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第四話 A massive gray warehouse.
「で、次は赤い扉を探してくれ。」
赤い扉というのは、眼の前で嫌なほどに目立つ、赤い扉のことだろう。
しかし、ここまで目立っていると、何かの罠かと疑ってしまう。
だが、先輩が探すということなら、重要なものなのだろう。
「眼の前にありますよ。びっくりマークが書かれてますけど、安全なんでしょうね?」
「.........」
手を繋がれたままの先輩はそっぽを向いた。
もしかして、肯定できないのでは?
つまり、危険ということ。
「安全ですよね?」
もう一度聞いてみる。
先輩はこちらを向いて、笑顔でこう言った。
「君の足が速ければ安全だね!」
「それは安全じゃないってことじゃないですか!?」
足が速くなければということは、足が速いエンティティがいるということだろう。
それのどこが安全なんだ。
「他の道ないんですか!?」
「え〜、あるにはあるけどコレが一番早いんだよ」
何をそこまで急いでいるのだろうか。
僕達は会ってまだ数日ほどしか経っていないというのに。
そんなに現実世界に帰りたいのだろうか。
「それに、移動時間が長いほど道中エンティティに襲われやすくなるし。」
「う〜〜〜ん、そうなんですか?」
確かにとも言える理論だが、時間を短縮しようとして死んでしまったら元も子もないのではないか?
「そうそう!」
「さあ!入ろう!」