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#2 ざまあみろ
はな
そんなあやせだったが、日に日に父親の虐待はエスカレートしていき、もう耐えられなかった。
そしてあやせは逃避行を考えた。
ある大雨の日だった。
逃避行計画実行の日、あやせは最小限の荷物だけを持って家を出かけた。
その時、強い力で腕を掴まれた。
「ひゃっ」
思わず声を上げると掴んだ腕を回し、私に正面を向けさせた。
「おい、てめえ。逃げるつもりなんだろ?あ?」
やばい。バレた。バレてないと思ってたのに。
しばらく答えないでいると父は私の顔を何度もひっぱたいた。
「おい、なんとか言って答えろよ。黙ってんじゃねえぞ」
父の罵声が私をパニック状態に陥らせる。
「お願いしますいかせて下さい。お願いし、、ます!お願い、お願いってば」
父はその答えとして私の足を蹴り私を転ばせた。
「てめえ俺が許すと思ってんのか?」
**「いやあああ 離して!お願い!いかせて!!!!」**
父は私をどんどん殴りつける。
ふと見たら母と飛鳥が部屋のドアから私を見ていた。
母は真顔で見ていたが、飛鳥はざまあみろとでも言うような笑顔だった。
私は無性にそれが許せなかった。
私は父に殴られながらも飛鳥の手を引っ張った。
一方的に引っ張られてバランスを取れなくなった飛鳥はよろめき前に転んだ。
私は飛鳥のことをひっぱたいた。
**「ざまあみろ」**
私はそう言い、最上限の笑顔を見せた。
飛鳥の顔は恐怖でひきつっていた。その飛鳥を父がかばいに行く。
その隙に私は玄関から靴を履いて逃げ出した。
つづく