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第4話 多重人格…?
ずっと考え事をしてたらいつの間にか家に着いた。
まだ神崎くんは着いてきていた。
「……なんであんたは着いてくるの」
「やっとモードが変わったか。それを待ってた」
モード…?
人格のこと?
私多重人格なの…?
言いたいことがあって声を出そうとしても違う言葉が出てくる。
『私…誰かに操作されてる!?』
と思った瞬間、神崎くんがつぶやいた。
「……南東の方角へ約1.3km、か。あとで行ってやる」
「あんたなんか大嫌い!早く帰って!」
私そんなこと言おうと思ってないのに!
なんで…言いたいことが言えないの…
涙が溢れて、地面に落ちた。
その瞬間、何かから解放された感覚になった。
「え……」
思い通りの言葉が喋れるようになった。
「水瀬、早く帰れよ。親が心配してるぞ」
「__また明日…学校で__」
「また明日学校でな」
嘘…私の声聞こえてたの!?
こんな小さい声で言ったのに…
どれだけ耳いいんだろう…?