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イマジナリーわたしフレンド! #4
1週間後。
マイちゃんがかわいすぎて倒れそうになったハプニングは数回あったけど、この生活にもすっかり慣れちゃったんだ。
お昼のお祈りとたまに招かれる晩餐会以外は基本は遊んでる毎日。
催眠術の先生ですよ、とこわもての先生が来たときにはびっくりしたけど…。だってさ、催眠術ってコワくないっ!?不気味だし!
かのん王妃様、昔そんなことやってたんだ…!?
……そんなことを思いながら、私は来ている。
王宮の一角にある、このでっかい図書室に!
12,13メートルくらいある天井に届きそうな、棚にぎっしり詰められているたくさんの本!
「ララさん、ここ、すっごいですね…!」マイちゃんも、「すごい…!」と目を輝かせている。なんか、私と気が合うなぁ…?
ちなみにララさん、っていうのは初日の若いメイドの名前。お名前を教えてもらったんだ。(最初に読んだ時はメイドさん、失神しそうになったけどね…。)
ここに何しに来たかというと、—もちろん、私が本が好きだからというのもあるけど—
転生した人がほかにいないか、資料を見に来たんだ!
せっかく仲良くなったマイちゃんやララさんと別れるのはさみしいけど、『本当の自分』の世界に帰れるほどいいことはないから!
豪華なシャンデリア、高いところにある丸い形をした窓。
こんなゴーカなところで、さっそく資料探しを始めた私なのでした。
👑ーーーーーーーーーーー👑
…ああもう!
なんで由緒正しきわたくし、かのんがこんなヘンテコな鉄の馬車に乗らねばなりませんの!?…普通の馬車よりは速いけど!
「高速道路だぞ〜!何年ぶりだっけか?気持ちいいな、舞!」「うっさいわね!」わたくしはかのん様だっつーの!
庶民の暮らしは聞いたことがあったけど、ここまでひどいなんてね!気持ち悪くなって吐きそうだわっ…、
………もしかして、誘拐?「ねえ、あんたたち、何の目的でーー」「舞、今日は祝日でよかったな~!えっと…、何の日だっけ」「お父さん、昨日テレビでやってたでしょ?かのん王妃の23歳の誕生日!」…………………ん?
かのん『王妃』…?ガタガタと震え上がる。
「わたくしは23歳じゃないっつーの!」