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組織の森-第八幕:バケモノ
GM「3人がヤードポンドホウヲユルサナイに着きました。」伊「ヤードポンド法って略そうぜもう」沖「長っ」GM「ヤードポンド法はまさに水没都市であり、今みなさんはボートに乗っているので大丈夫ですが水位は普通に縦に人4人分ほどはあります」デ「浮力ないと死ぬやんけ」GM「陸地がところどころに浮いて島々のようになっています、それぞれのところにいろいろあり、探索箇所は桜と和菓子屋と古民家と鍵屋です」伊「多くね?」沖「小屋覚えてないんかお前、とりあえず桜かな」GM「桜と和菓子屋は隣同士です、桜は普通に満開で周りの水面に花びらが浮かんでますね」デ「ファー洒落ー」伊「え、それだけ?」GM「それだけ」沖「だけ?」GM「そ」デ「んじゃ和菓子屋行こうぜ」GM「和菓子屋に着きました、和菓子屋の名前は『|白海老《しらえび》和菓子屋』です」伊「白海老…フッ」デ「お前の前垢じゃねえか」GM「んで、どうします?」沖「こんにちは、警察です、少しお話よろしいでしょうか?」GM「奥の方から薙刀を背負った老人が出てきます」伊「は?薙刀?」沖「ちくわ理論でボケようとしたらちくわ理論以前の問題が出てきやがった」老人「えー、なんでしょうか?」沖「銃刀法違反なので逮捕します」老人「ここでは法律は適用されないので」デ「違法じゃねえか!!」老人「中へ上がってください、お茶と煎餅を用意しております」伊「仕事が早い」GM「では、皆様方が奥へ上がります。こたつがある普通の和室です」沖「こたつ…?ハッ!!怪しいぞ!!」伊「敏感やめろ、と言いながら煎餅の油を隅々まで舐めとってゴミ箱に投げます」デ「食品ロスやめろ」GM「伊織はクソエイムだろ」伊「⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎」デ「こいつらキレるとすぐに暴言吐くのなんなん…?」沖「慣れろ、これが人類だ」GM「聖人がキレた時は暴言吐くのか…はい、とりあえず老人が話し始めます」老人「えー、何か質問はございますでしょうか?見たところ他のところから来たように見えますが」沖「なんで薙刀持ってんだよてめえ」老人「護身用です」デ「治安悪いのか?」老人「定期的にバケモノが底から出てくるのです」伊「どんなバケモノなん」老人「姿は分かりませんが、水面から大きな黒い触手を出してきて襲撃します」伊「HP減らせなくて特殊なギミック使わないと死なないタイプのやつじゃねえか、と言いながら煎餅の油を隅々まで舐め取って水面に投げます」沖「餌付けかよ」デ「せや、あの桜はなんなん」老人「あの桜は昔からこの土地を見守っているとされている桜です、まあ昔から満開の状態で四季の変化を無視しているからですが…」沖「スゴイスピリチュアルパワーじゃねえか!!」伊「いつまで擦るんだよ!!」デ「その桜死体埋まってない?」沖「せや、ヤードポンド法はどういう経緯で水没したん?」老人「さて…特に言い伝えなどはなく、『海の神の怒り』とされていますが…」デ「昔の日本って随分カルトチックだからな、ここだけ時代遅れてんのかな」沖「でも鍵屋あるし」GM「老人が餅を持ってきます」沖「ウマーと言いながら餅をめっちゃ咀嚼しながら喰らいます」伊「餅の粘着性を舐め取って固まった餅を食べます」デ「醤油かけて完食」GM「なんでディーシャが一番普通なんだ?」デ「何で俺が普通じゃないって思われてんだよお前⬛︎⬛︎⬛︎」伊「お前も暴言言うじゃねえか!!と言いながら餅をディーシャの口に詰め込みます」デ「足首踏んで折るぞ」沖「キャー!脅迫よ!」老人「えー、ではもう大丈夫でしょうか?それでは…」GM「老人が去りますね」沖「訳わからんなにあいつキッショ」デ「一回外出るか」伊「次古民家行こうぜ」沖「でも古民家っていうのが嫌な予感しかしないんで保留して鍵屋行かん?」デ「おっそうだな」GM「鍵屋へ着きました」沖「せや、ボート操縦してるのは誰なん」GM「着物を着ているツインテの人です」伊「本性を現したなGM」GM「人間である以上仕方ないだろ」デ「とりま入ろうぜ、あ、店名は?」GM「『鍵の松善』です」伊「松善…?」GM「では中に入るとエプロンを着ている三つ編みの女性がいます、メガネをかけており頬に横に長い切り傷があります、古いです」沖「嫌な予感しかしねえ」エプロンさん「どうしたんだい?鍵屋に入るってことは合鍵とかかい?」沖「え、あったから入ったけど」伊「お前警察向いてないよ」デ「でも現役なんだよなあ…」沖「いやでも今有給取ってるし…え、有給だよな?」GM「デンジ君はさ、職務放棄か有給どっちがいい?」沖「デンジじゃねえよ」伊「とりま話進めようぜ、オイラ合鍵作りに来た訳ではないでごわす」エプロンさん「んじゃ出てってくんねえかな、今忙しいんだ」GM「っつう訳で出てって下さい」伊「締め出された…これ絶対特定のアイテム持ってないと対応してくれないタイプのNPCだろ」沖「古民家行こうぜ」GM「古民家に着きました、古民家はまさに廃墟みたいな感じであり天井が壊れて日光が差してますね」デ「入ろうぜ」GM「中は普通にちょっと荒れてる古民家です、床が剥げたりとかはしてません、渡り廊下と和室とベランダです、ベランダは渡り廊下の先にあります」伊「和室行こうか」GM「和室にはこたつt」沖「こたつ!?あ!?怪しいぞ!!」GM「和室にはこたつとみかんがあります、みかんは腐っていません、普通につい最近どころか数分前のものです」デ「人がおるな」沖「こたつん中に手ェ突っ込みます」GM「特に何もありません」伊「んじゃ渡り廊下行こうぜ」GM「渡り廊下に行こうと和室から移動する時、一瞬渡り廊下を小柄な人影が歩いていたような気がします」伊「行かせろよ!!⬛︎⬛︎⬛︎!!」沖「誰よその人影!!邪魔したのね!!もう私に優しくしないで!!」GM「ネズミの死体は好きかい?」デ「はい」伊「え?」沖「え」GM「え?」デ「なんやね渡り廊下行くぞ」GM「え、えーでは渡り廊下を3人で歩いているとですね、皆さんは視線をあらゆるところから感じます」伊「|某《それがし》見ようかな」GM「伊織さんが視線がした方を見るとですね、襖の隙間から写実的な目がまるでその場に貼り付けられているかのようにあります、その目は黒目のところに口がありところどころ裂けたり膨らんだりして普通にグロいです」伊「イッピイイイイイイイイイイィィィィィィィ!!!」デ「ホップシェフやめろ」GM「ほんで伊織さん以外の方はどうしますか」デ「見るで来いよ」GM「ディーシャさんが視線の方を見ると、そこには真っ黒な2mほどの人型が立っています」デ「おい待てそれ次元b」GM「んで、沖田さんどうします?」沖「見るで来いよ」GM「沖田さんが視線の方を見ると、そこにはまるで酸で足から溶かされている痛みを感じているかのような苦悶の表情を浮かべているボロボロの人間がこちらを睨むような目で見ています」伊「お前人殺した?」沖「殺してねえよ」GM「んで、そのまま歩くとベランダに着きます、ベランダからはヤードポンド法の周囲が見渡せます、遠くを見ますか?」デ「遠く…?まあ見るけど」GM「ディーシャさんが遠くをぼんやりと何気なく見つめていると、そこから黒く細長い何かが水面から出てきてうねっているのが見えます」沖「え、あいつじゃん」デ「あー地下室から出てきた…」