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イマジナリーわたしフレンド! #5 前半
「ねぇ、〜〜〜〜〜〜だよ!!〜〜〜からねっ!」私のイマジナリーフレンドは、泣きそうな顔になりながらも笑顔で言ったんだ。「…うん、わたしも〜〜〜〜〜だよ!」
「……っ、」
私は胡桃舞こと(この世界では)王女のかのん様(らしい)!
ふと、思い出しちゃった。
イマジナリーフレンドのこと。
イマジナリーフレンドなんて消えて当然だって、そんなことくらいはわかってる。
それなのに、忘れてはいけない、だめだよ!ってどうしてわたしがそういうんだ。
思っちゃうんだ。
「…おねえちゃん…?」マイちゃんが不思議そうに私のことを見上げる。
そ、そうだったっ~!
今は図書館で資料を見てたんだった…!「っご、ごめんマイちゃん、ララさん!えっと、面白いのとか、見つけた…!?」「面白いもの…?」ララさんが首をかしげる。えっと、そうじゃなかった!
「…私…、実をいうとね、転生…」
うわぁぁっ、言っちゃった!後になって後悔し始める。
「てんせ…?確かにかのん様には、天性のかわいさがありますよね!」マイちゃんも乗っかって、「てんせい~!てんし~!」とキャッキャと騒ぐ。
そ、そうじゃないんだよっ!…でもまあ、いいけどねっ…!?
「…イマジナリーフレンドが昔居た気がするの」「いまじなりー…?」
ララさ~ん!!!
私がイマジナリーフレンドについて説明したら、ようやく理解できたみたい。
ララさんが口を開いた。
「イマジナリーフレンド。ですか…。私にも昔居たなぁ…。」「……え…?」
「五歳ごろまで、イマジナリーフレンドがいました。でもすっかり忘れちゃいましたけどね…!まるで、なかったことみたいに…!」
無かったことみたいに…。
それってまるで、わたしが、イマジナリーフレンドに、「執着してる、みたいっ…」
「?どうかしましたか?」「な、なんでもないっ!」
ララさんは何事もなかったこのように話し続けた。
「そのイマジナリーフレンドがですね、そっくりだったんです。かのん様みたいな、とっても美しい目と黄金色の髪の毛を持っていまして…。」わ、わわわ私ぃ~~~~!?
あたふたしちゃったけど、そのあとすぐに冷静になった。
この体は私のものじゃないしっ、私はあくまでかのん様に転生した『胡桃舞』であってっ…、決して私に似ているというわけではないしっ…!「ねえねえ、おねえちゃん!いまじなりーふれんどって、だいすきなこなの?」マイちゃんが無邪気に質問する。気を許しすぎってくらい私になついてるな…?「そうだよ、私、そのイマジナリーフレンドの子が大好きだったんだよね」「だいすきかぁ…!わたしもおねえちゃんのことがだいすきだよ!いっしょだね~!」
っ~~~~~!
か、かわいすぎる…!
「うんっ!いっしょだね…!同じ気持ちだね…!」
ララさんが「そうだ」と、一冊の本を持ってきた。
それを私の手に乗せる。ひゃ、百科事典くらい重い!
そこにはこう書かれていた。『意外と身近に起こりうる?タイムスリップ』「え」
え、え、え~~~~~~~!?