公開中
3話「暴食対策会議」
「さて、休息も終えたことで、本格的な『暴食対策会議』に入ろうと思う。何か案がある人は手を__」
「はい!はい!はーい!」
「ガーフィール!」
「俺様が全員ぶっ倒しゃいいと思うぜ!」
「それは愚策と言うものだよ。私がもっといい案を出しても良いが。それはエミリア陣営の名誉に関わるものなので、私はそちらの陣営が全部意見を出してから私が喋ろうと思う」
「…スゥーーー。うん。いやー。うん。ユリウス?うん。ちょっと。ちょっとね?いや、怒ってないんだよ?怒ってないけど。ね?一回面かして?」
「ススススバル!!落ち着くのよ!仲間内で争っても今は意味ないかしら!」
「あ…ベア子…うん。それもそうだな。だが、ユリウス…こっちの名誉とか気にしなくていいから、じゃんじゃん**良い**意見を出してくれよ?」
「承知した。では私見を述べさせてもらおう。まず今回戦う暴食は私とリカードが戦ったことある相手なので情報としては、私とリカードなどが申し分ないかと。そして最前線で戦うのは一度名前を奪われた私。もしくは一度記憶を奪われたスバル。このどちらかが最有力候補だと思われる。まず、私な理由は一度名前を奪われたと言う事は、もう名前を奪われる心配は無いと言う点にある。しかし記憶を奪われると言うリスクがある。だがレム嬢やセシルスのような昏睡状態に陥る事は無い。次にスバルな理由だが一度記憶を奪われているので、もう記憶を奪われる心配は無い。しかし名前を奪われる心配が__」
「それはない。一度暴食ロイと対峙したときに名前を奪われなかった。俺の名前は菜月昴だからだ」
「…何を今更なことを言ってるんだい?」
「あまり気にしないでくれ。とにかく俺はこの中で唯一暴食の被害を受けない人材だ。俺が最前線に立つのが最もいいだろう」
「そういうことなら最前線に立つのは、私もスバルがいいと思う。反対意見は?」
「だから俺様が__」
「もうこの件が最有力候補なので、余計な口を閉じててくれませんかね?」
「私は…確かに何も奪われないというスバルが最前線に立つのは最有力候補なんだけど…名前を奪われなかったのはロイの策略の可能性もあるわけだし…不確定要素を残しておくのは、私として反対だわ」
「エミリアたん…」
「……でも、私にはそれ以上いい案が思いつかない。だから、これ以上いい案が出ないなら、私は賛成するしかないわ」
「エミリアたんの言うことも一理あるし、俺が失われるって言うのは、この陣営にとって大ダメージだっていうこともわかってる。でも、誰かがやらなきゃいけないことなんだ。そこをちゃんとわかって欲しい」
「うん。スバルが言うなら、私もそうする」
「よし、作戦も決まったことだし、これでこの会議は解散」
「…!ミーニャ!」
ベアトリスがとっさにスバルの手を握ってそう詠唱する
「ベア子!?」
そうすると、壊れたところから、1つの顔がこっちを見るように覗いてくる
「__ってそう簡単に終わらせると思いやがりましたか?」
「__お前は…」
「あたくしは魔女教大罪司教色欲担当、カペラ・エメラダ・ルグニカちゃん様でーす!」
「魔女ky_____」
何者かに何かをされ殺される。慣れない。何度死んだって慣れない。そんな痛みがスバルを襲う。痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。わめくこともあがくこともできずに、スバルの意識は暗闇の中へと落ちていく__。
「スバル!!」
---
「さて、次は何を味わおうかなァ〜!暴飲、暴食ッ!それが俺たちのすべてなんだからさァ〜」
---
死に戻りは、仲間たちが悲しむ時間すら許さず、無情に世界を巻き戻した。
4話次回予告
「どうもどうも、魔女教大罪司教暴食ライと〜」
「暴食ロイと〜」
「あうあう!うあーーう!(訳:暴食!ルイでーす!)」
「いや〜今回はどうでしたか〜?」
「俺たちの出番が一回しかなかった」
「あう!(訳:ひどいよね!)」
「次回!5話!「色欲攻略戦」!お楽しみに!」
「あう!うあああああう!?(どうやって!対策を練らずに、やつを倒すんだ!?)」