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第4話:不気味な影と、中央の混戦
若干カオス理論発生中(?)
「ハァ、ハァ、……もうすぐ、中央ビル街だ……!」
ハヤトは息を切らせながら、迫り来るステージの強制消滅から逃れるため、必死に走っていた。
背後からは、電子の壁が都市の端からバリバリと音を立てて空間ごと消し去っていく恐怖の音が響いている。
「ねえ、ハヤトさん……私、もう足が動きません……」
水色のカーディガンを着たまりかが、涙目でハヤトの腕にすがりついてくる。
「あはは! ほらほら急がないと消されちゃうよォ? 命がけの鬼ごっこ、最高にゾクゾクするねェ!」
隣を走る流星だけが、ゲームを心から楽しむようにオッドアイを輝かせて笑っている。
三人がなんとか中央のビル街へと滑り込んだその瞬間――。
「あひゃ……っ、いっ! あっははは、はっははぁ!」
薄暗い路地裏の影から、鼓膜を不快に震わせるような、不気味で甲高い笑い声が響いた。
ハヤトが思わず足を止めると、そこには長身の奇妙な人物が立っていた。
黒くボサボサに伸びきった髪に、ぴょこんと跳ねたアホ毛。
黒いジャケットに黒いスラックスという、闇に溶け込むような服装。
髪の隙間から覗く片方の目は、血のように赤く怪しく光っている。
そして、口元には不気味な笑みを常に浮かべ、両手はせわしなく、もじもじと何かをこねるように動いていた。
「な、なんだこいつ……プレイヤーか!?」
ハヤトが身構える。
頭上のホログラム表示は【基本陣営:泥棒】となっているが、纏っている雰囲気が異質すぎる。
「我……? うん、我、ここにいるよぉ……ふふっ……」
その人物――零古焦は、掠れたウィスパーボイスで、常に少し笑いながら囁いた。
内向的でこちらと視線を合わせようとはしないが、その赤い瞳はハヤトたちの動きをじっと観察している。
「おっ、新しいゲーム仲間? あんた、身長高くて黒ずくめで、なんか裏ボスっぽくてイカすじゃん! オレと一億円、狙いに行っちゃう?」
流星がいつもの調子でナンパ(?)気味に近づく。
しかし、古焦はもじもじと手を動かしたまま、カサカサとした動きでまりかの方へと一歩近づいた。
「……ククッ、優しい、女の子……。我、一緒に、いたいなぁ……。あひゃひゃ!」
「きゃっ!」
まりかは怯えたようにハヤトの背後に隠れた。
「ハヤトさん、あの人、すごく不気味です……。関わらない方がいいんじゃ……」
――確かに、この人は何かおかしい……。
でも、消滅ゾーンから逃げてきた泥棒の仲間なら、見捨てるわけには……
ハヤトが葛藤した、その時。
『ウーーーッ! ウーーーッ!』
ビル街のいたるところから、けたたましいサイレンが鳴り響いた。
中央エリアに逃げ込んできた大量の泥棒たちを待ち伏せていたかのように、赤く光るバイザーをつけた
【一般警察】たちが、一斉に路地裏から姿を現したのだ。
「泥棒を発見! 確保する!」
「うわああっ! 警察だ!」
「逃げろ! 捕まったら終わりだぞ!」
一瞬にして、中央ビル街はパニックの渦に包まれた。
逃げ惑う泥棒プレイヤーたち。それを容赦なく追い詰める警察陣営。
「大変、ハヤトさん! こっちへ!」
まりかがハヤトの手を引っ張り、警察の薄い方向へと走り出す。
「ひゃっほー! 乱戦だ! もっと盛り上がってきたねェ!」
流星が笑いながらそれに続く。
ハヤトたち4人は、警察の追跡を振り切るために狭いビルとビルの隙間へと逃げ込んだ。
ハヤトは気づいていなかった。
自分たちを誘導しているまりかが、ハヤトを警察の視線に晒すための「人間の盾」として位置を微調整していることに。
そして――自分たちの後ろを、両手をもじもじさせながらカサカサと走ってついてくる古焦が、手元の端末の「警察陣営専用チャット」へ、ウィスパーボイスで楽しげにメッセージを打ち込んでいることに。
【泥棒4人、中央のC-4路地に逃走中。我、今から誘導するね……。あひゃひゃ!】
古焦の隠された役職は【犬】。泥棒の皮を被り、泥棒を警察へ売るための最凶の間諜だった。
味方は一人もいない。
ハヤトの命をかけたゲームは、さらなる絶望の混戦へと突き進んでいく。
なのでクオリティ低いのは許してちょ♡(嘘です、ごめんなさい)
それはなぜかというと⋯⋯!
執筆時間が20分しかなかった()
詳細:某コンビニのレジが混んでた結果20分待ちだったから。
取る予定だった時間(40分)−レジ時間(20分)=20分
よし、明日の数学のテスト、何点だろう!
数学は得意科目だから頑張るぞ!
てか中間テストに向けても頑張るぞ!
ってことでまた明日!