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十二人の奏者たち―――
……。。。動けない。急で信じられないかもだけど今そんな状態です(笑)
って笑ってる場合じゃなーい!!!!!
雨鮫です!
詳しいことは第参話 ―前編― で!
**立ちはだかる者 ―後編―** by雨鮫
(どうしよう、このままじゃ……。。。)
『丑の攻撃を受けて動けなくなった二人。
20分以上経ったが、未だにこの技の効果は切れない。』
丑「面白いですねぇ。ずっとこうして遊んでたいです、`飽きるまでは。`」
『攻撃は止まない。戌も黙ったままだ。
……すると、その時。』
戌「……うぁあ…!!!!!!!」
『戌が急に大きな唸り声をあげた。
よく見ると三味線を持っている。戌の担当楽器なのだろう。』
丑「そなた、なぜ動ける。」
戌「なんでって……まぁ、、守りたいから。」
守りたい、か。。。それより戌さん……!?ど、どうしたの……?!
戌「ご主人様、あとは任せてください。」
そ、そんな……。。。私がご主人様なのに、私が、、樂章国を守るって決めたのに……!!!
戌さんだけに任せるなんて出来ないよっ……。。。
戌「いいんです。ご主人様は下がって。」
丑「おや、三味線、使うんですか……。」
『丑はどこか残念そうな、少しだが、諦めたような顔に見えた。』
丑「さぁ、かかってくるのです。『ご主人様を守る』のが、アナタの役目でしょう?」
戌「お前ずっとごちゃごちゃ五月蝿い。じゃぁ、行かせてもらうぜ……!!!」
戌「西義、犬も歩けば棒に当たる|《せいぎ、いぬもあるけばぼうにあたる》」
丑「アナタ、それは………!」
『その瞬間、丑の攻撃の効果は切れ、丑は遠くに倒れ込んでいた。』
わっ、動ける!
ねぇ戌さん、今の技って何……?!
戌「西義、犬も歩けば棒に当たる。
何かをしようとしている者は、思いがけない災難に遭うものだということ。
反対に、思いがけない幸運に出くわすということでもあります。」
ほ、ほぉ……?
戌「今は思いがけない幸運に出くわす、ということで、丑を弱らせることが出来ました。
ですが……思いがけない災難に遭う、このように丑が優勢になっていた場合もありました。」
(え……!?つまり戌さんは運と実力だけで勝ったって話!?
すごすぎでしょ……。。。)
え、じゃ、じゃあ倒せたってこと……?
『雨鮫がそう言うと、戌は迷わずこういった。』
戌**「いえ。」**
『即答。』
ど、どういうこと……?!
思いがけない幸運に出くわしたんだから勝ったってことじゃ……。。。
『戌は、ため息を一つついた。』
戌「技の説明の時言いましたよ。」
え???
戌「は???」
戌「いや、言いましたよ、確実に。
`丑を弱らせることが出来た`って。」
あ、弱らせただけだったか。。。
戌「あとはご主人様、出来ますよね?」
いや待て待て待てーぃ!!!!
さっき「あとは任せてください。」って言ったよね?!
最後私が決めなきゃなん!?!?
戌「早く。」
ひゃ、ひゃいぃ……。。。
『雨鮫は丑の下へより、万ノ葉石をポケットから出す。
ことわざを唱えようとした。
が、言わなかった。』
(もしここでことわざを言ってしまって、丑さんに勝てたとしても……。。。
私たちが勝つことによってご近所さんはいなくなり、もう二度と会えなくなるかも…。。。)
ごめん。できない。
戌 丑「「は???」」
いや、その……丑さんを倒せたとして、ご近所さんが戻ってくるとは限らない。
だから、、ごめん。できない。
その代わり……仲良くなろっ。ね?
戌「ちょっと待ってくださいご主人様……!僕たちは此奴らを倒さなければ……。」
ううん、いいの。
ほら、丑さん。大丈夫?
丑「……大丈夫、です、、よ。
にしても、アナタの考えには驚きました。」
丑「人間は動物たちの住処を奪っていく邪魔な生き物だと思っていましたが……。
アナタのように、良い人間もいるのですね。
仲良くなることは出来ずとも、樂章国支配はやめにして、アナタに加勢しますよ。」
……!!!!
やった……!!!!ありがとう。
戌「……仕方ない、ご主人様がそう言うなら。。。」
あ、戌さん今の〘犬猿の仲〙みたいだねっ……!!!(♪)
戌「な、なんですと……!?!?
いくらご主人様でも許しませんよ……!!!」
てへ(???)怒られちゃった(笑)
丑「微笑ましいですね。二人の笑顔を見てるとなんだか楽しくなってきます。」
戌「そういえば支配が始まるまでにそれほど多くの時間がありません。
早く次の場所へ。」
えー、分かったよ〜。。。まったく、戌は厳しいな〜。(笑)
ほらっ!丑さんも……!行くよ!!!!!
丑「え、あ……もちろん。」
『丑も仲間として加わり、新たな旅が始まるのだった。』
立ちはだかる者 ―後編―
よんでくれてありがとうございます(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
実はこれ文字数過去1多いくて2000文字近くあるんです……。
長いのを読んでくださりありがとうございました!
第肆話もお楽しみに〜!