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過去編 ユイト
ユイト推しかもしれない方のために✨
気に入ってくれるかな〜
**過去編 ユイト**
まだノア達と出会う前。
小さな教会。
王都から遠く離れた村。
そこがユイトの故郷だった。
🏹(幼い頃)
ユイトは身体があまり強くなかった。
走るのも苦手。
剣も苦手。
力も弱い。
村の子供達は冒険者ごっこをしていた。
⚔️「勇者やるぞー!」
⚔️「魔王倒すぞー!」
みんな楽しそうだった。
でも。
🏹「......」
ユイトは少し離れた場所にいた。
参加したかった。
でも。転ぶ。
息が切れる。
すぐ足を引っ張る。
だから遠くから見ていた。
教会の神父
⛪「ユイト」
🏹「はい」
優しい神父だった。
⛪「焦らなくていい」
🏹「でも」
⛪「できることは人それぞれだ」
**ある日**
教会で回復魔法を見た。
✨
怪我が治る。
苦しそうだった人が笑う。
幼いユイトは驚いた。
🏹「すごい」
⛪「神聖魔法だよ」
🏹「僕にもできる?」
⛪「努力すればね」
その日からだった。
ユイトが神官を目指したのは。
初めての挫折
数年後。
回復魔法も覚えた。
勉強もした。
少しずつ神官見習いとして認められ始める。
**そんな時**
村で流行病が起きた。
多くの人が倒れた。
教会も総出で治療する。
ユイトも必死だった。
✨
✨
✨
回復魔法を使う。
何度も使う。
何度も。
何度も。
でも。
全員は救えなかった。
**雨の日。その日。**
少女がいた。
ユイトより少し年下。
よく教会へ遊びに来ていた子だった。
👧「ありがとう」
最後まで笑っていた。
🏹「待って」
必死に魔法を使う。
魔力が尽きる。
それでも使う。
✨
使う。
✨
使う。
助けられなかった。
雨の音だけが聞こえていた。
🏹「なんで......」
初めてだった。
無力さを知ったのは。
**決意**
それから数ヶ月。
ユイトは以前より勉強した。
以前より鍛えた。
以前より祈った。
⛪「無理をしているね」
神父が言う。
🏹「助けたいんです」
⛪「誰を?」
少し考える。
そして。
🏹「みんなを」
神父は笑った。
⛪「君らしいね」
**弓**
しかし。
神官だけでは限界があった。
傷付いてから治す。
それも大切。
でも。
傷付く前に守れたら。
そこで弓を学び始めた。
遠くから仲間を守るため。
仲間へ近付く敵を止めるため。
神官でありながら弓を使う。
少し珍しい戦い方だった。
でも。
ユイトらしい戦い方だった。
**旅立ち**
十七歳。
故郷を出る日。
⛪「行くのかい」
🏹「はい」
⛪「寂しくなるね」
🏹「また帰ってきます」
⛪「うん」
ユイトは笑った。
でも。
少しだけ不安だった。
自分に何ができるのか。
本当に誰かを救えるのか。
分からなかった。
それでも。
歩き始めた。
いつか。
助けられなかった誰かの分まで。
誰かを守れるように。
そして。
その旅路の途中で。
騒がしい勇者と。
頼れる戦士と。
少し不思議な魔法使いに出会う。
その時ユイトはまだ知らない。
自分が初めて、
「守りたい」と思える仲間達と出会うことを。
ユイトもいい子ですよね〜。ユイト推しかもしれない方は本が好きなのが同じだからと言ってました〜。
やっぱり私可愛らしい子が好きなんでしょうかね〜。今後のほんわかストーリー(本編とは少し逸れるかな〜っていう感じ。ちゃんと題名に「ほんわか」って入れます)の方はキナコとユイト中心になるかもしれません