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昔aiと作ってた没作!
まずはダイヤモンドこんにゃく編から
?「…はぁ~。世の中すっかり探検隊時代だよ…。お母さんからはもっと安定して稼げる職業にしなさいとか言われるしでもお父さんからは探検隊は当たったらガツンと稼げる仕事だ!いい探検隊に入れよ!って言われるし…正直入りたくないな~。探検隊…危険だし、ほぼギャンブルみたいなもんだし…。そんな中探検隊のポスターが僕の目の前にあるし…。まあ、とりあえずお母さんとお父さんにポスターの写真送ろ。」
母『怪しいからやめなさいよ!もっと安心した職場で安定した収入で安全な仕事を選ばないと、そのうち闇バイトでもしちゃうんじゃないの!?』
父『すぐ入れ入れー!応募してる探検隊は数少ない!大体優秀な仲間が集まったら探検隊なんかすぐ応募閉め切っちまうんだ!有名になるかもしれないし、すぐ入っておいた方がいいぞー!俺の勘が言っている!この隊は、安全だと!』
?「こ、こんにちは…。」
?「入隊希望?」
?「えーっと、まあ見学って感じなんですけど…。」
?「おーおー、やっとキター!本来なら考えてた入隊試験?みたいなのがあるんだけど、それでやめちゃったら困るからお前だけなしでいいよ!第一隊員‼副隊長だ!」
?「えぇ、僕が第一隊員なんですか?」
?「まあσ(゚∀゚ )オレは隊長だからな。」
?「はぁ。」
隊長「そんで、名前は?」
?「えっあっ、フッツです。」
隊長「へーん。」
フッツ「その対応は何ですかー!ちょっと、隊長!『へーん』って何ですか!せっかく勇気を出して来たのに!」
隊長「いやいや、副隊長。お前のその『どこにでもいそうな感じ』がいいんだよ。探検にはな、目立たない奴が必要なんだ。」
フッツ「それ、褒めてます…?(というか、副隊長って呼ぶのやめてほしい…)」
隊長「ま、細かいことはいい!早速初仕事だ。おい、チッカ!新人さんだ、挨拶しろ!」
(奥の部屋から、ガシャーン!と何かが倒れる音がして、一人の女の子が顔を出す)
チッカ「……え、新人? 隊長、また変な人捕まえてきたの?」
フッツ「(変な人って言われた…!)あ、えっと、フッツです。見学のつもりだったんですけど、なぜか副隊長に…」
チッカ「副隊長!? 隊長、私のポジションは!?」
隊長「お前は『お宝鑑定兼、おやつ担当』だろ。ほら、フッツ。これがうちの紅一点、チッカだ。」
隊長「それじゃあ、買い物にでも行くか?」
フッツ「は、はい‼」
隊長「チッカは留守番な。」
チッカ「な、なんで!?Σ(゚д゚lll)ガーン」
隊長「そういえば、お前の能力なんなの?」
フッツ「僕の能力は守りの力です‼本気を出せば、どんな攻撃にも耐えれるバリアーを出すことができます!」
隊長「へーん。」
補足:この世界には一人一つの能力があるっていう設定だよ!
フッツ「…でも、能力レベルの力がもう一つあって…。」
隊長「?」
フッツ「僕、プラスチック握りつぶせるんです。」
隊長「は?」
フッツ「本気出せば鉄も!」
隊長「はぁぁぁあ?……お前、それ『守り』の力より、物理的に敵を粉砕する方が向いてるんじゃねぇか?」
フッツ「いや、でも握りつぶすのって、なんか絵的に地味っていうか……あと、プラスチックを潰す時の『パキッ』て音がちょっと怖いんす……」
隊長「鉄を潰せる奴が何を言ってるんだ!お前、そんなん……怪力自慢の探検隊でもなかなかいないぞ!」
フッツ「(……やっぱりお母さんの言う通り、この力を使って工場の解体作業とかで安定して稼ぐべきだったかなぁ……)」
一方その頃、留守番を命じられたチッカちゃんは……🏠
チッカ「ちょっとー!なんで私が留守番なのよー!おやつ担当を買い物に連れて行かないでどうするのよー!バカ隊長ー!!(# ゚Д゚)」
隊長「お前、その力があれば古代遺跡の頑丈な扉も握りつぶせるな!よし、買い物は後回しだ。まずはギルドで初任務を受けてくるぞ!」
フッツ「ええっ、いきなりですか!?心の準備が……あ、あの、チッカさんに何かお土産買って帰らないと、後が怖いですよ……」
隊長「気にするな!あいつにはその辺の『最強に硬いこんにゃくゼリー』でも買ってやれば、必死に噛んでる間は静かになるさ!」
二人がギルドへ向かおうとしたその時、街の広場に不気味な黒い馬車が猛スピードで突っ込んできた!中から出てきたのは、全身トゲトゲの鎧を着た怪しい男。
男「おい、そこの隊長!『光る古代の地図』を渡してもらおうか……さもなくば、この街をプラスチックみたいに粉々にしてやる!」
フッツ「(……えっ、プラスチック!?僕の得意分野……じゃなくて、大ピンチじゃないですかー!!)
フッツ「…っていうか隊長。光る古代の地図なんて持ってるんですか?」
隊長「…それよりもだ。」
フッツ「あっそうか、今はあの男を…。」
隊長「…あいつのトゲトゲの鎧、めっちゃダサくね?」
フッツ「そこぉ!?今はそれどころじゃないでしょ!街が粉々にされちゃうんですよ!?((((;゚Д゚)))))))」
トゲトゲ男「おい無視するな!俺の鎧は最新のトレンドだぞ!くらえ、必殺・トゲトゲミサイル!!」
シュババババッ!と男の鎧から鋭いトゲが飛んできた!🚀⚡️
フッツ「うわあああ!来ましたよ隊長!…えいっ、『鉄壁のぷにぷにバリアー!』」
フッツが手をかざすと、こんにゃくゼリーのような弾力のある半透明の壁が出現!トゲトゲはバリアに当たると、刺さるどころか「ポヨンッ」と弾き返されて、全部トゲトゲ男の方へ戻っていっちゃった!😂
トゲトゲ男「あだだだだっ!なんだこの弾力は!?俺のトゲが全く刺さらん!」
隊長「ほう、いいバリアじゃねぇか。おいフッツ、次はあいつの『ダサい鎧』をプラスチックみたいに握りつぶしてやれ!」
フッツ「えええっ、あんな尖ってるのを!?痛そうだし絶対無理ですよー!!(泣)」
その時、背後から猛烈な殺気と足音が……!🏃♀️💨
チッカ「ちょっとあんたたちー!!留守番させてる間に何勝手に盛り上がってんのよぉぉぉ!!(怒)…なにあれ?ダサッε- (´ー`)フッ」
フッツ「みなまでして…(まあ、僕もダサいと思いますけど…。)」
チッカ「そんなダッッッッッッッッッサイトゲ…私のこの泡だて器で改修して、あんたごと捨ててやるわ!いくわよ!特製・生クリーム地獄(ホイップ・ヘル)!!」
🎂💥チッカが巨大な泡立て器を高速回転させると、どこからともなく大量の超粘着生クリームが噴き出し、トゲトゲ男を鎧ごと真っ白に包み込んでいく!
トゲトゲ男「な、なんだこれは!甘い!甘いし、ベタベタして動けん…!俺の気高きトゲが、ただのデコレーションみたいに…!!」
フッツ「(チッカさん、おやつ担当っていうか、もはやパティシエ型の武闘家じゃないですか…!?)」
隊長「いいぞチッカ!そのままあいつを巨大なケーキにしてゴミ捨て場にポイだ!」
男「ま、待て!俺を捨てる前にこれを見ろ!俺を倒しても、第2、第3の『トゲトゲ四天王』がやってくるぞ!次はもっと…もっとチクチクして、もっとダサい奴らだ!!」
フッツ「(嫌だなぁ、その四天王…)」
その時、男の懐から一本の不思議な筒が転がり落ちた。
隊長「ん?なんだこれ…『超高純度・強化プラスチック製・謎の筒』…だと?」
フッツ「(あ、プラスチック…)」
隊長「おいフッツ!お前の出番だ!中身が気になるが鍵がかかってて開かねぇ。お前のその『握りつぶす力』で、この筒をパキッとやってみろ!」
フッツ「ええっ、爆発したりしませんか!?怖いですよー!!(>人<;)」
隊長「まあ、いいからもて‼壊さなくていいからもて‼」
フッツ「は、はい…。」
隊長「…お前の名前なんだったっけ?」
フッツ「忘れたんですか!?フッツですよ!」
隊長「へーん。」
フッツ「…💢」
(パキッ)
隊長「よし、壊れた。」
フッツ「…策略だったんですか?それなら、僕の名前は忘れてなかったんですね!?」
隊長「…モチロン?」
フッツ「絶対に今思い出した顔じゃないですかー!!ヽ(`Д´)ノ」
隊長「まあまあ、そんなことより見ろ!筒の中から何か出てきたぞ!」
壊れたプラスチックの筒の中から転がり出たのは、古びた一枚のカード。そこには「世界一硬いこんにゃく芋の生息地」と、見たこともない複雑な地図が描かれていた……。🗺️✨
チッカ「えっ、これって伝説の…!?食べたら一生噛み応えが続くっていう、あの『ダイヤモンド・こんにゃく』の地図じゃない!?」
隊長「ニヤリ。よし、決まりだ。我が『へっぽこ探検隊(仮)』の初任務は、このダイヤモンド・こんにゃくの確保にする!」
フッツ「えええっ、そんな個人的な食欲みたいな理由で命かけなきゃいけないんですか!?しかも隊の名前、今『へっぽこ』って言いました!?」
チッカ「いいじゃない、フッツ!面白そうよ!あ、でもその前に、あの生クリームまみれのトゲトゲ男、どうするの?」
フッツ「(あ、完全に忘れてた…)」
見ると、生クリームで固まったトゲトゲ男が、道端で「動けない…誰かイチゴ乗せてくれ…」と弱々しくつぶやいている。🍓🍰
フッツ「…隊長、やっぱり僕、お母さんの言う通り公務員を目指すべきだったかもしれません……。」
隊長「ガハハ!もう遅い!ほら、冒険の準備だ!まずは腹ごしらえに、本物のこんにゃくゼリーを買いに行くぞ!」
フッツ「(……結局、買い物に行くのかぁぁぁ!!)」
【第一話・完?】
【第二話】
店員「ありがとうございました~。」
隊長「…あいつ、新しい隊員に使えそうだ。」
フッツ「え、あの店員ですか?」
隊長「…あいつ、多分絶対中身チャラい性格だぞ。」
フッツ「えっ、えぇ!?」
隊長「『これからこの隊でお世話になるよ~☆よろしく☆』とかいうタイプだ。」
フッツ「えぇ、僕はてっきりあの凛々しい感じから、司令塔でもしてかっこいい感じだったのかなと。」
隊長「うーん、多分、司令塔だったけど、本当はチャラいままで行きたかったんだろうな~。よし、行くぞ。」
フッツ「えぇ!?」
隊長「…そこの店員ンンンンン‼」
店員「なんですか?」
隊長「今時間あるか?」
店員「あ、はい。」
隊長「…単刀直入に言う。俺の隊に入らないか?」
店員「うーん…。」
フッツ「敬語なしでもいいんですよ、この隊‼」
隊長「 ちょ、フッツ、なにを勝手に…。」
フッツ「いいから合わせてください!」
店員「う~ん…それなら、テスト‼今から、すごく変わるけど、いくよ?」
フッツ((;゚д゚)ゴクリ…)
店員「…それじゃあ、今から自己紹介しま~す!っていうか、聞くけどさ~。そっちの隊に女の子っている?」
フッツ「いますはいますけど…普通じゃないですよ?」
店員「いや~、どこの隊にも女の子いなかったからさ~。女の子がいるとないとで価値が全然違うよ~!そんで、僕の名前はレンっていいます~☆よろぴく☆そんで、入隊試験とかあるの?ないんだったら早く入隊させてよ~。やっとこのスーパーのバイト辞めれる…。それじゃ、事務所どこどこ?連れて行って~。早く女の子にあわせてよ~。」
フッツ「…(´Д`)(……敬語なしでいいって言った僕がバカだった……!)」
レン「え、何その顔〜?ウケるんですけど〜!☆ 事務所行く前に、まずはその女の子に会わせてよ。僕、女の子のためなら、能力だって出し惜しみしないタイプだからさ〜☆」
隊長「いいぞ、その正直な欲望、嫌いじゃない!よし、チッカのところへ行くぞ!」
三人が溜まり場(一軒家っぽいボロ事務所)に戻ると、玄関で仁王立ちしているチッカの姿が……。
チッカ「ちょっと!遅いじゃない!……って、何そのチャラそうなの。新手の敵? 生クリームまみれにするわよ?(泡立て器を構える)」
レン「うっわ、マジ!?☆ めっちゃ可愛いじゃん!しかも泡立て器とか、スイーツ系女子? 激アツなんだけど〜☆」
フッツ「……チッカさん、落ち着いて!一応、新しい仲間の……名前はレンです……。」
チッカ「…んで、能力は?」
レン「え~、今教えなきゃいけないの~?」
チッカ「そういうわけじゃないけど…。」
レン「なら教えるのはあとで!」
フッツ「(ちょっとうざいな、この人…。これからやっていけるのかな?)
チッカ「ん…?」
(ドドソソララソ♩)
フッツ「あれ、この音…。ピアノ?」
レン「この近くにストリートピアノでもあるんじゃな~い?」
フッツ「(……結局、何ができる人なのか分からないまま冒険に出るのかぁ……)」
隊長「能力なんて戦ってみれば分かることだ!よし、出発だ!!」
レン「隊長〜、僕の美肌が傷つく表現はやめてよね☆ さ、チッカちゃん、荷物重かったら僕が持ってあげよっか〜?☆」
チッカ「結構よ!あんたよりこの泡立て器の方が頼りになるわ!(フンッ!)」
一行はついに、街の外へと足を踏み出した。目指すは「ダイヤモンド・こんにゃく」が眠るという、霧に包まれた伝説の地!……歩き始めて数時間。辺りはだんだんと、不気味な紫色の霧に包まれてきた。
フッツ「……ねぇ、なんか嫌な予感がしませんか? さっきから後ろで、誰かが『パキッ……パキッ……』って、僕の特技みたいな音をさせてついてきてるような……」
レン「え〜、フッツくんの気のせいじゃない? 僕の心臓がチッカちゃんにときめいてる音かもよ?☆」
チッカ「……あんたの心臓、プラスチック製なの!? 違うわよ、あれを見て!」
霧の向こうから、巨大な影がゆっくりと姿を現した……!
チッカ「…リリ!?」
リリ「あれ、チッカ?」
レン「知り合いなの~~?」
チッカ「リリ!あんた、こんなところで何してんのよ!?」
リリ「えっ、チッカ!?……あー、びっくりしたぁ。霧の中から変な人が現れたと思ったらチッカだったんだ。私はちょっと、この先の森に珍しいお菓子があるって聞いて、探しに来てただけだよ」
レン「へぇ〜☆ チッカちゃんの友達? お菓子好きなんて、僕と気が合いそうじゃん!ねえねえ、リリちゃんって呼んでいい?☆」
リリ「……。チッカ、この動く騒音みたいなチャラい人は誰? 知り合い?」
レン「動く騒音!?☆ ちょ、初対面でそれはメンタルに来るんですけど〜☆」
フッツ「(……リリさん、初対面でレンさんの本質を見抜いてる……!)」
隊長「こいつは新入りのレンだ。俺は隊長だ、よろしな。……ところでリリ、お前、この霧の中で『お菓子探し』なんて、命がいくつあっても足りねぇぞ?」
リリ「大丈夫ですよ。私、こう見えて意外と頑丈ですし。……あ、それよりフッツさんでしたっけ? そのバッグから、すっごくいい匂いがするんですけど、もしかして期間限定のグミとか持ってたりします?」
フッツ「えっ、わかります!? これ、昨日買ったばかりの新作なんですけど……(リリさんの食いしん坊アンテナ、すごいな……)」
チッカ「ちょっと!リリ!初対面の人にいきなりおねだりしないの!……もう、この子は食べることに関しては誰にも負けないんだから」
リリ「私の能力はねー。一日一回限定なんだけど、なんでも内側から壊すことができるんだよー。」
チッカ「…(´Д`)」
フッツ「…すっご。」
レン「一日一回げんていっていうのも、なんか希少性を高めてるね~。」
隊長「…。その能力は今日使ったのか?」
リリ「うぅん。」
隊長「……フッ、なら合格だ。内側から壊す能力か、面い。外側から握りつぶすフッツと合わせれば、大概のものは片付くな」
フッツ「僕とリリさんのコンビ……なんか、壊し専門の解体業者みたいになりそうですね(汗)」
レン「いいじゃん!☆ 外からパキッと中からボカン!☆ まさに『デストラクション・ブラザーズ&シスターズ』って感じ? 映えるわ〜☆」
リリ「チャラい人は放っておくとして……。ねぇ、それよりフッツさん。さっきの新作グミ、やっぱり一口だけくれない? 今日まだ一回も能力使ってないから、お腹空いちゃって」
フッツ「えっ、能力使ってないのにお腹空くんですか!? まあ、いいですけど……はい、どうぞ」
リリがグミを口に入れた瞬間、周囲の霧が急に冷たくなり、奥から「ギギギ……」と金属が擦れるような音が響き渡った。
チッカ「ちょっと、今の音……! 誰か来るわよ!」
霧の中から現れたのは、さっきのトゲトゲ男よりも一回りデカい、全身が「超硬質プラスチックの装甲」で覆われたロボットのような大男だった。
大男「……見つけたぞ。伝説の地図を持つ者たち……。俺はトゲトゲ四天王の一人、『カチカチの鉄壁・ガラム』。俺の装甲は、外側からのどんな衝撃も跳ね返す……!」
フッツ「(……外側からの衝撃を跳ね返す!? ぼ、僕の『パキッ』が効かない相手……!?)」
隊長「……おい、リリ。初仕事だ。あいつの『内側』、味見してみるか?」
リリ「……いいですよ。グミのお礼に、あのおじさんを内側からお菓子みたいにバラバラにしてあげます」
レン「おぉ〜☆ リリちゃん、マジで強気! カッコいい〜!☆」
チッカ「ちょっと。リリの能力は、一日一かいなんでしょ?まだ使わない方がいいわよ。」
リリ「え~。それじゃあ、どうするの?チッカの氷で凍らせるの?」
チッカ「…何勝手に能力バラしてんのよ!この泡だて器であんたの体をばらすわよ!?」
リリ「ひぇ~、怖いよ~。…っていうか、そんなことができるんだったらあいつの体でも泡だて器でギュイーンってやってよ!」
チッカ「あんたねぇ!私の泡立て器はそんな雑用(?)のためにあるんじゃないわよ!それに、生クリームでベトベトにしても、あいつの『超硬質プラスチック』には逃げられちゃいそうなのよね…。」
フッツ「(チッカさん、自分の能力が『凍らせる』ことより『生クリーム』だって自覚の方が強いんだ……。)」
ガラム「……おい、俺の装甲の前で女子トークとは余裕だな。くらえ、カチカチ・プレス!!」
大男・ガラムがその巨体で押し潰そうと突進してきた!
レン「おっと☆ 逃げ足だけは自信あるんだけど、この霧じゃ足元見えなくてコケちゃいそう〜☆」
隊長「……チッ。リリの能力を温存するなら、ここはあいつの出番だな。おい、フッツ。」
フッツ「えっ、僕ですか!? でも相手は外側からの衝撃を跳ね返すんですよね!?」
隊長「いいか、フッツ。あいつの装甲は確かに硬い。だが、関節の継ぎ目まで『外側』だと思ってるのか?」
フッツ「……! そうか、継ぎ目の薄いところなら、僕の『パキッ』が通るかもしれない……!」
リリ「あ、それなら私が隙を作るよ。チッカ、凍らせるのはもったいないから、足元にちょっとだけ『滑るやつ』出してあげて?」
チッカ「……もう、人使い荒いわね! しょうがないわね、いくわよ! 『特性・ヌルヌル・ホイップ床』!!」
チッカが地面に生クリームをぶちまけると、突進してきたガラムが「おわぁぁ!?」と体勢を崩した!
リリ「フッツさん、今だよ! あの足元の隙間、狙って!」
フッツ「よ、よし……! 『全集中・パキパキ・フィンガー!!』」
ガラム「おわぁぁ!? ヌルヌルして踏ん張りがきかん……! ええい、こうなったらヤケだ! 全方位プラスチック散弾!!」
ガラムが体勢を崩しながらも、全身の装甲を弾けさせて、鋭いプラスチックの破片を四方八方に飛ばしてきた!
チッカ「きゃっ!? 避けきれない!」
リリ「わっ、おせんべい食べてる場合じゃなかった!」
フッツ「みんな、僕の後ろに!! 『不屈のぷにぷにバリアー・最大出力!!』」
フッツが両手を広げると、今までで一番巨大で、一番弾力のある半透明のドームがみんなを包み込んだ!シュシュシュッ!!と飛んできたプラスチックの破片は、バリアに当たった瞬間、「ポヨン、ポヨンッ」と面白いくらいに弾き返されていく。
レン「うっわ、マジ!?☆ フッツくん、今の超カッコいいじゃん! バリア越しに見る僕の顔、なんかエモい感じになってるし!☆」
リリ「へぇ……。本当にどんな攻撃も通さないんだね。これなら私、安心してグミの続きが食べられるよ」
ガラム「な、なんだこのバリアは……!? 俺の最強の散弾が、ただのボール遊びみたいに弾かれるだと……!?」
フッツ「……ふぅ。みんな、怪我はないですか? 隊長、守るだけならいくらでもできますけど……この後どうします?」
隊長「……フッ。よく守った。あいつ、自分の装甲を飛ばしすぎて、今は継ぎ目が丸見えだぞ」
隊長はクールにそう言うと、顎でフッツの手元を指した。
隊長「おい、守り切って余裕があるなら、トドメくらいはお前が刺せ。……その『握りつぶす』方の力でな」
フッツ「(……結局、そっちも使うんですね……!)……もう、隊長は簡単に言いますけど! 握りつぶすのだって、結構勇気がいるんですよ!?(パキッ、と無意識に指を鳴らす)」
ガラム「ヒッ!? な、なんだその不吉な音は……!?」
リリ「あ、おじさん。今の音、逃げたほうがいい合図だよ。フッツさん、怒らせるとプラスチックも鉄も、おせんべいみたいに粉々にしちゃうんだから」
レン「そうそう☆ フッツくんの『パキッ』は、この隊の最終兵器(リーサルウェポン)ってわけ☆ ウケる〜!☆」
チッカ「ちょっと、二人とも煽るんじゃないわよ! ……ほらフッツ、あいつの装甲の隙間にバリアをねじ込んで、内側から広げてやりなさい! それなら『守りの力』の応用でしょ!」
フッツ「……えっ、それなら怖くないかも……! いきますよ! 『バリア・バースト!!』」
フッツがバリアの形を変えて、ガラムの装甲の継ぎ目にシュッと差し込んだ瞬間、バリアを急膨張させた!
ガラム「ぎゃあああ!? 装甲が、装甲が無理やり剥がされるぅぅぅ!!」
ガラム「ぐわぁぁぁ!!俺の自慢のカチカチ装甲がぁぁぁ!!」
バキバキッ!という音とともに、ガラムのプラスチック装甲が派手に飛び散った!
レン「おぉ〜☆ マジで剥げちゃったじゃん!ウケる〜!☆ フッツくん、今のバリアの使い方、めちゃくちゃ『映え』てたよ!☆」
リリ「(ポリポリ……)うん、今の音、いい音だった。私のおせんべいよりいい音したかも。……ねぇ、トドメ、私が刺してもいい? 一日一回の能力、まだ残ってるし」
チッカ「ちょっとリリ!そんなの勿体ないわよ。あんなの、あとは隊長が適当に……って、隊長!? どこ行ったのよ!?」
見ると、いつの間にか隊長がガラムのすぐ背後に立っていて、何やら小さなスプレー缶を取り出していた。
隊長「……フッ。リリ、能力は取っておけ。こいつにはこれで十分だ。……くらえ、『超速乾・強力瞬間接着剤』!!」
シューーーッ!!
ガラム「な、なんだ!? 体が……体が動かん!! 継ぎ目が全部固まったぁぁぁ!!」
フッツ「……えっ、接着剤!? 隊長、そんなの持ってたんですか!?」
隊長「探検隊の基本だ。……さて、動けなくなったところで、お前から『ダイヤモンド・こんにゃく』の本当の入り口を聞かせてもらおうか」
フッツ「なんかおなか減っちゃいましたよ…。」
リリ「…私、QBBのカマンベール入りベビーチーズ持ってるわよ?いる?」
フッツ「食べたいです!」
リリ「はい、どうぞ。これ美味しいよね。アルミを剥く時の指の感覚が、ちょっとフッツさんの能力に似てる気がする……あ、何でもない。」
フッツ「えっ、能力に似てるって……剥く時の『パキッ』て感じですか?(パクッ)……うわぁ、カマンベールのコクがあって最高……癒される……。」
レン「え〜☆ 二人だけでチーズパーティー? ズルいんだけど〜!☆ 僕にも一口……あ、チッカちゃんがこっちをすごい顔で見てる。ウケる〜!☆」
チッカ「あんたたち! 敵を接着剤で固めた直後にチーズ食べてんじゃないわよ!(# ゚Д゚) ……というかリリ、あんた何でそんなにベビーチーズの種類に詳しいのよ」
リリ「え、だって美味しいものは全部チェックしてるし。……あ、ガラムのおじさん、そんなにジロジロ見てもあげないよ? 接着剤で口も開かないでしょ」
ガラム「(モゴモゴ、モゴモゴ……!!)」
隊長「……フッ。腹ごしらえが済んだなら行くぞ。ガラムから聞き出した。この霧の先にある『ぷるんぷるんの沼』を越えたところに、お前らが欲しがってるお宝の森があるらしい」
フッツ「ぷるんぷるんの沼……? 名前からして、また僕のバリアの食感に似てそうな場所ですね……。」
レン「沼かぁ☆ 泥が跳ねて僕の服が汚れるのは勘弁だけど、フッツくんのバリアの上をみんなでピョンピョン跳ねて渡れば、汚れなくて済むんじゃない?☆」
チッカ「……たまには良いこと言うじゃない、レン。それで行きましょう。……って、リリ! チーズのゴミはちゃんとゴミ箱……じゃない、私の四次元ポケットに入れなさい!」
リリ「は~い。ポイッとな。…あとチーズ4こと、こんにゃくゼリーのなし味が4こあるけど、どういう間隔で食べたらいいかな?」
フッツ「えっ、なし味!? 僕、なし味が一番好きなんです! リリさん、神ですか……!」
レン「おぉ〜☆ なし味はセンスいいよね〜! 僕のキラキラしたオーラにもぴったりの爽やかさじゃん☆ でもリリちゃん、その数だとちょうど一人一個ずつになっちゃうね〜。誰かが二個食べる『争奪戦』にする?☆」
チッカ「あんたは黙ってなさい! ……そうね、これから『ぷるんぷるんの沼』を渡るんだから、体力を使いそうなタイミングで食べるのがベストじゃない?」
リリ「うーん、それもいいけど……。ねぇ、隊長はどう思う? チーズとゼリー、どっちを先に食べるのが一番『効率よく幸せ』になれるかな?」
隊長「……フッ。決まっている。『交互』だ。」
フッツ「えっ、交互!? チーズ、ゼリー、チーズ、ゼリーってことですか?」
隊長「そうだ。塩気と甘みの無限ループ……これこそが探検を生き抜く究極のタクティクスだ。沼を半分渡ったところでチーズ一個、渡りきったところでゼリー一個、これを繰り返すぞ。」
リリ「さすが隊長、わかってる〜!✨ じゃあ、最初のチーズは沼の真ん中までお預けね。……ほら、フッツさん! 早くバリア出して! 沼を渡り始めるよ!」
フッツ「(……僕のバリアが、ただの『食べ歩き用ロード』になってる気がする……)」
一行は、フッツが沼の上に浮かべた「ぷにぷにバリア」の道を、一列になって進み始めた。……が、沼の底から「ボコッ……ボコボコッ……」と、巨大な泡が浮かんできて……!?
フッツ「ん?なんか足元ボコボコ言ってますよ?」
チッカ「…?」
リリ「なんだろうね。」
リリ「あ、もしかしてこれ、沼の底で特大のこんにゃく芋が発酵してガスが出てるんじゃない? だったらいい匂いがするはずなんだけど……」
レン「え〜☆ リリちゃん、食いしん坊すぎて思考がポジティブすぎ! ほら見てよ、あの泡の色! 全然美味しそうじゃないんだけど〜!☆」
レンが指差した先では、沼の表面に浮かび上がった巨大な泡が「パチン!」と弾け、中からドロドロのゼリー状のモンスターが次々と這い出してきた!
フッツ「うわあああ! なんですこれ、こんにゃくゼリーの失敗作みたいな見た目の怪物が……!!」
チッカ「あれは『沼の守り主』の分身よ! フッツ、バリアをしっかり固定して! じゃないと、あのドロドロに飲み込まれて、私たちがチーズを食べる前に消化されちゃうわよ!」
レン「それはマジで困る!☆ せっかくの梨味が台無しじゃん! ほら、フッツくん、頑張って! 僕が後ろから『応援のエフェクト』出してあげるから!☆」
リリ「(ポリポリ……)……あ、これ、あいつらの核を壊さないと無限に増えるタイプだね。隊長、どうする? 私、内側からボカンってやっちゃおうか?」
隊長「……待て。リリ、お前の力はまだ早い。……フッツ、バリアを『球体』に変えろ。全員を中に閉じ込めて、そのまま沼の底を転がって突き進むぞ!」
フッツ「えっ、転がるんですか!? 目が回りそうなんですけど……!!」
一行を乗せた「巨大ぷにぷにバリアボール」が、ドロドロモンスターをなぎ倒しながら沼を爆走し始めた!
フッツ「う、うわぁぁぁぁ! 目が回る〜〜!!」
リリ「わーい、アトラクションみたい!……あ、チーズ落としそう……」
(パクッ)
リリ「おいし~~~~‼」
フッツ「…っていうかこれ、どうやって上に上がるんですか?沼って、上に上がれるんですか?」
全員「・・・・・・。」
(バリアボールの中を、チーズの幸せな香りと絶望的な沈黙が包み込む…!)
チッカ「ちょっと!隊長!勢いよく潜ったのはいいけど、これじゃただの『沼沈没ツアー』じゃないのよ!どうやって地上に出るの!?」
レン「うわぁ☆ マジか〜。僕の美顔が、このまま沼の底で化石になっちゃう系? ウケるを通り越して泣けるんだけど〜☆」
リリ「(パクパク…)ん、梨味のゼリーも食べちゃお。死ぬ前に美味しいもの食べとかないとね。…ねぇ、フッツさん。そのバリア、浮かぶ力はないの?」
フッツ「えっ!? 浮かぶ力……えーっと、考えたこともなかったですけど……やってみます! 『ぷにぷに浮力・最大化!!』」
フッツがバリアの感触を、ずっしりした「こんにゃく」から、空気たっぷりの「マシュマロ」みたいな質感にイメージチェンジ!すると、バリアボールが沼の底から「ポポポポポーンッ!!」と、シャンパンのコルクみたいに猛スピードで浮上し始めた!
フッツ「うわあああ! 今度は浮きすぎですってーー!!」
バリアボールは沼の表面を突き抜け、勢い余って空高くジャンプ!
隊長「……フッ。ナイスだ、フッツ。空中から目的地が見えるぞ。あそこだ、あの『七色に光るゼリー状の葉っぱ』が生い茂っている森……あそこがダイヤモンド・こんにゃくの聖地だ!」
リリ「わぁ……! 本当に森がぷるぷるしてる! 美味しそう……!」
チッカ「喜んでる場合じゃないわよ! 落ちるわよ! 誰か、着地の衝撃をどうにかしてー!!」
フッツ「え、えぇい‼ぷにぷにー‼」
レン「おぉ☆フッツ君、地面にぷにぷにのバリアを出して、着地の衝撃を和らげたねー! さすが副隊長、判断が早くてマジ尊敬~☆」
フッツ「はぁ……はぁ……死ぬかと思いましたよ……。バリアを空中に維持しながら地面にも出すなんて、もう魔力が空っぽです……。」
ドッシーン!!(ボヨヨヨヨ~ン!)巨大なぷにぷにクッションに跳ね返されて、一行は無事に「ダイヤモンド・こんにゃくの森」の入り口に着地!地面がゼリーみたいに柔らかくて、歩くたびに「ぷるんっ」と音がするよ。
リリ「(モグモグ……)あ、梨味のゼリー食べ終わっちゃった。でも見て、この森の空気……吸い込むだけで甘い匂いがする。ここ、天国かな?」
チッカ「ちょっとリリ、勝手にその辺の草食べちゃダメよ! 毒があったらどうするのよ。……それにしても、静かすぎない? 伝説の場所にしては、門番の一人もいないなんて……」
隊長「……フッ。いや、いるぞ。……あそこだ。」
隊長が指差した先、森の中央にある巨大な「クリスタルこんにゃくの木」の根元に、真っ白なウサギが座っていた。
ウサギ「……キュッ(誰だ、僕の昼寝を邪魔するのは)」
レン「えっ、ウサギ!?☆ めっちゃ可愛いじゃん! 僕のチャラい魅力で手懐けてあげよっか……って、わわっ!?」
ウサギがパチンと指(?)を鳴らすと、周囲のゼリー状の地面が急に「カチコチ」に硬くなって、みんなの足が地面に挟まって動けなくなっちゃった!
フッツ「うわあああ! 地面が……地面がダイヤモンドみたいに硬くなった!? 僕のバリアより硬いかも!!」
リリ「……これ、噛み応えがありすぎて、私の歯でも太刀打ちできない。……ねぇチッカ、これってもしかして……」
チッカ「そうよ……このウサギ、この森の『硬度管理官』だわ! どんなに柔らかいものも、一瞬でダイヤモンドに変えちゃう能力者よ!」
ウサギ「キュキュッ(ここから先へ行きたければ、僕に『最高に美味しいおやつ』を献上しろ。じゃなきゃ、一生そこで固まってな)」
リリ「…献上しようにも、動けない…‼」
フッツ「…こうなったら、僕がまだ残しておいたこんにゃくゼリーとチーズを…‼兎さん!これを交互に食べてみてください!」
ウサギ「キュッ!?(な、なんだそれは……見たこともない質感だぞ)」
フッツは地面に挟まりながらも、必死に手を伸ばして「チーズ」と「こんにゃくゼリー」をウサギの前に差し出したよ!🎁✨ウサギは半信半疑で、まずはチーズをパクリ。
ウサギ「……キュ(濃厚だ……)……キュッ!?(そしてこの梨味のゼリー、なんて瑞々しいんだ!)」
隊長直伝の「交互食べ」を体験したウサギの目が、キラキラと輝き始めたよ!🐰✨」
ウサギ「キュキュ〜ッ!!(信じられない!この『しょっぱい』と『甘い』の無限ループ……これぞ僕が求めていた究極の食感だー!!)」
あまりの美味しさにウサギが小躍りすると、ガチガチに固まっていた地面がみるみるうちに元の「ぷにぷに」に戻っていった!
レン「おぉ〜☆ ウサギちゃん、マジでチョロ……いや、グルメだね〜!☆ フッツくん、ナイス献上!☆」
リリ「あぁ……私の最後のストックが……(泣)。でも、ウサギさんが満足してくれたなら、もっと美味しいものが奥にあるはずだよね……ゴクリ。」
チッカ「ちょっとリリ、よだれ拭きなさい! ……でも、ウサギさん。これで通してくれるのかしら?」ウサギは満足げにお腹をポンポン叩くと、フッツの肩にピョンと飛び乗ったよ。
ウサギ「キュッ(気に入った!お前ら、僕が案内してやるよ。この奥にある、ダイヤモンド・こんにゃくの本家本元までな!)」
フッツ「えええっ、案内役まで!? しかも僕の肩、意外とずっしり重いんですけど……!!」
フッツ「…なんですか、この神々しいクリスタル…。」
チッカ「…。」
隊長「これを売れば、一生遊んで暮らせるな!」
レン「…ってことは、これ手に入れたら、物語終わっちゃう!?」
レン「えーっ!そんなの寂しすぎるって!☆ 僕、まだみんなと自撮り100枚も撮ってないよ~!☆」
リリ「(じーっ……)ねぇ、これ……宝石っていうか、『超巨大なこんにゃくゼリーの原石』じゃない? 見て、近づくと表面がぷるぷる震えてる……。」
フッツ「えっ、本当だ……。これ、クリスタルっていうより、ものすごく密度が高いゼリーだ! 叩くと『ボヨンボヨン』ってすごい音がしますよ!」
隊長「……フッ。一生遊んで暮らせる価値があるのは、宝石だからじゃねぇ。これが世界中の食いしん坊を虜にする、究極の食感の源だからだ。」
その時、巨大なクリスタルがピカッ!!と強く光り、中から低い声が響いてきた……。
???「……我が名は『ゼリー神(しん)』。この究極のぷにぷにに触れようとするのは、どこのどいつだ?」
フッツ「うわあああ! ゼリーの中から声がしたー!!(>人<;)」
ゼリー神「……ほう、お前ら。我が森の管理官(ウサギ)に、あの『交互食べ』を教えたのは誰だ? あの斬新なタクティクスには、神である私も驚かされたぞ。」
レン「あ☆ 褒められちゃった? やっぱ僕たちのセンス、神レベルってことじゃん☆」
チッカ「ちょっとレン、調子に乗らないで! ……神様、私たちはただ、この世界の『最高の噛み応え』を探しに来ただけなんです!」
ゼリー神「……いいだろう。だが、このダイヤモンド・こんにゃくを持ち帰るには、最後にして最大の試練を乗り越えてもらう。……お前たちの隊員、一人一人が持つ『個性(アビリティ)』を一つに合わせ、私を満足させてみせよ!」
フッツ「力を合わせる……? 僕のバリアと、チッカさんの凍らせる力と、リリさんの壊す力……それから、未だに謎なレンさんの能力を、全部一緒に使うってことですか!?」
レン「おぉっ☆ ついに僕の出番!? ついに本当の能力、見せちゃっていい感じ?☆」
レン「……よし、それじゃあ僕の真の実力、見せちゃおうかな〜☆ 正直、これ使うと目立ちすぎて疲れちゃうから嫌なんだけどね!☆」
(レンが指をパチンと鳴らすと、全身からまばゆい黄金のオーラが溢れ出す!)
レン「僕の本当の能力は……『アンプ・リンク(増幅の絆)』!☆ 僕と繋がった仲間の能力を、100倍にして『具現化』させる司令塔の力だよ!☆」
フッツ「100倍!? ……あ、なんか体が熱くなってきた!」
チッカ「私も! 泡立て器から冷気が止まらないわよ!」
リリ「お腹空いたレベルも100倍になっちゃいそう……(ジュルリ)」
隊長「……フッ、いい連携だ。おい野郎ども、神を満足させる『究極のゼリーデザート』をここで作り上げるぞ!」
隊長「まずはチッカ! その泡立て器で、ゼリー神の周りに『絶対零度のシャーベット空間』を作れ!」
チッカ「任せなさい! 『超・極大生クリームフリーズ!!』」
(レンの力で強化された冷気が、ゼリー神の周囲をキラキラと輝く氷の粒で埋め尽くす!)
隊長「次はリリ! そのシャーベットに、内側から『究極の食感のヒビ』を入れろ!」
リリ「いくよ! 『内側破壊(インサイド・バースト)・フルパワー!!』」
(氷の粒一つひとつに、心地よいパキパキとした食感のヒビが刻まれていく!)
隊長「そしてフッツ! 最後に仕上げだ! お前のバリアで、それら全部を『最高の噛み応えの型』に一気に握りつぶして固めろ!」
フッツ「やってやる……! 守るだけが僕じゃない! 『パキパキ・バリア・プレッシャー!!』」
(レンの光に包まれたフッツが、両手で空気を力いっぱい握りしめる!)
バキバキバキッ……ポヨォォォン!!
(巨大なクリスタルが、冷気とヒビと弾力を凝縮され、手のひらサイズの『虹色に輝く究極のこんにゃくゼリー』へと姿を変えた!)
ゼリー神「……な、なんと! 氷のシャリシャリ感と、内側の繊細なヒビ、そして圧倒的な弾力……。お前たちの個性が混ざり合い、私の想像を遥かに超える『食感のオーケストラ』が誕生した……!!」
レン「どう☆ 神様もびっくりでしょ?☆」
ゼリー神「素晴らしい。これぞ、私が待ち望んでいた光景だ。……合格だ! ダイヤモンド・こんにゃく、お前たちに授けよう!」
リリ「わぁ…(;゜д゚)ゴクリ…」
フッツ「いったいどんな味が…。」
隊長「せーので食べるぞ!」
チッカ「了解!」
レン「いただきまーす!」
隊長「せーの‼」
(パクッ!!)
全員「…………!!!」
フッツ「な、なんだこれぇぇぇ!!噛んだ瞬間に梨の香りが弾けて、その後にカマンベールみたいな濃厚なコクが追いかけてくる……!なのに食感は、今まで食べたどのゼリーよりも『ぷにっぷに』で『パッキパキ』だ!!」
リリ「んんん〜〜!!美味しい、美味しすぎるよ……!内側から美味しさが爆発して、脳みそまで『ぷるんぷるん』になりそう……。これなら一生噛み続けていたい……!」
チッカ「冷たさが絶妙に心地いいわ……!レンの光のせいで、口の中でキラキラした味がする感じ。あぁ、私、もう普通のゼリーに戻れないかもしれない……!」
レン「うっわ☆ マジでこれ、世界が変わる味じゃん……!僕の語彙力が『ヤバい☆』しか出てこないくらいヤバい!まさに『神食感』だね!☆」
隊長「……フッ。これだ。俺がずっと探し求めていた、探検隊の本当の『宝』は……。金貨じゃねぇ、この一瞬の感動だ。」
ゼリー神「……満足したか、若き冒険者たちよ。その味、その絆、忘れるでないぞ。お前たちが一つになった時、世界はもっと『ぷにぷに』で平和になるのだから……。」
(光に包まれながら、ゼリー神の声が遠ざかっていく……。気づくと一行は、街の入り口にある「いつものスーパー」の前に立っていた。)
フッツ「あれ……? 僕たち、いつの間にか戻ってきてる……?」
レン「あ☆ 見てよ、僕のポケットにあの『虹色のゼリーの種』が入ってる!☆ これを植えたら、またあの味が食べられるかもね!☆」
リリ「あ、それなら私の家にある特製の土に植えようよ! 毎日おやつとして収穫しなきゃ!」
チッカ「ちょっと、自分たちだけで決めないの! これは隊の共有財産でしょ! ……まぁ、とりあえず……お疲れ様。……楽しかったわね。」
隊長「……よし。へっぽこ探検隊、第一任務完了だ。……おいフッツ、次の冒険の準備をしておけ。次は『無限に伸びる伝説のグミ』を探しに行くぞ。」
フッツ「えええええっ!! まだ続くんですかー!?……でも、まぁ、このメンバーなら……悪くないかな。」
フッツは空を見上げて、小さく「パキッ」と指を鳴らした。
【ダイヤモンド・こんにゃく編 —— 完】