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7「8月23日」配信中~直後
⑪.2・1 まっしゅーず生配信中(8/23)
1)『ましゅーず!』生配信冒頭
2) アンチスレの反応(生配信中)
⑪.2・2 アンチスレの反応(配信直後)
⑪.2・1 まっしゅーず生配信中(8/23)
1)『ましゅーず!』生配信冒頭
202X年 8月23日 夜 生放送冒頭
X「あー! あー! 聞こえますでしょうか?」
A「もしもーし、あ、聞こえてるみたいですね」
X「どうもこんばんは! わたくしXと申します。今日はですね、あの大人気ゲーム『大乱闘ましゅーず!SP』をプレイすることになるんですけど…………ええ、今日は私のほかに愉快な仲間たちも来てくれております! じゃあ紹介します。P、G、Aです!」
P「よろしくお願いします」
G「……」
A「どうもー」
X「じゃあ、もう始め――」
G「音でかい? ゲーム音結構下げたけど……」
X「えーと、今日はですねー、概要欄にも書いてある通り――」
A「音とかどうでしょうかねー、皆様がたー」
G「声大きい、ゲーム音小さい。だってP」
P「あ、今ゲーム音わざと下げてます。自己紹介が先かなーって。あと声ね、一段階ずつ下げるよー」
X「最初にチーム内で、まあ、肩慣らし的な意味合いでやってから、温まってきたところで俺がVIPを目指す――というシナリオで行きたいと思います」
A「だから。前半後半ともオンラインに潜るってことだね」
X「そうだね」
A「え、えー……今画面キャプチャしてある通り、最初のチーム内戦闘ではこのような条件でやっていきます。もちろんオンラインマッチングで、チームはX固定の、あとの一人は、まあ……俺たち愉快な仲間たちで交代しながら……」
P「今これ映してるってことは、要するにこの条件でやっていけばマッチングしやすいってことだよね」
X「まあ『しやすい』ってだけの気休め程度だけど……手合わせできたらよろしくお願いしますね」
A「じゃあ自己紹介しますか」
X「自己紹介っ!(なぜかここだけ張り裂けんばかりの声量で)……まあ、自分はもう……」
P「じゃあ僕から。えーっと、自分は……昔、Xと路上バンドを組んでた初期メンバーで、そのまま解散までXとつるんでたPと申します。今は、この通りXに呼ばれて配信のお手伝いをしている感じです」
X「そして!」
A「そして! どーもみなさま! Aでーす! Xのガチ友達でーす! ――以上!」
G「……Gです(小声)」
XAP「テンション低っ‼」
G「いや、これでいいんだこれで」
X「……じゃ、これでいいかな紹介は」
A「短けーな!」
P「まあ、“ミリオンdeil”でもちょこちょこ出てるからね僕たち3人は。今更自己紹介も必要ないでしょう。Aは初回動画に出てるからね」
A「そりゃそうさ! 俺のおかげであれが20万再生を約束したようなもんだからな!」
G「Aの名も『ましゅーず!』では知れ渡ってるしね、『64大乱闘ましゅーず!:サル使い全1』って」
A「一部だぞ、一部の熱狂的ファンの、そのさらに極一部だかんな!」
P「それでも知れ渡ってたじゃん。今でもAって調べると動画がひょっこり出てくるくらいに」
A「まあな。それは否定しねぇよ。でもいまはもうぺーぺーさ。だって社会人だし、とんと触ってないし。
あの頃の時代はオンライン対戦とはなかったから、まあ、ほんとに『現地集合現地解散』みたいな感じだったし。それにサルを使い始めた理由が、一番性能最弱で誰も使わなかったから、じゃあ使おうっていう、まあ……可哀そうだったからってだけで――」
G「要するに誰も使わなかったから『サル全1』なんでしょ」
A「言いかたよ! ほぼ合ってるけど!」
P「全1っていうと……あれ?」
X「……」
P「ちょ、ちょっといい? 皆さん」
G「はいはい」
P「あのー、僕『ましゅーず!』に詳しくないんですけど、ちょっと気になるところを見つけたんですよ。この生配信の……このタイトルが『ましゅーずSP配信! 元全1トカゲ使いのX登場!』って……」
X「……www」
P「『全1トカゲ使いのX』っていう大層な謳い文句つけてますけど、え? 何ですかこれ」
A「――『元』ってついてるでしょうが!」
X「ほっほっほっほww」
G「元、だもんね、元」
X「ww……そうだよ『元』。しかも呼ばれてたのがAよりもさらにすごく狭い界隈で、一時的に呼ばれてたってだけだから」
P「……そうなの?」
X「だから、そう! そんな『元全1トカゲ使いのX』が今の『ましゅーず!』を遊んだらどうなるかっていう話だから! まあ、過去の話は一旦、置いておいて……どこまで通用するのかなっていう、言っちゃあれなんだけど育成シミュレーション……的な感じで見てくれたらいいかなって――」
P「なるほど、今日から頑張るわけだ」
X「そ。最近全然触ってなかったから。で、まず! 俺一人が潜るのってあれじゃん? まあ、これが始まる前にAと3時間手合わせして大分体はあったまってる感じだけどさ、いざってなると話は別だからさ……。
だから、配信の肩慣らしとしてまず、チームを組んで、良い感じに体が温まってきたなぁってなった時に、まあ、本番のVIP昇格――」
P「『じゃあ全1じゃねーじゃん』て、コメで来てるけど」
X「www」
G「確かに、そうなると全1の全って何?――ていう話になっちゃうもんね」
P「でも、今聞いた感じからすると『自称』ではないさそうだよね。周りから……」
X「うんまあ、そうだよ。周りが、こう……煽てられたっていう感じで、それはまあ……」
A「え、その時Xは天狗にならなかったの? 『俺が全1だぁー!』みたいに」
X「……『うれしいなぁ』とは思ってたけど」
A「『いやいやいや、そんな事ないべぇ』――みたいな感じ?」
X「そうそう! そんな感じ!」
A「言うよね! そりゃね! そんなの言われたらね!」
X「……うん……謙虚……うん……じゃ、そんなところで、やっていきますかね」
A「じゃ、最初のチーム戦は俺が入るねー(キャラ選択中)」
G「まあ噂が独り歩きしてただけで、結局ガセってことでしょ」
P「折角ぼかしたってのに、いうなってw。――おっ、Aは子ザルで行くの」
A「最初はね。まあ『昔取った杵柄』よ」
P「サルつながりってことか。で、Xは……ワニ?」
X「そう! 今練習した中で、一番のキャラよ!」
G「……ふーん」
P「トカゲ使い全一(小声)……あ、ワニもトカゲっぽいもんね。あとみなさま始める前に一言注意がありまして。対戦相手の悪口だけは無しでお願いしますね」
A「Xの悪口は?」
X「バシバシ来いよ。気にしないから」
P「満場一致みたいですね」
(ローディング画面の後に相手の対戦相手の名前とキャラクターが映される)
A「お、来たねぇ。『~~さん』対戦よろしくお願いします」
X「お、機械人形か! いや~戦いにくいんだよね」
G「俺コメ読み担当で」
P「大丈夫? 昨日えらく長くまでやっていたみたいだけど……眠くない?」
G「さっきまで寝てたから大丈夫」
(戦闘開始序盤)
A「あ、やっぱりラグが……」
X「ラグ……あるね」
A「まあ、これもオンライン対戦では一種のハンデってこと――え?!」
X「うわー!! すごい……ラグってるぞ……!」
A「止まる、止まる…………止まったー!」
G「事故ったぞ」
P「なーんか嫌な予感がしてたんだよねー」
A「ああー! 止まったー! 完全に止まったー!」
P「いったん切りまーす」
***
この後、5分ほどで配信は再開。チーム戦とVIP昇格対戦もつつがなく終わった。
この生配信での最高視聴者数は4000を超えるかどうかという具合である。
ちなみに、配信冒頭で予防線をふんだんに張っていたXであるが――アンチスレの予想通り、VIPにはなれなかった。
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2) アンチスレの反応(生配信中)
「伝家の宝刀を手に取ったことでついに天井と底が見えた感。まあ、健闘したんじゃない? いつもは来てもギリ600人位でしょ?」
「蓋を開けてみれば棒の切れ端だったけどな。リアタイの視聴者は4000弱か? 誰だよ、一万はゆうに超えるとか言ってた奴。半分すら超えなかったじゃねぇか」
「Xはお荷物でも、意外と不快感はなかったよ。Xお得意の失言なし、酒飲みなしだったから。一時VIPに上がったから一応の見せ場も作ったでしょ。笑いどころはなかったけど」
「不快感って、序盤に回線ダウンしただろう? 忘れてんじゃねぇよ」
「それに失言なしってか、終始だんまりプレイだったからな。これで失言でたら人生辞めた方がいいレベル」
「フォロワーは減り続けてるね」
「ふつう減るか? このゲームやってて、微増どころか激減って」
「10万切るまであと300か。5月にやっと10万いったばかりなのにな……」
「なあ、客観的に見て今日のXは上手かったのか? VIPレベルになると動き読まれまくってフルボッコにされてたけど」
「タイトル詐欺」
「昔より圧倒的に下手」
「一般人レベルだったよ」
「仮に口下手で沈黙配信でも『魅せて』くれれば文句はないけど、一般人レベルで奇声あげて、言葉しゃべれないって……どうなの?」
「ひどいのは操作中全部人任せだったこと。
音量調整はPとA。試合中はX以外の3人+αが実況解説・コメ拾い。
リアクションもA任せ。最後の4人対戦でもPが勝利して元も子もない。
オチはGの『悔しい!』の一言。Xの活躍どころは、他の人が解説やコメントの質問に答えてる時に被せて、今は拾わなくていいコメ拾ったりプレイの反省点呟いて他の人の言葉を掻き消してほんと邪魔でしかなかった。
空気ではなくマジでいない方がいい。昔取った杵柄で、ご自慢だった唯一の魅せプレイも色褪せてて特に上手くも魅力もなかった。
他3人はもうVIPらしいのに、『さっき俺VIPとったから! 元VIPだから!』とかイキって、それもスルーされてたし」
「あれは哀れだったね……」
「でも、これに味占めて近いうちにまたやるだろうな」
「味占めてる? この程度で?」
「いつもの約7倍の集客率だからな、そりゃするだろ。でも『元全1トカゲ使いX 生配信!』ってタイトル詐欺っててこれだもんな。結局トカゲ使わなかったし」
「3か月でこんなにも堕ちるもんかね。
事実全1については否定してたし、X全1説は只のネタ。仮に全1でも雀の涙7滴じゃな」
「全1のくだりマジでダサかったな。そのくせ実力派4人の一番下とか痛い痛い。『視聴者をぼこぼこにしたい』と息巻いてたのにな」
「タイトル詐欺はともかくとしてだ、『全1』の立場をどうしたいのか本当分からんわな。あれだけサムネやタイトルに組み込んで視聴者を煽るだけ煽っといて、後から必死に予防線張るの、プライドもへったくれもねぇだろ」
「Xの全1って検索すると、ウィキとかまとめサイトとかにでかでかと全国一位の使い手だって書いてあるのに、今更『はい嘘でしたー』はないべ」
「蓋を開けてみれば、全1が独り歩きしたってことか……。まっしゅーず配信、次からはX抜きでやった方が再生数伸びるぞ」
「むしろ三人でグループ作ったほうが人気出るまである」
「ねえだろ」
「ないない」
「そりゃ、Xと比べたらいいだけで、冷静に見たら配信者としては一般人に毛が生えた程度だろ」
「でもなぜだろう。このスレにX以外のメンバーの悪口は全く書かれてない。Xの批判・批評ならいくらでも出てくるのに」
「三人はいい人だからね……」
「そんなことはない。既に香ばしい奴はいる」
「まあ今までの配信の中では一番見れるレベルだったな。前職場()と比較したら雲泥の差だけど」
「ここから先は他メンバーの活躍次第かな。3人が割と落ち着いた感じだし、声は張らないまでもコメ拾いながらちゃんと実況するし。静かでもゲームの醍醐味を伝えられるんなら受け入れられる可能性は十分ある。
Xは……うん」
「こうして終わってみると、いかに昨日のホラー生が酷かったのがよく解るな。明日の生配信にだけ意識を集中しすぎてて、前日はやっつけ仕事」
「なお、Xの実力は三回もロケハンしたGよりも下手だった……と」
「そして3人はXの興味薄なホラゲ配信で過疎へ逆戻り……と」
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⑪.2・2 アンチスレの反応(配信直後)
「ホラゲとは雲泥の差だな。こんな配信がやりたかったなら、そら元相方とはうまくいかないよなw。てか喋らない他人に進行任せる、音調整もしない、これがゆるくやる! だって垂れ流し配信だからwとか本気で思ってんなら、まじで頭先駆者だわ。信者になると視野も狭くなるんだな」
「あの泥酔ゲーム拒否配信みて『これ』だろ? Xがゲーム楽しんでると思える奴とかほとんどいないだろ。盲目信者ですら、ホラゲで『あれ?』と疑問に思って、まっしゅーずで確信して失望爆発のコンボだからな」
「それでもXはそんな元盲目信者をアンチだと見えるわけだろ。”慧眼グルド”抜けてクソムーブしても根気よく応援してた信者たちは報われんな」
「何か、こう連続すると察するよな。まっしゅーず前夜のホラゲはノルマのために仕方なく『ゲームつまんねーなぁ』とか思いながら垂れ流し放送してたんだってな。せめて放送中はやる気出せよ仕事なんだから」
「ホラゲでの居酒屋配信で、開始早々Xが缶ビールプシュッ鳴らして『この音を聞かせたかったんだよねw』とかのたまってたけど、こちとら聞きたかねーわ。
お前がやりたいことはなんなんだ? ゲーム実況じゃなくて酒飲むことか? 泥酔するなら勝手にしとけ、配信せずにな」
「缶ビールの音でキレてたらその後の菓子の咀嚼音とか放屁音なんか耐えられそうにないな」
「バーカ、こちとら呆れてんだよ」
「ようX、今の気分いいだろう? だって独りよがりの実況してんだからな。仲間に迷惑かけて、ファンを裏切って食う飯は美味いか? ん?」
※まえがきの「⑪.2・1」「⑪.2・2」とは、アンチスレの「XのThe失態リスト」のことを指しています。あとで出てきます。