った編集をしていないため、相当時間を使ってこの動画を作成したと推察。
今までの長時間生の連続や②で語った「心身ともに回復」発言が、実は体調不良で休んだのではなくずる休みに近い真っ赤な嘘ではないかと、アンチスレは辛抱強く応援していたファンを軽く裏切る行為に大興奮。
以後、脱退以前の活動にまで、根拠のない邪推が飛び交う。
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⑨ もう告知しない発言(8月18日)
Xの公式垢である『Xの先駆者』にて、
「生放送のアーカイブは告知しないで随時投稿していくことにしました。投稿や告知だけのアカウントって、なんかアレじゃん?」と、以後の告知を手抜きするかのような発言をかます。
アーカイブ告知をしない配信者を探す方が難しいのにその真逆を走る呟きは、まさに俺流()バンドマン。
少し前からXのフォロワー数が減り続け、10万切りまであと1000人と秒読みであり、Xが何らかの告知を呟くたびにガクンと減る傾向から、この告知なしクソムーブはフォロワー減に対する苦し紛れの対策(?)らしい。
だが、二日も経たず発言を翻し、今日まで告知なしのアーカイブ投稿は見あたらない。
また告知以外の話題作りのためか、ゲームバグを発見したらしく、バクの第一発見者として意気揚々と報告するも、有名バグで見事スカる(8月19日)。
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⑩ ホラゲ生Xプレイ拒否および泥酔炎上(8月22日)
この頃からXの友人を自称する3人組(A・P・G)がゲストとして登場・ほぼ固定化する。現時点での詳細は下部に参照。
酒を飲みながらの雑談風ダラダラホラゲ実況。
4人が、酒を飲み交わしながら全クリを目指すという、6時間以上にも及ぶ生配信にて、後半Xがプレイ拒否したというもの。
『生放送概要』
はじめはXが主体となってワイワイとプレイに参加していたが、酒の飲む量が増え、
「何か酔って来たわw」とにやにや笑う。中盤からはコントローラーをGに丸投げし、自身はAと関係のない雑談をして場を乱し始める。ホラゲをやっているにもかかわらず、全く関係のないゲームの昔話にまで雑談は飛び、完全にXを置いて仲間が実況をしだす。
(例)
「このバケツ(ゲーム内アイテム)はもう要らないかー」というPの発言に被せるようにしてXが、
「(Gと)初めて会ったときは、『なんだこいつー!』つって思ったんだよー!!」
と、“べらぼうに”・“何度も繰り返して”喋り続ける。
次第に入念なるリサーチを重ねたGが完全にコントローラーを握り、成り行きで4度目のクリア(Gの攻略アドバイスを聞きつつXが初見プレイをするという台本らしく、Gが生放送前に3度ほどゲームクリアをしているため)を目指すことになり、攻略メインではなく雑談メインの配信、つまり本当の「垂れ流し」生放送となる。
時に気を利かしてコントローラーを渡すも、泥酔気味で全くシナリオを追えていないXは、渡されたとしても何をするのかわからず、30秒ほどですぐGに返してしまう。
その後Xは全くプレイをしなくなり、ゲームの傍観すらしなくなる。他の仲間がゲームに奮闘したり、コメ拾い・音響調整をするなか、視聴者から、「Xもやってよ」と優しいリクエストされるも、
「グダる(からやだ)よw」
と笑いながら答えた(これがプレイ拒否)。
最終的にGとPが協力してエンディングまで到達。深夜帯にて大団円に終わるが、その間XはAと雑談しながら酒とお菓子をつまみ、大声で実況の邪魔をする。Xは少なくとも4度はトイレに駆け込むなどして、終始ゲーム実況者としてありえない行動を重ねる。
このホラゲ生垂れ流し実況(⑩)と、翌日のまっしゅーず配信実況(⑪)との落差が圧倒的に酷く、Xはゲームについて熱く語ったことなど水に流してしまったかのように、興味のあるゲームは意欲的に、そうでもないゲームは手を抜いたりすることが熱烈な信者の間でも衝撃的であった。そのため、土日だけでXのフォロワー数が200人以上減った。
5000文字
6「8月23日」配信前
0)SNS(8月21日)
1)チャット欄に対するアンチスレの反応(8月22日)
2)チャット欄の自治厨に対する荒らしコメント(8月22日)
202X年8月21日 午後11:46 垢名:「Xの先駆者」
またまた配信告知!
23日(日)18時から“つべ”の方で『大乱闘ましゅーず!SP』を配信します!
よろしくお願いします! 押忍!
(配信プラットフォーム“つべ”のURL添付)
***
――202X年8月21日。
“つべ”の方のURLをクリックすると、生放送が映し出される画面の横に、リアルタイムで上から下へとコメントが流れていっている。生放送用のチャット欄が解放されているのだ。
生放送が映し出される画面にはサムネイル画像が添付されており、微動だにしない。
画面下に記載された生放送のタイトルは『ましゅーずSP配信! 元全1トカゲ使いのX登場!』。だが、この生配信はあと2日待たなければ始まらないのだ。にもかかわらず、チャット欄がせわしなく流れている。どうやら50人以上が待機しているらしい。さすがはマーケティングが広大無辺な“つべ”である。
最初は応援コメントや期待感溢れるコメントで埋め尽くされていたが、日を追うごとにチャット欄は暴言と愚痴、謝罪の言葉が流れ、下に落ちるスピードが加速する。やがて不穏な空気が流れて行って――
---
1)チャット欄に対するアンチスレの反応(8月22日)
「おい、見たか。“つべ”の方のチャット欄」
「めっちゃ荒れてるな」
今宵もXのアンチスレでは汚い言葉で満たされた匿名コメントが、スレッドを連ねていく。
「X信者がチャット欄に居座って、自治厨してるわ」
「『チャット欄でのなれ合いは禁止‼』って言ってるね。じゃあ何話せばいいんだよってなるよな」
どうやら今回のお題はチャット欄にて暴れている(らしい)X信者の醜態で、酒のつまみにするようである。
「『ましゅーず!』全1の定義について、とか?」
「わろける」
「生放送は30時間以上後だぞ。持つか?」
「そういえばって当たり前だけど。全1ってわざわざタイトルに書いてる時点でもう過去の栄光に縋り付いてるじゃん? 独立してから心機一転頑張りますじゃねえの?」
「少しでも再生数稼ぎたいんだろ」
「でも、今まさに信者が新規古参ともども追い出してるけど……」
「当分Xは気づかないよ。今“ミリオンdeil”で生放送やってるから」
「何やってるの?」
「みて来いよ、つまんねえから」
「昔のホラーやってる。生放送だってさ。今は泥酔配信してるよ」
「ゴミカスだな。見てこよ」
「ところで、ねぇ。明日の『ましゅーず!』どう見るみんな?」
「失敗する」
「大失態犯す」
「失言多数、VIP上がれず、『いや練習不足だったし!』と言い訳生放送」
「……ですよね」
「視聴数どん位行くかね? 俺1万」
「そんな行く? 6000が限度じゃね」
「5000切ったらやべぇな」
「やばいだろうね。さっき見てきたけど“慧眼グルド”の金字塔動画は1700万再生突破……あ」
「じゃあ、その1万分の1にしよう、1700――うん、今の『ゆるく』が信条のXには妥当な数字だな!」
その後、アンチスレはまったく別の話題が投下され、この検証で大いに盛り上がった。
---
2)チャット欄の自治厨に対する荒らしコメント(8月22日)
(Xが“トカゲ使い全1”に対しての煽りコメント)
おいおい、X信者さんw。『トカゲ全1』だなんて言葉、そんなの過去の出来事だろ? 肝心なのは今なのよ。全1とかいう古臭い呼び名はなしにしてさ、今風に言おうぜ、今風にさ。
今作の『ましゅーず! SP』にはオンライン対戦ってのが搭載してあって、ネット環境があれば古今東西の強者と対戦ができるわけ。遠征とかいう面倒な時間を短縮して、その場でリアルタイムに近い雰囲気で格闘ゲームができるのさ。で、その広い戦場を勝ち上がった上位3%しか付与されない称号がある。解るよね?
そう、それが“VIP”――ねえ、なってないんでしょ? 概要欄見たらさ、これから取りに行くって書いてあるし。
それにさ、揚げ足取るようで悪いんだけどさ。Xは昔の大会で優勝したとは公言してないし、参加したとも言ってない。オンラインが復旧する時代以前に活躍したとはいえ、そもそも『トカゲ使い全1』ということ自体自称である可能性もなくはないし、確証もない。だから俺たちが、
「ねぇ、ほんとうにXは『トカゲ全1』なの?」――と、疑問を投げかけてもはっきり言い返せない。そんなにとげのある言葉を使ったところで意味はない。あんま無理すんなよ。
信者さんがこのように自爆するのは頭がバカだからなのかな? 頭先駆者かいw、自爆が趣味のX信者様の囲いの人はさぁ。
やっぱ頭おかしいな、X信者は。昨日は『チャットはファンが楽しむための場所』つって新規追い出してたヤツいたし……ファンがファンを追い出す状況のおかしさってーのはないよなぁ。
……そういえば、さっき終わった垂れ流し生放送でこう締めくくってたっけなぁ。
『Xさん泥酔しなくてえらい!』って。37のおっさん相手に何抜かしてんだ? あれはどう聞いても泥酔してるだろ。意識朦朧でゲームできてないんだからさ。推しの実況者だからってそんなに甘く接してたらいつか痛い目被るぜ? 黒歴史な頭痛い痛いコメント作っては投げるを繰り返してると、脳みそ解けるよw
最後までぐでんぐでんに酔っぱらってたし、コントローラー放り出してぐだってたしな。
――しかもだ! そのゲーム、配信禁止のゲームをやったという冗談みたいな失態を犯してんだよ、君らの教祖様は!
メーカー様に許諾なく配信する――『無許可配信』はもちろん違法だよ。昔のゲームだからって『著作権侵害』してて許されるんですか? 無断配信して金貰っても、信者はだんまりなのはなぜかなぁw。ここに出張しなくていいんで、さっさと現実世界に出張していけよ(笑)。
飽きてグダって泥酔って……そんなゲーム選ばなきゃいいのにな。
7「8月23日」配信中~直後
⑪.2・1 まっしゅーず生配信中(8/23)
1)『ましゅーず!』生配信冒頭
2) アンチスレの反応(生配信中)
⑪.2・2 アンチスレの反応(配信直後)
⑪.2・1 まっしゅーず生配信中(8/23)
1)『ましゅーず!』生配信冒頭
202X年 8月23日 夜 生放送冒頭
X「あー! あー! 聞こえますでしょうか?」
A「もしもーし、あ、聞こえてるみたいですね」
X「どうもこんばんは! わたくしXと申します。今日はですね、あの大人気ゲーム『大乱闘ましゅーず!SP』をプレイすることになるんですけど…………ええ、今日は私のほかに愉快な仲間たちも来てくれております! じゃあ紹介します。P、G、Aです!」
P「よろしくお願いします」
G「……」
A「どうもー」
X「じゃあ、もう始め――」
G「音でかい? ゲーム音結構下げたけど……」
X「えーと、今日はですねー、概要欄にも書いてある通り――」
A「音とかどうでしょうかねー、皆様がたー」
G「声大きい、ゲーム音小さい。だってP」
P「あ、今ゲーム音わざと下げてます。自己紹介が先かなーって。あと声ね、一段階ずつ下げるよー」
X「最初にチーム内で、まあ、肩慣らし的な意味合いでやってから、温まってきたところで俺がVIPを目指す――というシナリオで行きたいと思います」
A「だから。前半後半ともオンラインに潜るってことだね」
X「そうだね」
A「え、えー……今画面キャプチャしてある通り、最初のチーム内戦闘ではこのような条件でやっていきます。もちろんオンラインマッチングで、チームはX固定の、あとの一人は、まあ……俺たち愉快な仲間たちで交代しながら……」
P「今これ映してるってことは、要するにこの条件でやっていけばマッチングしやすいってことだよね」
X「まあ『しやすい』ってだけの気休め程度だけど……手合わせできたらよろしくお願いしますね」
A「じゃあ自己紹介しますか」
X「自己紹介っ!(なぜかここだけ張り裂けんばかりの声量で)……まあ、自分はもう……」
P「じゃあ僕から。えーっと、自分は……昔、Xと路上バンドを組んでた初期メンバーで、そのまま解散までXとつるんでたPと申します。今は、この通りXに呼ばれて配信のお手伝いをしている感じです」
X「そして!」
A「そして! どーもみなさま! Aでーす! Xのガチ友達でーす! ――以上!」
G「……Gです(小声)」
XAP「テンション低っ‼」
G「いや、これでいいんだこれで」
X「……じゃ、これでいいかな紹介は」
A「短けーな!」
P「まあ、“ミリオンdeil”でもちょこちょこ出てるからね僕たち3人は。今更自己紹介も必要ないでしょう。Aは初回動画に出てるからね」
A「そりゃそうさ! 俺のおかげであれが20万再生を約束したようなもんだからな!」
G「Aの名も『ましゅーず!』では知れ渡ってるしね、『64大乱闘ましゅーず!:サル使い全1』って」
A「一部だぞ、一部の熱狂的ファンの、そのさらに極一部だかんな!」
P「それでも知れ渡ってたじゃん。今でもAって調べると動画がひょっこり出てくるくらいに」
A「まあな。それは否定しねぇよ。でもいまはもうぺーぺーさ。だって社会人だし、とんと触ってないし。
あの頃の時代はオンライン対戦とはなかったから、まあ、ほんとに『現地集合現地解散』みたいな感じだったし。それにサルを使い始めた理由が、一番性能最弱で誰も使わなかったから、じゃあ使おうっていう、まあ……可哀そうだったからってだけで――」
G「要するに誰も使わなかったから『サル全1』なんでしょ」
A「言いかたよ! ほぼ合ってるけど!」
P「全1っていうと……あれ?」
X「……」
P「ちょ、ちょっといい? 皆さん」
G「はいはい」
P「あのー、僕『ましゅーず!』に詳しくないんですけど、ちょっと気になるところを見つけたんですよ。この生配信の……このタイトルが『ましゅーずSP配信! 元全1トカゲ使いのX登場!』って……」
X「……www」
P「『全1トカゲ使いのX』っていう大層な謳い文句つけてますけど、え? 何ですかこれ」
A「――『元』ってついてるでしょうが!」
X「ほっほっほっほww」
G「元、だもんね、元」
X「ww……そうだよ『元』。しかも呼ばれてたのがAよりもさらにすごく狭い界隈で、一時的に呼ばれてたってだけだから」
P「……そうなの?」
X「だから、そう! そんな『元全1トカゲ使いのX』が今の『ましゅーず!』を遊んだらどうなるかっていう話だから! まあ、過去の話は一旦、置いておいて……どこまで通用するのかなっていう、言っちゃあれなんだけど育成シミュレーション……的な感じで見てくれたらいいかなって――」
P「なるほど、今日から頑張るわけだ」
X「そ。最近全然触ってなかったから。で、まず! 俺一人が潜るのってあれじゃん? まあ、これが始まる前にAと3時間手合わせして大分体はあったまってる感じだけどさ、いざってなると話は別だからさ……。
だから、配信の肩慣らしとしてまず、チームを組んで、良い感じに体が温まってきたなぁってなった時に、まあ、本番のVIP昇格――」
P「『じゃあ全1じゃねーじゃん』て、コメで来てるけど」
X「www」
G「確かに、そうなると全1の全って何?――ていう話になっちゃうもんね」
P「でも、今聞いた感じからすると『自称』ではないさそうだよね。周りから……」
X「うんまあ、そうだよ。周りが、こう……煽てられたっていう感じで、それはまあ……」
A「え、その時Xは天狗にならなかったの? 『俺が全1だぁー!』みたいに」
X「……『うれしいなぁ』とは思ってたけど」
A「『いやいやいや、そんな事ないべぇ』――みたいな感じ?」
X「そうそう! そんな感じ!」
A「言うよね! そりゃね! そんなの言われたらね!」
X「……うん……謙虚……うん……じゃ、そんなところで、やっていきますかね」
A「じゃ、最初のチーム戦は俺が入るねー(キャラ選択中)」
G「まあ噂が独り歩きしてただけで、結局ガセってことでしょ」
P「折角ぼかしたってのに、いうなってw。――おっ、Aは子ザルで行くの」
A「最初はね。まあ『昔取った杵柄』よ」
P「サルつながりってことか。で、Xは……ワニ?」
X「そう! 今練習した中で、一番のキャラよ!」
G「……ふーん」
P「トカゲ使い全一(小声)……あ、ワニもトカゲっぽいもんね。あとみなさま始める前に一言注意がありまして。対戦相手の悪口だけは無しでお願いしますね」
A「Xの悪口は?」
X「バシバシ来いよ。気にしないから」
P「満場一致みたいですね」
(ローディング画面の後に相手の対戦相手の名前とキャラクターが映される)
A「お、来たねぇ。『~~さん』対戦よろしくお願いします」
X「お、機械人形か! いや~戦いにくいんだよね」
G「俺コメ読み担当で」
P「大丈夫? 昨日えらく長くまでやっていたみたいだけど……眠くない?」
G「さっきまで寝てたから大丈夫」
(戦闘開始序盤)
A「あ、やっぱりラグが……」
X「ラグ……あるね」
A「まあ、これもオンライン対戦では一種のハンデってこと――え?!」
X「うわー!! すごい……ラグってるぞ……!」
A「止まる、止まる…………止まったー!」
G「事故ったぞ」
P「なーんか嫌な予感がしてたんだよねー」
A「ああー! 止まったー! 完全に止まったー!」
P「いったん切りまーす」
***
この後、5分ほどで配信は再開。チーム戦とVIP昇格対戦もつつがなく終わった。
この生配信での最高視聴者数は4000を超えるかどうかという具合である。
ちなみに、配信冒頭で予防線をふんだんに張っていたXであるが――アンチスレの予想通り、VIPにはなれなかった。
---
2) アンチスレの反応(生配信中)
「伝家の宝刀を手に取ったことでついに天井と底が見えた感。まあ、健闘したんじゃない? いつもは来てもギリ600人位でしょ?」
「蓋を開けてみれば棒の切れ端だったけどな。リアタイの視聴者は4000弱か? 誰だよ、一万はゆうに超えるとか言ってた奴。半分すら超えなかったじゃねぇか」
「Xはお荷物でも、意外と不快感はなかったよ。Xお得意の失言なし、酒飲みなしだったから。一時VIPに上がったから一応の見せ場も作ったでしょ。笑いどころはなかったけど」
「不快感って、序盤に回線ダウンしただろう? 忘れてんじゃねぇよ」
「それに失言なしってか、終始だんまりプレイだったからな。これで失言でたら人生辞めた方がいいレベル」
「フォロワーは減り続けてるね」
「ふつう減るか? このゲームやってて、微増どころか激減って」
「10万切るまであと300か。5月にやっと10万いったばかりなのにな……」
「なあ、客観的に見て今日のXは上手かったのか? VIPレベルになると動き読まれまくってフルボッコにされてたけど」
「タイトル詐欺」
「昔より圧倒的に下手」
「一般人レベルだったよ」
「仮に口下手で沈黙配信でも『魅せて』くれれば文句はないけど、一般人レベルで奇声あげて、言葉しゃべれないって……どうなの?」
「ひどいのは操作中全部人任せだったこと。
音量調整はPとA。試合中はX以外の3人+αが実況解説・コメ拾い。
リアクションもA任せ。最後の4人対戦でもPが勝利して元も子もない。
オチはGの『悔しい!』の一言。Xの活躍どころは、他の人が解説やコメントの質問に答えてる時に被せて、今は拾わなくていいコメ拾ったりプレイの反省点呟いて他の人の言葉を掻き消してほんと邪魔でしかなかった。
空気ではなくマジでいない方がいい。昔取った杵柄で、ご自慢だった唯一の魅せプレイも色褪せてて特に上手くも魅力もなかった。
他3人はもうVIPらしいのに、『さっき俺VIPとったから! 元VIPだから!』とかイキって、それもスルーされてたし」
「あれは哀れだったね……」
「でも、これに味占めて近いうちにまたやるだろうな」
「味占めてる? この程度で?」
「いつもの約7倍の集客率だからな、そりゃするだろ。でも『元全1トカゲ使いX 生配信!』ってタイトル詐欺っててこれだもんな。結局トカゲ使わなかったし」
「3か月でこんなにも堕ちるもんかね。
事実全1については否定してたし、X全1説は只のネタ。仮に全1でも雀の涙7滴じゃな」
「全1のくだりマジでダサかったな。そのくせ実力派4人の一番下とか痛い痛い。『視聴者をぼこぼこにしたい』と息巻いてたのにな」
「タイトル詐欺はともかくとしてだ、『全1』の立場をどうしたいのか本当分からんわな。あれだけサムネやタイトルに組み込んで視聴者を煽るだけ煽っといて、後から必死に予防線張るの、プライドもへったくれもねぇだろ」
「Xの全1って検索すると、ウィキとかまとめサイトとかにでかでかと全国一位の使い手だって書いてあるのに、今更『はい嘘でしたー』はないべ」
「蓋を開けてみれば、全1が独り歩きしたってことか……。まっしゅーず配信、次からはX抜きでやった方が再生数伸びるぞ」
「むしろ三人でグループ作ったほうが人気出るまである」
「ねえだろ」
「ないない」
「そりゃ、Xと比べたらいいだけで、冷静に見たら配信者としては一般人に毛が生えた程度だろ」
「でもなぜだろう。このスレにX以外のメンバーの悪口は全く書かれてない。Xの批判・批評ならいくらでも出てくるのに」
「三人はいい人だからね……」
「そんなことはない。既に香ばしい奴はいる」
「まあ今までの配信の中では一番見れるレベルだったな。前職場()と比較したら雲泥の差だけど」
「ここから先は他メンバーの活躍次第かな。3人が割と落ち着いた感じだし、声は張らないまでもコメ拾いながらちゃんと実況するし。静かでもゲームの醍醐味を伝えられるんなら受け入れられる可能性は十分ある。
Xは……うん」
「こうして終わってみると、いかに昨日のホラー生が酷かったのがよく解るな。明日の生配信にだけ意識を集中しすぎてて、前日はやっつけ仕事」
「なお、Xの実力は三回もロケハンしたGよりも下手だった……と」
「そして3人はXの興味薄なホラゲ配信で過疎へ逆戻り……と」
---
⑪.2・2 アンチスレの反応(配信直後)
「ホラゲとは雲泥の差だな。こんな配信がやりたかったなら、そら元相方とはうまくいかないよなw。てか喋らない他人に進行任せる、音調整もしない、これがゆるくやる! だって垂れ流し配信だからwとか本気で思ってんなら、まじで頭先駆者だわ。信者になると視野も狭くなるんだな」
「あの泥酔ゲーム拒否配信みて『これ』だろ? Xがゲーム楽しんでると思える奴とかほとんどいないだろ。盲目信者ですら、ホラゲで『あれ?』と疑問に思って、まっしゅーずで確信して失望爆発のコンボだからな」
「それでもXはそんな元盲目信者をアンチだと見えるわけだろ。”慧眼グルド”抜けてクソムーブしても根気よく応援してた信者たちは報われんな」
「何か、こう連続すると察するよな。まっしゅーず前夜のホラゲはノルマのために仕方なく『ゲームつまんねーなぁ』とか思いながら垂れ流し放送してたんだってな。せめて放送中はやる気出せよ仕事なんだから」
「ホラゲでの居酒屋配信で、開始早々Xが缶ビールプシュッ鳴らして『この音を聞かせたかったんだよねw』とかのたまってたけど、こちとら聞きたかねーわ。
お前がやりたいことはなんなんだ? ゲーム実況じゃなくて酒飲むことか? 泥酔するなら勝手にしとけ、配信せずにな」
「缶ビールの音でキレてたらその後の菓子の咀嚼音とか放屁音なんか耐えられそうにないな」
「バーカ、こちとら呆れてんだよ」
「ようX、今の気分いいだろう? だって独りよがりの実況してんだからな。仲間に迷惑かけて、ファンを裏切って食う飯は美味いか? ん?」
※まえがきの「⑪.2・1」「⑪.2・2」とは、アンチスレの「XのThe失態リスト」のことを指しています。あとで出てきます。
8「8月23日」配信から2時間後
アンチスレにて。
「ちょっと待て、“つべ”のコメ減ってないか? 更新すると数減るんだが……え、X、露骨すぎん?」
「おいおい、泥酔配信とプレイ拒否、タイトル詐欺に一般人実況()プレイに加えて、コメ削除までやりやがったのかよ」
「『このコメ消しで得られる評価』
①ファン 独立前の頃は好きだったけど、今のムーブは流石に……と、ドン引き。
②信者 目が覚めたぞ、こいつら応援するのは恥。アンチスレで愚痴るわ。
③アンチ やっぱXってゴミじゃん。
④新規 うわー、やべーなここ、囲いコミュかよ。
⑤ガチ信者 私のコメは消されてない!やっぱりあたし、Xに愛されてる!」
「いいこと何もないのにな」
「さらに閉じコン化するな。朗報だ」
「コメント消しは悪手中の悪手。ガイジムーブがすぎるから自滅してるわ。まじで草。
配信続けなきゃいけないのは契約と生活のためだろう? このままじゃ本当に破滅が見えてきたわ」
「Xって放送するたびに株を下げるよな。バカじゃねーのってつくづく思うわ」
「削除の合間中、コメント読んでてこんなのがあったぞ。
『今日のは楽しそうにやってたけど、なおさら昨日の放送がやる気ないんだなって感じました、二度とあなたの実況は見ることはないでしょう』
折角“ミリオンdeil”まで行ってXのこと応援していたファンが、苦言漏らしてて思わず同情したわ」
「それうp」
「行ったら消されてたわw」
9「『23日ショック』で狂う・狂われる者たち」
この「狂う・狂われるものたち」では、某ネット掲示板以外の“とあるネット界隈”にて吐露し始めた匿名アカウントを参考にしつつ、換骨奪胎し、再編集したものを紹介する。
なお、この中には鍵アカウントで呟かれたものを想定する
例えば一時的に公開コメントに移行したものを盗み見たアカウント、公開コメントで呟かれ、その後削除されたアカウント、新規作成してこれ以降呟かれなかったアカウントなどが混在して読者の眼前に躍り出る。第三者の特定を防ぐため、すべての事実を伏せて記載させていただく。あくまで現実の炎上騒動を参考にしつつプロットに落とし込んだ、フィクションとしての文体である。
ただ現実で起こった炎上騒動を参考にしているため、混同する読者もいるだろう。だが、作者が宣言する以上全体の5割以上が創作である(うち2割はプロットで、これは実際の炎上を参考にしている)ため、創作の延長線上の域を出ないことを理解していただきたい。
上記の通り、読者の方々はむやみやたらな推察などはご了承願いたい。ファンの悲嘆に『呑まれる』ことになるだろう。
9-1) 呆れる信者(8月24日)
9-2) 離れる信者(8月26日)
9-3) 傍観者 (8月5日~8月25日)
9-4) 観察者 (8月25日)
9-1) 呆れる信者(8月24日)
9-1) 呆れる信者(8月24日)
Xについての愚痴? 言いがかり?――を吐き出す。
見たくない人はごめん、スルーしてくれ。
X結局“慧眼グルド”抜けても支えられるポジション変わってないじゃん。
「いつかまた追いついて〜」みたいな啖呵切ってたのに、Xの中身が、
「配信どうでもいい、ファンはどうでもいいって思ってる人間」
だとは思いたくなかったな。
“Y”と“X”でラスボス感あったのに蓋を開けたら“Y”が全て仕切ってたお陰って……。Xのヤバさがあれくらいで済んでたとか、まじで知りたくなかった。
狂人の片鱗はあれど、まあXだし……で済まされてたあの時とはもう何もかも違うんだなぁ。
まずさ、投書箱出してそれ見たあとの反応が、
「アンチもいた」ってなんだ?
お前が直接アンチとか言ったらあかんやろ。
釣り動画のことは知識が足りないからなんとも言えんが、一昨日の配信はもはやXがおまけ。昨日も仲間なのか友人なのかすら曖昧な人間にプレイ以外任せっきり。
一人で頑張るんじゃなかったの? 依存先を“Y”から変えただけにしか見えない。
実況なんていいんだよ発言、配信者じゃない発言、馴れ合い禁止発言、お気持ち配信、例え話……他にも色々やらかしすぎだろ。
例え話に至ってはわかるけどわからんって感じ。
「恨んでない」って何?
お前が恨むって何?
お前の口から恨む恨まないって言葉が出てきただけで、こんな風に思うことはちょっと考えただけで解ることだろ?
“慧眼グルド”やめたのはお前の意思じゃないのか?――って。
お前の恨む発言で訳の分からない憶測を呼んで、挙句“Y”がお前を解雇したとかいう域にまで飛んでるんだよ。『言うに事欠いて』って言葉知ってるか?
元職場とか言うなら迷惑かけんな。
あと言動と行動を一致させてくれ。
「ギフト反応しません」からの「お気持ち配信」でありがとう。これは最悪わかる。でも、
「アーカイブうpツイはしません、それだけだとなんか『アレじゃん?』」からの
「ちなみにうpしてるのでよろしければ〜」
お前何がしたいねん! 混乱するやろ!
するならする! しないならするな! するんやったらやっぱしますって言えや!
行き当たりばったりでさ、少しは視聴者のことを気遣えや。なぁ、X?
オンラインでのゲーム実況でさ、ほかの先駆民だかただの友人だかと一緒にゲームすんのはこっちも見てて楽しいさ。チームプレイって奴だろ。
分かるよ、分かるけどさ、相手の話してることこっちに聞こえないまま続けるって、お前……どうして電車内で電話するの禁止されてんのか知ってるか?
お前が笑ってる時、こっちは何があったのかわからんのやぞ。
またファンもファンだよ。
「好きにやらせろ。嫌なら去れ」
「“慧眼グルド”の話はするな。荒らしか」って言い散らしてくんの、まじ気分悪い態度だよ。
「馴れ合い禁止〜」とか「“ミリオンdeil”のルール」とか持ってくんな。自治厨すんな。それ言っていいのはそれこそX本人だけだろうが。
「好きにやらせろ」はわかるし、「指示厨やめろ」ももちろんわかる。
わかるけどさぁ、そう言わないと音量調整すらまともにやらない。
実況者でありながらだぞ。
実況しない人に「もうちょっとコメント見て」とかすら許されない。
ほんと意味がわからない。
“慧眼グルド”に関して突っ込まれるのはもう仕方ないでしょ。だってトカゲ使い元全1のXって、もろ“慧眼グルド”にいた頃のXじゃん。その話をしないで、
「でも暗黙の了解なんですー」
……そりゃ通じるわけないさ。嫌ならさ、
「“慧眼グルド”とは関係ありません」って、ちゃんと書いとけ!
初見に暗黙の了解を察せとかアホじゃないの!?
仮に“慧眼グルド”は別の実況者です!――なんて言われても、“慧眼グルド”の最終回見てない人からしたらわかるわけねぇだろ。
そんなに(準)初見さんにも入ってもらいたくないってんなら、今後一切Xって名前使わんかったらまだよかったのに、Xがそれをしなかったのはなんで?
ゲーム中あまりうまく実況できないのも、発する単語が悲鳴だけなるのも、実況の向き不向きがあるから仕方ないのかもしれない。それで仲間呼んで、代わりに実況させるのも仕方ないかもしれない。
だったら友人にきちんと自己紹介させろ。今まで紹介すらせず、遮って話し始めたり、笑ったりしてごまかすな。
お前のチャンネルで頑張ってるのが「メンバーかですら怪しい友人達」ってどういうことだ? 毎回同じゲスト呼んでることになるんだぞ?
俺は本気でX派だったし、辞めた後も移って応援したいと思ったし、初期のバイオは面白かったと思う。
仲間が来たのも悪いことだとは思ってなかったよ、最初はな。
実写も茶番もそれぞれだし、そこも楽しい人に囲まれれば、そりゃ楽しいだろうよ。自分も楽しかったし。
……でもなんか一度冷静になっちゃうと粗が目立つんだよな。周りが見えてないっていうかさ。
応援はしたいけど、Xのやらかし酷すぎて言いたいこと吐いたわ。
あ――1番のやらかし忘れてたわ。
使っていいゲームと悪いゲーム、多分わかってあのゲームで配信したよな。それも“ミリオンdeil”でさ。投書箱にもその話は入ってるはずだ。ちゃんと探して読んだなら把握してるはず。
あのゲームを配信してギフトをもらった。その時点でもう擁護できない。
あのゲーム自体収益化するなと販売元が言ってる。“ミリオンdeil”の仕様上ギフトを切れない。
今までの行動と言動、その矛盾に腹が立つ。
すべてが矛盾してる……頑張れよな、X。
9-2) 離れる信者(8月25日)
ずっと応援したかったけど土日でわからなくなった。全部の動画を追えてたら何も思わなかったかも。今まで通り、Xのゆるさを全て受け入れ続けるべきなのかすらわかんない。
Xのこと、自分の中でどう決着付ければいいんだろう……。悲しさばかりが心のなかで反芻してる(朝からタイムライン汚し申し訳ないです)。
前々から言いたいこと、今まで秘めておいた思い、曝します。
私は今“慧眼グルド”(X脱退前のグループのことです)を追うので精一杯です。今まで創りあげてきた、そして新しい風が吹いてもしっかりしてるエンターテインメントの方が、ごちゃごちゃな私にはあっているみたい。
ねぇ、甘やかされてばかりじゃだめだよX。視聴者を蔑ろにするのも、耳触りの良い言葉だけを拾うのも、独り立ちとは程遠い……チーム(?)にいろんなことをサポートされまくってる現状もどうなのかな? 視聴者に要求することと己の言動に矛盾も多いし、もともと“慧眼グルド”にいたときはX派だっただけにXの変貌が悲しくて仕方ない。
比較的ヘイトを買いにくいPとAが、どれだけ頑張ってくれるかに今はかかってるけど、リーダーのXがちゃんとしないとマジでやばいよ。
楽しむことはよいことだけど、新規参入を許さない信者の統率はきちんととってほしいし、何よりホラゲ生配信のプレイ拒否はよくなかったぞ。
ねえ、X……?
楽しんでるところを楽しんでもらうコンテンツにきちんとなってますか?
ファンは――人は本当に楽しい方に集まるものだよ。
哀しい、悲しい……。
あっちの方もまだ手探りだろうけど、Xの代わりに入ってきた人も、手を抜いてる様子は勿論ないし、すごくエンタメだし、そういうところだよ。
楽しんでるところを楽しんでもらうっていうのは、実は凄く高度なテクニックが必要だと思った。自由にやれば良いっていうけど、それだけじゃ本当にダメ。Xと同年代だからこそ「なんで⁉」って歯がゆいことが多いし、もっとうまくやれる方法がある。ヘイトを散らす方法だってある。甘んじてないで、落ちぶれないで、這い上がってくれ!
好きだからこそ、今までため込んでた思いを投書する予定なんだけど、それをアンチから来たと捉えられたら、私って本当にもう無理なんだなって思う。けど、やれることだけやってみる。投書だけでもやる予定。
***
「好きなように楽しんでね~。俺も楽しむから!」
このスタイルこそが一番至高で、Xが勘違いしている目標で、視聴者や新規、そして私たちのような熱烈な信者を突き放す一番残酷な方法だと思うから。
私は投書します。
AとPにはほんっとに期待してる……!
お二方には申し訳ないけど、今の先駆チームを俯瞰で見てチームの基盤になって、Xにとって耳障りなことも言葉を選びながらでいいから助言して、良いチームになってください‼
ゆるくていいと思うんだよ。ゆるいの定義は人それぞれだと思うし。なめくじさんやらっぱさん(他の実況者の名前)のゆるい雰囲気は私も好きだし。
ただ、実況放棄とかプレイ放棄とかそういうのはさ、良くないよな~て、ゆるいとは違うよな~って……ああ、なんかもやもやする。
楽することと緩くやること、手を抜くことと楽しむことは絶対に違う。そこは切り離さないと、さ。
もし、本当に病気を患ってしまって……っていうことなら、ほんとにもっと間を開けてから活動再開すればよかったんだよ……。
こんなこと考えたくなかったけど、仮に病気が慧眼グルド卒業のための、口裏合わせの嘘だったとしても、やはりもう少し時間を置くべきだった。
私の大好きなX、わたしの大好きだったX。X、X、X……。
責任感もってうまくやってくれって、もう……泣いちゃうよ。
病気に関しては私も心身が不安定だし気持ちわかるけど、だからこそね、X。今のXは病気がよくなる感じが一向になくて心配だよ。嘘なら嘘でいいんだ、むしろその方がいいよね、Xが病気じゃない方がよいに決まってるもん。
閉じコンの加速はもう止められない……ああ、だめ……。私は新規さんにも入ってもらって、ちゃんとしたゆるさでXを応援したいと思ってた。
私は「Xもっと頑張って!」っていう期待はもう捨てちゃったなぁ。
「もっと!」じゃなくてむしろ逆。
「配信者として、実況者として、人として人前でやれるようになったら配信なり実況なりしてみよ!? そしたらまたこっちもXのペースに合わせて応援すっからさ!」
――ていう感じ。悪く言えば冷めたかな。
でも、前と違うことがしたいなら違うことすればいいし、なんにしても落ちぶれて欲しくないから盲目にはならんからな!
もう36歳でしょ? 周りに36歳の人がいない人は、自分が36歳くらいになって同じ歳くらいの人が周りに散見されるようになったら色んな角度からまたよく考えてみるといいと思う。
はー。結構吐き出したつもりだけど、まだぼやぼやした気持ちが残ってるってことは、私ってあきらめの悪い女なんだなぁ。
X大好きなんだけどね~、人が人を推すとか応援するとかけっこう難しいもんなんだねぇ。
私、興味本位でアンチスレを拝見したことがあるけど、Xの罵倒が大半を占めてるのかなっていう予想を裏切って、意味のあるアドバイスを書き込んでる人の方がよほど多くて、よほど優しいのよ。
言葉や口調は厳しいかもしれないけどさ、アンチだって元々“慧眼グルド”が好きで、独立するXも応援していこうって、動いてきたんだもんね。
そりゃ矛盾や納得できないことが続けざまに起こったら虚しくもなるよ。
よし、決めたっ! 私、Xに投書したらXから離れる!
少し離れて、俯瞰的に見れて、そしてもう一度Xを応援してみようって思えるまで、“慧眼グルド”に戻ろうかな!
ついさっき投書してきた。読んでくれるか否かはXが知るのみ。もちろん投書は私個人の責任だし、Xに惹かれちゃったのもこんな気分になるのも私の責任。
だけどなんでだろ、溜め込んでた納得いかないXの動きを吐き出してしまって何だかスッキリした気分。
朝のタイムライン汚して不快に思った方々申し訳ありません。そして、X。投書で書いたけど、今も陰ながらに応援したい気持ちはあるから、ちゃんと頑張ってよね!
フォローは外さないし、応援はしたい。
けど、しばらく動画は見る気分にはなれなさそう……。
X、ほんとごめんなさい……。
9-3) 傍観者(8月5日~8月25日)
9-3) 傍観者(8月5日~8月25日)
(202X年 8/5)
X氏のそのクソムーブでうまくいくわけねぇだろって離れたけどさ、まさかこんな短期間でここまでダメになるとは思ってなかった。
「ざまぁw」とは思わないよ。たくさん楽しませてもらって本当に大好きだったんだから。
だから、もう慧眼グルドの元相棒としても見たくない。もう帰ってくんなよ。
しかし大好きだっただけに、この堕ち方しんどいわ。
本人が選んだ道で納得してるならいいのか、「人生楽しんだもん勝ち」だもんな。どうはき違えたら……いや、どう目を背けたらここまで落ちぶれることができるのか……。
Xが本来向き合うべきは何だったのか。それを誰も教えてくれなかったのかな。さっきちらっと見ただけのにわかだけど、Pさんとかしっかりしてそうなのに。
ひさびさにアンチスレ見に行ったら、「俺らの言ってる事を真に受けて突っ走るな」って言ってて、本当に悪意のあるアンチではなくて、本来はXが好きで、今は悲しさや情けなさだけで書いてるんだなって感じた。私も同じ気持ちで呟いてる。
***
(20X9年 8/7)
X「今日は何を呟こうかなぁ~」
X「毎日が楽しいぜ!」
G「あっそ」
X[つめたw]
G「うるせえな! 夜にこんなの送りやがって! さっさと寝ろ!」
これ4月17日のツイートだよ。
えらい希望に満ちてわっくわくだけどさ、この時まだ脱退を宣言してなかったんだぜ。
これを見た彼はどんな気持ちだったんだろう。コンテンツ爆破された(当時の)クリエイター陣はどんな感情でこれを見たんだろう。
***
(202X年 8/20)
昨日“Y”の垢見て久しぶりに彼らの界隈が気になってXの配信を一瞬見に行ったんだけど、子供を「匹」で数えてて、で、同席してた人が慌てて
「いくらなんでも匹はないだろw」って嗜めてた。相変わらずでしたね。
配信はつまんないから数分でそっ閉じしました。
視聴者は配信者に敬意を払うべきだし、逆もそう。画面の向こう側の人も同じ人間でそれぞれに人生や生活があります。
もし、今子育て中の母親がアラフォー近い独身男性配信者が、冗談たとしても子供を「匹」で数えているのを聴いた時、自然とXに対する不快感と同時に恐怖を感じる事が想像つきますよね? アンチだとか、腹が立つとかじゃないです。身の毛がよだつじゃなくて普通に怖い。猟奇的だ。
――どちらがサイコパス何だろう?
***
(202X年 8/22)
なんで?
Xのフォロー外したのに明日の生放送枠がホームに出てきたんだけど。ほぇ〜、やるんだ~、と思って覗いたらチャットが地獄の釜茹で状態だった。
さすが、ここまで生き残ってきた精鋭陣だな。まさか蟲毒までやるとは、すげーわ。
***
(202X年 8/23)
今日やってるホラゲが気になってて、初見だったからXたちの配信見たよ。
最初はイキリキャラなの? って思ったGさんはしっかりゲーム配信をする姿勢があって、見ている人に不快な音は聞かせるべきじゃないという意思を感じた。A君はコメントに反応して一生懸命話してたね。
Pさんはチームのバランサーとして、自分の仕事をしていることも伝わった。今、彼らに新人配信グループ感はあって当然でクオリティを必要以上に求めるのは酷。
でもいいチームだと思う。
ただXだけが現状の諸々に対して居直って、頑固にオレ流を貫いている印象。すべてを台無しにしてる。
---
この配信がつまんないって言う人、あんなに長時間プレイを頑張ったXさんや、喋りが舌っ足らずでそんなに器用じゃないのに、一生懸命話していたA氏に失礼じゃないのかね。
何故あの配信を見て苛立ちを感じるのか、失望したのかは明瞭だけど、だからといって、頑張っている人まで踏みにじっちゃいけないよ。
私が大好きだった慧眼グルドは本当になくなってて、でもまだそこにXがいるならと、ずっと悲しくて縋り付いたと思う。
ホラゲ生を見て、もうXはいないことを強く思い知らされてよかった。もう彼はXのお面は被れない。新しく入ってきたNっていう人は、Xが戻るまでって言ってたけど、本当は席はもうないんじゃないですか?
もう、私はそれでいいと思う。
(202X年 8/24)
まぁ、慧眼グルドからお客さん引っ張ってきて、からのコンテンツ爆破、そして真面目なお話配信・削除。
「過去の職場の話はしません」
「僕ァ誰も恨んでません」
じゃみんな、「……ハァ?」ってなるわな……。
(202X年 8/25)
こんなのがライムラインに流れてきた。
「Xの好きなようにやればいい。見たくない奴は見なきゃいいじゃんw。私はゆるく応援するけどw」
私もそう思ってたんよ。びっくりよ。
いつか君にも分かる時が来るだろう。大丈夫、どうせ彼はやらかして、私みたいな悟りの境地に至る者たちが現れる。
とはいえ、そろそろ潮時かな。本当に離れないと時間の無駄だわ。アーカイブはダラダラ長いし、呟きも意味不だし、クソムーブが過ぎるんだよね。
でも過去の慧眼グルドでの活躍思い出したら、自然と手が動くんだ。
怖いもの見たさで覗いちゃうんだよね。
若い頃は友達にダメ出しできるけど、大人になればなるほどそれができなくなる。多様な生き方や諸々の選択を尊重するのがマナーになっていくから。誰にでも欠点はあるしそれを受け入れて、適切な距離感をもって付き合うのが大人の生き方。小さいころからの友達だからって、先駆組も遠慮しちゃってXに言い辛いのかな。
時には「それは破綻するぞ」って分かっててもその背中を見るだけ、って時もあるもんね。大人になるってさみしい。
今まさに”慧眼グルド”がその状況じゃないのかな。わからんけど。
彼のマネジネント能力から鑑みて、この流れが予測できてないことはないよな。
(202X年 8/26)
完全に炎を噴いている泥舟に乗っているのにこのタイミングでアカウントを作るなんてなかなかどうして漢気に溢れた人だ――なんて、私はブツブツ言いながらこの事変を追っているのか今気づいた。
こりゃエンターテイナーだわ。オチぶれたXを見るの楽しいなマジで。
ここ毎日、Xのアンチスレに常駐化してる。
慧眼グルドのなかにいた、Xはもういない。
いまは黒歴史を量産してるだけ……。でも、分かってても――見てしまう。
9-4) 観察者(8月25日)
202X年 8月25日 午前0:45 垢名:観察者
過保護な視聴者というのはいつでもどこでも悪影響をもたらす。
過保護とは 「子どもなどを必要以上にいたわって育てること。保護過剰」。意味わかるかい?
***
燃え滓程度のものが火種程に再燃焼した原因は、狂乱信者や過保護なファン、粘着質なアンチだけではない。何も知らない無邪気で「無自覚」なファンが関与した故の現状。指摘と批判の声が行き着く先の殆どが、Xに多い。
第三者であるはずのファンが、その声に更に批判を重ねたところで、炎上の薪をくべると同じことが起こった。
時には報復律のように、『炎上には火を、火種には火種を』が効果的な場合もある。X本人は無自覚なままに自らの焚き火に小枝を入れ、焚べてしまうことが多々あるが、恐らく稟質だろうから今更根本的な解決は望めない。
よって、せめて支えたいと考えている過保護なファンが、自分の言動を顧みなければ、火が燃え移って身を滅ぼす。Xの寿命はさらに短くなるばかりさ。
ネットでの火種は燃えやすい。燃料さえあれば燃え続けてしまう。
鎮火するのに効果的なのは、水をかけることではなく、無反応。Xの視聴者は本質から理解出来ていない人間が多数見受けられる。
「つまらない」
どの配信者でも必ず書き込まれるこのコメントが、Xの炎上材料になり得るのは、界隈自体の盛り上がりが今一つだからと認識している。
加えてこれまで吐露出来ずにいた疑義の念と不満が、一定数の中で爆発したこともその原因の一つと察する。
自分も疑義の念を抱いた一定数の中の一人だ。
自分はXを含む先駆者らが、燃えようが燃えまいがどちらでも構わない。
ひたすらに緘黙し、応援を続ける視聴者を不憫にも思わない。
そもそもコメントは、高評価・低評価では伝わりきらない。
動画に対する批判を書く場なのだから、それが過剰な事こそ自然に思う――本来の「批判」であれば。
批判とは、良い点、悪い点を見分け、評価・判定すること。
緩く活動しているという事を前面に押し出すファンも多いが、「10万人を目標」とすること――いわゆる「第一回お気持ち配信」にて。現在は削除されている――を明言したのはXだ。
後者を考慮するファンからすれば、その目標達成に必要でない行動が多すぎやしないかと批判し、愚痴をこぼすのは必然。
今回の『23日ショック』を切っ掛けとして、一斉に批判的なコメントが増えた理由は、今までの積み重ねだろうか?――いや、案外単純では無いのかもしれない。
そもそも“ミリオンdeil”というコアなファン層からの需要が大半を占める媒体で活動していたのが、“ミリオンdeil”では許可されてない(実況禁止だ)という単純な理由だけで”つべ”での配信となった。
視聴層が微弱ながら変化したことも、数ある理由の一つじゃないかね。
”つべ”のコメントに数件あったのが今回の”つべ”での配信と比較して、“ミリオンdeil”での配信が手抜きであるという事。
これに関しては該当の配信を視聴していない為、今零せることは少ない。
一つの見解としては、前述したようにこの媒体はファン層からの需要で成り立っている。
***
202X年 8月25日 午前5:08 垢名:観察者
“ミリオンdeil”をファンが言うところの“緩さ”を主軸とするのに対し、上記媒体にはない需要を兼ね備えた”つべ”にて集客目的の凝った配信をする。
“ミリオンdeil” と”つべ”。
二つの媒体は違うのだから、ファン層も違う。
だから、Xが行ったことに大きな間違いはないだろうね(件の配信である『23日ショック』が凝っていたとは言えないが)。
Xの視聴者で大きく勘違いしているのは、コメントの多さに関すること。
”つべ”のシステム上、短期間で多数のコメントが付く動画は人気動画と認識されやすい。
投稿者にとって余程都合の悪い内容でない限りは、量が多ければ多い程おすすめ動画として紹介されやすいし、再生数も伸びる。
勿論、多数コメントがついて再生数が伸びた時、初見ユーザーがコメント欄を見て穏やかであれば、印象が良くなることは間違いないが、結局投稿者が“表で”動かせるのはファンのみで、コメントの内容・文字まではさすがに動かせない。
アンチやファンにすら至らない視聴者にしてみれば、Xの言葉を素直に受け取り、その通りに動く義理など無いのだから。
***
202X年 8月25日 午後1:43 垢名:観察者
Xがゲームを拒否したというのが話題になっていると。
詳しくは視聴していない為把握不足だが、ゲーム配信をしている以上はゲームに集中しろという意見があるという事か。
該当の動画は『○○ホーム』。見てみよ――うん、クソ長ぇ。
この始終から、該当箇所を探し出すのは不可能に近い。ファンの一部がコメントしていたように、まさに「垂れ流し配信」。
垂れ流しが悪い訳では無い。しかし長い。長すぎる。
これはあくまで新規層を集めることを目的とした考え方だが、長時間配信は固定されたファンにこそ需要はあるものの徐々に注目は薄れていく。
よく使われる用語でいう所の、Xの「沼に深くハマっているファン」程、その需要は大きくなる。
しかし、まだXの沼から顔を出している――あまりハマってない層は、
「また長時間やっているのか。じゃあ後日投稿されるアーカイブで飛ばし飛ばしに見ればいいか」
と、次第にリアルタイムで視聴しなくなっていく。
配信終了後、アーカイブが“ミリオンdeil”で視聴できるようになっていたとしても、長時間に渡るアーカイブで見る暇もない、又は見る気が起きず、配信頻度に着いていけなくなる。そうして、必然的な時間の推移によって固定化された視聴者のみが“ミリオンdeil”の配信をリアルタイム視聴する事になる。
ゲームのタイトルや名作レトロ、そして多くは配信内容で僅少ながら視聴者数が変動することもあるが、結局は定着せず常連のみの配信となる。
結果、Xは少数精鋭となった常連のニーズに沿った配信をしなければならない。これらのニーズに沿ったものが、件の「垂れ流し配信」となる。
現にこの配信は否定的で愚痴のような呟きに偏ってはいるが、肯定的な感想もちらほらと見受けられる。
「もっと長くやってほしい」
「Xの良さが際立っている」
「神回だった」
など……。
視聴者が離れる原因は単純明快。視聴者に飽きが来ること。
ファン、アンチ、初見、はたまた評論家気取りの自分のような無能人間でさえ、実況配信者から総括すれば視聴者に括られるだろう。
“ミリオンdeil”でファン需要を満たした配信を垂れ流したとしても、それを追って視聴していないその他の視聴者は、そそくさに“ミリオンdeil”を放棄して”つべ”での動画投稿のみを注視するようになる。
”つべ”では比較的短めの、編集された動画が投稿され、さらに サブチャンネルでは“ミリオンdeil” の長時間配信のアーカイブも投稿されるため、大半の視聴者は”つべ”のみ注視することでXの活動全てが網羅できてしまうのだ。
となるとXは、“ミリオンdeil”でコアなファンのニーズに応えながら、
『”つべ”に移動したマジョリティなファンを飽きさせないようなアーカイブの投稿・活動』が出来るかが、今後を左右するキーワードだと思う。
『23日ショック』での同時接続視聴者数が〜4000というのは、”つべ”の登録者数(7.25万人)からして妥当。
但し注目を集めやすい初回にしては少なめ。
基本初見勢はコメントせず視聴のみという場合が多い故、前回の配信で新規ユーザーがどの程度いたのかは分からないが、少なくとも初見が付きにくい配信だった事は確かだ。
「まっしゅーずを友達とやる」こと自体、X含む先駆者の事を知らない人間からしては大きな魅力とならない。そもそも「複数人でのエンジョイ」配信はメジャーで、大抵友達と楽しそうにプレイしている雰囲気がある。
先駆者の突出した、他にない魅力が発揮される配信でなければ、新規も付き辛いだろうね。
更に難しいのが、その1度の配信で新規ユーザーを付けた所で、先程述べたように魅力を継続させなければ飽きられてしまう。
同じことの繰り返しでも、飽きられる。
視聴者層のターゲティングにもよるが、レトロゲームはそのゲームの魅力を最大限に引き出せる人間でない限り、コアなファン層以外を飽きさせず視聴を継続させることは不可能。動画ではなく配信、それも生配信であれば尚更。
しかし最早コアなファンで成り立っている“ミリオンdeil”配信では、レトロゲームを切り捨ててしまうのはありえない。
有名なストーリー性のあるゲームは、とうにゲームのファンが様々なEDを求めて”つべ”を回遊している。ネタバレや世界観の解説、全網羅、RTAなど多岐にわたり、本当の「初見」で見る人は少なくなってきている。
初見配信故に、ストーリーの本質まで噛み砕き、飲み込めないと反感を買うが、その分実況者が良い解釈を生み出した時の反響は大きい。
Xが登録者数10万人を達成する一番の近道は、好き嫌いせず需要の高いゲームを食す事だと思うが、その手に伸るか反るかは先駆者メンバーの手腕によるだろう。
***
202X年 8月25日 午後3:14 垢名:観察者
何度もプレイを磨き、極めることが可能なゲームを多数掛け持つことは良い手とは言えない。
但し、模索の為“ミリオンdeil”にて常連の反応を見ている自体悪くない手法だ。
多種多様なゲームをプレイして自分に合うものを裏で探るのも良いが、Xの場合、自分に合うゲームの特徴が何かわからず、一発本番スタイルで探り歩いている様に思う。
それも現在進行中で、答えを見つけているようなそぶりはない……。
これも個人的な見解ではあるが、Xのプレイング自体、解釈を全てプレイヤー側に委ねるゲームは向いていないと思う。
“慧眼グルド”に在籍していた時の魅力は何といってもゲームを極めた際のプレイングスキルの高さだ。ホラーゲームの、特に初見ホラー配信は、典型的に向いていない。その理由このようなものだろうことがありありと露呈していた。
現在進行形で探り歩く様は、Xの裏側を見ているように思え、コアなファンしかいない“ミリオンdeil”では好評の様子。それを伺ったことはある意味正解。
しかし短期間でこれ程の視聴者を失望させるとは予想外。
この時期に先駆者チームのうち2人が個人アカウントを作成したのも、現状を把握出来ていない証拠の一つ。
メンバーを全面に出すつもりだったのなら、1番初めに4人揃った動画なり配信なりで経緯を説明し、”つべ”に移った視聴者層に認知させておくべきだった。
***
202X年 8月25日 午後3:33 垢名:観察者
人間というのは、分からない事を不安に思うか、期待するか、極端な二つの感情を同時に持つ傾向にある。Xが今後どう動くかの大体の予想はつくが、場合によってはコアなファン層以外を失いかねない重要な選択を迫られる事を理解していないようにも思う。
正直ここまでとは予想に至らずとも、いずれ衰退する一途を辿っていくだろうと考えていた。仮に衰退せずとも、大きな成長は見込めない「閉じコン」の状態に落ち着くだろうと。
Xの座右の銘になっている「人生楽しんだもん勝ち」はその通り。
最悪自殺してしまえば人間として後味が悪くなるし、すべてが台無しだ。
しかし人生を楽しむ為には、時に淡つかな事もしなければならない。
行動が空回りしている自らの行動に「人生楽しんだもん勝ち」だと思い込んで低迷飛行しているが、裏ではさんざんに思い悩み、苦慮した上で発言しているのかもしれない。
だが殆どの視聴者は過程など関係ない。結果論のみを重視する。
確かに実況者としての裏側は知りたいとは思うが、その先の「本当の暗闇」まで知りたいわけではない。
それに、自身の失敗が糧になるのは若年層のみ。過去の失敗を顧みて、今役立てていく年代ではなかろうか。
”ミリオンdeil”の公認配信者である以上、ある程度のノルマ・枷が付いていることに変わりはない。
いつかその枷が解けるまでに次の居場所を「開拓」しておかないと……出来れば地均しまでは……ね。
純粋な批判はさておき、暗澹とした声が目立ち始めた理由は決してXが行ってきた配信内容だけの問題ではないと個人的には思っている。
アンチは“慧眼グルド”にて崇拝する者ばかりかと思いきや、元はXのみ応援していた視聴者ばかりが、日に日に不満の声をあげ始めている。
……視聴する度、ここまで考えてしまう自分はある種病的。やはりXと同じ穴の狢――ノイローゼか。アンチなんかより余程タチ悪いさ、自分みたいなもんはね。
10「8月25日」
10-1)まだ投下するクソムーブ
10-2)アンチスレ民好評
1)まだ投下するクソムーブ
『23日ショック』から一日置いた25日。またもXはクソムーブを連発する。
「Xの先駆者」のフォローが1つから5つに増えたのだ。
増えた4つは、件の『23日ショック』にて参加したA・Gなど、Xの地元の友達である。
そもそも、1つだけフォローしていたものは、Xの前職――“慧眼グルド”公式アカウントのみだった。
“慧眼グルド”脱退後から、Xはアカウントを新規作成せず、そのままアカウント名をXから「Xの先駆者」と改めたという経緯があるため、このフォロー増加はファンにとっては不意打ちに近く、『23日ショック』からまだ立ち直ってない者たちにとっては大打撃だったに違いない。“慧眼グルド”公式アカウントの操作はXの元相方であるYであるのだ。
“慧眼グルド”在籍内での“とある生放送”にて、
「これからの実況は俺たち二人だけ。コラボはしない」
と誓っただけに、“慧眼グルド”から引き抜かれたXファンも失望の色を隠せないでいた。
Xの今の活動はあくまで“慧眼グルド”に戻るまでの一時的なもの。Xの活動は一人旅のようなもので、いつか帰る場所である“慧眼グルド”だけは裏切らないだろう――という印象が強かったのである。
この“とある放送”で宣言したXとYの誓いから名をとって、この騒動のことを『「251」脱退騒動』と名付けることにする。奇しくもこの日が25日であっただけに、Yと251を脱して現在のグループである「Xの先駆者たち」へ移行するとは……なんとも悲しき暗合だったのだろうか――?
A・Gの仲間たちは、突如としてSNSアカウントを作成。初ツイートを以下のように記した。
***
202X年 8月25日 午後9:40 垢名:G
アカウント作ったから寝る
***
202X年 8月26日 午前1:40 垢名:A
Aと申します。ツイッター始めました。
実はこの歳で初めてのツイッターです……お手柔らかにお願いします。
202X年 8月25日 午前8:35 垢名:A
さっそくたくさんのフォローありがとうございます。
「なぜトップ画がカレーなの?」とか
「なぜアイコンがウマなの?」
と思う方々もいらっしゃるかもしれませんが、画像とか紹介文とかは作成時に適当に繕ったものなので気にしないでください。
後々変えるかも、ということでお願いします。
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2)アンチスレ民好評
「思ったとおりだ、垢にも“つべ”にも愚痴が止まんねぇ」
「土日の配信オモロw」
「やっぱX、流石だな。今までのクソムーブかましてきたってのに、まだ足りないのか。危機感がないのか、そうでないかはわからないけど」
「今確認できる垢はAとGだな。常識枠のPまで作ったらいよいよだな」
「Pはどうかな。作るならこんな小出しじゃなく一斉に作るだろ普通」
「Gきっついわぁ、いい歳こいてこれとは……」
「同感。Gスカしててキモいわ……かっこいいと思ってやってんのかな、あれ。俺はそんなツイッター興味無いし、呟かない俺かっこいいみたいな、一昔前流行ったあの感じ。
すでにGのイラストアイコン使ってる取り巻きとかもいて、ウケる奴にはウケるんだな、あのキャラ……って思った」
「ファンは肯定しないといけないからね」
「どうせやるなら告知してからいっぺんにやった方がいいと思うけど。先駆メンバーがアカウント開設して、よろしくね!――みたいな。
何の説明もなければ、新規が見ても『誰だコイツら』でおわりだろうし、何もかも中途半端なんだよな、そういうところは”慧眼グルド”から盗んどけやX」
「新メンバーのNに個人SNSは禁止させた”慧眼グルド”。新メンバーのモブ全員にSNSやらせるX。
本拠地で配信し続けるも、現在主流の”つべ”に移行を進める”慧眼グルド”。
本拠地や”慧眼グルド”をおくびにも出さず、中国斜陽のプラットフォーム発信サイト”ミリオンdeil”でヘラヘラやれるX……。対極すぎてマジで笑うわ。方向性違いすぎて決別したんだろうな」
「Xの株が下がれば下がるほど、元相方の株がうなぎ上りになるのおもろい。今までXの無能を表面化せず、キャラ付けしてって考えるとストレス半端なかっただろうな」
「卒業直後はどいつもこいつも口を揃えて、Xかわいそう、相方のパワハラやめろって言ってたのになw」
---
「しっかし、ほんとまっしゅーずと前日のホラゲのダブルコンボは、Xの才能が光ったな」
「自分もあれで目が覚めたクチだわ。ほんと天才的なムーブだった」
「もう何から何まであおりに見えるもんな。ある意味すごいわ。流石介護されないと一人で歩けないゴミ。
いつになったら一人で歩けるのかw」
「クソムーブかましてからのファンをアンチにさせながら炎上芸をやっていく消耗コンテンツを『あえて』やっていると思ったほうが良いような気がする。
そう思ってないなら今が分岐点」
「正直あのホラゲは盲目信者以外一斉に目が覚めたと思う。実況他人に任せて、イキリ陰キャのGとの出会いという全く需要のない話で実況を遮るクソ。
Aの『バケツもう使わなそうだな』に遮って、クソXがべらぼうな大声で、
『初対面時こいつなんなんだぁ!って思ったよ×2』
つってかき消されたときの気分よ!」
「次回のホラゲは過去の名作じゃなく今流行りの名作だ。つまんねぇってことだけ期待するぜ、X」
インタールード「8月26日」観察者
202X年 8月26日 午前12:37 垢名:観察者
反響があった。
よほど自分の言葉に魅力があるのか幾つかDMが来ていた。「Xの先駆者」に無許可配信の是非について述べてほしい、と。
企業間との権利、許諾問題に関しては、想察の域を超えると面倒や事になるという事くらいか。ただし、疑問に思う点は大きく分けて二つある。
① ゲーム販売元が堂々とゲーム配信の収益化を禁止したにもかかわらず、“ミリオンdeil”に配信のみならず収益化の許可まで出すのか?
② 仮にXが配信並びに収益化許諾を得ていたとしても、「ゲーム実況中心の配信」ではなく、飲みと雑談メインの「垂れ流し配信」をするのは?
③ 最近は生放送ばかりで、アーカイブ投稿以外の動画投稿は月1本あるかないか。なぜ生放送ばかり行うのだろう?
まず①だが、ゲーム許諾の有無は、現段階では正直推察致し兼ねる。
なので、②から論じよう。
まずゲーム配信者というのはゲームを遊び、その魅力を視聴者に伝え、対価として再生数や登録、さらなるリターンとして投げ銭などを戴くというのが主だった仕事内容だと思う。
企業様の作品を稼ぎに使わせて頂いている上に許諾まで貰っているのなら、そのゲームの魅力を最大限に伝える努力をするものだろう。
だが、Xの配信を見かねるに、そのような努力はしていないように思う。本当の「垂れ流し」だ。
アーカイブにしたってそうではないか。
長時間の生放送はしょうがないにせよ、そのまま無編集のまま投稿するのはいかがなものか。せめて20~30分間隔で分割してあげるか、見せ場のみを切り取ってそこのみメインチャンネルに投稿くらいはしてほしいものだ。
――なぜ努力しない?
――なぜ酒を飲みながら、泥酔配信という醜悪な姿を見せられる?
――なぜ動画編集を嫌う?
となると、とある疑問が浮上する。
許諾を得てプレイするゲームにしては、責任感や愛情・愛着など微塵も感じられない――なぜか。
それはチャンネル概要欄に記載があるように「人生楽しんだもん勝ち」――宣伝ではなく気楽に、楽しむために“とあること”を怠っている、またはそうする必要のない重荷のないゲームをプレイしたいからだとアンチは考える。
“とあること”というのは端的に言えばゲーム配信の許可をとること。
許可をとる必要のないフリーゲームや海外発祥のゲームをプレイしているのではないか――これなら垂れ流しでも大丈夫だ。
無断だからこそ無責任にプレイできる=気楽に・自分のみが楽しんでプレイできるから。Xはこう考えているのではなかろうか。
そうなると少し話はややこしくなってくる。“ミリオンdeil”にいる以上、収益化が絡んできてしまうからだ。
ゲーム実況というジャンル自体、もともとは動画投稿主が収益化を目的としていない趣味の延長線上である事を前提に、無許諾の使用・ゲーム配信などにメーカー元が目を瞑っていただいた時代は少なからずあっただろう。
ゲーム配信は、視聴者の目を通していい宣伝になる。
そこに動画サイトは眼をつけ、広告料などを募って人気のある動画投稿主は、動画クリエイターとして視聴者を集め、効率よく宣伝するのを嚆矢とした。配信業は仕事のジャンルとして確立していったのだ。
しかし今は時代が違い、収益化に関する金銭問題や著作権・版権など権利擁護が著しい。大手のメーカーもホームページにゲーム配信者向けのガイドラインを制定するなどして明確に記載されている。
さらに、いわゆるネットいじめやデジタルタトゥーのような自殺に繋がりやすい犯罪を防止・抑制するための法律・規則の施行取り締まりも厳格になってきている。
そのような現況で、第三者の目を光らせている――もちろん視聴者やアンチなどもこれに含まれている――にもかかわらず、Xだって無許諾で収益化配信はやらない、または先駆メンバーが互いに注視していることだろうと思っている。“ミリオンdeil”での『配信者規約』にも目を通したが、配信許諾などは『事前に』許可をもらうよう、規定されているようだった。
動画投稿できないのはノルマがきついせいだ。どの程度のノルマがあるのか不明だが、どちらにせよ動画編集をするくらいの時間があるのなら、生放送してノルマをこなした方がよいとさえ思える。
そのノルマをこなそうと頑張っている、公認配信者であるのならさすがに守っているだろう――という推論もそれもまた覚束無い個人の考えに過ぎない。
Xが本当に能無しの能天気の無知だった場合、確実に炎上案件になる。
速攻で燃え尽きてしまうだろう。だからアンチはそのことについてかなり気にするのだ――。
いま確実に言えることは、いち視聴者がむやみやたらと断言しないことだ。
「自分は〜」
「推測に過ぎないが〜」
「個人の見解として〜」
これらをつけるだけでかなり柔らかくなる。
これ程まで都合の良い言葉はなかなか無いよ。
***
更に質問されたのが、ファンの描いたイラストを無断で告知に使用するのはどう思うかというもの。
これに関しては引用RTを介するか、保存し再添付にて使用するかではかなりの違いがある。今回は前者だったことから、著作者が問題提起していなければ、取り立てて非難することでは無いと感じた。
が、ファンアートに個別の反応を見せることは問題の原因にもなり得るため、これ限りにするのが懸命。
“慧眼グルド”でもやっていた通り、ファンアート紹介のコーナーやアカウント内で応募されたものなどを、Xが配信等で感謝を込めて紹介するのであれば、界隈も盛り上がりを見せるのではないかと思う。
今日の配信を見る限り、取り立てて見所や笑いどころはないが、良くも悪くも「普通」だった。苛辣な言葉に言い換えれば、埋もれていく配信者のそれ。
不評だったらしい「あのホラゲ垂れ流し配信」を視聴していないため、何とも言い難い。
が、やはり根本的な問題はかなり根深そうだ。
---
202X年 8月27日 午後3:45 垢名:観察者
もう一度言うが、Xの配信で「視聴者が可哀想」という所感は自分にはない。
何故なら、視聴者には(視聴する・視聴しない)の選択肢があり、自身で選択する権利があるからだ。
ただし、それは「見なければいい」と他人が決める事でも、粗慢な活動の言い訳にする事でもない。Xは恐らく「嫌なら見るな」なんて事は言っていない。
「いやなら見るな」の源流は有名人がラジオで放ったものがネットスラング化したもの。
おそらく別の人物が、この愚痴の海を見て言い放った言葉だろう。配信者=視聴者(自分)の相互関係に、第三者(他視聴者)が介入するから、海はうねって新たな嵐を呼ぶ……。
***
全1は誇大広告、タイトル詐欺らしい。
正直、全1を自称し反感を買う事は致し方無し。
但し、人と人とのコミュニケーションで第一印象が大事だというように、動画のタイトルとサムネは初見にとっての第一印象にあたる。
新規層を獲得するチャンスでもあるので、元全1と名乗るのもまた、致し方無しではないだろうか。
尤も、タイトルそのものを純粋に指摘している視聴者ばかりでは無いだろうが。
***
新規ユーザーを引き寄せられる企画を立案しなければ、衰退は免れない。
前時代の貯蓄はあるにせよ、Xとして何の結果も残せないまま始まらずして「オワコン」になってしまう。
10万人は数字として大きな区切りではあるが、10万人と99999人の違いはたったの一人。まだ間に合う。
取り返しがつかない人数まで落ちる前に、動かなければ。
出来ないのであれば、延命措置としてコアな層を定着させなければ。
しかし、視聴者も人間だ。若い女性層にフォーカスを絞るのであれば尚のこと、「推し変」が必ず来る。
推し変の理由としては2択。飽きか、新しい推しを見つけたか。
前者はともかく、後者はこちら側で阻止することは不可能。故に、視聴者を上手く循環させ、安定させることが重要。
比べて、男性にフォーカスを絞るとすれば、女性と違い、浅く長く視聴を継続してくれる場合が多い。故にその「浅く」の部分が難点にもなる。この先の活動内容にもよるが、男性層は金を落としにくい。
***
“ミリオンdeil”は中国企業故先が無い。昨今の状況からして真っ暗だ。
だからこそ、生活の為であろうと、少数での触れ合いの場が欲しかったであろうと、”つべ”を安定させた後に移行し、それに準ずる形にしなければならかった。
”つべ”に1ないし2本動画を投稿した直後に“ミリオンdeil”に移行。さらに突如として発表された“公認配信者”という称号。予定調和の如く発表されたこれらの行動に、戸惑いと不信感は生まれるだろう。
なるべく早く金が欲しかったにせよ、公認配信者としての枷があったにせよ、あまりにも見通しのない初動だった。
有料コンテンツを保持するゲーム配信者は、個人の地盤を固めた上で同時にそれをこなしている場合が多い。それを怠り、元来の知名度に頼りきった活動を始めた結果がこれだ。
“慧眼グルド”卒業という、あまりにも衝撃的な事実が絡まり、整理する時間もなかった(かのように見える)故、元々初期活動がしにくい状況であったことは否めない。
しかし同時に、“慧眼グルド”から引き抜いた多数の視聴者を獲得し、他の底辺実況者よりはるかにアドバンテージを得ている状態で、個人活動を開始したことは事実だ。活かしようによっては、“慧眼グルド”と双極をなす強みになり得たはず。
今となっては、凝り固まったファン層の言動によって、病状が進行している――末期がんレベルの弱点に変わりつつあるが。
***
「笑顔でいてくれたらいい」
「垂れ流し配信でもいい」
信者のいうこれらの意見はそこまで的外れな意見ではない。他の所論を排除せんばかりの流れは褒められた事では無いが。
しかし、この「他者の所論を排除する流れは良くない」という流れが生まれたことは、因果応報めいた部分があるだろうね。これを視聴者――新規参入者を含む――がどう解釈するか。それが鍵になるだろう。
Xが今回のゲームの許諾について疑問を投げかけられている理由は、釣り動画等に寄せられた指摘や疑問に対しては迅速な対応を見せたが、この件に関してなぜか無反応だから――というのが個人的な所見。
誠実な対応をした事実がある手前、これまでの指摘を無視してこなかった事がアダとなったか。これでは何か隠していると言っているようなものだ。
視聴者としての所感だが、Xが随分と飽き性なのは否めないね。しかし、一度自分が思い描いた空想の世界に入れば彼は強いと思っている。
人は納得した時に行動に移るもの。光明を目指し、今まで動いてきた。
――すべてが裏目に出ていることを知らずに。
---
202X年 8月28日 午前9:52 垢名:観察者
基本的な考えとして視聴者が可哀そうだと思ったことはない。先に論じてきた通り、視聴者の権利として配信や動画を「見る」「見ない」の選択肢が設けられている。
それを行使せず、今まで密かにXを応援してきた視聴者はここにきて愚痴をこぼし始めた。
Xがやり方を顧みない限り、視聴者の飽きを加速させる「呆気」の作用で、早々に立ち去るのは明白である。
それと、これまで論じてきた手前申し訳ないが、個人的にはこの垢自体、愚痴を発信するだけの存在だと思っている。DMを送られてきても申し訳ないが返信できないが、目は通す。
また、変に解釈して自らの空想・想像の域を経て、杞憂すら凌駕する思考を持つ者もいるようだが、あらかじめ断っておこう。
私自身は何者でもない。人として最底辺を歩む人間が、視聴者としての感想を“適当”に駄弁るだけです。あくまで、適当ですよ。
エピローグ「The失態大幅更新」
アンチスレ「XのThe失態テンプレ」
クソ配信者()Xのクソムーブまとめ
※ 以下、特に断りがなければ、“ミリオンdeil”での配信・動画投稿時のクソムーブとする。
⑪.1まっしゅーず生チャット自治厨(8/21~23)
⑪.2まっしゅーず生配信(8/23 18時~20時)
⑪.3まっしゅーず生配信終了後のコメ消し・低評価削除疑惑
⑫ 251脱退騒動(8/25~深夜にかけて)
⑬ 祝10万人切り達成!!(8/27 14:37頃)
⑭ 視聴者丸投げ企画ツイート(8/27深夜)
⑮ 第二回まっしゅーず生配信(9/4)
【その他 配信様態】
【Xの配信者仲間(ゲスト?)】
【その他】
⑪.1まっしゅーず生チャット自治厨(8/21~23)
ミリオンdeilの公認配信者にもかかわらず、別のライブ配信サービス”つべ”にて、生放送日の2日前からチャット欄を解放。タイトルは「元全1トカゲ使いのX生!」と、脱退以前の活躍を全面に出す。その全1に釣られた新規や脱退前の元ファンと、X信者によるチャット欄自治厨とバトル。X信者は、
「チャットでのなれ合いは禁止! ミリオンdeilでもそうだったからみんな知ってるでしょ?」
「このチャットはファンが楽しむための場所。なにも知らない人は帰れ!」
「この放送は独立後のXだから、過去の栄光を見たいならお門違い。だから過去のチャンネルに行け!」
「新規古参は出ていけ!」
と、新規と元ファンを追い出す。
③の釣り動画炎上の時と同様、まっしゅーず全1に惹かれた新規層や良識ある元ファンがさらにドン引きし、低評価を押して去っていく。一時は高評価を上回ることがあった。
---
⑪.2まっしゅーず生配信(8/23 18時~20時)
問題のホラゲ生の次の日、Xの代名詞である『トカゲ使い全1』を売りにした起死回生の生配信。
冒頭にてXの『全1』に関して仲間が、
「身内では強かった」
「(弱くても)冗談で全1っていう言葉は使う」と言い訳。
つまり全1は誇大自称による釣りである。
第一回配信は前半はチーム戦でのなれ合い配信を行い、回線が途切れて試合が中断されることがあったが、特に失言などはなく放送は続いた。
後半、XがVIPを目指す1 ON 1において、一時VIPに昇格するものの、昔と比較して明らかにゲームプレイが劣った操作でVIPの洗礼を受ける(メテオすらあまりやらない)。
放送終了直前でVIPから降格。
リアクション、解説、実況、音響などはX以外の仲間に任せ、一方Xは無言プレイに撤し、時には奇声をあげて折角仲間が拾ったコメや質問をかき消した。
なお、トカゲ使い全1というタイトルなのに、放送中Xはトカゲを使ってない。
(※)Xの無言プレイ中、Aの実況が始まったのを聞き、
「(お前が)実況?」
と、どの口発言がある。
---
⑪.3まっしゅーず生配信終了後のコメ消し・低評価削除疑惑
生配信終了してから3時間経過した23:00から、大量のアンチコメ削除が横行。100件以上の指摘コメントの削除が確認された。
特に前の職場関係の名前・あだ名を入れる、昨日のホラー生の飲酒配信に触れると削除されやすく、また削除された旨を記載したコメントも皆一様に削除された。
なお、これは憶測の域だが、昨夜のホラー生にてXがトイレで席を立った直後に動画の低評価ポイントがごっそり消えた時間と重なるため、Xが生放送中にコメントを監視・操作しているのではないかという疑念が深まった。
これらのコメ消し疑惑に対し、X公式アカウントにて、
「ご機嫌よう皆さん! なにやら先日の配信動画にて投稿したコメントが消されているらしいです。調べた結果、連投したりAIが不適切と判断した場合、(投稿者の意図しない所で)勝手にスパム扱いになるようです」
と記載(8/25)。
一部の熱心な信者は納得したものの、AIが判断したにしては限定的で、削除されたコメントの大半がXにとって都合の悪いものばかりだったため、信者共々疑念をはらせない所か、ますます疑義を抱く結果となった。
尚、末尾にて記載した
「個人的にはどんなコメントも有り難いのでお気をつけ下さいませ!」
というX語録独特の言葉選びで不平を買う(「お気になさらず!」なら解るが)。
---
⑫ 251脱退騒動(8/25~深夜にかけて)
⑩⑪の二日間(土日)の流れで“脱X信者”が愚痴垢を作成・アンチスレが活発化。
フォロワー数10万人切りが秒読み段階にもかかわらず、突然配信者仲間Gの公式アカウントが作成。これにXがフォロー(6/25)。
Gを含め計4人を新たにフォローした。ほぼ直近のまっしゅーず生関係者である。
脱退以前に元相棒と「251宣言」をしたXの裏切り行為に対し、残った信者が幻滅。Xを見限る。
結果、またもフォロワー数が減ることに。
---
⑬ 祝10万人切り達成!!(8/27 14:37頃)
今までの積み重ねと土日生(⑩⑪)の落差で、フォロワー10万人切り。
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⑭ 視聴者丸投げ企画ツイート(8/27深夜)
10万人切り達成感冷めやらぬなか、Xが新たな呟きを載せる。
「面白メールを読む動画を作りたいので、読まれてもいい方はメールを送ってください。いじられても良い方是非ともご参加ください! もちろんお名前は伏せます!」
・面白メールを送るという漠然としたお題。
・お便りコーナーではなく単発動画を撮る。
・今時ツイッターやメールフォームが無料で作れるのにメールで送れ。
・名前を伏せてどうする。ペンネームは?
という常人では思い付かないほどの場違いな内容と、いかにもハードルの高いことを視聴者に丸投げした企画を見て、ここまで残った信者でも「???」や「今回はお見送りします」と返してしまう。
アンチスレでは、
「次回からおたよりを読む新コーナーを企画しています。視聴者の面白い実体験を教えてください! 一回目のテーマは○○です」くらい書けないのかと突っ込みまくり。
後日、9/7に
「今日をもちまして募集期間を終了させて頂きます! たくさんのご応募ありがとうございました! 募集する際の改善点も見つかりましたので今後に活かしていきたいと思います!」と投稿。
「募集期間を終了」というX独特の回りくどさに加え(普通は『募集を〆切らせて頂きます』だろう)、自分のミスをまともに(誠実に)謝罪しない所にXの自尊心の高さが窺える。
おそらく前日には先駆者仲間で鍋パーティーをしていたようで(Xは「鍋美味しいよう」と効いてない(?)アピール。その他の先駆者メンバーも同様の投稿をしている)、どうせ泥酔しながら鍋をつつき、面白メール(?)の撮影をしていたのだろう。
なお、⑮までの間、Xは小康状態となり、クソムーブは一旦停止(と言っても一週間しか経ってないが)。
---
⑮ 第二回まっしゅーず生配信(9/4)
8/23から二週間後に行った二回目のまっしゅーず生放送。
前回で学んだ(?)のか、告知が前日で配信前のチャット欄解放はなし。
だが、タイトルは『64スマ元全1トカゲ使いのまっしゅーずSP配信#1』と変わらず。しれっと#1からにしたのは、「慧眼のグルド」のYのやっている配信タイトルを踏襲したか。
前回の冒頭にて仲間から全1について否定したにもかかわらず引き続きタイトル詐欺を敢行するという厚顔ぶりにアンチは大好評。
だが、16:00頃に突如としてタイトル変更。『キングで視聴者さんと対戦します』に。
先駆者仲間からの助言を素直に聞いたのか、はたまたアンチスレを窺っての変更なのか不明だが、どちらにしてもアンチは苦笑い。ちなみに配信は同接2500程度。最高でも3000をギリギリ越えるかどうかという具合だった。
---
【その他 配信様態】
・“ミリオンdeil"での公認配信者は年棒制だが、一定の配信時間ノルマがあり、おそらくXの場合は月40h~50h。推定年棒は7000万(多少盛り過ぎな気も)。そのため、動画編集に時間を当てられず、だらだらと生放送を垂れ流しするしかない。
・後先考えず、その場のノリだけで発言・告知をしている傾向アリ。これがほぼすべてのクソムーブに繋がっている。
・レトロゲームの配信許諾の確認を「確実に」怠っており、幾つかのゲームでは無許可で配信を行っている。
“ミリオンdeil”での著作権侵害問題もあり、それら配信などの権利関係について、Xは反応すらせずだんまりの姿勢を貫く(9/7現在)。
・漢字の読み間違い。学の無さがやばい。テキストの音読・朗読不可能。
「凪いだ」「趣旨」「破れた」は全く読めず、「手こずらせる」を、
「テコ、ずらせる」と読むほど。
・呟きがイタい・ダサい・面白くない。身内ノリに至っては信者以外は目を覆いたくなるほど。
---
【Xの配信者仲間(ゲスト?)】
A・P・G。
先駆者として正式なメンバー紹介がなく、ゲストなのかグループの一員なのか不明。
Xの隣に張り付くように参加しているわりに、実況補佐活動をしている。
A:初回動画の『まっしゅーず!』動画対戦が初。その後、ゲストとして度々呼ばれ、常駐化。ホラーは苦手なため、不参加になる。リアクションとコメ読みが主。音響、実況もたまにやる。人は良さそう。公式垢開設(8/26)
P:Xがリーダーを務めたバンド“ULTRA”の初期メンバー(解散済)。唯一の常識枠。音響、回し、実況風解説など素人にしてはこなす方。Xよりもはるかにしゃべりがうまい。
G:ボソボソ声で性格に難あり。満を持して入ってきたが、何で入ってきたかは不明。こいつほんとに大人か? というくらいイタい。配信前の入念なリサーチに定評あり。公式垢開設(8/25)
---
【その他】
Y
“慧眼グルド”にてXの相方を務めていた超有能な人物。
“慧眼グルド”を法人化し、謎の超有能クリエイター集団を駆使(ブラック企業化?)して数々の傑作ゲームを作成・社長兼超有能実況者のYに渡す。
Xが“慧眼グルド”を脱退する理由として主だったものである「超有能であるYが超有能である代わりにXをノイローゼ状態にした」という理由で叩かれ気味だったが、今日までのクソムーブにより、好感度爆上げの元相棒。
X脱退から一か月ほどの沈黙を経て引退かと匂わせるが、大どんでん返しで復活(6月末)。新たな相棒を入れて今日まで数々の面白生放送及び動画投稿を続けている。
【おまけ】
X 言わずと知れた先駆者最底辺にしてYを裏切った裏切り者。クソをひねり出す天災。
プロローグ「ミリオンdeil配信者規約」
ミリオンdeilでの配信者規約(抜粋):
配信者は“ミリオンdeil”内での配信(以下“本配信”)にて配信する配信コンテンツのすべての内容について、『事前に』、権利処理が必要なすべての権利者との間で、本配信の実施および運営会社“ミリオンdeil”の許諾ライセンス付与のために必要な権利処理を適切に処理するものとします。
配信者は運営会社“ミリオンdeil”に対し、本配信で配信するすべての内容について、事前に必要とされる『すべての権利処理が適正に実施』されており、(中略)かつ、いかなる法令、本利用規約および本配信規約に違反する者ではないことを表明し、保証するものとします。
配信者が本配信を実施したことにより、第三者に損害が生じた場合は、配信者は配信者の故意・過失の有無及び予見性の有無にかかわらず、当該損害の賠償に関する事象すべてを、『配信者の責任と費用負担において解決』するものとします。
***
202X年 9月8日(火)午後7:30 垢名:「Xの先駆者」
配信告知!
次回の“ミリオンdeil”配信は木曜21時にやりたいと思います!
「○○ファーム2」をプレイする予定です!
私、前作をプレイしたことがあるので、一体どのような進化を遂げているのか楽しみで、夜は眠れます!
(配信プラットフォーム“ミリオンdeil”へのURL添付無)
1-1)著作権侵害……?
202X年8月23日 午前10:17 「Xアンチスレ」
ホラゲ泥酔実況の次の日のことである。ある住民が一枚の画像をスレに添付したのがきっかけだった。
「ちょっと気になったことがあったから調べてみたこと、ここに貼っていい?」
「X関係か?」
「うん」
「どうぞ」
「ほい」
前置きの後、件の画像が添付された。メール文書のようで、宛名は見えないが、質問とその返答の一部が書かれたスクリーンショットのように見える。
「これは?」
「昨日『○○ホーム』っていう泥酔ゲーム実況してたでしょ? 泥酔も失言も煩わしいのはさんざん議論したしもういいんだけどさ、実況の根幹……配信基盤がしっかりしてるのかについて気になったんだ。
それでね、『○○ホーム』の版権元であるKのHP見たら配信者に向けてのガイドラインがあったわけ」
ここで言うガイドラインとは、版権元(ゲームメーカー販売元)が提示するネットワークサービスにおける『著作物利用』に関するガイドラインのことである。
著作権とは作品を創作した個人・団体・法人が有する著作者に対して自動的に付与される権利のことであり、作品がどう使われるかを自由に設定・制限することができる権利のことである。
著作者の思想または感情を捜索したものを特に『著作物』と言い、ゲームソフトは勿論、ゲームキャラ、世界観、映像に至るまでそのすべてが著作物と言える。
著作物利用というのはすなわち、それらの映像をキャプチャやスクリーンショットなどを用い、第三者が換骨奪胎した創作物をネットに投稿するなどのような二次利用全般である。第三者における実況・その収益化もここに包含される。
無論配信者によるゲーム実況(収益化以前の、配信できるか否かについてすら)も、著作権有する版権元――ゲーム著作権有する企業が提示する制約に従わなくてはならない。
「そりゃあるだろ、無かったら『乱用してください』って言ってるようなもんだからな。――で?」
「そこに書いてあったのはこんな感じ。
・弊社が著作権を有する権利物に関しては【掲載・配信に可能な物】に該当する場合を除き、掲載や配信の許可を行っていない。
・権利者に無断で権利物の掲載や配信をおこなわれた場合、収益化の有無に拘らず処罰の対象となる可能性がある。
・個人配信の使用・それにおける配信許諾は【掲載・配信に可能な物】に区分されたものであってもお断りしている。
でさ、その【掲載・配信に可能な物】のなかにXたちがやってた『○○ホーム』はなかったわけよ。そこには最近のハードとかに付属してあるカメラ機能やスクショだったらいいよみたいな、そういうことは書いてあるんだけど、レトロゲームまでは載ってない。
これってまあ、Xを庇うわけじゃないけど、微粒子レベルで古すぎて記載漏れがあるのかなぁって、網羅できなかったのかなぁって少し穿った見方をしたんだよね」
「……確かに。30年くらい前のゲームだしな。著作権が切れてるかもしれねえもんな」
そんなことはありえない。著作権の保護期間は公表後70年まで。30年前であっても半分も経過していない。
ありえるのは著作権侵害を主張しないなどの『著作権の一部放棄』くらいだ。だから――
「だからダメ押しの一発ということでいっそ聞いてみたのさ。ファミコンソフトの配信はどうなんですかねぇって」
「なるほど、で、その返答が――」
「このスクショってこと」
アンチスレのコメ投稿が数分だけ停止する。画像を見ているのだ。
内容は以下の通りだった。
***
平素はK製品をご愛顧賜り、誠にありがとうございました。
Kお客様センター相談室 家庭用ゲームサポートのH井と申します。
お問い合わせいただきました弊社著作物の掲載について、ご案内いたします。(中略)
ファミコンのソフトでは、サポートページ内にて記載されております【掲載・配信に可能な物】に該当する方法での配信が『そもそもできない』ため、許可していないコンテンツに該当いたします。
また、同記載の【掲載・配信に可能な物】に該当する方法にて掲載・配信されたものであっても、一般のお客様に対して動画の収益化は『公式に』許可しておりません。
以上で回答は終了とさせていただきます。
今後ともKをよろしくお願いいたします。お問い合わせありがとうございました。
***
「……でかした!」
「あちゃー……。無許可配信決定か……」
「企業側から『収益化』以前に『配信は駄目だよ』って来てるわけか。で、「Xの先駆者」はそれを無視して配信をした……それも収益化もしている……」
「収益化? ――ああ、投げ銭OKサブスク推奨の“ミリオンdeil”だからか」
「ちなみに“つべ”もダメだぞ。あそこは広告収入だからな。どっちもアウトだ」
「これ、どうなの? 炎上案件じゃない?」
「……もしかして、他のゲームも『やって』そうじゃない? ……無許可配信」
***
202X年8月27日 午前10:17 「Xアンチスレ」
いわゆるXたちの著作権侵害発覚から5日後、様々な報告がスレに載せられていく……。
「初期でやった『『BIO』実況3』のガイドライン見たら、配信OKだけど許諾してないから収益化NGだとよ」
「でかした!――と、言いたいとこだけど……」
「違反しすぎだよなー。これで7作品目だぞ」
「こんなに違反しててええんか? 普通炎上どころか訴訟もんだぞ。無許可配信は立派な著作権侵害。
無名まで落ちぶれた存在とはいえ、多額の契約金で“ミリオンdeil”の看板背負ってるXなのに、なんで無許可でやってて今まで無事なんだよ。おかしいだろ」
「いーや、逆もあり得る。メーカー側から泳がされてるって可能性も十分考慮した方がいい。満天堂みたく契約満了の辺りでどかっと訴えられるかもしれんし」
満天堂とは、最大手のゲームメーカーである。
ゲームの種類もさることながら、大人気ゲームの販売元であるため、二次利用に寛容であり、ゲーム実況の収益化まで許可されている。
だが、ネットワークサービス以外の利用については厳格であり、数年前に満天堂の許諾なくゲームソフトの名称およびコスチュームデザインを宣伝・営業に利用していることで著作権侵害に当たるという旨を、知的財産(著作権は知的財産権の一種)裁判所に提訴、その後勝訴したという事例があった。
一審の地方裁判所での判決は1000万円の損害賠償で勝訴が確定。その後相手側が不服申し立てをして控訴し、満天堂側も一部認められなかった部分を不服として、賠償金額を5000万円に増額して高等裁判所に控訴。二審でも満天堂側が勝訴し、5000万円の判決が言い渡された。
このように著作者に許諾なく(いわゆる“無許可”で)著作物を利用すると、発覚した時の反動が桁違いであるのだ。『知らなかった』では済まされない。これは裁判所で裁かれうる可能性はないとは言い切れない。「グレー」なのである。
「Xたちって知らんのかね、このこと。だったら実況の基礎の『基』の字も出来てないね。初心者実況者でもここだけは弁えてるところなのに……」
「満天堂の勝訴は一時ニュースになるくらいだったもんね。周知の事実だと思ったけど、もしかして訴えられたいって思ってるのかも……」
「炎上したら世間様が目を付けるもんな」
「てか、X実況してきて何年目だよ。10年超えてて『これ』ってどういうこと? メーカー側がちゃんと許可してんのか・してないかぐらいは調べるだろ。それは『実況者の自由』じゃなくて、場を乱す身勝手な行為だよ」
「なるほどなぁ。だから『ましゅーず!』で権利関係のコメントが削除されやすかったわけか。これは投書で送るしかないな。『メーカー側は許可してない、いわゆる無許可配信の是非を聞きたい』と」
***
202X年9月1日 午後8:25 垢名:Xの先駆者
配信告知!
申し訳ありません!
明日予定していた配信を木曜日22時~に変更いたします!
『風吹けば名前なし(初代)』をGとプレイしたいとおもいます!
ファミコンの奴です。よろしくおねがいします! ピッ
***
同日 午後8:31 「Xアンチスレ」にて。
「あのぉ……XCソフトのガイドライン見たら配信OKなの『名前なし4』と『続・風吹け5』しか無いんですけどぉ……」
「気になって自分も確認したわ。どう見ても4と5しか書いてないな」
「じゃあやはり今までも無許可か」
「またかよ……ここまで能天気なら、一回痛い目見てほしいな。それなりに知名度あった人間がいい加減な事すると、規制がより厳しくなってゲーム配信自体の首絞める事になりかねんぞ」
「みなさん、権利関係について丁々発止の議論をしているが、末尾の『ピッ』も相当イタいことにも注目してやってくれ」
***
「今更だけど、配信許諾は“ミリオンdeil”経由でとってる可能性もあるんじゃない?」
「そう反論されると思ったんで“ミリオンdeil”の配信者規約見てきた。抜粋するわ。
1)配信者は“ミリオンdeil”内での配信(以下“本配信”)にて配信する配信コンテンツのすべての内容について、『事前に』、権利者との間で必要な権利処理を適切に処理するものとします。
→配信者が事前に許諾の許可とっとけよ――と書いている。
2)配信者は運営会社“ミリオンdeil”に対し、本配信で配信するすべての内容について、『事前に必要とされるすべての権利処理が適正に実施』されており、(中略)かつ、いかなる法令、本利用規約および本配信規約に違反する者ではないことを表明し、保証するものとします。
→“ミリオンdeil”自体は何にもやんないけど、配信者が「事前に許諾とった」って言ったら保証してやんよ、確認しねぇけどな。
3)配信者が本配信を実施したことにより、第三者に損害が生じた場合は、配信者は配信者の故意・過失の有無及び予見性の有無にかかわらず、当該損害の賠償に関する事象すべてを、『配信者の責任と費用負担において解決』するものとします。
→俺達責任取らないからな。つーか、ちゃんと許可とったんならこんなこと起きねぇよな? だからあっち側から賠償金とか言われても払わないからよろしく。あ? 『公認配信者』?――守るとは一言も言ってない。知らんな。
――とのこと。さすが中国企業。やはり非情だな」
「やべぇww」
「やばい内容だな、この配信規約ww」
「有能乙。つまり、
『許諾は配信者本人が取る。“ミリオンdeil”は一切責任を負わない』――そういうことね」
「なるほど……全部配信者本人に依るのか。
じゃあ今のXみたいにだんまり決め込むと、本当に許可とってんのかそうでないか分からなくなるんだな。なんなんだこのトカゲのしっぽ切りスタイル……『金渡したろ、あとは牢屋で人生過ごしな』って感じで嫌だわ」
「あの国は今に始まったことではない」
「となると“ミリオンdeil”の腰は重いわけか……。どれだけ通報しようがこの規約を盾に、会社側は動かないだろうし。もっとXが荒稼ぎしてないと動かなそう」
「企業系や法人系の大人気実況者集団なら即動くだろうけれど、投げ銭もいうほど投げられてない個人のXじゃすぐには動かないだろうな。底辺だからこそ命拾いしてるというかなんというか」
「視聴者600位だもんね。投げ銭もたかが知れてる」
「ね」
このアンチスレ民追求の元、Xの著作権利用を含むゲーム配信のずさんさが白日の下にさらされたのを契機として、とある炎上に繋がることになる。どうやらこの時のXたち『先駆者メンバー』は、露ほどに知らなかったようである。
1-2)嘲りの・挑発の・楽観の鍋
202X年 9月6日 午後6:35 Xアンチスレにて。
「まったく溺れるほど目が見えなくなるとはこのことだよ。
無責任と自由は別物だよ? 法律や制限に守られて初めて自由が約束されるんだから。守らなくていいだなんて発想を持つ人がここにいていいのかね?」
「常識や最低限の線引きは引かないと、身勝手なギャングどもがひしめくアウトローな世の中になってしまうからね」
「Aに凸ったら返信来るかな」
「なぜにA?」
「今んところAの垢、返信しまくりだからな」
「へぇー、マメだね」
「いやー、だからといって権利関係は無視するだろ。仮にもゲスト扱いだし……」
***
202X年 9月6日 午後7:07 垢名:G
まあ鍋パするよなそりゃ。
(画像一枚添付)
「画像描写」
真上から写真撮影された写真。画像中央には横長のテーブルが映り、その上にはキノコやネギ、豆腐などが煮られた土鍋が置かれ、小皿と共に画面上方に生の肉が見切れて置かれている。
202X年 9月6日(日) 午後7:25 垢名:「Xの先駆者」
鍋おいしいよう……。
***
同日午後7:26 アンチスレにて。
「無視……どころか、こいつら鍋食ってやがる……」
「呑気だねぇ。仲良しアピールも兼ねてるのかな」
「気づいてないふりなのか、煽りなのか……煽りだな」
「『権利関係の投書? ああw、見てるみてるw。まあ後で見るわ。今日はそんなことより鍋つつく方が重要だからさ。』てか? 『効いてない、効いてない』アピしてんじゃねえよ!」
「権利関係に焼きもきしてるっていうのに、当事者たちのこの無遠慮加減にファンは苛立ちが募るな」
「この期に及んで無反応とは、いったいどういう了見してんだ、こいつら。権利関係きちんとしてたなら、
『許可とってますから、ファンの皆様ご心配なく!』
の一文ですむのに、無反応貫けば貫くほど疑惑は深まってくるし、次から動画に必ず書き込まれるようになる」
「ところで皆さんあれから投書送ってる?」
「送ってる」
「何度も送ってるが……」
「投書送っても半月無視……ふーむ、この感じ……投書読んでないんじゃね?」
「前にこんなこと言ってたよな? 『投書箱見たらアンチのも入ってて笑ったんだが』――って」
「じゃあ、『権利関係』の指摘はアンチだって思ってんの?」
「可能性あるね。それだとしたらアホとしか言いようないけど」
「なるほど、ファンの意見が詰まった投書読まずに今夜は鍋か……うーんこの」
「ようX、無許可配信で荒稼ぎした金で食う鍋はすこぶる旨いよな。でも、残念なお知らせがある。次回煮られるのはお前らだ、先駆者ども。鍋に入って茹でられないといいな――。はーはっはっはっは!」
***
202X年 9月6日 午後11:20 垢名:A
やっぱみんなで囲む鍋は楽しいね。
≪このコメントの返信欄≫
a:おいしかったですか?
A(aに返信)
「おいしかったですよー。
久しぶりに食べたAの本格タレが抜群にうまかったです。ちょっと薄めてから食べるのに、Gは雑な性格なので、『しょっぺえ!』って言って吹いてましたけど」
慧眼グルド:具材大きくて、おいしそうです。
(慧眼グルドに返信)
A「適当に具材を入れたとこで写真撮ったんでちょっといびつですね。でも時間帯が相まって、意外とおいしそうに写っています」
リプc:なに鍋ですか?
(cに返信)
A「Gは水炊きのつもりで作ったと。世間的にはしゃぶしゃぶだと思うんですが、俺には違いがわからない……。しいたけ染みてておいしかったですー」
2「心配するファン」
202X年 9月2日 午前9時45分 垢名:憂わしげ
X!!
『風吹けば名前なしシリーズ』って、4か5以外は配信許可出てないみたいです!!
初代は大丈夫ですか!?
***
202X年 9月2日 午後2時45分 垢名:憂わしげ
えぇ、X……、前やった『○○ホーム』もメーカーは配信許可してないって言ってる人いるけど、大丈夫?
ちゃんと許可とってるよね!?大丈夫だよね!?
(引用)
202X年 9月8日 午後7時15分 垢名:カラコルム山脈の標高は8611ミリオンdeil
一介のファンがゲーム配信者に許可とってるか聞くのって違くない?
普通配信者だったら許可とってるか、ガイドライン見て避けてるかのどっちかでしょ?
「確認とった?」とか言ってる権利確認ガイジは、滑落に注意してカラコルム登ってこいや。気晴らしにはいいところだぞ!
(引用終わり)
202X年 9月8日 午後7時20分 垢名:憂わしげ
Xに権利大丈夫?――って聞いたら、権利確認ガイジとか言われるんだって。……怖い。この人ガイジの語源知ってて言ってるのかな……。だって心配なもんは心配なんだもん……。
3「配信前・とるべき選択」
202X年 9月10日(木)午前9:00 「Xアンチスレ」
「さて、無許可配信なのは確実だとはいえ、権利関係はいずれバレる。今日がその分水嶺に立っているだろうから、これからXが取るだろう現実的な選択肢、手前味噌ながら考えてきたでー。
① 無許可であったことを素直に謝罪し、該当動画の削除、グループ活動であることを正式に周知して、今後「Xの先駆者」を法人化。今後は案件として許可をとり、二度としないと誓う
② 企業が一個人を相手にしているほど暇ではないことを祈りつつ無許可配信を続ける。ファンからの忠告も無視
③ 許可を得ていないが許可を得ていると概要欄に明記する
④ 許可の要らない“XXOTCMG”ゲーなどの海外ゲームや雑談配信にしれっとシフト
⑤ お気持ち配信でX狂信者のつなぎ止めを図る
⑥ ガイドラインをまったく見てなかったと素直に認め、ネットから脚を洗い引退。
二三年かけて無名からのし上がる
⑦ 卒業した“慧眼グルド”に戻る」
「ふむ、つまり……
① 炎上案件
② 今まで通り
③ 偽証。バレたら即大炎上
④ ありそう
⑤ ありそう
⑥ さっさと辞めろ
⑦ 願い下げ ……こんなとこか。①一択だな」
「でもさぁ、『謝罪→該当動画削除→風化するまで沈黙or雑談配信&信者よしよし』やってワンチャンあるか――て、ところだろ? ガイドラインで禁止にしてる企業が、裏で許可を出すなんてあり得ないでしょ」
「そもそもの話だ。『許可をとる』っていう選択肢を入れてること自体可笑しい話だろ。明確に禁止されてる場合、手を出さないか避けるのが普通」
「普通じゃないところがXだろが」
「だってガイドライン日本語で書かれてるもの。XもX信者も日本語分からないから……」
「事後報告でもいいとも思ってそうだな。一介の弱小実況者どもが、
『あ、すみませーん。よく確認せずに御宅のゲームやっちゃいましたー。許可とってなかったんですけど、別に……いいですよね?』つって、許可取れると思ってたり……?」
「鍋食えるほど楽観的だからね。ありそうと思ってしまうなぁ」
「逆に許可取りたいけど取れないんじゃね? メーカーに連絡したらバレるどころか“ミリオンdeil”の公認配信者から引きずり下ろされるのは必然的だし、多分違約金も払わなきゃならん。それを恐れてノータッチの姿勢を貫いてるんだろうよ」
「Xはそんなに策士かなぁ……。Yじゃあるまいし……」
「Yだってこんな初歩的なミスしねえよ。謝れ」
「ドゥメーン」
「どの選択肢にしてもいずれは爆発する時限爆弾を抱えていることになるよな」
「仮に動画削除して風化させても、動画削除の印象は消せないからな。視聴者に謝る――もしくは『お気持ち配信』――のはそもそもおかしくて、権利元への慰謝料や収益再分配、“ミリオンdeil”への違約金支払いとかは覚悟しないと。企業は信者みたいにゆるくないからな」
「サブスクの返金ってどうやるんだろう……。ミリオンdeilの配信者規約では配信者が事前に権利元に許可取ったうえで配信する事が前提になってるはずだ。だから、版権元の企業だけでなくミリオンdeilとも契約違反にもなってるんだよなぁ。
ミリオンdeilとの契約金はもちろん、サブスクやギフトもミリオンdeilに取り分がいくだろうから、企業への分配と視聴者への返金をやるとなると相当面倒な事になってると思われる。――めんどくさそう」
「もし今日の配信を直前で中止にしたら、『ちゃんと間違いを認めて対応するX偉い!』と、花畑の返信コメいっぱい送られそう」
「『しつこいアンチの相手してあげたんですね!』
『やっぱりXって大人だね! 対応早い!』――とか?」
【今回のまとめ】
① 今日配信中止した場合
・なんで『○○』の頃から1ヶ月以上に渡って指摘コメントがあったのに、それを黙殺してまで無許可配信を繰り返してたのか?
・無許可配信で得た金銭はどうする?
・投げ銭した視聴者への対応は? 返金は?
② 配信中止しなかった場合――は?
***
(引用)
202X年 9月8日(火)午後7:30 垢名:「Xの先駆者」
配信告知!
次回の“ミリオンdeil”配信は木曜21時にやりたいと思います!
「○○ファーム2」をプレイする予定です!
私、前作をプレイしたことがあるので、一体どのような進化を遂げているのか楽しみで、夜は眠れます!
(配信プラットフォーム“ミリオンdeil"へのURL添付無)
(引用終)
202X年 9月10日(木)午後0:40 垢名:A
「〇〇ファーム2」……当時の光景を思い出しますね。
家中のものを引っ掻き回しては色んな『○○○』を誕生させてましたねー。
Xは一体どのような『○○○』を育てるのか気になるところです。
***
202X年 9月10日(木)午後1:20
「Aがやるってよ」
「予定調和か~、こりゃ無敵やでぇ~」
「あ、Aにリプで権利関係聞いてる人がいるな」
「ほんとだ。さて、反応あるのか……?」
4「火をつけた者」
***
202X年 9月9日 午後10時10分 垢名:憂わしげ
X……。
配信は楽しみだけど、『○○○ファーム2』も配信の許可出てないよー。
“ミリオンdeil”で、またコメント荒れちゃうよ~。
***
202X年 9月9日 午後10時20分 垢名:憂わしげ
なんか、このまま応援してていいのかな。
私なんて大勢の中の一人だけど、それでもXが無許可配信してるのを見て見ぬ振りして応援するのが本当に良いことなのかな。
投書しても送っても変わらないし、もし見てくれてたとしても嫌な気にさせちゃうだけなんだろうなぁ。
---
202X年 9月10日(木)午後0:40 垢名:A
「〇〇ファーム2」……当時の光景を思い出しますね。
家中のものを引っ掻き回しては色んな『○○○』を誕生させてましたねー。
Xは一体どのような『○○○』を育てるのか気になるところです。
≪このコメントの返信欄・一部抜粋≫
202X年 9月10日 午前8時28分 垢名:火をつけた者
今日やろうとしているゲーム『◯◯◯ファーム2』は、営利目的での配信は不許可であるとガイドラインにて明記されています。“ミリオンdeil”の配信者規約では、配信許可が出ていないゲームを配信しようとすること自体規約違反になってしまうと記載されているのですが、先駆者の一員として、Xのその無責任な行動をどう思われますか?
***
202X年 9月10日(木)午後8:30 垢名:「Xの先駆者」
本日21時から予定していた配信を22時からに変更させて頂きます。
急ではございますが何卒よろしくお願いします!
***
202X年 9月10日 午後8時33分 垢名:火をつけた者
――お?
俺の凸が効いたのか、今日のゲーム配信の開始時間が遅延したぞ? Aもリプ返しなくなったしな。もしかして、やるのか今日? 月イチペースの「お気持ち配信」。やるなら楽しみだなぁw。
5「最悪手の生放送」
202X年 9月10日(木)午後9:57 垢名:「Xの先駆者」
すみません! 10分お待ちください! 22:10開始です!
***
――“ミリオンdeil”サイト内。
202X年 9月10日(木)枠名『先駆者たちの座談会』 22:10~22:28
「生放送描写」
X:…………。
こんばんは~。こんばんは! 聞こえてますでしょうか? ――聞こえてる? 聞こえてますね。
えーっと、8分……いや1時間10分か、遅れてしまいまして申し訳ありませんでした。準備に手間取ってしまいまして、ちょっと裏の方でね、ごたごたと……色々あったんですよ。
で、さらに申し訳ないことに、本日予定していた『○○○ファーム2』のゲーム配信、ちょっとこちらの準備不足で中止になりまして、えー、今回は、仲間たちと座談会という形をとることにしました。えー、ゲームを楽しみにしていた皆様には大変申し訳ありませんが、ご容赦を。色々ありましてね。
で、最近……もう一個言いたいことがありまして、えー、『権利関係』についてちょっと、リスナーさんから『大丈夫?』と、心配に感じる方たちが多くいらっしゃいまして、それについて少しだけ伝えたいと思います。――よろしいでしょうか? はい。
で、まあ、私たちは『新人ゲーム実況者』とはいえど、ゲーム実況というジャンルに携わってきましたが、基本ゲームメーカーさんから『だめだよ』って僕らのところに直接問い合わせが来た場合は、すぐ、メーカーさんに謝って動画を削除するし、その考えは変わらずやっていきたいと思います。
これは“ミリオンdeil”に限った場合ではなくて、”つべ”でもなんでもほかのサイトでも同様のことが言えます。でも、そのー、それだと心配だという視聴者さんたちが多いので、ゲーム選びに関しては慎重に気を遣っていきたいなと、思います。
このことに関して、心配をかけてしまったこと、説明不足だったこと、心より深く謝罪します。応援してくださっている方たちにも心配をかけてしまい、大変申し訳ありませんでした。はい、申し訳ありません。
……それで、座談会ということで、私のほかにPもいらっしゃいます――じゃ、どうぞ。
P:はい、こんばんは~。Pです。
いまXから話があった通りの方針に付け加えまして私から少し補足説明をさせていただきます。
えー、私達のグループ活動をしていく上でですね、全部Xに言わせっぱなしなのは個人的に危ないので……
X:……危ないw?
P:そう、危ないので……(笑)。まあ、ちょっと不満はあるかもしれないですけれども、自分らは素人ですし、自分も特段詳しいわけではないですけれども、昔ちょっとだけ調べたことがありますので、ちょっとだけ補足の方をさせていただきます。
まず、『著作権』という話なんですけれども、これって結構細かくてですね、一言で説明っていうのは言えないんですよ。だから例を用いながら説明していこうと思います。
――例えば同人誌ってまあ、普通に売られているわけじゃないですか?
X:同人誌……はい、あのお金とる奴……。
P:そう。まあ無料のものも込みで同人誌っていうのは端的に言うと、白か黒かでいうと……ていうところなんですよね。
X:……ああー、はいはい。
P:ほかにもじゃあ、ツイッターで、漫画の公式キャラの横に吹き出しを入れて面白いセリフが書かれた画像だとか、もっと言えばアカウントのアニメアイコン。これらってよく見かけるじゃないですか。
それどころかファンアートや二次創作なんかは、あの……厳密に言えば真っ白にはならない……ていうところなんです。
X:……ほおお(関心の相づち)。
P:で、これらの行為(公式の絵に第三者が勝手に工夫・無断使用すること)って“ミリオンdeil”だから(公開できる)とかっていうのはあんまり関係なくてですね、そもそも収益化云々以前の話で、そういうところひっくるめて、まぁこれも……真っ白にはならない――ということなんですよ。
X:……まあ、場所が、どこであろうと……。
P:で、さらに言うと写真ですね。例えば友達んちで撮ったものをネットにアップした場合、『肖像権』は自分や友人にあるんだけど、『著作権』は投稿者にあるなど。あげればきりがないんですよ。
ただ、『みんなやってるから俺達もいいよね』――ていうことは勿論なくて、当然そこはまあ、当たり前なんですけど。
今までゲーム実況の歴史が15年あったとして、例えば一介の実況者が視聴者のターゲティングに合わせて『スーファミ』や『Pステ』なんかの昔のハードソフトのゲーム実況・生プレイの公開を楽しみに見てきて下さった方たちもいるわけなんですよね。
なので、割とそういう過去のゲームに関しては寛容なのかなって勘違いしていた部分は確かにあって、……まあ、実際私個人にはそういうのがありました。
X:はいはいはい。……でも、いやあったかもしんない俺も。
P:で、昨今のゲーム実況界隈の事情を見る限り、事務所に所属して、まあ、事務所がとってきた、あるいは案件が来たゲームの配信をやっていくというのが、これからの主流になりそうです。だから、私たちもゲーム実況を淡々とこなしていくという考え方自体古くて、なんかこう、そういう形にシフトしていった方が、見てる方たちには迷惑かけないのかな。――と思うならば、そういうのもありかな、っていう風には思ってますね。個人的にはそういうことです。
X:はい。
P:で、一応、これからの文章は、あるゲーム会社の方が言っていたものを引用する形でご紹介するんですが、その方はこうおっしゃってまして、
「個人の方から許諾申請を承ることは、承服しかねます」と。
「現状、YESかNOかでいわれたら、NOとしか言えません」という答えなんですよ。
X:……はい。
P:これって、まあ本音で言ったら、個人の方はお問合せしないでください、という風に門前払いをしてるんですよね。
『お問合せしないでください』っていうのは、だから、こっそり楽しんで下さいと、叱る時は叱りますという……まあ、暗黙の了解的なニュアンスで言ってるわけですよ。そう考えると――なんともお優しいお言葉ですよね。
ただ、勿論、報告を戴いた場合、動画は――お叱り戴いた場合はね――削除はするし、みんなが不安に思ってしまう行為――つまりゲーム選び、だよね? だから、丁寧に選んでいこうかな、と僕は同意する所存なので、そこのところよろしくお願いします。
X:……よろしくお願いします。
(言葉に詰まっているらしい、30秒ほど二人は黙った。)
P:あとは、そう! サブスクがだめというわけではなく、そもそも『著作権』が法律上だめです。『著作権』で、基本はだめになります。
で、かつメーカーさんによって収益云々ていう括りを設けてくれているところもあるんですけれど、基本はもう、広告貼ってようがいまいがだめなものはだめってなっちゃうんですよね。……まあ、そこはみな様の方が詳しいのかなぁってのは思うんですが。
で、もし動画が削除されてしまった場合なんですけれども、悪いのは完全に『こっち』なので。10:0でこっちが悪いので、絶対にメーカーさんの方に非難を浴びせないようにお願いいたします。絶対にやめてください。
これだけは注意してください。
昔は結構あの……動画が権利者削除されたら、権利元に非難がおよぶっていう風潮があったんですけど、全く過去のお話なので。メーカーは全く悪くないんで、そこだけは足を踏み外さないよう、よろしくお願いします。――ということです、はい。まあ、あと、Xなんかある?
X:俺からは……まあ、ゲーム選び……だよね。今後もう少し気を使って……。
P:そうだね……ああ! あと、Xが全部説明してっていう声もあったんですけど、百も承知でこのことを言うんですけど……一応グループとしてやってて、Xに全部丸投げっていうのは個人的にちょっと、というのがあり、きました、ここに……はい。
前の配信のときにさ、俺が音響とか調整してて。で、コメントで、「Xがやれよ」っていうのがあったんだけどさ。
X:……あったの?
P:あれって座席の都合上そういう感じになっただけだったんで、Xできなかったんですよ、遠くて。だから、説明不足もあったはあったんですが、ちょっとそういう都合でXが責められるとなんか……ちょいきついな、と感じる部分はありました。この際自分から言わせていただいた感じです。――こんなんでいいよね。
X:……はい、そういうことでした。
P:そういうことですね。
X:はい……www。
P:だから、えっと、とにかくメーカーへの批判は絶対ダメということ、ですかね。
X:……。
P:そこだけは分かってほしいかなと思います。
まあ、だから、しっかり頑張っていこうというのはこれから変わらず、ですね。で、現状個人の許諾は、メーカーさんに「これやっていいですか」って聞いて「いいですよ」とは言ってもらえない事実はありますよね。
YESかNOかでいうなら、『著作権上』NOというしかないので。なので、まあ――
X:そうだね。だからまあ、『楽しいだけじゃだめなんだな』ていう……w、気を遣う部分も、ある……感じなのかな?
P:えっとですね、“ミリオンdeil”でやっちゃだめだよって言ってるメーカーさんは***さん、***さんの二社。他に関しては“ミリオンdeil”だからだめだよっていう明言はしていない、ですね。確か。
X:ふんふんふん……。ああ。はい。
P:だからその二社は避けて……何か、話足りないことある?
X:話足りないこと……。話は変わってしまうですけど、
P:はい。
X:最近、動画? 動画用で、何個か撮影しているものがあって、まあ近々……
P:ああ! はいはい。
X:それで、今編集中で、近々公開する予定で、ありますんで……お楽しみにしててください、と。
P:はい。
X:……もう、新作動画が待ってますんで。上がった奴がありましたら、ぜひみてください。あと、他にも色々企画しているものがあったんだけども……。ここはこうした方がいいかな、とか、二人より数人いた方がいいかな、とか、改善点が色々出てきて、そこをまぁ、頭をひねって直しつつ、動画の作成にまあ、とりくづ(噛んだ)……取り組んでますんで、はい、お楽しみにしててくださいますね?――ということで。ちょっと宣伝っぽい感じに……wは、なっちゃったんですけど。
P:……まあまあ、ね。
X:まあなかなか。
いろいろとやりたいゲームもあるんだけど、時間が限られてしまうところもあるからちょっと難しいところがあって、なんというかホント体がいくつもあっても足りないっていうか……(10秒の沈黙)。
P:まあ、あと他の配信者さんのことに対しては慎重にお願いしますね。例えばそこに行って、まあ……何でしょう、波風が立つようなことを言及するのは、迷惑なので控えていただければ、という感じですね。うん。
X:……。
P:うん。まあ、どことは言いませんけれども、他の配信者のところに行って、Xがどうこうっていうのは……これもやめてください。迷惑なので、迷惑かかってしまうので、向こうにも、はい。
……えっと、今コメント結構読んでるんだけど、なんか。
X:『ゲームやろうや』……ああ……。
P:……。
X:……ww。まあ、この空気感で『ゲームやろう』はちょっと……。日を改めない限りは難しいですね。気持ちの整理とかちょっとそういうのもありますんで――、
P:えっと、ちょっとコメント見てたんですけど、ああ、えっと“ミリオンdeil”でとかじゃなく確実にできるゲームをやっていく感じにしていこっかなということで、ちょっと説明が拙くて伝わりづらかったのかな……。
X:悪かった、ですかねぇ(若干機嫌が悪くなったような声を出しながら)。
P:えっと、すみません。ちょっと伝わりづらかったところがあったと思うんですけど、とりあえずゲーム選びに気を使って、いきますと。具体的に言うと当面は雑談もアリだと思いますし、という感じで行きたいと思います。正直雑談力ないところあるんで、
X:そうだねぇ、俺もトーク力全然なくて
P:僕もない方なんで、視聴者さんを飽きさせないトーク力を身に着けるのが課題かなぁ。
X:『……ましゅーず!ゴールド目指そうぜ(コメント)』。……うん、まあまあ、目指す気で入るんだけどね。
P:そうだね。
X:一応裏ではその……昇格戦? をお見せできるようにセッティングはしております。はい。
(10秒沈黙)
P:んー。はいはい。
(10秒沈黙)
X:何か、今ありますか?
P:今、コメントを……辿っている……まあ、そうですね。許可取れそうなゲームとかをやっていきたいですね。
X:そうですね。そんな感じですか?
P:……それぐらいですね。自分からは以上です。
X:まあ、そのー、さっきも言ったんですけどね、メーカーさんから『このゲーム駄目だよー』って言われたら、もちろん動画は消すし……まあ、すぐさま対応させていただきますし、その、よろしくお願いします。
P:それは――、危ないコメントだなぁ……。
X:え、今の危ないかなぁ……。で、今日は、このくらいでお開きとさせていただきまして、次回は土曜日に配信させていただきますのでその時は改めて告知させていただきます。
P:ゲームは、未定――、
X:未定だね! 未定、これから選んできます。うん。
P:まあ、あの……コメント見てると、喋りが止まっちゃうっていう弱点がありますんで……。じゃ、土曜日にまた会いましょうか。
X:はい、ではみなさんおやすみなさーい。
***
9月10日に行われた生配信は、予定より1時間10分遅れて配信された。
内容はゲーム実況での『権利関係』につきましてのご案内。1か月間うやむやにされ続けてきた『著作権侵害』の釈明・謝罪である。
だが、タイトルはなぜか『Xの先駆者座談会』であり、謝罪感はあまりなく終始言い訳放送に徹した。
始めにXが一人で釈明を行い、3分も満たずにPが登場。
その後、最後までPが単独で喋り――Pが言うにはあくまで『Xの補足』であるが――、Xはそれに対し相づちをするのみとなる。
この放送で今まで黙秘してきた『権利関係』ついて言及したが、上記の流れの通り違反に関する誠意ある謝罪感はなく、また開き直りに近かったため、配信直後に炎上(後述)。
さらに、いわゆる『ほかの配信者だってやっている』という配信業界自体グレーゾーンであると仄めかしたことから、X以外のゲーム実況者まで波及。企業側を舐める発言も相まって様々な議論を呈した。
この釈明配信での焦点は主に3点。
・ゲーム実況に関する事前許諾は取っておらず(無許可で配信した)、にもかかわらず投げ銭などで収益化したことについての説明がない。
・著作権侵害についての認識の甘さ・言い訳が『初心者実況者だから知らなかった』
・双方の認識に齟齬があるものの、いずれも“ミリオンdeil”の規約違反であること。
X:事前許可を仰ぐ必要はなく、楽しければ問題ない。著作権について所々分かってない節がある。
P:ゲストとしての立ち位置、配信者として未熟であり未経験に近いというニュアンスを伝えたうえで、私見を述べる。
過去のゲームに関して権利関係はとうに切れており、事前許可を仰ぐ必要はないと考えていた。
そもそも『権利侵害』は挙げればきりがなく、特に『著作権侵害』は身近にありふれている。許可申請に関して、個人の利用・実況目的の使用は拒否するが、そもそもゲーム実況自体グレーな存在で、ゲームメーカーは許可申請のない配信でも黙認して目を瞑ってもらっている。
おそらく他の実況者もその状況に甘え、配信を行っているだろう。
……だが、良識あるファン目線では、どう映るのであろう? これは如何に、となるだろう。
6「激震・炎上・火消し」
6「激震・炎上・火消」
1) アンチスレ絶句
略
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2) 配信直後のネット界隈
以下、Xの座談会(釈明放送)配信直後。ネット界隈の反応。
「本当にXはまともなファンばかりを切り捨てていきますね。今日まで応援していた人たちも、明日にはアンチ扱いされると思うと悲しいな。ゲームが本当に好きなら、そのゲームを作ってくれた企業のルールも大切にしてほしかったです」
「“慧眼グルド”にいたXは好きだったよ。素敵だったよ。尊敬してたよ。でも今のXはもういいかな、追う気はない。気付いちゃったんだ。本人が好きだったんじゃなくて“慧眼グルド”という額縁に守られたXというキャラが好きだったってことがね」
「X……配信見たけど、もう失望すらできないほど振り落とされた気分だよ。今日の配信でどんな対応をするか、あなたに期待と望みを持ってたのにそりゃないよ、本当に心から応援してたのにな。某グループを抜けてまでやりたかったことが、こんなことなの?」
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3)露骨な火消
202X年 9月10日(木)午後11:40 垢名:「Xの先駆者」
本日の配信ありがとうございました。
これを期に一部を除くアーカイブを削除いたします。“つべ”上の広告の付いている動画も一部削除させていただきます。いつも楽しんで見てくれていた方、大変申し訳ありません。
また“アンテ”やその他“XXOTCMG”など海外発信のゲームに関しましては、海外在住の著作者様に許諾確認が取れるまで配信及びアーカイブ公開は控えさせていただきます。
また“つべ”にてコメントが消されてしまう件について再度調べましたところ、投稿したコメントに「報告」が溜まってしまうと自動的にスパム扱いされ、非表示になってしまうようでしたので、先ほど手動で全てのコメントを表示させて頂きました。
ご迷惑をお掛け致しましたことまことにお詫び申し上げます。
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202X年 9月10日(木)午後11:02 垢名:A
今日は急遽座談会(?)となりました。
ゲーム配信を楽しみにされていた方、申し訳ありませんでした……。
202X年 9月10日(木)午後11:50 垢名:G
メーカーから許可のないゲームは、“つべ”での広告表示も営利目的なのでアウトなようですね 。
ぴえん(´Д⊂ヽ
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202X年 9月11日(木)午後 9:40 垢名:「Xの先駆者」
度々申し訳ありませんが土曜日に予定していた配信は中止とさせていただきます。
今後について少し考える時間をください。
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202X年 9月11日(木)午後10:20 垢名:G
しばらくアカウントを停止しますよ。
また逢う日まで。
7「大炎上・否」
7「大炎上・否」
この「大炎上」での章でも同様、とあるネット界隈で吐露し始めた匿名アカウントを参考にしつつ、換骨奪胎し、再編集したものを載せることにしよう。なお、この中には鍵アカウントで呟かれたもの、公開コメントで呟かれ、その後削除されたもの、新規作成してこれ以降呟かれなかったものを含むが、第三者の特定を防ぐため、すべての事実を伏せて記載させていただく。あくまで創作の延長線上の域を出ないことを理解していただきたい。
上記の通り、読者の方々はご了承願いたい。
1)心配するファン
2)火をつけた者
3)沈黙からの傍観者
4)幻滅するファン
5)見に来て即見限る元ファン
7-1)心配するファン
1) 心配するファン
202X年 9月10日 午後10時45分 垢名:憂わしげ
え、え……まってX、そんなこと配信者が言っていいことなの?
訴えられないかぎりやめません、バレなきゃいいだろってこと……?
うっわ、つら。
まさかそんな人だったなんて……好きだったのになぁ。
ずっと応援していきたかったのになぁ。
X、降ります私。
このまま追って、あなたをこれ以上失望したくない。10年間ありがとね。
***
202X年 9月11日 午前1時05分 垢名:憂わしげ
あーあ、私も明日からアンチに分類されるんだなー。
コメントしたり投書したりはもうしないって決めたけどさ……決別って程じゃない。
Xがいけないんだよ? こんなことを平気で言い張るそんなXを見て……哀しくなっちゃうよ……。
***
頻繁に目にする文言があるんだけど……。
「X! もう“慧眼グルド”戻って!」――ていうファンの呟き。これを見てる私は、
「もう何があっても戻ってほしくない!」――て、思っちゃう。独りよがりかな?
Xみたいな無責任な人が戻ってきたら、本当に応援したい人を応援できなくなる……。
7-2)火をつけた者
約4200文字
202X年 9月10日 午後10時30分 垢名:火をつけた者
はいはいXのお気持ち配信乙w
キタコレですわ。
キタコレで、もうだめーだこりゃ。
笑ってなきゃやってらんないね。
「言われたら削除します」
こんな言葉が堂々と言えるってことは、こいつらなーにもわかっちゃいねぇわ。
ただ今回リプ全返信Aに俺様が凸ったから急遽こんなこと言い出したんじゃねぇの?
だって半月以上も投書しまくって、本人も見てる宣言してんのにガン無視だったもんなぁ。
オレに感謝しろよ、てめーら。
「Xは悪くないよ!」
「ゲーム実況がそもそもグレー」
「同人誌だって同じ」
とか、盲目信者はおもろいですわぁ。それブラックジョークかなんか?
なーんかさ、前に信者から、
「Xのアンチにならないで! Xに指摘しないで自由にやらせてあげて!」――ていうDM俺んとこに来たんすわ。
ねえ、今どんな気持ち?
信じてた教祖の化けの皮が剥がれましたよ? どうっすか、これぇ?
それでもまだ教祖様を信じる? この放送で犯罪者宣言してんだけど、バレなきゃ何したっていいってさ。
まともに謝罪してないよ、あれ。
急遽タイトル変更したってぇのに、なんで「座談会」なのw。
せめて「謝罪」とかにすればいいのにさぁ、ただでさえ態度も反省してるように見えないし、沈黙に耐えられなくて笑っちゃうんだから。
『座談会』始まって早々、P?――がさ、しゃしゃり出てきて言ったのが、
「そもそも同人誌ってグレーじゃないですか」
はいきたー! 言い訳きたー!
陳腐すぎる言い訳で、視聴者騙せるとでも思ったのかな?
でもさぁ、訓練された信者は違うよなぁ。
「ソウダソウダー!」だもん。
ちげぇんだって。そもそも同人誌の話しで切り出すの、可笑しくね?
何? 『著作権』から話すり替えようとして、何としてでも責任逃れしようとしてんの?
あのな、『シマントカルム』ていうゲームソフト出したKや◯◯ホーム出したメーカーはね、
「弊社のゲームでの収益化は禁止、個人使用権も許可しません。見つけ次第“法的措置”も辞さない」て、明言してんの。
んで、“ミリオンdeil”って投げ銭できるし、ましてやXは公式配信者として年収貰ってるわけ。
おやおや、ここで大きく矛盾してますねぇ。収益化にNG出してるゲームを、推定年収1000万以上貰ってる“公認”配信者が実況、しかも投げ銭OK……。
これってグレーとかのレベルじゃねぇの、どす黒いってレベルの真っ黒なんだって。
ちなみに前にやったゲームソフト『風吹けば名前なし』。
これを販売したXCソフトが、
「これは配信しても実況してもいいゲームですよー」ていう、ご丁寧にも許可ゲームリストを掲載してるのに、Xがやった初代はこのリストに載ってないんだよ。
『風吹けば名前なしシリーズ』は4と5だったかな、確か。許可されてんのは。
でも、Xくんがプレイしたのはそれじゃないんですよねぇ。初代なんですもんねぇ。
そして今回プレイする予定だったけど、僕の凸でおじゃんになったゲームはKテクニカルの『◯◯ファーム2』。
はい、当然これも許可されてませーん。
ここまで言って、
「でも実況自体グレー!」
「Xは悪くない!」て、言うならもうどうしようもないっすね。正直処置なしっす。病院に行きましょ。
全肯定信者とひっそりと、迷惑かけずに生きてください。一生犯罪者を崇めてて下さいwww
何もこっちも好きでアンチしてんじゃないんだよ。凸ったのも、傷つけたくてやったわけじゃねーんだわ。
オレは、“慧眼グルド”のXという実況者を好きになったから心配して言ってやったんだ。Xという実況者を応援したかったから言ってやったんだよ。
ま、結局責任もまともに取れない、謝罪する気も全くないような人間だと思いたくなくて、最後の希望(凸)にすがってただけなんですけど……ほんとは許可とってんだよな? 鍋が食えるってことは大丈夫っていうことの証なんだよな――て、思いたかったんだけどな……見事にフラグを回収しやがった。
とりあえず頭冷やすも何も、暫く休んでください。
何も配信者やめてほしいとは言ってないんだ。どこぞのアンチどもと違ってね。
けど、こうは思うかな。
12年もやって「新人ゲーム実況者」とは、どの口だよ――って。
でもねぇ、Xさん。
Xさんのやらかしはこれで終わらせないのが面白いところなんですよw。
今までの糞ムーブを振り返りながら今回の炎上騒ぎと見比べてみましょうか。
まず6月末、今回みたいな『お気持ち配信』、ありましたよね?
そこで遠回りが過ぎるわけのわからん例え話を話してましたね。
「元職場を恨んでない発言」は、最初のわけわからんムーブでしたね。
自分で辞めといて「恨み」だなんて言葉使うってことは、暗に、
「私たち何かあったんですー」
「自分は追い出されたんですー、Yに」
「私は、被害者なんですー」
「メンタルやられちゃったんですー」
「もう病んでしまって、続けられない。そう思ったんですー」
「でも、口止めされててこれ以上は言えないんですー」
「皆さんなら気持ちを汲み取って分かってくれますよねー?」て、言ってるように聴こえますよね。
そう! 今回もおんなじ手法使ったんですよ! この糞Xは!
「メーカーさんへ何か言うのはやめてねー」
とかw。誰もメーカー訴えるなんて言ってないんですがねぇ。同情誘ってんだかなんだか知らないけど、頭使って言葉選んでもうすこしオブラートな話ししてくれない?
あとは釣り動画。これもありましたねー。
あれはもう信者も暴走するわ、Xも放置するわで地獄でしたw。
ここはあんま知らないので言うことはそんなないんですが。
「配信者ではない」発言からの、「冗談でした」
これはもはや必見のコントレベル。掌返しやばw。
公認配信者として金稼いでおいて、その発言はもう……頭パッパラパーすぎだろって。
んでまぁ、8月末の“つべ”配信。そう、『23日ショック』とかいうやつですわ。
なぜか分からないけど、2日前からコメ欄解放してたやんか。“慧眼グルド”の名残ですかっつってね。
そりゃ自治厨湧くよ、そりゃね。自由に書き込めるはずのコメント欄に、管理者みたく統制者が現れようもんなら、そりゃ配信前から荒れまくりよ。
なんも知らない人が見に来て、
「あれ? これって“慧眼グルド”のXさんじゃないの?」
とか言うじゃん? その返答よ……。
「“慧眼グルド”のXじゃなくて「先駆者のX!」 “慧眼グルド”の名前はもう出すな!」
とか罵って、その場で謝罪強制させたんだよ、このクソ狂信者どもが!
折角手に入れることができた新しい視聴者を、自称Xファンたちが挙って追い返してやがんの。
ファンがファンを追い出してんのさ。
最高の皮肉じゃんw。ファンを選別できる立場だなんて、君たち教祖様に命令(もしくは洗脳)されたのかな? 自発的にだったらそりゃお門違いってもんよ。
元“慧眼グルド”のファンや「トカゲ全1」時代は辛うじて知ってる人を取り込むための秘策でもあっただろうに、Xの目論見が外れたんだよ、君たちのせいでね。
お前らが良いと思ってるX親衛隊はスルーして、何も知らない初見を叩くのはもうただの荒らし。
だってX本人は一度も言ってないよ。「過去の名前で呼ばないで」って。
“Y”がそれとなく言ってただけだし、本人釈明ではそんなことはいってない。そもそもの話だ、Xのアカウント名って何になってます? ――『“X”の先駆者』。そう書いてますよね? “慧眼のグルド”時代と全く同じ名前――“X”として活動してんすよ。
馴れ合い禁止も“ミリオンdeil”独自のルールでしょ? 馴れ合い禁止とか、閉じた狭い空間しか意味がないもんね。
でも、そんな独自のルールを押し付けて、謝らせて大暴れした。
さらに配信後もコメント大荒れ。コメント削除。そういえば、あれって誰の仕業かなぁ、Xがなーんか書いてた気がするけど、あれは誰のせいでそうなったっけ。確か……スパムがなんだって……うーん良く解らないなぁ。
しかし、滑稽だよなぁ。
天下の“慧眼グルド”様の片割れが、今やこれだもんな。
控えめにいっても最悪だよ。
“慧眼グルド”言われたくなかったら、Xって名前は使うべきじゃなかった。SやらLやら名称を変えて、新人ゲーム実況者として完全に巣立ってやればよかったと今になって思うよ。“慧眼グルド”を本当に卒業したんならね。そうでなくても黒配信は擁護不可能ですけどね。
長くなったので多分ここまで読み切る人は中々いないが読んでくれてありがとう。
一応言っとくけど自分は今回一切動画や配信の面白さには触れてないからな。
特に『BIO』実況はとても好きだった。無許可配信だったけど、それを抜きにすれば笑いどころも見どころもつまったいい実況だった。
楽しかったな、あの時は。
***
202X年 9月11日 午前9時20分 垢名:火をつけた者
Aは静観、Gは他人事らしい。
所詮は友達、ゲスト扱いって感じで助けてくれないんだね。助けにきてくれようとしたのは、昨日のお気持ち配信で来たPだけ……蓋を開けてみれば足を引っ張っただけだったけど、X単独より百倍位緩和されただろうな。
ここまで大炎上していてまだゲームができないことや、「ぴえん(´Д⊂ヽ」などと挑発できる精神は見習いたくはない。我らが“Y”だって「ぴえん」は使わない。例えば、
「動画あげたから見てね」
て言って、中指立てた自画像(手書きイラスト。絵心ないから幼稚園児が一所懸命描いたような絵にしか見えない)で挑発するけど、まあGに比べたら可愛いもんだよね。今の状況「ぴえん(´Д⊂ヽ」だもんね。
「ぴえん」、「ぴえん」……
Gは一人で泣けばいいけど、狂信者。お前に言いたいことがある。
いつか、俺にこう言って責任転嫁してきそうだな。
「お前がAに『権利関係』について凸したのがいけないんだ!」
問題を山積みにしてそのまま投棄してしまったXは置いておいてだ。今まで黙殺どころか無視していた権利関係について公表・対応することにしたのは、あれが原因の可能性は大いにある。いわば今回の炎上の火付け役は俺かもしれない。
でもなぁ、多分遅かれ早かれだったと思うぞ。
自分が我慢しても誰かが聞いてただろうし、投書箱にも権利関係の是非についてはたくさん届いていたはず。
それを見ないで放ったらかしたのは、君たちの教祖様だ。
あーなんかもうどうでもよくなってきた。
アンチもやーめよっと。
――ってことで切ります。
短い時間とはいえ楽しかったです。
“慧眼グルド”のX関係で繋がってくださった方ありがとうございました。
俺は“慧眼グルド”に戻ることにします。X、ばいばい。
7-3)沈黙からの傍観者
202X年 9月11日(金)午前0:48 垢名:カルバゾクロムスルホン酸Na
ここまで燃え広がって、未だ傍観者としているのはずるいと感じたので、吐き出させてもらいます。
Xさん、もう少ししっかりと謝るべきだったね。
時間はあっただろうから台本を作ってでも真摯な姿勢を見せるべきだった。あの内容で、配信に来てくれた視聴者が納得すると本気で思ってたのかな。
全てをXに任せるのは違うね。もうグループ活動になってるらしいから。でも今回はXが「自分の言葉で伝えたい」って言うべきじゃないのかな?
拙い文章でも、少しでも真面目な性格が残っていたのであれば。
彼らの目指すところが、今までよく解らなかった。
「一人でも多くの人に動画を見てもらいたい」なのか、
「ただゆるく楽しく活動していきたいだけ」なのか。圧倒的後者だったんだね。
行動で示すしかないね、配信者として生きるなら。
それを望んで選択したのだから。
数々の功績を過去のものにして――。
――Xさん。
あなたの“慧眼グルド”での断片は、本当になくなってしまったのですか?
何年も何十年でも待つと、あの日決心したというのに。
Xさん。五月の“慧眼グルド”最終回での宣言、覚えてますか?
心のどこかに大好きだった人の面影が感じられるなら、「いずれ対等に」の言葉を信じられるなら、自分の心がえぐられようと見守っていこうと思っていました。次の行動次第でもう本当に気持ちを切り替えていこうと思います。
Xさんは自分の発する言葉が他人にどう影響するのか分かっていない節がある。言葉にするのが苦手なら分かってもらうよう努力するべき。大多数の視聴者を相手取る、インフルエンサーの頂点だった配信者なんだから。
でないと本当に応援してくれるファンにすら勘違いされてしまう。
しかしながら、ただのゲーム大好きおじさん(とその愉快な仲間たち)というスタンスで売っていただけに、ゲームを作ってくれた企業やルールを蔑ろにしてしまったのは致命的。
そしてそれを身内で気付けなかったことがもうね……。
***
202X年 9月11日(金)午前1:54 垢名:カルバゾクロムスルホン酸Na
いつだっただろう。
こうなる以前から、Xの配信を見ていても自分が全く笑えていないことが多くなって、その時は戸惑った。好きな人がしゃべっていれば自然と自分も笑えるはず。なのに、と。
今なら判る。その時からもう……Xのファンではなかったのかも――
7-4)幻滅するファン
約4200文字
202X年 9月11日 午前1:38 垢名:なぜカラコルムはエベレストより知名度がないのか?
海外個人の“XXOTCMG”ゲーが、現実的に許諾がとれない可能性が高いことは周知だし、それ自体悪いことであることには代わりない。
それこそグレーゾーンのことだけど、そんな海外ゲームの“XXOTCMG”ゲーにまで「わざわざ」言及するあたり、本当にそのへんの「微妙な感触」みたいなのを理解できないっぽいなXらは。
著作権なんかのグレーゾーンに触れる人らは、触れる触れないの絶妙なラインを本能的に見極められるセンスを持ってると思うけど――それが善とは言わないけど――、わざわざ「グレーなんです」って主張したり、二次創作などの同人誌との区別もついてないような人に説明させるのもなんだか……。
グループならリーダーがちゃんと説明するべきだし、専門家がいるなら説明を任してもいいかもしれないけど、昔調べただけっていう一般人に喋らせるべきじゃない。
例えも論点も違う話をして、「へえ」とか「うん」とか返すだけの中身のなさ。
Pはしっかりしてる方だと思ってたのに……。
「Xの先駆者」というグループ名で、そのリーダーであるX。
リーダーとして話すのが無理、話をさせるのがかわいそうならせめてカンペを用意してくればよかった。どうせ顔出ししてないんだし、大根としてカンペを読んでも構わなかった。
「準備不足」だとはいえ、とてもカンペのある放送だとは思えなかった。遅延起しても決して準備をしようとすら思わない程、この炎上を軽視してたと思う。
正直、影響力のない個人中の個人みたいな配信者さんたちは、無許可だなんかいくらでもやってるよ。でもXは少なくともそうじゃないよね。
そもそも営利目的で配信してる時点でお金が絡んでるんだから、ただの配信よりずっと意識すべきだと思うんだけど……。
百歩譲ってやってしまったことは仕方がないとしても、本人達の対応がこれ以上なくグズグズで本気で見てられない。Gも「ぴえん(´Д⊂ヽ)じゃないんだよな……折角Xが真面目にツイしてんのに、冷やかしていいタイミングとそうでないタイミングも分かんないみたいだし……ああ~~!! も~~~!!
3人一気に幻滅した……。
今までそのへんを意識してないからこういう雰囲気に慣れてないのは分からんでもないけど、ファンから「企業のガイドライン違反の忠告」をされても反応なしなのはダメだと思う……すぐ対応しないとダメだよ、そこは。
その対応の仕方で人間判断されても文句言えないよ……視聴者にはそこしか見えてないんだから、見えてる場所をきっちりしないと。
Xの周りにもアテになりそうな人間がいなさそうなのもな。
PもGもあれじゃダメでしょ……そりゃ対応も遅れるわ……。
著作権に関しては、周囲の空気の読み方、各方面への触れ方や力加減が分かってないと扱うのは不可能だと思う。Xみたいに変にベタベタ触っちゃうとどうしようもなくなるし、自分の逃げ場もなくなると思う。
***
202X年 9月11日 午前2:45 垢名:なぜカラコルムはエベレストより知名度がないのか?
はー、なんか今回ので本格的に悲しくなってきた。
それでも楽しそうにやってるとこは好きだったけど、
「楽しければいいってもんじゃないんだな」
ていう……今ここで言っていい言葉だと思ってるのか、Xって……。
つい口が滑った感じで出たんだと思うけど、なんかさ……、タイミングや言葉選びが本当に酷いと思う。
ファンの中にはファンアート好きな層もいるであろう先駆者の放送で、よく「同人誌」なんてものを引き合いに出してきたなって思う。ファンアート描きはそのへんに転がってるだけのPよりずっと詳しく知ってると思うし、というよりわざわざ言及しない。そしてそもそも論点が違う。
ほんとに酷かった。
その違いすら分かってないような知識の人がXの隣にいて、
「Xに全部言わせるのはかわいそう、自分も音声の調整やってたらXが言われてて」って……。
もう、何もかも違うし、何もかも分かってない……本当に悲しい。
***
202X年 9月11日 午前9:58 垢名:なぜカラコルムはエベレストより知名度がないのか?
動画削除してますね。やっとか、というべきか、もう遅いというべきか。
Xの告知アカウント見て、今先駆者抜けてきました。
抜けるって決めるまで、悩みました。メンバー内はともかく、X単体でもここまで分かっていない人だとは思ってなかった……最低限の線引きは引いていると思ってた。それでも周囲の人と一緒に楽しく健全にやっていけるものだと思ってた。悲しくて、残念でならない。
ガイドライン違反って立派な罪だから、本来であれは迅速に謝罪文掲載してそうと分かるお知らせ枠を取って、経緯の説明や対処、今後の対応などをスライドで知らせて、権利会社にも謝るくらい、フリでもやるべきだと思う。それで実況できなくなっても、100%違反側が悪い。
それにタイトルの酷さよ……。「座談会」て、本当に何?
***
久しぶりに“慧眼グルド”の垢見てきた。やっぱり素敵だなぁ、『全体絵』は……。脱退後の全体絵でも“慧眼グルド”の頃のXは残ってる。やっぱりXのことは大好きだな……。少しでも、
「戻ってこなくてもいい」
と思ってしまった自分を恥じたい。
“慧眼グルド”にいた頃のXは、朗らかで変に毒舌で、着眼点や語彙が独特で、ゲームがうまくて何でもできる。そんなXが大好きだった。ただ、やっぱりグループのリーダーになるには足りないものがあまりにも多かったのかな……?
実況というグレーゾーンに関しては多くの実況者や視聴者らがその本質を理解した上で「敢えて」避けてる。特に詳しくないが故に、
「自ら敢えて言及した」Pの軽率な行動。
「敢えてグレーに言及する」という事がどういう事か、実況界隈に限らない常識的なことを理解していない時点で擁護のしようがない……。
Gも説明なしにあれはよくないというか、よくないというより単純に印象めちゃ悪いよね。
***
(引用)
202X年 9月11日 午前11:05 垢名:カラコルム山脈測量番号2号
~ここがダメだよ「Xの先駆者」~
・謝罪の配信告知をしない(URLも貼らない)
・その謝罪の配信タイトルがあくまで「座談会」
・権利関係について謝罪せず、知らなかったと通す
・「企業から言われたら対応する。言われなかったらしない」と開き直る
・今回関係ない同人などの話を持ち出し、論点のすり替えを図る
・謝罪の最中、Xが次回投稿予定の動画を告知する
・投稿済みのアーカイブを削除せず非公開にする
・国内のみならず海外ゲームの配信権利・許可まで言及する
・“つべ”のコメ削除問題にも言及し、それを信者のせいする
・無許可配信で得た金銭は一切言及せず
・他のメンバーは謝罪しないで静観
・Gの茶化したような「ぴえん(´Д⊂ヽ」→垢停止で逃げる
(引用終わり)
***
202X年 9月11日 午前11:30 垢名:なぜカラコルムはエベレストより知名度がないのか?
やっぱ次回の土曜配信でちゃんと説明すべきじゃないか?
口頭だけで、しかも「座談会」ていうノリでやった放送の中身も、どうせ「非公開」にすればよいだろうとでも考えているのだったら、メーカーにもファンにも界隈にも、不誠実極まりない。
ほんと、実況に限らず広い界隈のこと考えてもわざわざ触れる必要性がないゾーンのことをベタベタと、しかもリーダーじゃない人が言及するなんて。しかも、
「特に詳しくもない」「昔調べた」ような人が分かった風に喋ってて……。
しかもそれに対してリーダーは受け答えだけ、
「へぇ」、「うん」だけって。
それを考えるとやっぱ周りの環境もよくないと思う。
“Y”みたいに生涯実況、骨を埋めるつもりでやってる実況者なら、メーカーのガイドラインなんかは最低限チェックすることだよ。
Xの周りの人は多分だけど
「楽しいことをやってたい」
ていう、趣味でやってる人たちなんじゃない?
みんな本業があるんじゃないの?――知らないけど。
逆にそうでないならガイドライン違反なんか滅多にしないはず。
実況や動画でお金を稼ぐ必要なんて特にないからこそ、責任感持たず遊び感覚のままつるんでるだけじゃないの?
Pの見当違い論の展開や、Gの「垢停止しますよ」発言でよく分かった気がする。
Xが口下手なのも悪気がないままやらかすことも知ってるし、カンペも考えもなくあの場に立ったことや一人で始めたのなど、全部一人でやりきるべきなのかはどうかと思うけど、リーダーのやらかしをコントロールできないばかりか、後追いで油撒くようなことしかできない周りも誠実じゃないと思う。
こんなの仕事仲間じゃなくてただの遊び仲間じゃん。
収益を上げてる時点で、全てのメンバーが同じように気を付けることだと思うし、収益の元になってる視聴者やメーカーに対しては誠実であるべき。
いつかの誰かみたいに、リーダーの間違いに気づいて指摘できるメンバーがいれば、まだマシだったかもしれないのに。
改めてだけど、リーダーだけでなくメンバーにも問題があると思う。
グループとしての自覚があるのなら尚更、常に収益元となる視聴者およびメーカーには意識・誠実な対応をするべきだし、リーダーとメンバーは互いに動向を把握・精査しあい、誤っている場合はきちんと注意をすべき。
Xは問題の根本的理解や説明不足、勘違いなど軽率な態度、対応も杜撰。
Pは悪質な論点のすり替えを平気で行う。
Gは「ぴえん(´Д⊂ヽ)と茶化した上に、言及もなく「停止します“よ”」。
Aさんは静観。
「Xの先駆者」というのは、収益が絡んでいる+界隈の状況も昔と違うのに、いつまでもリーダーに追随し、だらだら遊んでいるだけのグループだった。
(引用)
202X年 9月11日 午後10:20 垢名:G
メーカーから許可のないゲームは“つべ”での広告表示も営利目的なのでアウトなようですね 。ぴえん(´Д⊂ヽ
(引用終)
202X年 9月12日 午後7:48 垢名:なぜカラコルムはエベレストより知名度がないのか?
改めてみてもエグすぎる発言。
広告表示も駄目なことは当然誰もが知っているはず。
考えなくても当たり前のはず。その上でみんな実況なり配信なりを行っている。
そんな根本的なことも知らずに配信や実況をしていたことが驚きでしかない。
すべての実況者、配信者を馬鹿にしているとしか思えない…………本当にひどい。
7-5)見に来て即見限る元ファン
202X年 9月12日 午前2:00 垢名:K2
ちょっと本垢では呟きにくいことがあったので急遽サブ垢を作りました。
失礼します……。
~今回のX炎上 個人的纏め~
① 背景 ゲーム実況動画配信(グレーから白黒の明白化へ)
そもそも最近までゲーム実況動画というジャンルは、許諾がなく独断でプレイしたものをネットに流して収益を得るという、ゲームメーカーさんに黙認されていることで成り立つ『グレー』なものだった。
実況者や動画投稿者などがプレイしたゲームをネットに投稿し、視聴者に見てもらうことで、メーカー側はゲームの内容や面白さなどを宣伝してもらえ、いわゆる宣伝広告費を使わず広告塔としての役割を果たしてもらえるという利点から、全面的ではないものの、受け入れられる流れになった。
だが、動画投稿サイトの隆盛により投稿母体数が増え、さらに便乗するようにして無断転載や無断転載の転載が横行。それらに埋もれて違反しても個別対応するも鼬ごっこ。そもそもどこからだめなのかの線引きすらされてないものだった。
そこで、ゲームの販売元や製造元の企業・個人活動家などが各々ガイドラインを作成し、グレーだったものを「ガイドラインを守る」という条件のもと明確にした。
ガイドラインは企業・個人活動家によって様々で、ゲーム実況動画を上げることを全面的に禁止するもの、営利目的でないならOKなど様々。
Xの場合はグレーだ、という認識もあるが、利益の発生する“ミリオンdeil”という仕様上、ガイドラインで禁止されているものもゲーム実況できてしまい、ガイドラインの内容にかかわらず収益化できてしまうので完全なる黒。
またX自身がガイドラインをしっかり確認しておらず、さらに許諾なしの無許可配信により“ミリオンdeil”の規約違反も露呈)
② 『権利関係』の不透明さ
Xのアカウント上や投書箱などで8月末から配信許諾など著作権周りを気にするファンの声をあげていたが、「Xの先駆者」公式アカウントはこれを無視。一か月ほど放置して無許可配信を含む生放送・動画放送を行い、収益化を図っていた。
その間、ファンから不平を言う意見がある――無視していた、黙殺していた、内々に対応は検討していたなど――も、知らぬ存ぜぬを貫き通した。
だが、昨夜9月10日夜、ゲーム配信を急遽取り止め、「座談会」と称した配信に切り替え。そこで権利関係における把握不足が初めて明言される。
しかしはっきりとした説明、謝罪が無いためファンの間で様々意見が割れ、炎上。
今に至る。
③ Xが“慧眼グルド”を脱退した理由と、その後のグループ活動「Xの先駆者」
Xがゲーム実況グループ“慧眼グルド”を脱退し、今のゲーム実況グループ「Xの先駆者」を創設。
“慧眼グルド”での活躍は、ゲーム実況界黎明期から爆発的な人気を誇り、動画投稿者としてはほぼ頂点に鎮座するグループだった。一千万再生を連発する動画や喋り口調、キャラ設定など笑いの神すら凌駕し虜にしたほどのクオリティの高さで、5年経った現在でも有料チャンネルを開設して継続。週一回の生放送をメインにしている。その後、“慧眼グルド”はグループの枠組みを超えて法人化し、クリエイター集団を駆使してゲーム作りやラノベ出版、プレゼント無料配布などあらゆるジャンルを総なめ。現在もチャンネルは継続中である。
ただ、高いクオリティを追求しているが故、ストイックであり、動画投稿は年一回あれば御の字であるほど活動時期は短く、また、Xもそれに苦しみ、半ばノイローゼ状態に。
実質実況不可能に……。
有料チャンネル開設から6年目、202X年5月末に、ついにXは“慧眼グルド”を脱退。二週間も経たずに「Xの先駆者」という無料チャンネルを開設した。
「Xの先駆者」では前所属の“慧眼グルド”とは打って変わって“緩さ”をモットーとして掲げ、心機一転、無理のない配信に努めた。チャンネルの概要欄には、
「Xによる“人生を楽しんで楽しませるチャンネル”。ゲームジャンルは問わない!『楽しんだもん勝ちだから!』」
と記載してある。
しかし、“緩さ”を主軸にしたと明言しているが、その緩さはあいまいで、緩さとは矛盾する行動を多々起こす。
・6時間にも及ぶ長時間生配信(小休止もなし・その後ノイローゼは治ったとお気持ち配信)
・“ミリオンdeil”での公認配信者を予告なく名乗り、サブスクリプションサービスを始める
・投げ銭推奨だが、内容は全く面白くない
・たびたびゲストを呼び、Xの一人配信は3回ほど。
・その後ゲストと共にグループ化(詳細な紹介・説明なし)
・飲酒・泥酔・だらだら垂れ流し配信とゲームをただこなすだけの配信が入り乱れる
ほぼ頂点に君臨していた“慧眼グルド”からの脱退ということもあり、素人枠では全く見られず、反してまるで初心者実況者のような態度で迂闊すぎる行動を連発してしまったのが裏目に出てしまう。そして、今回の『権利関係』でとどめを打たれた形になる。
~今回のXの炎上 個人的纏め(終)~
正直、Xはただでさえ柔らかいメンタルをこれ以上傷付けて欲しくはないですが、この失敗した感覚は絶対に忘れてはいけないと思います……。
その上で適切な意見、悪意ある意見を取捨選択し、正しい判断が出来る、本当の意味での「ひとり立ちしたX」を見せて欲しいと切に願います。
その為にはまず、正しい行動を……!
***
202X年 9月12日 午前8:09 垢名:K2
もう10年以上も前になりますか。
10代の頃から好きで、たまらなく好きで、大好きを通り越した人で、何度も救われてきた人で……その人が“慧眼グルド”を辞めることになった時は、心臓が止まるかと思うくらいのショックを味わいました。
悲しみ7割の中、身体のため、精神のため、“慧眼グルド”を去るのだというX出演の最終回を見守りました。
Xは最後にこう宣言します。
「――じゃないと、いつまで経っても自分で歩けねぇだろ」と。
「こんなところで立ち止まらず、先に進んでくれ」と。
「俺もお前に頼らず、今度は自分の力で歩いていく」と。
ああ、なるほど。
病気を癒すためじゃなく、ひとり立ちするためなんだ――。
ひとり立ちするためなら、と涙を呑んで送り出してあげました。暫く傷心してしまって、昨日までXの活動はあえて見ないで“慧眼グルド”の配信だけ追っていました。
昨日、ふと覗こうかな、と思って、Xのチャンネルを覗いてみました。
“慧眼グルド”を脱退してから3か月。“慧眼グルド”のほうはXの代わりに入ってきた新しい仲間と共に軌道に乗ってきた。なら、と――。元気そうかなと思っていた結果がこれでした。
正直1日早ければと思いました。昨日ではなく一昨日ちらりとみて、ああ、元気そうだな、元気に活動してるな――と、確認したかった。
恋は盲目だなんていうけれど、10年越しでこれが本当だとわかるなんて、何て残酷なんでしょう?
“慧眼グルド”にいたときのXは「子ども心を持った大人」だと思っていました。
でも、今回の件でそうじゃなくて、Xは「大人になり切れない子ども」だったのかなってちょっと思ってしまいました。楽しければいいだなんて、私より10歳も年上の人が言うセリフなのかな、と疑ってしまうばかりです。
我らのYが、うまクソの辺りを隠していたのかはわからないけど……悲しかったです。
悲しいけど、ある意味作られた“慧眼グルド”のXという完璧すぎる聖人キャラを、今の抜け殻のようなXに求めていたのはある種酷というものかもしれない。
『権利関係』は守るのが当たり前で違反は論外。逮捕されちゃうからね。
しっかり対処しなきゃいけないことだけど、前者については元Xファンだった自分の色眼鏡だったみたい。
まとめを見て、ごめんなさい……。
アンチスレを覗いて、ごめんなさい……。
今まで追えなくて、ごめんなさい……。
そしてありがとう、恩人だったX。
私はもう一人の恩人であるYちゃんを追うことにするね。
――さようなら。
8「大炎上・賛」
賛否両論あろうとも、否があって賛がある。賛があって否がある。それが炎上なのであろう。
7「大炎上・否」とは打って変わって、ここまでクソムーブを起こしたとしてもなお、大炎上をしたとしてもなお、それでもファンとしてついていくと決めた者たちを紹介する。
しかし、この辺りから、ファン特有のものが現れていることが分かるだろう。いわゆる「信者」と呼ばれる代物、感情依存をしているファン層である。
もはや、Xしか見えていない。その他大勢の仲間たちのことなど、頭目関係のない話なのである。陶酔または盲目なのであろう。
8「大炎上・賛」
1)純粋なXファン
2)依存していたXファン
3)ガチ恋勢のXファン
8-1)純粋なⅩファン
202X年 9月9日(水)午前6:40 垢名:北緯35度52分57秒
こうして見るとPって結構サイコの香りするな。
そして全員から天然のオーラが漂ってる。
(訳:XAPG全員好き)
202X年 9月10日(木)午後10:51 垢名:北緯35度52分57秒
今から言う言葉は例えばの話ですので、気軽に読んでくれていいのですが、自分が「大丈夫」「出来る」と思っている以上に、自分が大丈夫でも出来る訳でもない事も人生にはあって、自分が期待している以上に、自分が思う通りに完璧に立ち回ることが出来なかったりする。
特にメンタルが弱っている時は、自分が元気な頃を基準に頑張ろうとしてしまって、思った以上に上手く出来ない今の自分の現状にガッカリしたり焦ったりする。
そういう時は、つい物事の解決を先送りにしたり、自分一人で上手く解決出来なくて誰かに頼ったりするものです。
対応が遅れた事だとか、自分の口から語られなかった事だとか、不平不満がたくさんあったとしても、これが今の自分にとっての精一杯なのでしたら、恥じる事はないです。
不器用でも、完璧でなくても、一歩前に進む事が肝要ですから。
私は完璧を見たい訳でも求めている訳でもないです。
自分に出来るペースで、自分の持てる力で、一歩一歩進んでいる姿に勇気をもらうのです。
あなたの精一杯が誰かにとっては不満足で不完全だったとしても、私はあなたの精一杯が好きなのです。
8-2)依存していたⅩファン
約4300文字
202X年 9月10日(木)午後8:30 垢名:「Xの先駆者」
本日21時から予定してた配信を22時からに変更させて頂きます。
急ではございますが何卒よろしくお願いします!
***
202X年 9月10日(木)午後8:50 垢名:K2のKはカラコルムのK
配信が1時間遅れるだけでこれほど心配される配信者。
X………罪な男やな。
みんな落ち着くのです。
だって4日前に、おっさんたちの鍋パ報告で言ってたじゃないですか。
『鍋美味しい』って。
幸せの意味を考え、世界平和のために発信してたじゃないですか。
たった1時間、配信がずれただけ……それだけなのです。4日前に友達と仲良く鍋食べて、ご機嫌だったのですよ?
――て、己に言い聞かせてる最中。
***
202X年 9月10日(木)午後9:57 垢名:「Xの先駆者」
すみません! 10分お待ちください!
今枠建てます! 22:10開始です!
***
202X年 9月10日(木)午後10:01 垢名:K2のKはカラコルムのK
嵐の前の静けさ。
平日のどこかでXの声を聞かないと、社会生活送れない……。
“慧眼グルド”のときもわりとそうだったけど、先駆者はさらに配信数も多いのもあいまって、Xの配信がないと生きていけない身体にされてる……まさかX、全て計算の上……?
たった1時間10分、たった1時間10分……。
どうして? どうしてこんなに胸が騒ぐの?
すーはーすーはー。
こんな遅延芸、前世では当たり前だった。
むしろ1年待ち、2年待ち数年待ちなんてよくある話。一か月待ちとか日常茶飯事! 突然生放送が終わることだって多々ある。
そんなThe失態、なんでも楽しく笑い飛ばしてきたXたちが、たった一度の延期で不安定になる――。
……よく考えたら、めちゃくちゃ面白くない?
たった3か月、されど3か月。Xオタたちが毎週2回配信と丁寧な事前告知にすっかり身体が慣れちまったせいで、気が動転してるのかな?
あと3分27秒、26秒、25秒…………。
***
(生配信終了)
***
202X年 9月10日(木)午後10:29 垢名:K2のKはカラコルムのK
――Xううううぅぅぅぅ!(泣き顔の絵文字連発)
へたクソ! へたクソ! へたクソ!
へたクソ~~~! うぅ~~~! ああ~~~!!
もっとうまくやってえぇ~~~!!
もっとちゃんとやって~~!! ほしいけど~~~!!
そこも含めて先駆者なんだろ~~~??
コンセプトちゃんと一貫してる~~~!!
でも、これは確実に炎上するよう、炎上案件だよぅ……
炎上するだけ炎上すれば、あとはもう、沈下するだけ。
だから、がんばれ、がんばれよ、私は一生推すよぅ……
***
202X年 9月10日(木)午後11:43 垢名:K2のKはカラコルムのK
Xの不器用なところが好き。不器用でへたクソなところとかホント好き!
自分は結局Xのファンだから、Xの声に元気がなかったこととか、そういうところばっかりが気になって、内容のこととか全然聞いてなかったけど、きっと今日の放送も彼はすごくがんばってやってくれたんだって、そこだけはわかったよぅ……。
そう、声だけを聴くと心がどうしようもなく苦しくなってしまうのだけれど、それだけじゃファンとしてダメってことなのかな。
例え悪手だったとしても、Pが「Xの味方」で一貫してくれたのはよかった。Xを守ろう・庇おうとしている感じ、少なくとも私のような視聴者には救いだった。
ありがとうPぅ、ありがとうおともだちのみんなぁ。
Xのこと、不器用だな~、へたクソだな~、って思うけど、本当に彼は不器用でへたクソなだけで、ごまかそうとかズルしよう、とかはきっと考えてないと思う。ただただ、不器用でへたクソだから、色々なことが時々から回るの。
で、そんな不器用でへたクソなところは、逆説的につまり彼のまっすぐさとか天然さとかおおらかさも表現してくれているので、私は、Xの不器用でへたクソな先駆者よちよちムーブを愛しく思って、これからも応援しようと思っているんだ――心から。
だから『私の中のXすき』の気持ちはひとつも変わらない。ただ本当に心配でたまらないのが、彼がちゃんと私たちのようなファンの存在を知ってくれるか、ってこと。
「へたクソなところも愛しい!」
て、思ってるファン、たっくさんいるから!
だから、これを乗り越えて、
「ああ、あの頃は炎上したねw」
て、笑えるように、今色々な人の意見に晒されて、ビックリして、指摘に傷ついて……自己肯定感も自己有用感が潰れちゃわないかな。
今回の炎上で、それだけが心配。
こんなノーガードで、「楽しければそれでいい」だなんて思えるような純真無垢な人間が、群雄割拠のネットの世界にいて大丈夫なの?――って逆に心配になるレベルの無邪気さ。
大丈夫? 大丈夫?――大丈夫じゃありませんでした。
そりゃそうだよね。炎上するよそりゃぁ。
無邪気と無責任は表裏一体。年齢が違ければ犯罪にもなる。
知らなかったじゃすまされない。
だからこそ、こう思ってしまう。みんなと一緒に乗り越えよう――って。
炎上もいずれは鎮火するさ。
先駆者とファン。みんなで手を取り合って乗り越えよぅ!
Xの自己肯定感と自己有用感は守られてほしいし、先駆者たちの関係も崩れないで、今まで通りにいてほしい。わがままが過ぎるのはわかってる。先駆者のみんなはどうか最後までXの味方で支えてくれるように、と切に祈るだけ。
***
202X年 9月11日(金)午前8:27 垢名:K2のKはカラコルムのK
ここでいつかで聞いた、
「仲間が増えたり減ったりすることもある」
という言葉を思い出して、心が震えた。
「グループなのにXにだけ喋らせるのは個人的に嫌なんで」
て、いつもよりは強めな口調で視聴者と彼の間に立ちはだかったPぃ。
それはきっと「Xの友達」としては完璧なスタンスだったと、私は心から思う。
だって普通に考えて、あんな地獄みたいな配信に普通出てこれる!?
Pが「Xの先駆者」に来たのって7月とかだよ!?
配信始めてまだ2ヶ月も経ってないのに、あんだけ荒れて、きつめのコメも流れて……それでも、X一人のせいにしないで、
「僕らはそう考えてた」
と、素直に認めるその姿勢。Pぅ、たとえへたクソムーブおじさんでも、その男気は最高だったよ。
うええぇぇん……。
へたクソ…………へたクソ! へたクソ!!
へたクソだから、またやり直そう!
先駆者4人で学ぶ、配信規則について学びなおす会、やろうよ! リスナーみんなで学ぶ会、やろうよ!
放送中横にいたP。
ごめんねって彼と同じ立場から謝ったA。
そして『ぴえん(´Д⊂ヽ』と、笑わせるG……。
先駆者さんありがと。なんか、今日初めて泣いた。リーダーを頼んだよ。
リーダーはね……そう、転生したんだ。
前世はとてもすごかった人なんだよ。「慧眼のグルド」……実況界の黎明期を作った人でね、荒れた北極海を砕氷船のごとく貫いて、それで北極星まで貫いて……、ほぼ頂点に君臨してた人だったんだ。
でも、今世に転生してくるときに上手く引き継げなかったみたい。笑いの神様が嫉妬しちゃったのかなぁ?
一昔前のラノベの主人公みたいに、一般人が特殊スキルとかチートスキルとか付与されるじゃない? その逆が起っちゃったみたいなの。チート技をはく奪されちゃった。
だから、根本的には君たちと同じなんだって。
Xはリーダーとして手綱を引っ張るんじゃなく、引っ張られるリーダーになっちゃったんだよ。
「実況界の第一線を十数年間突っ走りながらも、実況活動をするための諸々の知識量は素人と同じ」
唯一無二の、ありえないほど不器用な奇跡のステータスを持っているから、そりゃあこういうのは起きるよね…………勉強して改善して開拓していってください。
でも、信じられないなぁ。
12年間実況界の最前線を走り続け、ありとあらゆる炎上も斥け――半分以上はYちゃんの趣味で炎上したけど――、乗り越え、収益化も大成功した伝説的実況者の片割れが、まさかこんなに、ネットどへたクソおじさんなことある!?
てか、いっそ面白い……。
Yちゃんの手腕すげぇわ。
そして、彼の遅れてきた自我の目覚めを祝福したい……。
***
202X年 9月11日(金)午前9:12 垢名:K2のKはカラコルムのK
YやY御用達のクリエイター陣に比べて、
「自分は何もできない」
を、儚んでいたんだと思ってた。だから精神が病んで、“慧眼グルド”という檻から逃げた。
けど、思ってたよりマジでXは、
「何もやらないまま」きたんだなぁ、って。
「Y最高傑作のキャラ付け」「Yプロデュースの作られた顔」
という表現は、言い得て妙だった。
炎上に便乗して暴言を吐く人。
嘆く人。
Xに憐憫する人。
投書する人。
そして――私のように鍵垢のなかでただ呟くだけの人。
今までの配信を見ていない、炎上案件である座談会だけ見て、あれやこれやと喋って、悲しんで、儚んで、批判して――っていう心無い声を浴びせる光景を見るのは嫌だった。
私の価値観で、炎上案件御用達のやじ馬たちが来て、火炎瓶を投げ入れて当事者をタコ殴りにする風潮自体、いやだった。
だから、わたしは弱虫だから、鍵をかけた。でも、炎上に一矢報いたいから投書は投げた。
――応援してるよ。
――いいよ、動画削除してえらいね。
――私、何回も見たから普通に覚えてる。
――でも、沈黙は駄目だよ。土曜日は中止じゃなくてちゃんとやるべきだよ。ちゃんとした釈明をしないと鎮火しないんだよ?
投書を送っては鍵の中で愚痴る。
投書を送っては鍵の中で愚痴る。
投書を送っては鍵の中で愚痴る。
これを繰り返す。むやみやたらと他人の声を聞かない。そして思った。
Xのもとには適切な助言がたくさん届いていると思うから、ということで、私はやっぱりとにかく彼を応援するファンでいたい。
プラスな意見もマイナスな意見、フラットな意見……。いろんな意見があってもいいじゃないか。色々全部を清算して、準備ができたら、また一緒に――。
8-3)ガチ恋勢のⅩファン
約6200文字
一応PG12。
202X年 9月10日(木)午後10:29 垢名:東経76度30分48秒
まず、ソロじゃないのか――って真っ先に思っちゃった。
えX。ソロでやっていきたかったんじゃないの……?
だから、卒業したんじゃないの?
でも、グループなの? ずっとゲストだと思い込んでたのは私だけだったのかしら?
すべてが裏切られたような。
すべてが嘘だったような。
すべてが転落していったような、そんな気分にさせられた。
悪い夢を見ているような感覚だよ。
あと…………X、君は何を言ったか解ってる?
実況者として、何を言ってしまったか、分かってる?
『権利問題』。
今のご時世必ず調べるものよ。
しかもそれなりに知名度あるんだし、見逃してもらえるわけがないのよ。近くに教えてくれる人がいる・いないなんて関係ないのよ。
撮る前に、アップする前に、とりあえず初めに調べるものなのよ。だって、後からダメでしたって言われたら動画なくなっちゃうし、最悪訴えられちゃうわ……。訴えられたら多額の罰金と……犯罪者の烙印を押されちゃうんだから……。
実況スタンスが緩いのは大いに結構よ。むしろいいこと。
Xの告知アカウントを見るたびに、心の底から好きっていう感情が込み上げてくる。だから、最低限のことは守らなきゃ。
だって、お金が絡むもの。大人なら最低限の約束事は守らなきゃ。
てか、マジでグループなの……(時間が止まっている女)?
うあぁ、ショック……。
*
202X年 9月11日(金)午前0:05 垢名:東経76度30分48秒
うううぅぅぅん。
応援むずいなぁ……。
ババアっていう生き物は、いつもはガミガミうるさくいう癖に、いざってときになるとしおらしくなってしまう……。だってショックなんだもん……。
あの放送、下手したら、というか犯罪宣言してるようなものなのよ? それなのに、どうしてXは平気でいられるの? 軽くない? ねぇ、みんな、どうしてそんなに軽い気持ちでいられるの?
――もしかして、これが『緩い』ってことなの?
あの対応みてさあ、応援しよう!――と思う気持ち、いつもならどこから出てたっけ?
ネットだからなおさら鈍るのかな。
対面でもないし、眼で見えるわけじゃないから感覚バグるのかな。
どうして? どうしてなの、X?
どうしてもう終わっただの、次から気を付けようだの、そう思えるの?
うぅ……、好きだったのに……。
どうしようもなく好きだったのに……どうしよう。
擁護派は生きてるよ。今、ネットの正義厨が、
「言葉選べよ」
とか書かれてるけど、今まで言葉選んで、投書しても全く届かなかったんだよ? 意味ないじゃん!
ただただ甘くしたって、調子に乗るだけ。スイーツばかり食べてたらぶくぶく太っちゃうだけ……。
――悲しい。悲しい、悲しい、悲しい……ああかなしい。
画面の向こう側、ネットの先。
私の心をわしづかみにして揺さぶるその甘い笑い声。
顔も想像上でしかない、でもきっと整っているはず、最悪そうでなくてもいい。あなたのことはラジオで知った。声で知った、声に惚れた。だからこの際どっちでもいい。
好きな人が訴訟されるかもしれない。
好きな人が捕まるかもしれない。
好きな人がもう二度と実況できなくなるかもしれない。
好きな人の声が、もう二度と聞こえなくなってしまうかもしれないんだぞ。それでも、いつも通り甘い言葉をかけて、また言うの?
「大丈夫だよX。また次頑張ればいいんだ、よしよし」
とか言うのかよ!
後押ししていいのか?
野放ししていいのか?
見放してていいのか?
見て見ぬふりしてていいのか?――って、普通なるわよ!
ああ~~! これ鍵垢だ~~!
鍵あけて叫びたい! でも開けたくねぇ~~!
こんな思い、X以外に見せたくねぇ~!
…………もう、12時じゃん。
日付変わってる……。
*
(3時間後)
*
202X年 9月11日(金)午前3:07 垢名:東経76度30分48秒
深夜になった。
今ならばれない。
なら鍵あけていい。
一瞬でもいい。
伝わらなくてもいい。
届かなくてもいい。
私は醜いゴミ屑人間。声を聞くまで人生のどん底にいた。誰でもいい……とは言わないけど、いいから見て。
鍵を開けたのは、一瞬でもいい。エゴサでも目に留まってくれたら本望だと思ったから。
ねぇX、私ってほんとに大好きだったんだよ?
もっとXのこと見たかったんだよ?
というかむしろ、Xのことを見たかったのに!
それ以外はどうでもいい!
はっきり言ってグループ実況とかクソ喰らえだ!
X以外の人間なんてクソ喰らえだ!
私はXのソロ実況を見たかった……!!! んじゃああああぁぁ!!!
どうして? どうして? どうして? どうして?
どうして? どうして? どうして? どうして?
どうして? どうして? どうして? どうして?
どうして? どうして? どうして? どうして?
どうして? どうして? どうして? どうして?
どうして? どうして? どうして? どうして?
どうして? どうして? どうして? どうして?
どうして? どうして? どうして? どうして?
どうして? どうして? どうして? どうして?
どうして? どうして? どうして? どうして?
どうして? どうして? どうして? どうして?
どうして? どうして? どうして? どうして?
どうして? どうして? どうして? どうして?
どうして? どうして? どうして? どうして?
どうして? どうして? どうして? どうして?
どうして? どうして? どうして? どうして?
どうして? どうして? どうして? どうして?
どうして? どうして? どうして? どうして?
どうして? どうして? どうして? どうして?
どうして? どうして? どうして? どうして?
どうして? どうして? どうして? どうして?
どうして? どうして? どうして? どうして?
どうして? どうして? どうして? どうして?
どうして? どうして? どうして? どうして?
どうして? どうして? どうして? どうして?
どうして? どうして? どうして? どうして?
どうして? どうして? どうして? どうして?
どうして? どうして? どうして? どうして?
どうして? どうして? どうして? どうして?
どうして? どうして? どうして? どうして?
どうして? どうして? どうして? どうして?
どうして? どうして? どうして? どうして?
どうして? どうして? どうして? どうして?
どうして? どうして? どうして? どうして?
どうして? どうして? どうして? どうして?
どうして? どうして? どうして? どうして?
どうして? どうして? どうして? どうして?
どうして? どうして? どうして? どうして?
どうして? どうして? どうして? どうして?
どうして? どうして? どうして? どうして?
どうして? どうして? どうして? どうして?
どうして? どうして? どうして? どうして?
どうして? どうして? どうして? どうして?
どうして? どうして? どうして? どうして?
どうして? どうして? どうして? どうして?
どうして? どうして? どうして? どうして?
どうして? どうして? どうして? どうして?
どうして? どうして? どうして? どうして?
どうして? どうして? どうして? どうして?
どうして? どうして? どうして? どうして?
どうして? どうして? どうして? どうして?
どうして? どうして? どうして? どうして?
どうして? どうして? どうして? どうして?
どうして? どうして? どうして? どうして?
どうして? どうして? どうして? どうして?
どうして? どうして? どうして? どうして?
どうして? どうして? どうして? どうして?
どうして? どうして? どうして? どうして?
どうして? どうして? どうして? どうして?
どうして? どうして? どうして? どうして?
どうして? どうして? どうして? どうして?
どうして? どうして? どうして? どうして?
どうして? どうして? どうして? どうして?
どうして? どうして? どうして? どうして?
どうして? どうして? どうして? どうして?
どうして? どうして? どうして? どうして?
どうして? どうして? どうして? どうして?
どうして? どうして? どうして? どうして?
どうして? どうして? どうして? どうして?
どうして? どうして? どうして? どうして?
どうして? どうして? どうして? どうして?
どうして? どうして? どうして? どうして?
どうして? どうして? どうして? どうして?
どうして? どうして? どうして? どうして?
どうして? どうして? どうして? どうして?
どうして? どうして? どうして? どうして?
どうして? どうして? どうして? どうして?
どうして? どうして? どうして? どうして?
どうして? どうして? どうして? どうして?
どうして? どうして? どうして? どうして?
どうして? どうして? どうして? どうして?
どうして? どうして? どうして? どうして?
どうして? どうして? どうして? どうして?
どうして? どうして? どうして? どうして?
どうして? どうして? どうして? どうして?
どうして? どうして? どうして? どうして?
どうして? どうして? どうして? どうして?
ああ~~~~! 情緒がぁぁぁぁあぁああ!
しばらくしたら鍵かけます。眠い……つらい。
*
202X年 9月11日(金)午前9:45 垢名:東経76度30分48秒
朝になってみたら、なんじゃこれ。
しかも鍵かけてないし。なんで?
…………完全にメンヘラ女じゃん。失望されるの、眼に見えてる……。
通報されてないよね? まだ。――ダイジョブそうだ。
じゃあ…………鍵かけます。
…………。
どうして? どうして?
どうして? どうして?
これまでの思い入れも全部邪魔になって行くんだろうな。
そんなもんXには関係ないもんな。
しかも、グループだったんだもん。ソロじゃなかったし。独立していって、その先で仲間を集めて、わいわいと騒いでただけ。
自分が勘違いして、ついていった気分になって、勝手に、好きなだけ、思い入れてしまっただけ。溺れてしまっただけ。
辛かった時に支えられたとか、そんなもん押しつけにしかならないんだよな。所詮赤の他人、Xの仲間みたいに毎日顔を合わせてるわけじゃないし、というか会ったことも水〇道に足を踏み入れたこともないんだった。
でも、実況できなくなるのは寂しい。
これはほんと。ほんとの気持ち。だから、できれば自力で調べてほしい。
『著作権侵害』
→10年以下の懲役または100万円以下の罰金。
最悪の場合、こうなることを分かってほしい。
万引きや傷害事件なんかよりも重いのよ。
ほんとこれだけ。今の望みはこれだけ。
これだけ伝わってくれたら、もう、他は望まない。他は伝わらなくていい。最悪これだけ伝わってほしい。
初歩的な初歩で、こんなことで活動できなくならないでほしい。
頼む~~~~~~~。
著作権侵害を調べてくれ〜〜〜〜〜。
頼む〜〜〜〜〜〜〜〜〜
Xにアンチ認定されてない方もぜひ!
著作権侵害についての情報だけ送ってくれ〜〜〜〜〜〜〜。
(30分後)
……嘘から出たまことか?
いやぁ、他の視聴者が著作権侵害について調べてまとめたスライド見つけたのは引いたぞ。ちょっとだけだけど。
自分で調べる癖つけないと繰り返すぞ?――とは思ったけどね。
このスライド、ほんとに手助けか?――とは思ったけどもね。
いや、ここで悲しきモンスターしてる私なんかより、全然手助けになっとるわい。
ノイローゼで卒業の時は、
「笑って生きてりゃいい」って思ってたのに。
いや、ウソ。今も思ってる。
思ってるからこそまた悲しいのよなぁ〜〜〜〜〜〜。
勝手に思われて勝手に失望されて迷惑な話だよな。
ただ、そんな人間が応援してたこともあるんだぞってことを頭の片隅に入れておいて欲しい気もするな。
これはもうほんと……卒業発表以来の情緒よ……。
*
202X年 9月13日(日)午後12:53 垢名:東経76度30分48秒
決めました、私。
“慧眼グルド”は新生も含めて愛し続ける。
でも、先駆者含めXはもう応援はできない。
それに向こうも願い下げだと思う。
大好き→好きだった。
視聴者→アンチに変わってしまった。
時代は流れる。嫌なら見るなの世界。
X、笑って生きててくれ。
頼む。それだけだ。
重たい愛は阻害にしかならん。それも分かってるから悲しい。
全部分かってる(つもりの)人じゃん。怖。
***
202X年 9月13日(日)午後14:03 垢名:東経76度30分48秒
ワシらの意見で笑って生きられなくなるなら聴かんでいい。
皮肉とかそういう裏は一切なしに。
苦しくなるくらいなら無視していい。
健康にニコニコゲラって生きてて欲しい。
それに必要なことだけしてほしい。
ワシらは勝手なことばかり言う。
好きだからと意見を押し付けるようなことも言う
それをXの為だとかも言う。
本人の為になるかはこちらの判断で勝手に言う。
でも、どう判断されるかわからんけど、活動を応援したいから言ってるのは間違いないんや。
ただ批判したいわけじゃない。
権利関係は大事だから大きな声で皆訴えてる。
こんなこと本当は言いたくない。
言わなかったら言わなかったで、活動休止になるかもしれない。
笑って過ごせなくなるかもしれない。
だから言おうと思ってる人もいる。
必要な説明と対処があればまだなんとかなるかもしれない。無責任なことしか言えないけど…。
アンチ認定でもなんでもいいし、逆ギレだってなんだっていい。
対処して。
あの動画と動画削除だけじゃ怖いのよ。
収益の話もこれからのことも不透明過ぎる。
多分同じような思いの人が投書してくれてるから大丈夫だと思うけど、ネットで調べたりはしてほしい。
自分自身が安全に楽しく過ごせるように尽くしてほしい。……大好きでした。
もう言いたいことはありません。
“慧眼グルド”にいたとき、私を救ってくれてありがとうございました。
これからも笑って生きていてください。
元ファンより
9「ひとり言が許される夜…」
202X年 9月6日(日)午前3:33 垢名:憂わしげ
深夜なのでひとり言も許される……。
今日、とある方の呟きを拝見しました。
「“慧眼グルド”にXがいないことを気持ち的に受け入れられず、追えてない」と。
それを見て、私もうまくXを追えていないのは、Xに“慧眼グルド”の影を見出そうと無意識のうちにしてしまっているからだとやっとわかりました。
今までずっと悩んでた。
Xが楽しそうに活動しているのに、なぜ素直に喜べないのか?
二人きりで、『251』で活動していた。
とてもとても嬉しい反面、大人数で、“慧眼グルド”で話が出てた人じゃない人たちとワイワイやっているのが、“Y”やNくんの影が全く見えなくて泣きそうになっていました。
でも6月のあの放送でXが言っていた通り、
『前いた会社のことは一切出さないという決意の表れ』
だとわかってはいるのです……けれど。
Xは水〇道から出ていません。
だからまるっきり“Y”やNくんとも話さなくなってしまったと思ってしまうのはおかしな話ですよね! でも、なんだかそう思ってしまったのでした。
ダメですよね。Xには友達がたくさんいて、
「“Y”やNくんがいなくても楽しく過ごしてるよ!」――って見えてしまって……ああ、わるい思考がさらにねじまがっているぞ、私。
とりあえず、その心のつぶやきを拝見して、それぞれ本垢等では前向きに受け止めてるように見えてても、今までのように応援できていない人もいるんだとわかってなんだか安心してしまいました。無理せずちょっとずつ受け止めようと思いました。
――ひとり言おしまい!
エピローグ「ああ、転落する…」
202X年 8月4日(火)午前10:31 垢名:助さん垢さん
「自分なんていなくても世界は回る」
誰しも一度は思う事だけど、それをあの有名な“慧眼グルド”のXが、
「自分が居なくても回るんだ」
と、考えてしまったことが、ほんとに心の病は恐ろしい――自分の経験も含め――と思った。
Xがいなくてもいいなんて、周りの誰一人として思わなかったけど、本人は本気でそう思ってたんだよな。もはや見てる世界が違ってしまっているから声も届かないよな……。
――まるで、自分ごと世界がひっくり返って落ちていくように。
今、自分を取り戻して元気になってくれているなら、それだけで一つの目標はクリアしていると思うんだ。
“Y”の語りと、“慧眼グルド”の新体制によって、もう君は救われてるんだ。
「戸惑いはあっても、長い人生誰しもよくある事だよ」
て言って、変な特別扱いしないし、責任を取ると言って突き放さなかった。さらには場所を取っておいて腫れ物にもしなかった。
君はまだ帰る気はないようだけど、Yはちゃんと帰れる場所をとっておいたんだよ。
――これがXの相棒で、世界一デキる男“Y”。
プロローグ「Xの先駆者」フォロワー数推移
※Wordに書いていた物はテーブル表記でした。
むずかったので、読者側で罫線を引いといてください。
日付 出来事 フォロワー減少数
9/4 第二回ましゅーず生配信
9/5 -69
9/6 -32
9/7 -39
9/8 -60
9/9 -75
9/10 座談会兼権利関係表明
(最悪手の生放送)
9/11 生放送から半日後 -375
9/12 土曜配信中止告知 -238
9/13 謝罪文掲載前 (昼 -67
謝罪文掲載直後(夜 -203
9/14 -62
9/15 -67
9/16 謝罪日公表前 -39
9/17 謝罪日公表後 (未明 -71
謝罪直前 (夕 -58
謝罪会見 (PM9時
謝罪会見直後 (夜 -?
1「9月13日 謝罪文公表」
202X年9月13日 午後4:21 垢名:Xの先駆者
お騒がせしております。
自分のゲーム実況に対する認識が甘く、ゲーム会社様のガイドラインを遵守すること、それを怠っていました。大変申し訳ありませんでした。ガイドライン違反の配信アーカイブについては削除致しました。
今後はルールをしっかり守り、皆様が安心して視聴できる活動をして行きます。
202X年9月13日 午後4:22 垢名:Xの先駆者
後日改めて配信内にて謝罪 今後についての説明をさせて頂きますのでよろしくお願いします。
4「9月16日 進展・違和感のあるしくじり」
9月13日にXが謝罪文を公開してから三日が経過した。
それにより、一旦は炎上が鎮火したようである。その後三日間は黙り込み、アンチスレでは分析が続けられていた。
しかし、アンチスレというのは、アンチの巣窟である。そのため、未だファンを続けている者たちをイカレ野郎だとレッテル貼りをした。それらの総称が『〇〇ママ』である。
1)進展・アンチスレの分析
2)極擁護派『Xママ』の誕生
4-1)進展・アンチスレの分析
202X年 9月16日 午後8:58 垢名:「Xの先駆者」
明日17日21時より改めて自分の声で謝罪をさせて頂きたく配信を行います。よろしくお願いします。
(配信プラットフォーム“ミリオンdeil”のURL添付(配信日9月16日 21時より開始)
【サムネイル詳細】
白背景に文字のみの簡素な物。黒字で、
『ほんとうに申し訳ございませんでした』と、三行に分割された一文が記載されている。
なお、そのフォントは太字の角の丸いポップ体であるため、サムネだけでは厳粛然とした雰囲気は感じられない。
***
202X年 9月16日(水) 午後9:38 垢名:Xのこと静観します!
明日の配信がしっかりしたものであることを祈っています。
頑張ってください。
あと細かいところですが、17日という告知が“ミリオンdeil”では16日と記載されています。混同しやすいですので確認・変更をお願いします。また、そのサムネでは謝罪配信としては真面目さに欠けているように見え、非常に不適切だと思われる方がいるかと存じます。早急に別のものに差し替えた方が宜しいかと具申します。
***
202X年 午後9:00「Xアンチスレ14」
「やっと来たぞ」
「謝罪配信は明日の21時か……」
「しかもなにこのサムネの文字、普通よりくねっとしてんだけど……」
「まさかのポップ体かよw。普通に明朝体で書けやw」
「サムネの時点で真面目にやろうと感じられないの、不意打ち過ぎて笑うわ」
「『ほんとうに申し訳ありませんでした』(ポップ体)」
「普通に『謝罪』って書けばいいのに……。サムネだけで人をイラっとさせるとは、Xの才気煥発さが光ったな」
「すげーな、サムネのフォントだけで悪手打てるなんてスゲーや」
「Xって意外と面白いんだね。今まで全く面白くなかったのに、謝罪会見でフォント大喜利できるなんて」
「フォントはやっぱり誰でも思うよね、おかしいって」
「信者も突っ込んでるしね。やっぱりズレてんだよなぁ」
「このクソ悪手も煽ったろうとかではなくガチ反省でこれだもんなぁ。TPO知ってんのかなこいつ」
「社会経験皆無なんだしこれくらいじゃね? フォントにもTPOが存在するということを知らない程度に経験もないってことなんだろうな。TPOに合わせた資料作りは社会人として基本。謝罪もその範疇だろ」
「それとも少しくらいふざけてもいいと思ってるか。今までのモットーが“緩さ”だったし?」
「本当だったらクソやな。常識わきまえとけや、アホ」
***
「てかなんで“ミリオンdeil”でやるんだ? 登録者の多い“つべ”チャンネルやれよ」
「しくじったところが“ミリオンdeil”だから“ミリオンdeil”でってとこか?」
「そんな短絡的かな? 一回目の『お気持ち配信』のときは”つべ”でやってたでしょ?」
「まあその一回だけだがな。そのあとの『お気持ち配信』は全部“ミリオンdeil”でやってる」
「もしくは“つべ”と“ミリオンdeil”の同時配信か」
「同時配信はさすがにやらないだろ、Xの性格上。それより“ミリオンdeil”でやるっていう時点でしくじってる雰囲気がある。“ミリオンdeil”では投げ銭が出来ちまうだろ。ご存知の通り“ミリオンdeil”の仕様上配信者自身でも投げ銭NGできない。謝罪してんのに投げ銭してくれなんてお願いするか? 普通しないだろ」
「Xだからね、となると“つべ”じゃやらないかー。
『明日謝罪しまーす。たいへん申し訳ありませんでしたー。申しませーん――ということで、うまく謝罪出来たと思った方々は投げ銭お願いしまーす。いつも通り一人3万ねー』」
「『じゃあ謝罪は済んだんで、今からゲームしまーす』続きはこんなもんってか? あーあ、えらく簡単に想像できるわ。頭お花畑のX信者が空気も読めずに投げ銭しまくるのを」
「そしてゲームしてるところをいつも通り垂れ流すところを……まあ、さすがにそんなことまでしないだろうけど」
「君たちに残念で朗報なお知らせがある。件の謝罪会見の予約枠を見てくれ。実況カテゴリが“○○YESゲーム配信”になってるだろ。これを見て、どう思う?」
「……まさか」
「え? まさか謝罪の後ほんとにやるつもりなん?」
「ここにきて信者コメの『ゲームやろうや』の伏線が回収されようとしているのか……?」
「明日次第なんだよ君ぃ。緊張感ないのかな君ぃ。ふざけてる場合ではないんだよ君ぃ。明日で君の人生決まっちゃうんだよ君ぃ」
「ま、フォント位なら目を瞑っといてやる。正直今までのクソムーブからして小粒だからな。明日だからな、正念場は。期待してるぜ、X」
***
この後、午後10時頃にて、X公式垢はこのような反応を示している。
202X年 9月16日(水)午後10:15 垢名:Xの先駆者
すみません!
サムネのフォント、そして放送タイトルの日付間違いの指摘に今気づきましたので、正しい日にちに直しておきました。自分のこういうずさんな所が今回の問題を招いたと思っています。混乱させてしまい申し訳ありません。反省しております。
***
ファンからの指摘で気づいたのだろうか?
いずれにしても、アンチスレやファンからの応援・揚げ足取りが止まらなかったのは事実であった。
そして、運命の日が訪れる――。
4-2)極擁護派『Xママ』の誕生
約9500文字。長めです。
202X年9月16日 午後11:54 垢名:ボリューム感満載チャーハンがなんと20%引き!
あーあ、やっちまったよ。こりゃ。
まさかX囲いの信者にさらなる上位互換が出てくるなんてな。こりゃ静観するわけねぇな。ちょいっとコメントするわ。
まず、ちょっとこれみてくれな。今から引用するからよ。
(引用始まり)
202X年 9月16日(水) 午後9:38 垢名:Xのこと静観します!
明日の配信がしっかりしたものであることを祈っています。
頑張ってください。
あと細かいところですが、17日という告知が“ミリオンdeil”では16日と記載されています。混同しやすいですので確認・変更をお願いします。また、そのサムネでは謝罪配信としては真面目さに欠けているように見え、非常に不適切だと思われる方がいるかと存じます。早急に別のものに差し替えた方が宜しいかと具申します。
***
202X年 9月16日(水) 午後9:59 垢名:Xのこと静観します!
ちょ…本当に明日大丈夫なの?
謝罪配信でそのサムネ? ――いやいやいや……。
思わず返信しちゃったよ……人生初のネットデビューだよ。
勘弁してくれよ、ラジオでやってたみたいなおふざけ謝罪とは違うんだよ。
前日でこれなら明日どうなっちゃうんだよ。
こっちが死にそうだって。
(引用終わり)
***
うむ、まあまあの指摘だよな。
優しい指摘だし、ご厚意でアドバイスしているし。何も心配はないと思う。これがな……なぜか文句を言っているように感じる方々がいらっしゃるようだ。それが――ほい。
***
(引用始まり)
202X年9月16日 (水)午後11:09 垢名:Xママ1
「こっちが死にそう」
て、あなた言ってますけど、X様が死にそうなんですか? 違いますよね?
その発言も不適切かと思います。いい加減X様の人格否定はやめてください。
はやく削除してください。
202X年9月16日 (水)午後11:11 垢名:Xママ2
何事も言いかたってものがあります。
配信者だって一人の人間ですよ?
もっとソフトな言いかたを心掛けてあげてくださいません?
あなたがどれだけ死にそうだと感じていても、当事者であり我らがXさんのほうがもっと深刻に感じているんです。
彼の重圧とは比べるべくもありません。私が証人です。あなたが死にそうだという感想は、これからは心の中にしまっておいてくださいね。それ以上口を挟まず、静観することを勧めます。
(引用終わり)
***
202X年9月16日 (水)午後11:56 垢名:ボリューム感満載チャーハンがなんと20%引き!
うむ、やばいなこいつら。
まじで何様なんだろう。
この文章のどこらへんにXを責めている要素があるっていうんだろう? そのように見える君たちのほうが疲れてると思うよ。
だからぼくはこいつらのことを『Xくんのママ』と呼ぶことにするね。可愛い呼び名でしょ? 『ヒステリックババア』という呼び名も考えたんだけど、切り口えぐいしこれどう見ても人格否定や誹謗中傷に属するから辞めといたんだ。
『Xくんのママ』――うん、我ながら可愛い呼び方だよね。
匿名だし何歳か分かんないけど、自分の子供をかわいがるようにして、赤の他人を我が子のように擁護する。まるでマザーテレサだ。
わが子の年齢は37歳男性、独身でだらしなく不誠実……うう、想像したら吐き気が……。
『Xくんのママ』は、ネットを通してやらないと守れない。
Xくんの親を謳っているのに電話番号も住所も知らない。画面越しでしか繋がれない。捨て子を遠くで見るような、後ろめたさも持っていないというのに、一向に近づけない残酷で極端な距離感がある我が子に、猛進して突き進む。画面越しで姿が見えないけれど、なぜか目の前にいるように感じてしまう……。
そのわが子というのはもともと赤の他人だ。
一週間に10時間くらいしか接することができず、その接し方も一方的。普段の喋り声を分からないどころか実況する声しか聴けず、それが対面ではなく画面越しに伝わってくる。リアルタイムで聞こえる時もあるのだが、実際にはラグがあり、生の声ではなく全部電気で変換され、機械で翻訳されスピーカーから発せられた電子音だ。
それなのに、でも、会ったこともないはずなのに、まるですべてを知っているかのような口ぶりをする。
Xの気持ちすべてを代弁できると粋がった女ども(たぶん女性でしょう! 男性だったら超気持ち悪いぞ、これ……)。
今までのような信者は「Xくんよちよち」という風に励ましていて、それがXくん(37歳)の後押し位からちょっと過ぎたところもあっただろう――この時点で失笑ものだが――に、大多数の信者たちはここまでで終わりだと思う。例えば、
「Xくんの謝罪、楽しみにしてるね!」だったり、
「了解しました! 悪いところは認めて、一緒に再出発しようね」というのは可愛いもんだけど、こいつらときたら……。信者よりよりはるかにたちが悪い、マジもんの上位互換だ。
さて、さっそくだが、彼らが言う人格否定という言葉。調べてきたぞ。本来の用い方がこんな感じだ。
「頭が悪い」「性格が悪い」「育ちが悪い」「顔が不細工」などなど。
人格否定というのは現時点では決して治らない。かつ、この先も改善しようのない暴言のような言葉、理不尽と言い換えてもいいかもしれないな。
人格否定だと思う判断基準は言われた方――つまり“自分”――がどう思うかなのだが、彼女らママは『自分がXくんの肉親』とでも思っているらしい。
では、それを踏まえて、これらを見てほしい。すべてXのアンチスレやネット掲示板などから拾ったものだ。
「面白くない」「つまらない」「対応が不適切だ」
うーむ、不思議だ。
どこにXへの人格否定が含まれているんだろう?
ただの呟き、感想。もっとよく言えばアドバイス止まりだ。
さらに別のママにはこれらが誹謗中傷に見えるらしい。
おかしい、おかしいぞ……?
これのどこに人格否定が含まれるんだ?
***
――ああ、だめだ。頭がおかしくなる。
Xくんママの、『我が子可愛いよしよしムーブ』のせいで、愚痴をこぼしたくなった。いやならブラウザバックしてくれ。
そもそも件の呟き・指摘は“初”だといっていた。
なのに、どうしてシュバってくるんだろう。どうして口出ししてしまうんだろう。
それは我が子がかわいいと思い込んでしまうからだとぼくは思う。わが子である(と思い込んでしまう)Xが今までクソムーブを連続して引き起こしてしまったので、責任感を感じてしまっているからだろう。
――なぜ責任感が?
――なぜかばってしまう?
――なぜ赤の他人なのに?……は置いといて、だ。ちょいっと振り返ってみようか。
最初のしくじりは『真面目なお話』だったと思うが、それは初回だ。今回は見逃してやろう。
次のヤマメ釣り稚魚事件でみんなが「あれ?」ってなった。Xが陳謝し、信者が擁護(行き過ぎた応援とも)する。
その次の「実況者じゃない」発言もXが不適切だと陳謝し、冗談だったと弁明するも、信者が「大丈夫だよ」と擁護する。
『23日ショック』にて、前日との巨大な差異に気付かず、Xが不本意な行為をし、信者がまたも擁護する。この擁護はのちに『コメント削除』というものに発展してしまった。『コメント削除』はXの手ではなく、スパム――信者の報告が原因であると擦り付けたんだったね。
――さて、ここまではいいね。
この通り、度重なる悪手に信者がいつも尻ぬぐいをしなくてはと粋がり、それにXは勘違いを起こす。
「ああ、なるほど。いつも生放送やってていつもコメントが荒れているように見えるんだけど、応援メッセージが多い気がするな。やっぱりこの程度の“緩さ”がファンには心地よいんだなぁ」
それでアドバイスの詰まった投書を読まず、信者の応援を参考にする。投書には権利関係の指摘が詰まっていたにもかかわらず、約1か月間放置してしまった。それで、1か月たったある日のこと、ゲーム実況のはずが直前で中止になり、『権利関係』に踏み込む。
「知らなかった」
「言われるまで無許可を貫く」
と、開き直ってしまう。はたしてこれは誠実といえるかな?
そして今回の謝罪だ。今度は今までになくシュンとしてちゃんとした謝罪文を載せた。まるで『誰かが書いたものをそのまま載せた』ようだ。
けれども信者は擁護しなくちゃと脳死的に考えてしまう。傍から見れば炎上はなるべくして起こったんだよね。
ママはママだけで完結してくれればいいものを、指摘位でヒステリックに粘着してくるんだもの。そりゃXは閉じコンになるよね――なんだ、こいつらって。
Xがそんなことをしてしまうもんだから、熱狂的な信者はママになった。
Xのその連発する悪手にはすべて悪気がない、不器用で天然だからとXの代わりに謝り続け擁護してきたからこそ、不甲斐ないXに対して母性本能がくすぐり、赤の他人を超えてママになってしまった――そんな感じだとぼくは思っている。
正直アンチの方が妙に頭が冴えてて、アンチなくせに愚痴や文句を吐かないで的確なコメントを出す人が多いせいか、ママたちの方が本当にたちが悪い。Xママはアンチのせいで怒り心頭に発する状態で、始終暴走気味。意見が違うコメントが現れるやいなや、シュバってきてすぐ言論統制を敷きたがる。
XもXで炎上冷却期間だし、今回は予想外に規模がでかい炎上になってしまったと長く沈黙してしまったせいで、まともな対応もできてない。味方に目を向けるとぶっ飛んだキチガイがいるから、目が覚めてしまう。で、元信者からどんどん批判がでて、ママが怒りだすという感じね。
まあ、端的に言うと、過保護超えてるんだよなぁ。
子供が謝りたいって言ってるんだから謝らしてあげなよ。なのにどうしてそこで、
「Xは悪くないんです!」になるんだ?
周りは別に責めてないんだよ。確かに過去に責めてた部分もあった。「Xの先駆者」のリーダーであるXが悪いと罵ることだってあったよ。普通、リーダーが責任を取るんだからね。でもね、もうそのフェーズは当の昔に過ぎ去ったんだ。
詳しい状況説明と謝罪が必要なだけで、反省しろとかは言ってない。やじ馬たちはどっかに行ったと思うよ。
Xとの距離感がおかしいアンチも一定数いるにはいるけど、ぼくからしたらママたちの方が身の程を弁えてない言動が多いように見える。全てを知り尽くしてると思い込んで、心の底まで見透かし、管理し、全て手取り足取り指導したがる。
「笑って済ませてくれませんか?」
子供が笑ったらOK、確かにそういう時代はあったよ。子供は無知でも学びなおせるからね。でも今回は犯罪者が笑ったらOK――とはならないよね。笑いごとで済まされる年齢じゃない。そんなんじゃ警察はいらないよ。
「この通り、Xが反省してるんです。ちゃんと反省文だしたじゃありませんか。だから許してくれませんか?」
子供ならね。でもXは37歳。大人だよ? 反省だけで済ませたらルール破り放題じゃん。そこまで世の中は不完全にできてない。
「度重なる人格否定と誹謗中傷はやめてください! 訴えますよ!」
どうぞ。どの辺が人格否定でどの辺が誹謗中傷なのか、僕にはわかりませんね。
「また、ノイローゼになっちゃうじゃないですか!」
それこそ本人の意思を尊重してない発言だよね。本人は謝罪をしたいと言っている。それを停めようとするのはどうなんだろうね。謝罪だけでノイローゼになるんだったら、それ、ノイローゼ治ってないっていう突込み待ちかな?
ざっと調べてみたけど、こんなもんか。
どれもいち視聴者とは思えないね、あーこわ。
特にXママたちが言っている、
『ほんとうは、Xは誠実なんです!』
――という発言だが、いったいどこを参考にして言っているのだろう? 根拠がないんだよなぁ。
――投書を見て権利関係に踏み込んだからか?
――だったら何で1か月以上も放置した?
――反応せずなぜ、沈黙という手段を取った? 知らなかったから?
知らなかったら調べればいい。ガイドラインというのが普通にあるからだ。でも、彼らはそれをしなかった。
問題を先延ばしにせず、解決策を講じる。
問題が発生したら、問題に向き合い反省し、次回につなげていく。報告・連絡・相談。
これが大人だ。でもあの人たちはXのことを何だと思っているんだろう。
ママの方が問題なんじゃ?
Xは子供で病人だから、失敗したっていいじゃない!――と、まるで下に、もっと悪く言えば見下しているよう。
***
Xママの方針としてはこうなのかな? 過保護ゆえに飴を与え続ける。
でも、謝罪会見の時まで飴を与えるとどうなってちゃうかな? 虫歯になるとおもうんだけど? X、――大人なのに、歯磨きの仕方忘れちゃったみたいで。
「あなたはあなたで大変だけど、それはやっちゃだめだよね」
「起こってしまったことはしょうがないとは思うけど、これを繰り返すのはいけないよねぇ」
と優しく何度も何度も指摘されてきたのを無視して、今こうやって火柱が立ち上っているんだから、ママたちは少量のお水や少量のお湯でもなく鞭に持ち替えて、未だ留まっているXを引き摺ってでも助けだしてやった方がいいと我ながら思うんだけどね。
虫歯になるのは日ごろの積み重ね――ですよね? ママさん方。
今日はやらなくていいだろう。あ、今日疲れたからもういいや、とか。
そうやっていつも些細な事から気を付けていかないと何やらズキズキと痛みだしてくる。で、歯医者にいって確認したらああ、虫歯だと発覚するわけ。
そこで開き直っちゃいけないんだよ。普通ここで治療するよね?
ここで治療しなくちゃ、最悪抜歯だ。
だからこそ、TPOを弁えたフォントに直したり、サムネイルを直したりとわいわい言われるわけ。今はXの一挙手一投足を見ているわけだから、いつも以上に気を使わなくちゃいけないはず。折角長めに冷却時間を取ったのに、これじゃあ……あれだろう。
でも……いやぁー、ずいぶん優しい指摘も、まるで重箱の隅をつつくなどという難癖のように感じてしまうなんて、ずいぶんとすごい頭の構造をしていらっしゃいますよね。
前職ではYがいたからあまり炎上しなかったと思うんだよねー。
で、“慧眼グルド”を卒業して一人旅と評したグループ活動をして徐々に化けの皮が剥がれていった。そしてすべて剥がれたと思ったらなんと人間ではなく、手の施しようのない暴れ馬だったと。
表では成人扱いだったXも、裏ではしっかりサポートを受けていたからこそ、さして炎上しなかったことが想像できませんかね?
***
ぼくはどちらかというと諦観したファンなので、彼の精神状態とか健康については心配するけど、応援はそこまでしないです。なので、好き勝手言うよー、本当にXのことを思って支えてあげたいならもう少し言葉に気をつけた方が良いって。
昔のように実況界というのは無法地帯ではなく、ちゃんとしたルールが出来上がってきたんだからさ。誰かが言ってたように“言質とられる世界”になってきたんだからね。
ルールを守らずして自由を得られるわけがないから、いったい彼らの言う『先駆者』とやらはどこにあってどうやって開拓するつもりなのか、今更ながら疑問が湧いてくるよね。
ルールの存在する場所で活動する以上、何かしらの制限が働く。むやみやたらと開拓することはできないはずだ。無許可配信のようにね。
禁止された土地はあるだろうけど、そこに踏み込んでまで無許可で配信するという度胸試しをする余裕はほとんどなく、その隣では金銭の授受まで契約が交わされている法整備までなされている土地が大半だと思う。ガイドラインという区画の中に生きているのなら、なおさらだろうね。
しかもXたち「Xの先駆者」はヤクザみたいな人たちじゃない。
“ミリオンdeil”という企業から“公認配信者”という仕事を受け持って、いわば“ミリオンdeil”の看板を背負っているわけでしょ。
それなりの金銭がはいってくるでしょうよ。
それに従って仕事をしているという風に判断して当然でしょ。それなのに、
――なぜXは被害者みたいな顔をしているんだろう?
――なぜ悲しそうな顔をしているんだろう?
――なぜ苦しそうな顔をしているんだろう?
――なぜごめんなさいだけを繰り返し、一番大事な経緯説明を一向にやらなんだろう?
金銭問題というのは激しく深刻になりやすく、それは縺れやすい。
複雑に絡み合ったスパゲッティのようなそれをみて、はい水に流してやろうというのは虫の良すぎる話では?
開き直る、企業に指摘されるなどそのような盗人猛々しい態度で実況するという姿勢自体、いかにも不誠実だと思われても仕方ないでしょうよ。
ねえ、『Xのママ』さん。保護者を謳ってるあなたたちにも言っているんだよ?
***
「Xのモットーは“緩い”実況だ! だから謝罪まで“緩く”あるべきだ!」
と考え、このような発想に至る人もいるらしい。
「『わりぃ、間違えちまった!』でいいんです。我々とXとの仲じゃないですか!」
これを見たぼくは、これこそ他人行儀だと考えるんだけど、みんなどう思う?このような言葉を平気で書けてしまうなんて、相当キチガイ染みてない?
「何があってもXを愛します! 私たちはX親衛隊です!」
という流れは、『まっしゅーず!』のチャット欄自治厨にもあったよね。あれが源流だと思うんだけど、彼女たちや今のママたちって、純愛ドラマのヒロインみたいな自分に酔ってそうに思える。
「みんな気にしてないよ!」
て、ママがXを囲っているけど、そもそも気にする気にしないの問題ではないんだよね。謝罪のない開き直り配信は害悪に近い。それを放置してしまって軽い感じで対応してしまうのは、良くないを通り越してニュースにまで波及するよ。それこそXを牢屋にぶち込まれかねない。
あとそれ言ってるの、ママだけだからさ。まあ、ママと言っても多分、20人位じゃないかなぁ。それでも多いけどね。
「実況は仕事じゃない! 趣味だから、責任はないよ!」
へぇ、会社からお金もらっているのに仕事じゃないなんてことがあるんですかね?
へぇ、実況ってすごいんですね。あと、投げ銭ていうのもあるんだけど、あれもなしってことでいいの?
譬え実況が趣味の範囲だったとしても、違反は違反では?
「一人で背負いすぎてはいけないよX! これはXくんだけの問題じゃない! グループ全体の問題なんだ!」
一人で背負いすぎてもいけない、周りになすりつけすぎてもいけないのは当然。
そこのバランスを上手くやらないとあとは破滅するしかない。そんなのはXにだってわかってるだろ。だから謝罪するんだし。
***
赤の他人に対してファンを超えたモンスターペアレントになるくらい愛してしまうんだから、その覚悟はできてるっていう見方でいいんだよね?
少人数の精鋭ママたちで彼を一生養っていけるのであれば、目障りな連中を追い出しても良いと思う。Xが一生子供のままでいて、ママたちから巣立っていかない場合、そのような子育てでも構わない。そういう献身的な生き方もあってもいいんじゃないかな――どう見てもXは子供ではなく“ペット”だけどね。
しかし、子育て中のママと言えども四六時中Xのそばに居れないよね。
だってもともと赤の他人だから。今だってそうでしょ?
Xは謝罪の渦中にいる。あなたたちママはコメントに反応し、渾身の痛罵を喰らわせる。それはXが今コメントを見れないし、謝罪の後心地よくコメントを見られるように統制してあげるね!――という自分勝手な思考があるからじゃない?
そして、今日の夜。ママは他人事のようにこう思うだけ。
「あなたには私がいるから大丈夫、私が守るからね」
この言葉・決意の意思を書くとき、いったいどのような面持ちでいるんだろうね。鼻息荒くして書くのであれば、それはちょっと違うと思う。
これを書くママたちにもかなり大きい責任は生じるだろう。それはもう、赤の他人とは言えない。第三者であるぼくの見方を言うね――“ヒモ”だよね、これ。
守るからには無料で――とは、そうは問屋が卸さない。
さあ、あなた達は今からヒモになるんです。
赤の他人だった子供おじさんに、喜んで金を渡す、ヒモに……だから、いつか切られるんですよ――。
***
お、なんかぼくの呟きを見ているのか知らないけど、ぼくにDMを送ってくれる方たちがいらっしゃいますね。
いろいろな意見が来るかなぁ、と心構えをしていたんだけど、意外と内容が薄っぺらいものばっかりで興ざめだなぁ……。
あたしたちはXのヒモじゃない! ママでもない!
Xの実況する姿が見たいだけなんだ! だから投げ銭はしないよ!
総じてこの一つだけ。
うーん、何でしょうこの感覚。類は友を呼ぶ……かなぁ。
無責任野郎のところには無責任ファンが付きまとうという……うーん、うまく文章にできない。
あれだけ新規やファンを叩き出しておきながら逃げるなんて無責任なことは言わないよね? 育児放棄、知ってます?
ちゃんと投げ銭してあげましょうね。それが嫌なら素直にファンに戻りましょう。
口だけ大きなファンというのもただの悪者、それ、アンチだぞ。
あと、ぼくにたいしてママたちはこれ以上息子クンが嫌われないよう、文章には「アンチのことは気にせず」などの文面を入れないようにしましょう。暗に、
「周りのことは見なくていいよ! 私のこと“だけ”見てね」
感があり、ぼくみたいな第三者から見ると盲目感があふれ出して見えて、一層「うわぁ」ってドン引きしてしまいますね。……邪推かなぁ。
それと、これは個人的な感情だけど、いかにXのネーム検索から逃れたいからとはいえ、○○や○○(例えば『てるお』であれば、“でるお”や“てっちゃん”、“てるるん”など、Xの一部をもじった名称のため、ここでは省きます)ていう呼び名はあれだなぁ……。
X様とかXくん呼びはいいけれど、○○って……カルト感に拍車をかけているので、どんどん印象が悪化していくなあと心の中で思いながら返信してるよ。
まだ“Xちゃん”とか“Xお”とかのほうがまし。
それでですね、ママたちからDMを答えていくうちに、このママたちが息子をかばう様子、なんかに似てるなぁと思いながらうんうんと考えていたんですが……分かりました。
これ、『介護』ですね。若年性アルツハイマーに罹患した30代後半の男性を幇助している女性……いや、ちょっと違うなぁ。
いや、『介護』でもないですね、何でしょう……何とは言いませんが……例え話を一つ。
「ほらお爺ちゃんしっかり!」
と、階段を昇っているお爺さんを引っ張る孫ではなく、
「お〜よちよち、寝返り打ててえらいでちゅね〜」
と、揺りかごの外から何もせず褒め称えているよう――あ、これ赤ちゃんプレイだな。
37歳にもなる男性の赤ちゃんプレイ……。
癖になる人いるんですかねぇ……うーん。
***
今までXママという言葉を軽蔑混じりに使っていたのですが、きちんとお子さんのお世話をなさっている世間のお母様方に申し訳なくなってきました。
この際謝っておきますか。大変申し訳ありませんでした。
――さて、今頃カンペを読み込んでいるだろうXにこのような一言を、いかに誠実さを伴った演技で言えるかな?
5「謝罪日前日・焦点」
202X年 9月17日午後2:15 「Xアンチスレ14」
「はいはい、ちゅーもーく。今回の謝罪は以下のどれになるだろう、予想してみよっか?
1)経緯説明・謝罪・今後の対策・収益についてちゃんと説明出来る
2)謝罪はするが発生した収益、企業への対応についてはノーコメント
3)謝りの雰囲気を入れつつまたグレーゾーン理論を持ち出し俺悪くないアピール。ゲーム選びはメンバーに任せてたなど責任転嫁
4)先駆者メンバーが脱退orクビ(現状PかGのどちらかが濃厚)“ミリオンdeil”撤退or配信者完全引退
5)謝罪はほどほどに、アンチの誹謗中傷()を許さない! ――と逆訴訟宣言
6)今回は本当にすみませんでした。――というわけで、最後に新作動画の予告をご覧下さい!」
「これも追加で
7)同枠で○○YES配信して炎上
8)謝罪の文面で炎上
9)前職の話題を口に出して炎上
10)余計な会話で無反省を見せつけて炎上――どれだろう?」
「炎上だけ見にきたやじ馬どもは去った頃だろうし、まあ今日が妥当だろうな。あんな内容薄っぺらい謝罪文見ただけではチラ見客は全くよく解らない。できるだけそのようにしたのかは分からんがちょっと小賢しいな」
「今頃出来上がったカンペでも読み込んでるのかな」
「読めない漢字にルビ振ってんだろ」
「今日の謝罪会見が、『第一回お気持ち配信』の同時接続人数1万を超えそうという予想」
「皮肉だな。そうなりゃ『タイポグリセミナのX』になるだろうな」
「……なにそれ?」
「……」
――謝罪会見まであと9時間。
7「短すぎる謝罪」
約1400文字
202X年 9月17日 午後8:50 垢名:「Xの先駆者」
まもなく配信開始します。
(配信プラットフォーム“ミリオンdeil” URL)
【概要欄】
皆さんの前で改めて謝罪させてください
(202X/9/17 21時より開始)
***
202X年 9月17日 午後9:05【生放送描写】
(マイクのスイッチを入れる音)
……お騒がせしております、Xと申します。
ちょっと、聞こえてますでしょうか。
どうでしょうか。
聞こえますか? ――ありがとうございます。
それでは、それではえー、度々ぃ、えとお騒がせしておりますえー、今回のーそのぉ、問題行動やえー、軽率な言動についてえー、お話する前に……大変ご迷惑をおかけしたゲームメーカー様、えー、モラルのないー軽率な発言で不信感や嫌悪感を抱かれた視聴者さま。
えー、ひいてはいつも応援して下さり支えってくださっている視聴者の皆様にぃ、謹んでお詫びを申し上げます。……本当に申し訳ございませんでした。
(しばらく沈黙)
今回みなさんのえー、コメントを拾い、それに対して返答することは申し訳ありませんができません。そこはご了承ください。えー、順を追って釈明させて頂きたいと思います。
えー、公式アカウントにて掲載した発言を追う形ではありますが、それぞれの権利を持つゲームに対してえー、それを実況や配信することへの認識と自覚が自分には足りていませんでした。
これは各ゲームメーカー様が定めているガイドラインを無視する行為でありぃ自分だけが配慮のないことをしていると、問題がさらに大きくなり様々な方々にご迷惑をおかけすることになります。
したがって、今後は定めているガイドラインをしっかりと守っていきます。
それでもなお、各ゲームメーカー様からお咎めを受けた場合には、誠意のある、対応を、していきます。
前回の配信を機に、該当されると思われる動画や、配信アーカイブなどについては、こちらの意思で、削除または非公開とさせていただいております。
配信にてプレイした、ゲームの各メーカー様、大変不誠実な行動をとってしまい、誠に申し訳ございませんでした。
(30秒の沈黙)
次に、前回の放送につきまして、えー、釈明させて頂きたく思います。
9月10日にぃ行いました座談会との名目で、権利関係についてお話させて頂きましたが、えー、まずタイトルから考慮すべきであり、皆さんに不快な思いをさせてしまいました。
内容についても漠然としない内容でありぃ、えー、問題を整理できてないまま、早くに対応しようとし、なにひとつ皆様にとって釈然としない放送になってしまいました。
これらは日を取り直すなり、しっかりと問題について考えた後に、配信すべきであったと深く反省しております。大変申し訳ありませんでした。
(10秒の沈黙)
……今後、えー、こういうことのないように実況者・配信者・えー、ゲーム好きとしての自覚をちゃんと持って、皆さんが安心して楽しめる活動を心がけていきます。
今回の件で、失望させ不安や疑念を抱かせてしまった視聴者の皆さん、本当に申し訳ございませんでした。
(10秒の沈黙)
今回の配信はこれで終了と致します。
えー、このような釈明に、時間を割いて付き合っていただき、本当にありがとうございました。
それでは、失礼致します。
***
202X年9月17日 午後10:54 垢名:Xの先駆者
今日は配信に来てくださった方ありがとうございました。
今後はガイドラインを遵守し、心を入れ替えて楽しい活動をしていきます。今後ともよろしくお願いいたします。
8「離縁」
202X年9月17日 予告した時刻である午後9時より五分ほど遅れたものの、ほぼ予定通り謝罪会見は配信された。
顔出しはせず、画面全体に、
「申し訳御座いませんでした」が映し出された一文が載っている。文体はちゃんと修正され、角の丸いポップ体から明朝体に変わった様子だ。そのなにも変わらない簡素なスライドのまま、Xの緊張感の伝わる声が流れ始めた。
終始X一人のみが喋り続け、しんとする配信。どうやらXのそばには誰もいないらしい。X一人の放送ということは、「Xの先駆者」メンバーは同席していないことになる。
これはグループのリーダーであるXが、説明責任を負ったという形を視聴者に見せたかったのだろうと推察できるが、謝罪会見の様相が特殊であったため、悪手であったと言わざるを得ない。
まずは放送時間。
この配信枠は遅延と合わせて約10分ほどで打ち切りとなり、結果的に謝罪時間はわずか5分と満たなかった。
視聴者はこの5分という短い一瞬で、一体何を思い、何を逡巡し、そしてどのような気持ちにされたのだろう。
次にしゃべり方。
始めから終わりにかけて、まるでついさっき台本を渡されて、はじめて目を通したようなしゃべり方であった。
30代にしてはたどたどしく、つっかえながら読まれる謝罪文。自分で作りだした文章を読んでいる風ではない。多分他人が書いたカンペだ。
5日も待たせ、満を持して感の強い謝罪会見だと思い、心待ちにしていたファンもいただろう。だが、蓋を開けてみれば何の準備もしていないこの為体、棒読みである。投書箱経由で送られた、著作権侵害について調べ挙げた視聴者お手製のスライドさえ届いてなかったのか。
最後に内容の薄さ。
謝罪と称して字面では謝ってはいるものの、炎上騒動に発展した主な争点としてあげられていた無許可配信によって得た金銭や“ミリオンdeil”配信者規約の違反、その経緯と今後の対応と具体案についての説明は一切なく、5日前に公表した謝罪文通りを丁寧になぞって声に出したようなものだった。
冒頭付近にてコメ拾いはできないと断っているのもかなりおかしい。普通、謝罪会見や記者会見でも最後には質疑応答の時間が設けられる。しかし、今回のXの謝罪会見にはそのような物の一切合切を捨て去ってしまったようだ。まるで、聞かないでくれと、無言の圧力を示しているように……。
因みに、この10分間の放送枠は結局、"その他のPCゲーム・コンシューマーゲーム"というジャンルに設定された模様である。"雑談配信"というジャンルがあるにもかかわらず、Xはゲームジャンルに設定したというのである。
Xはこれにも気づかなかったのだろうか――? それとも“ミリオンdeil”の配信ノルマというのはゲーム配信でないと加算されないということを暗に示す証拠であるのだろか――?
この短すぎる謝罪会見(会見中では何度も“釈明”という言葉が発せられるが)によって、どのような反応を示したのかは、想像に難くない。
放送直後、ネットの海に新たな漂流物が次々と浮かんだ。
諦念、残念、裏切り、決別。……それでもなお応援する者たちの感情の塊。ぶつかり、またも海底へ沈む。
ああ、また波が大いにうねり、白い泡と化す――。
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~目次~
8「離縁」
1)まともなファンの決別
2)悲嘆に暮れる者
3)解かれた信者
4)どっちつかず…
9「追随」
1)まどろみの追随
2)|憂惧《ゆうぐ》する者
3)それでも推す者
4)すべてを包み込む存在