テキトーに書いた小説たちです。
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目次
唐突に始まる終末世界
いつも通り唐突に始まる謎設定の小説の開幕です〜
最初に確認されたのは、或る豪華客船の航海中だった。
大西洋を渡る船に現れた“動く死体”は老若男女関係なく人々を襲い、一瞬にして生存者を1%まで減らした。
救命ボートで逃げる人もいたが、“動く死体”は船から飛び降りて襲う。
海で溺れることもなく、一時的に機能停止はするが流れ着いた先で活動を再開した。
もちろん、人を襲うという活動を。
<“動く死体”確認から数日後>
「──次の方」
或る避難所の入口。
其処は検問所となっていた。
“動く死体”は知能が低いのか爪で傷つけるか噛む以外の攻撃手段を持たず、傷口から入ったウイルスによって感染する。
傷を負った人も“動く死体”となる可能性が高いのだ。
検問所では避難者を受け入れるか処分するかを判別し、時には研究もした。
(症状、傷、共になし。気になる点もないかな)
男は指示を出して、避難者が奥に案内されるのを見送った。
「ルイスさん、交代の時間です」
「……もうそんな時間か」
んー、と背伸びをしたかと思えば、ルイスは手に持っていた拳銃を机に置いた。
覚醒した感染者が突然襲ってくることもあり、検問する人たちは全員常備している。
残りの武器も限られてきた世界。
武器は基本的には最前線へ回されており、検問所では使い回していた。
「てか、次って太宰くんじゃ?」
「太宰さんなら──今日こそ何かの手違いで感染する気がする──なんて云って武器も持たずに外へ……」
「相変わらずだなぁ、彼は」
ウイルスとは言ったものの、その正体は異能力らしい。
故に“異能無効化”をもつ太宰治はどれだけ噛まれようが、“動く死体”に変異しなかった。
耐性があり、すぐ覚醒しない可能性もある。
しかし、肌の変色も腐敗も何も起こらず、異能の可能性で探偵社は検問所の手伝いと共に調査を進めていた。
「太宰さんの分は僕が入るので大丈夫です。ルイスさんはゆっくり休んでてください」
「それじゃあお言葉に甘えて」
頑張れ、と敦の肩を叩くとルイスは自室へ向かった。
と言っても相部屋で仕切りもなく、周りを気にせずに休むことはできないが。
「ただいま帰りました」
「あ、国木田さん!」
「相変わらず動きが遅いおかげで囲まれずに済んでいるが、まるで地獄のようだな。谷崎の異能が効かないのが痛い」
「目で追っているわけではないようだからね、|動く死体《彼ら》は」
「すみません、役に立てなくて……」
「それで国木田、今回は何か分かったか?」
いえ、と乱歩の問いに目を伏せる。
生存者の保護と同時に進めていた調査だが、まだ何も成果は得られていない。
「異能を解除させるにも、異能者がどこにいるか分からないと何もできませんね」
「手がかりを探すのも一苦労だからな」
「ルイスは何かないの?」
「……連絡は取ってるけど、特にコレという情報はない。ただ、もう少し研究が進めば特効薬とか作れるかもね」
特効薬、と繰り返す国木田。
異能力によるものだから、と対策は半ば諦めていた。
だが、これからの被害を減らせるかもしれない。
「……まっ、コナンさんが挑戦はしてるみたいだから。僕らは自分たちの出来ることをするしかないよ」
続く…かもしれいない……!
コメントくれ!
古巣へ
「は?」
或る昼下がり。
窓から差し込む陽光が部屋を温めるかと思いきや、一人の男の一言によって凍りつく。
「今、なんて?」
「多分だけど、探偵社の安全が確保されることを代償に太宰がポートマフィアへ行った」
「意味が分からないんだけど」
「落ち着け、ルイス」
「これが落ち着いていられると思うかな。探偵社の安全って何だ? 太宰くんがポートマフィアに行った? ……意味が分からない」
凍てつく部屋で、乱歩は瞳を少し見せる。
「君が英国に帰ってる間、探偵社は解散寸前まで追い詰められた──が、太宰がポートマフィアに行った時から襲撃はなくなった。抱えていた案件関連も、何一つね」
「……まさか、例の報復も?」
「面白いでしょ。太宰が古巣で遊び始めてから、全くと言っていいほど何も起きてない」
「太宰にも何か考えがあると思うが、まだ何も掴めていなくてな。森医師に聞くのも容易ではない」
ふーん、と冷静さを取り戻したのかソファに腰掛ける。
ルイスは少し考えてから、溜息をつく。
「で、どうするの? 太宰くんが自らの意思で帰ったなら止められないでしょ」
「そうじゃないと探偵社全員が思ってる。僕も一応ね」
「策は?」
「考えてるところ」
「……じゃあ、何かあったら連絡して」
「貴君はどうするのだ?」
「乗り込む」
「……賛成できないね。今の太宰はいつも以上に何を考えているか分からない」
「直接ぶん殴った方が早い。それに彼がそう簡単に戻るわけがないからね」
---
「君もマフィアへの移籍、というわけじゃなさそうだね」
ルイスくん、と森は微笑む。
だが、瞳に光は宿っていない。
「太宰くんのことだろう? 生憎だけど彼は今、取引先に行ってもらっているから──」
「嘘だね。貴方に出るよう云って、そこのカメラで高みの見物でもしてるんじゃないかな?」
「……簡単にバレてしまったね」
放たれた銃弾をエリスの注射器が受け止める。
「それで、太宰くんを連れ戻しに来たのかい?」
「いや、ぶん殴りに来た」
激しい攻防が続き、ルイスの頬を注射器が掠める。
どちらも全力ではないが、退く気はない。
「そう簡単には太宰くんがマフィアに戻ることはない。森さんは聞いてるんじゃない?」
「さぁ、どうだろうね」
「本人の口から聞きたいけど、この際だから森さんでもいいか」
「じゃあ一つだけ真実を教えてあげるよ。私は今回、何も聞いていないけど……あの瞳の太宰くんは久しぶりに見たね」
「──確かに森さんは何も知らないですよ。あ、首領か」
鳴り響く足音。
奥から現れた姿に、ルイスは踏み込めるよう体勢を整える。
止まると彼は──太宰治は小さく笑った。
「森さんに理解できると思わないんで」
「太宰くん!?」
「……あぁ、なるほど」
そういう瞳か、とルイスは武器を捨てて臨戦態勢を解く。
「やぁ、相変わらず凄いですね。流石は英国の戦神」
「そんな僕を無理やりにでも帰すつもりだろう? 怖いねぇ、最近の若者は。そして随分と自分勝手だ」
「自分勝手? まぁ、ルイスさんから見たらそうかもしれませんけど」
「その眼帯はどうしたの?」
「マフィアではコレが普通だったので」
「昔と逆じゃないか」
「気分ですよ」
「じゃあ質問を変えようか、太宰くん」
キラリと、太宰の後頭部でナイフが光る。
「その《《印》》、何を契約した」
ナイフは眼帯の紐だけを切り、ハラハラと落ちた。
太宰の瞳に描かれた魔法陣のようなものは回転している。
森も知らなかったのか、驚きの表情を浮かべている。
「……早すぎですよ、ルイスさん」
「契約破棄は難しくない。君が異能力者に触れればいいだけだ」
「私がルイスさんの思い通り動くと?」
「動かないだろうね。で、どうする心算なの? そのダサい中二病全開の《《印》》」
「ルイスさんがどうにかしてください☆」
「嫌だけど」
「酷い!」
「ルイスくん、そろそろ私も話に混ぜて」
「……あの《《印》》は契約した証。太宰くんはそれでマフィアに戻らざるをえなかった」
「流石です、ルイスさん。どうやら私を今の居場所ごと潰すか、マフィアの私を潰したいみたいで」
「それで後者を選んだということかい?」
「迷惑をかけるなら、と思って。別に探偵社なら問題ない相手かと思ってたんですけど、なんか想像以上で」
「……ま、それもそうだろうね。アレは中々に面倒くさい」
飽きた…
なに書きたいかわからなくなった…