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第3話 「転校確定」
神の養女になってから一日が経った。
私は、明日から学校だということを思い出した。
でもこの神社は決して私の家から近いわけではなく、今は夏休み、学校の日は放課後に自転車でこれていたのだ。
だがこれからはこの神社が家になる。
この神社の場所が校区外から出てしまっているため、ここに住むなら転校が必要になってくる。
……待てよ。
新しい学校の先生方との顔合わせの際、保護者を連れて行かなければいけないが、草薙を連れて行って大丈夫なのだろうか。普通の人間には見えないだろう。
そこで私は思いついた。
なんとか加田さんに状況を説明し、加田さんに来てもらおう。
そして、行事などの日は草薙も一緒に連れてきてもらうのだ。
…加田さんに草薙は見えないだろうけど。
私が1人で長々と考え事をしていると、後ろから草薙が話しかけてきた。
どうやら、転校についての話らしい。
転校するのは、近くの霊楼学園。
よくあそこの生徒たちがこの神社に願い事をしに来るため、存在は知っていた。
だが、相変わらず派手というか、なんとも言えないオーラを放っていそうな学校だな……。
私のこれからの学校生活は一体どうなることやら。
すると加田さんがやってきて、私の手元にある資料を見て言った。
「そこ、俺の母校。」
………はぁ?