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#4 手料理
最近小説投稿できてなくてごめんなさい!
最新作です
私は自宅から2時間半ぐらいかけて新宿まで歩いていた。
私を拾ってくれた男性は、|石原祐大《いしはらゆうた》さんという人で、私の1つ上で先輩の住む家に居候しているらしい。
「名前なに?」
「あやせです、桐谷綺星です。」
「そっか、あやせちゃんか」
祐大さんは笑っていた。
なんかこの人からは悪いオーラが感じられなかった。
「お腹すいたでしょ?ご飯食べよう」
そういえば向こうを出たのは5時すぎ、すでに8時を回りそうだった。
裕太さんは私の前に野菜炒めとご飯とインスタントスープを置いた。
「どうぞ」
でも私はご飯と野菜炒めを食べず、インスタントスープだけを飲んだ。
「野菜炒めとご飯、嫌いなの?」
「あ、ごめんなさい。でもそういうわけじゃなくて」
「じゃあどうして?」
「あの、私、手料理が苦手なんです。」
「そうなんだ」
「1回、母が肉じゃがを作ってくれたんです。それまで肉じゃが大好きだったんですけど、その食べたときに、私のところにだけ金属片が混じってて、喉につまりかけちゃって。それ以来、人の手料理が苦手なんです。もしなにかが入ってたら嫌だなって思って。」
「そうなんだ」
「そうなんです。せっかく作ってくれたのにほんとごめんなさい。」
裕太さんは笑って
「大丈夫だよ!俺の野菜炒めあんまり美味しくないし。
っていうかインスタントは大丈夫なんだ。結局俺がお湯入れてるわけで全然異物混入する可能性あるわけじゃん?」
「だって工場でちゃんと異物混入してないかとか検査されたものなので多少は安心できますね。もし人が入れたとしてもその間に金属片とかが混入するなんて難しいじゃないですか。」
「そうだね」
「インスタントはインスタントでも信頼してる人が入れたインスタントじゃないと飲めないですね」
「じゃあ僕を信頼してくれてるんだね」
「はい」