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5分間の恋話。
「 5 分 間 の 恋 話 。 」 シ リ ー ズ で す ! !
読 ん で く だ さ る と 嬉 し い で す 🙇🏻♀️
〚紬希の恋〛
「あの、私―!」
決意と共に口を開いた紬希に望結、夕愛、紗夏は身を乗り出す。
3人にとって、恋バナは「甘いデザート」なのである。
サッカーには興味が無かったが、部活終わりに友達の森本 季奈(もりもと せな)に誘われ、サッカー部を見に行く事になった。
―そこで出合ったのが、「佐藤 祐理」という2つ上の先輩だった。
手足が長く、背も少し高いし顔も悪くない。それに、仲間に気遣う優しさがあり、まさに「理想の人」だった。
それから紬希は、毎日祐理目的でサッカー部を見に行くことが当たり前になった。
祐理に少しでも気になってほしく、いつもと違う髪型にしてみたり。
サッカーについても勉強した。
ある日、バスケ部の練習が終わり、更衣室を出た時だった。
紬希は、心底驚いた。
祐理に話しかけられたのだ。
「えっと・・・、紬希さん・・・だよね?」
「は、はい!そう、ですけど・・・」
ドキドキ心臓が鳴る。この音が、祐理くんに聞こえませんように・・・!紬希はそう祈る。
それから、紬希と祐理は良く話す仲になった。
それが嬉しくて、不思議で、なんだか変な気持ちになる。
数カ月後。
紬希は思い切って祐理に気持ちを伝えることにした。
「どうしたの?急に呼び出して。」
体の中で異様な緊張が満ち溢れる紬希と正反対に、祐理が落ち着いた口調で言う。
「急に呼び出してごめんなさい・・・。あ、あの・・・、私・・・。」
祐理は無言で紬希の言葉を待つ。
「せ、先輩の事がっ・・・・・・」
「好きだっ。」
今、紬希が言おうとしていた「好き」という言葉が、祐理の口から出た。
*
「という事があって付き合ったの!」
「なにそれ!めっちゃキュンキュンする!!おめでとー!」
「良かったね〜!!言おうとした時に先に言われるとか最高じゃん!」
「良かったねっ。いいな〜、そういう恋。恋愛小説みたい」
望結、紗夏、夕愛の3人が次々に言う。
そんな3人の食事の手は、とっくに止まっていた。
読 ん で く だ さ り あ り が と う ご ざ い ま し た ! !
次 回 で 、 「 5 分 間 の 恋 話 。 」 は 終 わ り に し よ う か な と 思 い ま す 、
最 後 も お 楽 し み に ! ! 笑