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第3話 すれ違い
あれから、私たちは一緒に行動するようになった。
島の一角に立てられた小さなテント。これは、木の枝や葉を使って大河くんと作った物。
大河くんは、昼間にはあまり見かけないけど、夜になったらテントに戻ってくるようになった。
彼がいない間、私は木の実を拾ったり、水を汲んだり、そして最近は土器とかも作ったりしている。
……この島は、まるで誰かがここでサバイバルをする用に作られたかのように、気候・水質・土の種類・生えている植物の種類などが人間に適している。
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土を練って、平皿の形にする。
「これで、4つめ……かな?」
2人しかいないし、お皿なんて4つもあれば足りるでしょ。
一旦外に出て、太陽の位置を確認する。……もう殆ど沈みかけ。
(今日はちょっと帰るのが遅いなぁ……)
いつもは太陽が沈むほど遅くはならないのに。
(暇だからコップも作ろうかなぁ……)
そう思って土を取りに行こうと立ち上がると……、
島の中心にある湖の方から、大河くんが帰ってきた。
「あ、おかえ……」
おかえりなさい、と言おうとした時、私は彼の異常に気づいた。
外見が変わってるとか、知らない人を連れてるとか、そういう感じじゃない。
呼吸が荒い。手を握ると、大量の水分の感触がした。顔色も少し悪い。
「……どうしたの?」
恐る恐る聞いたけど、首を激しく横に振るだけで、何も答えてくれない。
「ねぇ、大丈夫?」
「……」
「大丈夫なの!?答えてよ!」
だけど彼は私の手を払いのけ、テントの方へ無言で向かって行った。
……テントに向かう途中に、一回だけ、大河くんがこっちを見た。
その目は、いつものような青色じゃなかった。
夕暮れ時の薄暗い森の中で、赤紫色に光っていた。
前の2話よりかなり短い……。だって…忙しかったし……、ちょっとめんどくさいとこもあるし……あと……(言い訳タイム)