難病をもつ梨音(りね)と、楽に死ねる薬を作る海(かい)のお話。
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目次
第一話 出会い
初小説投稿!!!!文おかしいところあるかもしれないです…!
彼女と過ごした1ヶ月。俺にとって一生忘れない思い出となった。
第一話
「遠山さん!研究室で寝るのはやめてと何度も言ったでしょう!?」
研究室で寝ていた俺を、研究室を掃除しに来たおばさんが叩き起こした。
この研究室は俺の通う大学にある、常に開けられている部屋だ。学校関係者なら出入り可能で、もちろん寝泊まりもできる。だが、日当たりも悪くカエルだとかヘビだとかなにかの指だとかのホルマリン漬けが棚に所狭しと並んでいるここは、あまりというかまったく生徒に人気がない。そのおかげで、俺は自分の研究に没頭できる。
そんなここにわざわざおばさんが来る理由は、俺のことを孫かなにかだと思っているらしい。いい迷惑だ。
「すみません…昨日も研究に没頭してしまって」
眠い目をこすりながら研究室のソファを下りる。昨日…いや、今日の3時に寝たせいで、まだ眠い。
「そういえば遠山さん、あなた授業サボってるんですって?ちゃんと出ないとだめでしょう。そもそもねぇ…」
「大丈夫です。ちゃんと欠席連絡は入れてるので」
長い説教が始まりそうだったので、話を遮った。出席数は守っているし、なにより単位をきちんと取っているので心配されるようなことはない。最近サボっている(欠席)のは、出席数を満たしたし、単位も全てとったから、出ても意味がないということで出ていないだけだ。まあ面白そうな授業があれば出る予定だけど。
「…はぁ、とりあえず、あまりこもってばっかりじゃダメよ。少しは運動とかしなさいね」
なにも言うことがなくなったのか、おばさんは研究室から出ていった。さて、続きでもやるか。
俺が今している研究…というか、作っている薬は…物騒だが、『楽に死ねる薬』だ。もう治らない病気にかかっている人たちや、生きるのに飽きた人が死にたいと望めば、いつでも死ねるような、そんな薬を作りたかった。
(なかなか難しいものなんだよな…)
近くのコンビニで買ったおにぎりの袋を開ける。梅が中にはいっているおにぎりは、かなり酸っぱくて目が覚めた。ちらりと時計に目をやると、7時12分を指している。4時間ほどしか眠れなかったようだ。頭ががんがんするが、気にしないことにする。おにぎりを食べ終わると、さっきは冴えていた目がだんだんと閉じてきた。睡眠時間4時間はさすがに少なすぎたようだ。
このまま寝ようかとソファにもたれかかると、研究室のドアがこんこんこん、と音を立てた。
「遠山くん、いるかな?」
ドアの向こうから話しかけられる。この声は、きっとこの大学の学長だ。もしかしたら、なにか注意されたりするのかもしれない。
「い、います」
「失礼するよ」
学長先生が部屋に入る。怒られるのかと思ったが、どうやら違うような雰囲気がした。
「えっと…?」
「突然押しかけてすまないね。別に君を怒ったりしようと思っているわけではないのだよ」
びっくりだ。どうやら研究室に入り浸ってることについて怒ろうとしているわけではないようだ。
すると、急に学長先生が「入りなさい」と言った。美しい少女が、研究室に入ってくる。
「はじめまして。|琴吹 梨音《ことぶき りね》です」
ふおおついに初投稿じゃ…!明日続きだしまあす!
第二話 条件
たのしい
「はじめまして。|琴吹 梨音《ことぶき りね》です」
ぺこりと綺麗な礼をした彼女は、とても美しかった。大学にも美人と言われている人は何人もいるが、その人たちとは比にならないぐらい美しく、そして儚い容姿をしていた。女に興味がない俺でも、見惚れてしまうくらいに。
「彼女には今日から、君の助手になってもらう」
「え!?」
思いもよらなかった言葉が耳に入り、滅多に出さない大声を出してしまった。助手なんて、この人に務まるのか。それが俺には心配だった。
「助手をつける理由はね、君にあと1年で『楽に死ねる薬』を作ってもらいたいからなんだ」
「い、1年…ですか!?」
更に驚いた。もうこの薬を作り始めて1年と半年が経つが、試作品どころか最初の一歩すら踏み出していない。それなのに、あと1年で、この薬を完成させなけなければいけないのだ。
「これには事情があってね…仕方ないのだよ。もし作り終えることができなければ、君を退学にする」
「た、退学…!?」
条件がきつすぎる。あと1年で薬を完成させないという無理難題に加え、失敗すれば退学というおまけ付きだ。
「そのための助手だ。研究の手伝いもするし、というか何でもしてくれると思うよ。一応言うが、私の娘だから決して手を出すんじゃないぞ」
「出しませんよ…」
というか、この人学長先生の娘だったのか。もう驚きすぎて疲れた。
ふぅ、とため息をつくと、彼女が慌てたように声をかけてきた。
「あ、あの、私、使えなかったら言ってもらって全然いいし、雑用でもなんでもします!だから、その…」
ため息が彼女に向けられたものだと勘違いしたようだ。人の前でため息をついてはいけないことをすっかり忘れていたようだ。長年人と話さないとこうなるのか。
「君がいるから嫌でため息をついたわけじゃないので」
「そ、そうですか…?」
今のやり取りをみて、学長先生は満足そうにうなずいた。
「うんうん。君たちならいい薬が作れそうだね。じゃあ私はここらでおいとまするよ。梨音をよろしくね」
「あっ、ちょ…!」
そうして俺は、彼女を助手にすることになった(強制)。
今回も明日続きだしまあす!!
第三話
タイトル思いつかん
そしてさぼってましたごめんなさい
〜前回のあらすじ〜
梨音が助手になりました(強制)
俺に琴吹さんを任せたあと、すぐに学長先生は研究室を出ていった。きっと忙しいんだと思う。
ちらりと彼女の方を見ると、興味津々に顕微鏡やペトリ皿を見ていた。だがあくまで見るだけで、触ったりはしていない。時々ノックもせずに研究室に入り、顕微鏡を覗いてきたりする輩がいるが、彼女はそういうことはしないようで少し安心した。少しすると、顕微鏡の周りをうろうろしはじめた。覗きたいのだろうか。
「あの」
「はっ、はい!?」
「顕微鏡、見たいんですか」
そう声をかけると、なんでわかったのとでも言うような顔をした。図星だったようだ。
「え、いいんですか…!?」
「どうぞ。でもずらさないでくださいね」
すると彼女は、ずらさないように、と細心の注意を払いながら顕微鏡を覗いた。なんというか、子供みたいな人なんだなと思う。
どんな反応をするのか気になったが、いつまで経っても覗いたまま固まっている。俺はそっと彼女に近づいた。
「大丈夫ですか?」
「ひゃっ!?えっ、あ!ごめんなさい…」
そっと声をかけたつもりだったが、脅かしてしまったようだ。そして、なぜか謝られる。ぺこぺこと何度も頭を下げる彼女は、美しい見た目に反して中身は子供っぽい性格だということがわかった。さっきは少し安心したが、俺の助手がこの人に務まるのかという心配がまた湧いてくる。本当に大丈夫なのか…?
「すごい面白かったので、ずっと見ちゃいました…め、迷惑でしたよね?」
すごく申し訳無さそうに彼女は俺を見上げた。そもそも俺が見ていいといったのだから、迷惑なわけがない。ということを伝えると、彼女は安心したような顔をした。感情の振り幅が大きい人だ。
そういえば、今は何時なのだろうか。そろそろ実験や配合などを始めないとやばい気がする。時計を見ると、8時少し前を指していた。今から始めれば、明日の1時には寝れる。
「じゃあ研究とか始めるので。好きにくつろいでてください」
「えっ今から始めるんですか!?まだ8時ですよ…?」
「もう8時です。明日の1時までやる予定なので出かけてもらっても構いません」
「1時!?ちゃんと寝ないと健康に悪いですよ!それに私は助手です!手伝いに決まってるじゃないですか!それにっ…」
普通の人はそう思うのか。でもそんなこと言っていたらあと1年で完成するわけがない。退学になったら、この研究室も使えなくなるし、俺のやりたいこともできなくなってしまう。こっちは必死なのだ。
「それに、私あなたのこともっと知りたいんです!」
「…は?」
さぼっててすいません
明日たくさん出すよてい