公開中
letter 第七話
「おはようございます」
応接間で寝泊まりすることとなり、レイニーは学校の事務の手伝いをすることになった。レイニーが申し出たのだ。
「おはよう、今日の郵便はこれだけだよ」
青いスクーターの郵便局員さんからいつものように郵便を受け取る。見るとレイニー宛ての国際郵便だった。
「君宛てかい?なら君直接のお届けになるよ。ゆっくり読んでね」
---
中身を開けるとハートランドの政府からの手紙だった。
要約すると国に帰ってこいという手紙だった。戦争の人員が必要であり半年以内に帰ってこないと家の財産を罰則金として持っていかれるらしい。
レイニーは怒った。しかし、彼は堪えた。
ここで零れ落ちることは、国に負けることと同じだと考えた。それだけは絶対にしたくなかった。
レイニーは応接間の裏口から外に出た。校舎の裏に行くと彼は深く息を吸い、吐いた。
空は朝方とは思えない程の茜色をしていた。