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第3依頼-放射線物質
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「というわけで、今回コンクールに作品を提出するのは、|天出《てんしつ》くんと|幻《まぶた》くんになりました!みんなで選ばれる事を願おうね!」「…」「ありがとうございます」「…それで、どうでしたか、清原さん。」「天出さんは相変わらず、喜ばしい状況下でも関係なく無言で、あの笑顔ですよ。全く、何を考えているのでしょうか。」「幻は?」「そうですねぇ…どこにでもいる、ちょっと基準より高い子って感じで固定されてます」「天出さんの日記は拝見したでしょうか。」「見てないです」「彼、恐らく我々の成そうとしていることに強い恨みを抱いてます」「え…どういうことですか」「興味が湧いてしまうところまで話してしまいました…清原さんは知らなくていいことです」「えっ、知らなくていいってどういうことですか!」「いや、知らなくていい…っていうよりかは、`知らない方がいい`、ですね。それでは、この辺で。」「ま、待ってください!成そうとしてることってなんですか!ただの孤児院じゃないんですか!」「あなたはあまり突っ込まない方がいい。変な好奇心は身を滅ぼす。」「私は絶対に墓穴を掘るようなことは致しません!なのでー」「これが、これ自体が墓穴を掘ることなんですよ。理解してください、清原さん。」
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ただの夢だった。夢にしては、何かありそうな…まあいい、そんなことを気にしている暇は無い。慣れた手つきで、豆を手で摘んで食べる。昔はよく野生的とか、行儀が悪い、とか言われたものだ。*しかしこれを何度も何度も繰り返す内にこの繰り返すという動作により興味を示していき、私はあのことについて考え、結果的にあの結論に至った。*また、変な考えが湧いてくる…待て、そもそも私に“昔”はあったのか?過去はあったが…まあいい、とりあえず仕事だ。
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キツネ。彼は、今まで私が見てきた者とは明らかに異なっている。彼は全く自覚が無いが…彼の視線は鋭く、私を突き刺すのだ。私は頭が黒い球体で、意味不明な怖さがある…そう思っていたが、彼はあまり驚かず…いや、彼に驚かされる、この方がしっくりくる。…ところで、私が`ヒト`という役をしなければならないのはなにか意味があるのだろうか。あの日から、ずっと`26`という数字が繰り返し頭に浮かんでくる。本当に意味がわからない。私はあんなぎこちない喋り方をしているが、実際にはこんな流暢に日本語を喋れるのだ。軽い冗談も交えて。
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ヒト「キツネ メダマ ドコ」キ「わかりません…」ヒト「ソウカ **メダマ コナイト ショブン**」メ「(舌打ち)ざけんなカスが、やり方汚ぇぞ」ヒト「オマエ クチ ワルイ シツレイ クソゴミアホバカハゲアンポンタンワシキベンジョノベンザヤロウガ」メ「早く依頼教えろや。」ヒト「シネ トリアエズ トラック イケ ワカルダロ アホブス」キ(口悪いなぁ…)メ「キツネ、早く行くぞ」
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トラックを走らせる。
キ「今回の依頼、終わってないですか?」メ「悪口の言わなさすぎは体に悪影響だ。クソ依頼、だ。」キ「放射線物質を運べって…これ犯罪なんですかね」メ「やるにしろやらないにしろこのクソみたいな会社に来た以上はこれ以外で生きていけないんだ」キ「やらなかったらどう」メ「きぎょうひみつ」キ「…メダマさんってどこまで知ってるんですか?」メ「そうだな、会社の`殻`ぐらいまでだ。」キ「殻?比喩ですか?」メ「まあ、そうだな。」キ「っていうか、トラック内な上に走ってる状態なら喋ってもいいんじゃないですか?その…企業秘密を」メ「キツネ、お前は本当にスゴいヤツだ。お前は平和しか見てないせいで警戒心が無いのか?それとも行き過ぎた何かがあって警戒心をも失ってしまったのか?」キ「えっとそr」
**「アアアアアアアァァァァ!」**
突如、外側から人間の叫び声が聞こえる。
キ「えっ…」メ「ああ…忘れてた、この道は割と社内では草混じった糞舐めてないと思いつかないくらいのゲロマズレビューされてんだ。」
メ「`252号`、だ。」