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開花!恋の物語 ④
今回は卯都ともあの両方の視点があります。
昨日は変な人たちに囲まれたな。何だったんだろ?そして、もあが助けてくれたんだよね。本当に何だったんだろう?あっ、こんなこと考えている場合じゃない!やばいやばい、遅刻する!
「先生、すみません。遅刻しました」
「もう、乾さん。まだ1回目だからいいですけど、今度からは気を付けてくださいね」
「はい。先生。すみませんでした」
うちのクラスの担任は、小笹 照璃(こざさ ひかり)先生。世話上手でおせっかいな先生だ。みんなの不幸が嫌いだとかなんとか自己紹介で言ってたっけな。そんなことを考えながら遅れた理由を述べていたそのとき
**ガラガラ**
教室の扉が勢いよく開いた。
「先生、遅れました~。すんません」
「もう!夏海さん!何度目の遅刻だと思ってるんですか?ちゃんと毎回反省してるんですか?もうチャンスはないですからね!二人とも座りなさい」
「はーい。すんませんした」
俺が遅刻したすぐ後にもあが入ってきた。いや、絶対寝坊だろ。まあいっか。でも、友達の冬雪さんと一緒じゃないな、、、。どうしたんだろう?俺は授業中にこっそりともあに聞いた。
「ねえ、今日は冬雪さんと一緒じゃないの?」
「・・・え?あ、あー。まあ、ね」
「どうしたの?」
「・・・あ、あー。なんでもないよ!」
今日は全く話が通じない。きっと何かあったんだろうな。
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俺は帰り道になぜかウキウキしている夏緒に聞いてみた。すると、
「あ、俺?実はさー、冬雪さんに告ったんだよね。そしたらOKだってさ~」
あっ、犯人発見。こいつのせいでもあが、、、!、、ん?なんでこんなにもあのことで燃えているんだろう。別に赤の他人だからこんなに怒らなくてもいいのになんでだろう、、、。あっ、あそこにもあが!!
「もあ~!もあ~!」
「・・・あっ、いぬっちじゃん。どうしたの?」
明らかにわざと笑顔を作っている。絶対何かつらいことがあったに違いない。
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もあ視点
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あ~、今日なんかあーし気分がどんよりしてる。でも、いぬっちには迷惑をかけたくない!でも、気付いてほしい。あーしがつらいことに。
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事の始まりは、今日の朝。急にもかちが呼ばれて帰ってきたときにはすごいうきうきしていたからその理由を聞いたら
「えっとね~、まあ?告られた。それでOKしたらめっちゃ喜んでたんよ~。だから、もしかしたら今日から一緒に帰れないかも。マジごめん」
「全然よゆ~。まっ、その人と青春ってやつを楽しんできなよっ」
本当はめっちゃいや。もかちがとられてめっちゃショック。それどころか、もうもかちはあーし以外どこにも行ってほしくない。なのに、どっかに行っちゃった。話を聞けばいぬっちの親友らしい。あーだこーだ過ごしていたらもう帰りの時間。もちろんもかちはその人と帰るらしい。あ~、あーしなんて誰もいらないんだろうな。そう思っていた次の瞬間。
「もあ~!もあ~!」
いぬっちが来てくれた。絶対心配させたくない。だから
「・・・あっ、いぬっちじゃん。どうしたの?」
と無理に笑顔を作ってしまう。あーしの本当を見てほしくないから。でも、
「もあ。無理すんな。絶対なんかあったろ。ほれ、話してみろ」
何て優しいんだ。こんな紳士は他にはいない。もう、いっそのこといま告っちゃう?そんなことを考えながら次から次へと話していった。