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一目惚れ
「………ニキータおじさん、報告書……書けたよ。」
「ご苦労。ライトキーパーの仕事にも慣れたようだな。」
ライトキーパーに加入してから数日が経った。
相変わらず氷の神の目の力は使わせてくれないけど、槍で戦うだけなら許してもらえるようになった。
少しずつ、みんなに馴染めている気がした。
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今日、僕は義父さんに書類を届けることを任されていた。
「えっと…この書類で間違いありませんね。」
タッタッ
「報告書のここの内容、もう少し詳しく教えてもらえないか?」
「わかった………。ここは……」
バァン!
「義父さん!頼まれてた書類持ってきましたよ!」
「あぁ、ありがとう。」
「えっと、こちらの方は…?」
「彼女は最近ライトキーパーに加入したカテリーナだ。噂には聞いているだろう?」
僕は最初にカテリーナさんを一目見た時思ってしまった。
「…こんにちは……。」
「は、初めまして!調査分隊「闇夜の鶯」の分隊長をしています。イルーガと言います!よろしくお願いしますね。」
とても静かで、どこか儚くて、
「……よろしく、イルーガ。おじさん、……扉は大丈夫なの…?」
「あぁ、多分大丈夫だ。ナドクライの扉は硬いからな。」
「え…そうなの……?」
………綺麗な人だな。と。
守ってあげたくなるような人だと。
「…イルーガ?どうかした………?」
「あ、えと、いえ!なんでもありません!大丈夫です!!」
「……そう…?イルーガ、顔赤いよ……?」
「えっ、そのっ、きっ気のせいです!大丈夫です!!ぼ、僕はこれで失礼しますね!!!」
バァン!
「…ニキータおじさん、あの子、大丈夫……?」
「ははっ、イルーガは君のことを気に入ったようだ。これから仲良くしてやってくれ。」
「気に入った?そう…?わかった……仲良くする…。」
カテリーナさんを見て、とっさにそう思ってしまったということは、
一目惚れをしたも同然だった。