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第7話 決心
大雑把なこれからの計画はこうだ。俺を蹴り殺した馬を倒し、俺も死ぬ。人間に転生し、馬刺しをまた堪能する。ざっくり言えば心中だが、仕方ない。それ一択だ。それ以外思いつかない。大体、この体じゃ馬刺しも食べれないし食べたらアカン。共食いになり問題になり牧場を追われる。
俺は(元)父の話(盗み聞きした)からスケジュールを練り込んだ。
まず、明後日に猪原みるが牧場同士の親睦会で来るから、話し合う。外の様子を聞いたり、俺を蹴り殺した馬がどんなのか知ってたら尋ねる予定である。その日にお願いして情報収集もしてもらう。情報が集まり次第、俺は《《心中》》に行く。
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親睦会。案の定みるがやってきた。相変わらずの美女だ。
「*やあ、みる*」
「やっほ、馬野。どうしたの?」
みるは声を小さくして聞いてきた。
「*お前に聞きたいことがある*」
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出発はそれから翌日になった。
シカヤマのスマホをこっそり背中に乗せる。
ぎぎぎ、と(元)父が餌をやりに厩舎のドアを開けた瞬間。
俺は風のように駆けた。スマホは落ちなかった。
「おい、待て、ウマノ!」
(元)父は慌て、牧草とにんじんを落とした。そして追ってきた。
俺は一目散に走った。そして、
——牧場の出口から出た。
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昨日の回想
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「ああ、その馬ね…捕まったよ」
「*なんだって?!*」
みるに聞いた瞬間、そう言ってきた。みるは申し訳なさそうな顔をしていた。
「それで、私の牧場で引き取って育ててる。子馬だったんだよね、結構大きい」
それを聞き、俺はみるの牧場の場所を必死で思い出した。昔はよく行っていた。そこにいた馬が可愛かったから。でも、どんどん行く目的は変わっていた。生きているうちは気づかなかった。言おうと思っていた。でも、そんなこと頭の中から放り出されていた。
**絶対に、仇を打つ。**
そう思った。
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馬や鹿、猿が街に出ると、それなりの騒ぎになる。
出たのが早朝だったため、まだ良かった。しかし、警察に通報されるのも時間の問題だ。俺はただみるの牧場の方に駆けた。公道を普通に走っていた。車通りもまだ少ない。この混み具合なら今から5分で着きそうだ。
やがて、みるの牧場の入り口が見えてきた。門を飛び越える。
しばらく走った後。
「`お前か。ウマノというヤツは`」
振り向くと、俺より大きな馬がいた。
あとちょっとだけ続くのじゃ