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第七話 in the back room
階段を登った後、誰かから声をかけられた。
この約束の地にいるエンティティといえば、パーティープーパーだろう。
「おい、お前、何を担いでいるんだ?」
「それ、死体じゃないか。」
「弔いたいなら案内してやれるが...」
そんなわけがない。まだ生きている。
こいつだけは、生き延びさせるんだ。
「出口を教えろ。」
「それなら、この廊下の先だ。」
俺は感謝も言わずに、廊下を進んだ。
「相棒、いつまで眠っているんだ?」
返事はない。
「そろそろ起きてくれ。腕がつかれたんだ。」
返事はない。
「それに、お前は私の目だろう?」
返事はない。
「眼の前が真っ暗なんだ。」
返事はない。
「君は俺の目になると言ったじゃないか。」
返事はない。
「まだ起きないのか?」
返事はない。
「起きてくれよ....」
返事はない。
「起きて、いつもどおり笑って、全部夢だってことにしてくれよ。」
返事はない。
「なぁ...」
返事はない。
わかっていた。相棒はもうとっくに死んでいることも。
俺のことを思って、わざと転んだことも。
俺は、せめて、自分の命よりも大切だと思われていた俺との思い出が詰まった
バックルームに、せめてもの弔いとして相棒の死体を置いた。
俺は、生きていかなきゃいけない。
現実世界に出て、すぐ死ぬとしても。
お前にだけは、生きてほしかった。
俺の手紙を届けられなくたって、目の代わりにもならなくたって。
この世には、俺達を救ってくれなかったクソみてぇな神様しかいない。