昔作ってた小説です。厨二病要素ありまくりだと思いますが、よろしくお願いします。
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目次
キャラ説明!
三つ巴だからわかると思うけど主人公は3人てすわ!!!
**主人公3人↓**
**|本多氷華《ほんだひょうか》**
冷静沈着。ちょっとツンデレかも?仲間思い。嫁いびりに遭ったため逃げ出してきた。旦那とは睦まじかったらしいんですけどね‥__こっからは厨二病すぎて言いたくねぇ…__氷魔法?を使ってる。流石に詠唱は秘密!またどこかで!
**|真田紅羽《さなだくれは》**
とにかく情熱的で、モテる。恋多き女ってやつです。氷華とは幼馴染みたいな感じです。でも、なんかちょっと違くて、伝わる人がいるといいけど、乳姉妹的なやつ。__ここから厨二病…はぁ。__炎を纏い、長剣で戦うよ!
**|立花陽葵《たちばなひまり》**
とにかく明るい。氷華に仕えていて、気に入られてた。陽葵が襲われてた時に氷華が助けた時に陽葵が氷華に惚れて、そのあとから仕えていた。__厨二病が。来ます。はぁーっ。__光の魔法です。異世界の漫画とかだと光属性が聖女だったりするけどそういうのではありませんで。
戦え!三つ巴!《第一話》
月のない暗い夜…
「陽葵。そろそろ実行するわ。例のものを」
「はい…氷華さま…本当に実行されるのですね?」
「ええ。義母上さまからのこの仕打ちにもう耐えていけないわ…」
陽葵はいつも感情を出さない主人が涙を流しているので氷華の義母…暁月に大きな怒りを覚えた。
「では…旦那さまへの置き手紙を。これを置いたら…、出ますよ。陽葵。紅羽も待っていることでしょうから。」
「はい…」
そして氷華は机に手紙を置き、陽葵と一緒に忍足で外に出た。
「氷華さまっ!行きますよ!」
「紅羽。義母上に気付かれぬうちに。」
「もちろんです!」
それから彼女たちは日が昇るまで走り続けた。
「氷華さま。この辺りでよろしいでしょうか?」
「ありがとう。紅羽、陽葵。貴女たちも疲れたでしょう?休みなさい。」
「はい!ありがとうございます氷華様っ」
陽葵はすぐにテントを立てて眠ってしまった。
「氷華さま。氷華さまもお休みにならなければ…」
「いえ。大丈夫よ。貴女こそ休みなさい。…もう貴女たちは私に従わなければいけないわけではないのです。着いてこなくても…」
「それなら、友人としてついて行かせてください!」
「え…。それが貴女の望みなら。」
それから氷華はしばらく昇る朝日を眺めていた。紅羽は氷華を心配して休めと言ったが氷華の耳には届かなかった。
その頃、氷華の居なくなった屋敷では…
「氷華!?氷華はどこなのだ!」
「旦那様。それが…」
氷華の夫、晴雅に側近の一人がそっと耳打ちした。
「なんだと!?母上…」
晴雅は愛する妻が自らの母のせいで居なくなったと知り、これまで優しいと思っていた母を憎らしく思うと同時に、自らの無力さを悟った。
「晴雅。どうしたの?あいつが居なくなって嬉しいでしょう?」
晴雅は、ついに本性をあらわした母を母だと信じたくなかった。悪魔にしか見えなかった。
「母上っ!氷華をに何を…ッ」
晴雅は、この母に言っても無駄だと思い、口を閉じた。
「本当。あの女が居なくなっていい気分だわ。」
晴雅は、悪魔のような母にどうしようもないほどの怒りを抱いたが、決して口には出さなかった。
それからしばらく、暁月の高笑いが屋敷中に響いていた。
どうでしょうか…
あ、読んでくださりありがとうございます。
戦え!三つ巴!《第二話》
「氷華さま!紅羽!おはようございまーすっ!」
「あら。起きたのね。陽葵。おはよう」
「おはよう陽葵。氷華さ…氷華がさっきからご飯作ってるよ。まだ出来てないからまだ寝ててもいいよ」
「えーっ!紅羽が氷華さまを氷華って呼んでるー!?私もそう呼んでいいですか!?氷華さま!」
「構わないわ。今は私も高貴じゃないもの。」
陽葵は、氷華のかき混ぜている鍋を覗き込んだ。
「わぁ〜。味噌汁だー!味噌持ってきてたのはこのためだったってこと?」
「そういうことになるわ。紅羽。そっちはどう?」
「いい感じです!もうすぐ食べれそうですよ!」
「そっちはお米だね!じゃあ私はあっちのテントで待ってるわ!」
陽葵はさっきまで寝ていたテントに戻って行った。氷華は汗を流して料理してるのに陽葵は気楽だなーと紅羽は思った。
「氷華!狼が来てるわ!気をつけて。」
「あ。本当ね。気をつけるわ。襲ってきたら…斬り伏せてご飯にしましょうか。」
「(こっわ)は、はぃぃ」
そうこうしているうちに料理は完成した。
「「「いただきます」」」
「流石!氷華は料理上手いわね…」
「ありがとう。でもお米を炊いたのは貴女よ?充分美味しいわ。」
紅羽は氷華に褒められたことに驚いた。しかし、それ以上に久々に褒められたことが嬉しかった。
「氷華〜!今日はどこまで行くー?」
「そうね。あっちに宿があるはずよ。そこまで行きましょう。」
「氷華、旦那様きっと心配してるよ。大丈夫かなー?」
「…………あ、あの方なら大丈夫でしょう。」
紅羽と陽葵は、「はい」と落ち着いて返事をした。しかし、氷華がわずかに動揺したことは見逃していなかった。
「ごちそうさまでした。私はこれから片付けするわね。」
氷華はさっと食べ終わるとすぐに片付けを始めた。それを見て紅羽と陽葵は急ぎ始めた。
その頃、屋敷では…
「ううう…氷華〜」
晴雅が氷華の手紙を見て泣いていた。そして、自分で氷華を探しに行こうかな、と思い始めていた。
読んでくれてありがとうございます。
うーん、どうでしょうか?
戦え!三つ巴!《第三話》
「氷華〜。疲れたー。あとどれだけ歩くのー」
「あと少しよ。頑張りなさい。」
陽葵は、自分は今すぐ倒れそうなほど疲れているのに全く表情を変えない氷華に感服した。
「あ!見えてきたよ!陽葵!」
「本当だ!やる気が湧いてきた!走る?」
「無理無理無理!陽葵!」
「あはは!冗談だって。」
しかし、氷華は一切表情を変えない。少し怖いと感じるほどに。
「はぁぁ。つっかれたー。」
「この宿は花鳥庵と言うらしいわね。3人泊まれるか聞いてみるね!」
「ありがとう。紅羽」
「3人泊まれるって!行きましょう!」
「こんにちは〜。わたし、|葉苗《はなえ》って言います。植物みたいでしょー?葉っぱの葉に苗っていう字よー?」
「そうですか。では、葉苗さん。3人分部屋を頼めますか?」
「はーい。もちろんです〜。|沙夜《さよ》!頼んだよ!」
沙夜、と呼ばれて奥から出てきたのは茶髪の若い女性だった。
「はーい!お母さん!3人分だよね?任せて!」
「頼んだよ!」
「しくじんなよー」
「もうっ、|風雅《ふうが》!」
この時、紅羽は賑やかな家族だな、と思った。
「あー、さっきの沙夜はわたしの娘だよ。元気な子でしょ?でね、風雅っていうのは、ここでバイトしてる沙夜の幼馴染の少年だよ。ここの庵にはもう一人わたしの息子が働いているんだよ。」
3人は、静かに話を聞いていたが、少しだけ、雑談の長いおばさんだな、と思ってしまっていた。
「お母さん!準備出来たよ!もう案内していい?」
「ああ。構わないよ。」
そして沙夜は3人の前に立つと、「ついてきてください」と言い、歩き出した。小さい宿だが、意外に歩くようだ。
「着きました!では失礼します」
沙夜が去ったのを確認して、3人はそれぞれ部屋に入った。
部屋に入ると、氷華は無言で荷物を出し始めた。
紅羽は、まず荷物を置いて、トイレに行った。
陽葵は、「わー、ひろーい!」と、はしゃいでいた。
よんでくれてありがとうございます。
一応言っとくけど3人部屋別ですわよ?今気付いたのですが、氷華って葵の上に似てないですか?それも私の好きな小説のとあるシーンの彼女に。
戦え!三つ巴!《第四話》
こんにちは〜。余談ですが、この小説のタイトルね、もともと三つ巴だったのですわ〜。でもね、一回聞いてから殺っちゃえ!宇喜田さん!が頭から離れないのです!そして気付いたらこのタイトルになっていましたの…
--- 翌日 ---
「おはよう。みんな揃ったわね。出発するわよ。」
「はーい!」
外に出ようと玄関に行くと、葉苗さんが立っていた。
「あ!葉苗さん!ありがとうございました!」
「どういたしまして〜。行ってらっしゃい!」
「行ってきます!」
陽葵が元気よく返事をして外に出た。
「今日はどこに行くの?そうね…森を抜ければ街があるわ。そこを目指してみましょうか。」
「はい!」
3人は森に入った。すると、明らかに邪悪なオーラを纏った狼に遭遇した。氷華は|それ《狼》をじっと見つめた。
「紅羽、陽葵。この狼から出ているオーラ、義母上様から出ているオーラに似ていると思わない?義母上様からの刺客かしら?」
「そうかもしれないね。とりあえず…|倒そうか《殺ろうか》」
「いいわ。私一人で倒せるから。」
氷華はすっと前に出ると、魔法を発動した。すると、一瞬にして氷の刃が現れた。次の瞬間には、もう敵は消えていた。
「きゃーっ!氷華!さすが!」
「ありがとう。この調子で抜けていきましょう。」
「はい!」
しばらくして、彼女たちは森を抜け、街に来た。その街に入ってすぐのところは、貧民がいっぱいいるようだった。氷華は意外にも優しいので、通り過ぎようにも通り過ぎることができなかった。そして、こっそりとたくさんの食料を置いて歩き出した。
「ふたりとも。貴女たちはしばらく自由にしていいわ。この街も広いから買い物もできるでしょう。」
「はーい!行ってきまーす」
氷華は、いつのまにか一人で海の方に歩いていた。そして、浜辺に着くと、波が来るか来ないかの位置に座った。
「__はぁ…抜け出してきても義母上様からの刺客は居るし…一筋縄ではいかないものね__」
氷華は海を眺めていたらいつのまにか独り言を呟いていた。
「氷華。」
突然名を呼ばれて氷華は振り返った。そこにいたのは…晴雅だった。
「…!?晴雅さま?どうしてここに?」
「君が居なくなったと聞いてね、馬を飛ばして探しにきたんだ。」
「左様でしたか…義母上様はお怒りになりませんでしたか?」
「母上か…当然怒るだろうと考えて目を盗んで抜け出してきた。」
「まあ。」
二人の間の空気が少し柔らかくなる。
「しかし、母上に見つかればどうなるかわからぬ故、早いうちに帰らねばならぬ。」
「そうですか…」
氷華が名残惜しそうに俯く。
「だが、また会いに来るよ。必ず。」
「感謝いたします。」
「では、そろそろ時間だ。また会おう。」
「行ってらっしゃいませ」
氷華は精一杯微笑んで見送った。その時にはもう日が傾きかけていた。
「行ってしまったわね…そろそろ帰らないと。紅羽と陽葵に心配かけてしまうわ」
氷華はさっと立ち上がると街に向かって走り出した。
「氷華!」
「陽葵。心配かけたわね。ごめんなさい」
陽葵と紅羽は氷華の顔が少し明るくなっているのにわずかな違和感を覚えたが、決して口には出さなかった。
「では、そろそろ夕餉にしましょうか。」
「はい!」
彼女たちが夕餉を食べる時にはもう日は落ちて三日月が夜の街を淡く照らしていた。
読んでくれてありがとう!
多少だけど恋愛的な要素入れたの初だわ…どうでしょう。
戦え!三つ巴!《第五話》
--- 翌日 ---
氷華はまだ朝日も見えない時間に目を覚ました。しかし、何故か身体が重く、動くことが出来なかった。
「?疲れたかしら?」
なんとか身体を動かし、鏡を手に取る。そして、顔を見てみても、至って健康そうだった。足が特に重いので足に触れてみたら、すごくかたかった。
「むくみかしら…揉んでみましょう」
しばらく足を揉んでいると、かたかった足がだんだん柔らかくなってくる。そして、身体が動くようになり、身支度を始めた。
身支度が終わっても、まだ朝日が昇り始めたところだった。氷華は、自分は一人だと起きるのが早いことを思い出した。一人で寝ていたのは結婚前だから5年も前のことだ。その頃はものすごく早起きで侍女たちをこまらせていたな、とどこか懐かしくなった。
「紅羽。おはよう。」
「おはようございます。氷華。陽葵は、今起きたところだよ。」
「そうですか。ではあと少し待ちましょう。貴女、身体は大丈夫なのですか?」
「え?大丈夫だよ。」
紅羽は朝はテンションの低い氷華と二人きりなのが気まずくて、早く陽葵がくることをいのっていた。
「おはよーーー!」
「陽葵。おはよう。もう少し静かにしてくださいね。」
「は、はい」
紅羽は、陽葵さえも静かにする氷華の力は絶大だな、と感じた。
「では、そろそろ行きましょう。ご飯は皆もう食べたのでしょう?」
「「はい」」
氷華が歩き出すと、慌てて紅羽と陽葵もついていった。
「とりあえず…街を歩きましょうか。」
「はい。」
しばらく歩き、商店街に入ったところで、うしろから大きな声が聞こえて、3人は勢いよく振り返った。そこには、人の顔のような、顔でないような、物体があった。
「氷華…。あれは?」
「私にもわからないわ。」
「とりあえず戦おうよ!」
「は!?陽葵!待って!」
しかし、その時には陽葵はもうそこにはいなかった。
**「プリズムブレイク!」**
あたりが眩しい光に包まれる。光が消えると3人はすかさず魔物を見た。しかし、何も変わっていなかった。
「むぅ、入らないかぁ。」
「陽葵!危ないわ!」
いつのまにか陽葵がロックオンされていた。すかさず氷華が陽葵を助けようと陽葵の手を引っ張る。しかし、氷華に攻撃が掠ってしまった。その時、急に一人の人が現れた。
**「悪霊退散!」**
すると、一瞬にして魔物が消えた。氷華はその人に向かって走った。
「助けていただき感謝いたします。私は本多氷華と申しますわ。」
「いやいや。そんな。私はね、神楽神社で巫女やってる、|妙子《たえこ》よ。よろしく。」
「巫女さんだったのー?あ、私は陽葵!氷華と一緒に旅してるの!」
「私は、紅羽です。」
「そうなんだ。ちょっとね、うちも神社から逃げ出したいからさ、ちょっとついてっていい?」
「え!?はい」
紅羽は驚きながらも承諾してしまった。しかし、悪い人じゃなさそうだし、まあいいか、と、受け入れた。
「ごめんなさい。すこし、失礼します」
氷華は走り去ってしまった。取り残された3人は、しばらくきょとんとしていたが、やがて商店街の方に歩き始めた。
読んでくれてありがとー!新メインキャラの妙子ちゃん紹介するね!
神楽妙子(かぐらたえこ)
両親が神社の人。で、余談だけど、セーラームーンのセーラーマーズがモデルである!登場のシーンが!
戦え!三つ巴!《第六話》
今回は氷華視点です。
私は急に胸が苦しくなって逃げ出した。紅羽たちに心配をかけてはいけないから…。とはいえ、隠れる場所があるわけでは……あっ。昨日の海があったわ。あそこには人がいない。ピッタリね。
はあっ、苦しい。でも…逃げないと。
「ついた」
気が付けば、日に照らされてキラキラと輝く海の前に立っていた。その頃にはもう胸の痛みは無くなっていた。
「懐かしいわ。あの時が…」
私が思い出したのは、5年前の、結婚してすぐの頃のことだった。あの頃は義母上様もあのような性格ではなかった。ある日突然ああなったのだ。
「氷華!!」
私は驚いて振り返る。そこにいたのは昨日に続いて晴雅様だった。
「今はね、母上の罪が見つかって母上が監禁されているんだ。処罰が決まるまでの間だけどね。」
「左様ですか…。しかし、どうして私の居場所がわかったのです。今日はもう移動している可能性も考えられたでしょう。」
「それは…なんでだろうね。勘かな?」
私は驚いて思わず半歩下がる。
「まあ、君が珍しくそうも驚くところを見れて嬉しいよ。」
「もう…晴雅様。」
私が穏やかな空気に思わず微笑んだ時、晴雅様に引き寄せられる。久しぶりに晴雅様の顔が近くに来て、恥ずかしくなった。そして、何故か安心した。
「氷華。母上の心配はしなくていいから。いずれ助けに来れるように居場所は教えてね?」
「勘でわかるのでは無いのですか?」
晴雅様は一瞬言葉に詰まったあと、ゆっくりと口を開いた。
「勘ではないよ。ちょっとね。ただ時間がかかる。」
「左様ですか。わかりました。」
私は紅羽たちのことを思い出して晴雅様に背を向けた。
「では、また会いましょう。晴雅様。」
「え、ああ。また。」
私はゆっくりと先ほどの商店街の方に歩き出した。
読んでくれてありがとーう!
今回短くなっちゃった!ごめーんね。