ただの詩集。
ここでギャグを一つ。
リンスーでありんす〜。
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目次
くも
庭でクモを潰した。
豪雨明けの快晴で、草は茂り、いい景色だった。
潰したクモを、小鳥が食べにきた。
可愛げがない見た目の鳥だった。
食ってやろうかと思ったが、さっきからしつこく飛び回るアブを、
パクッと食べたので、見逃してやった。
家に戻ろうとすると、またクモがいた。
しかし、そいつはクモと言うよりは、蜘蛛と言うのが良さそうなやつだった。
そいつは潰したやつ程明るく動き回らず、ジッと私を見ていた。
私もジッと見た。
いつか空に浮かぶ雲のように、フワフワと何処かへ行ってしまうのなら、
もう少し、そばにいてほしかった。
私はそいつを、その蜘蛛を飼うことにした。
100均で買った、無駄に整った容器に、
土と少しの葉っぱ。そして大きめのミミズを一匹入れた。
蜘蛛も土も生き生きすると思ったから。
クモにも水分が必要らしいので、昆虫ゼリーの容器に天然水を入れてやった。
たくさん餌となるハエやダニをあげた。
一年が経ったある日、蜘蛛は死んだ。
何故かは分からない。
その頃には、蜘蛛は懐いていて、
動かなくなる前日まで、私の腕の上を元気に走り回っていた。
翌日、空を見ると、あの蜘蛛のような、小さな雲が一つだけ、近くに浮かんでいた。
生憎その日は風が強かったため、
私を見つけるなり、フワフワと何処かへ行ってしまった。
何だこれは。
企画に出しました。
こんな浅はかなものでも刺されば嬉しいです。(サイコパスのセリフみたい)
参加理由は詩を知ってもらうためです。
(前文からして詩じゃなく死では?)
本当にきれいなもの
皆さんにとっての本当にきれいなものは何ですか?
,,,,,まえがきでこんなこと言ってくれる私?
ありがとう。嬉しいです。
(ナニコレ)
こんにちわって毎日する挨拶はすてきですよね。
私達人間をこんなにも翻弄し、豊かにしていく、自然は偉大ですね。
誰かを愛するというのは、こんなにも美しいんですね。
質素倹約。これ以上に“世界”から愛された姿勢はありません。
感謝をしましょう。されましょう。それでこそ、すてきな人間関係が成されます。
程度を守りましょう。ほどほどに。その代わり、何でもやる。種を撒くだけまけば、いつか大きな花畑ができますよ。
素直になりませんか。まっすぐな気持ちじゃないと、出るものも詰まってしまいます。心の排泄ができなくなりますよ。
一生懸命いきましょう。全力じゃなくとも。頑張るあなたはきっときれいです。
生命というのはすてきです。それなのに、なぜか私達は汚し、汚されてしまう。
マイナス思考をなくしましょう。それはホコリのようなものです。これでは見えるものも見えません。
美しいものを美しいと言いましょう。
礼儀はすごく大切ですよ。払っているお金などは別にお礼ではないでしょう?
何かを捨てて、新しいことを拾うのは非常に良いことです。どんどん変わっていきましょう。
きれいでありましょうよ。汚くては、人から嫌われますよ。体臭も、性格すら。きれいだからこそ、互いに手を繋げるのです。きれいだからこそ隣同士競い合うことができるのです。あなたもそう思いませんか?
「いえ。思いません。」
そうですか,,,。
「そういうの、私はきたないと思います。」
日々の感謝や、命の尊さ、自然、清い心まで、全てが汚いと⁉
「違います。きたないのは、そうやって、きれいだ。美しい。などとあからさまに口に出しているあなたです。」
私が,,,⁉
「本当にきれいなものは、普通は口に出しません。」
,,,なぜ?
「“きれい”が汚れるからです。“すてきだ”、“美しい”とかいうのは私達が勝手に創った言葉です。自然、生命、人の営み、繋がりさえも、そんな“きれい事”で括り上げ、他人に教養、強要する権利なんて私にもあなたにも微塵もないんですよ。」
,,,なんという思想だ。すごい。これこそ,,,,いえ、口に出してはいけないのでした。
この気持ちは大切に心の奥に染み込ませておくことにします。,,,,
しっかりできた気がする。
私は心が汚いので、フリのきれいトークを考えるのに苦労しました。
時雨と僕
待望の読者リクエスト!
時雨が降っている。
ぱらぱらと。
雨粒が|滴《したた》る。
僕を濡らす。
服が染み付いて気持ち悪い。
土臭い匂いが辺りに充満する。
僕は傘をさしていなかった
雲が泣いている。
ザーザーと。
さっきから少し強まってきた。
厄介だ。
植物の恵みなど梅雨知らず、後悔する。
時雨心地が心に染み入る。
僕は傘をさせなかった
「しぐれ,,,。」
思わず声に出た。
僕に同じくびしょ濡れになった彼女が振り返る。
会うつもりはなかった。しょうがない。
「ういっ。」
「なんだその挨拶。」
「かわいいでしょ。」
彼女は|詩仇玲憂壱《しぐれうい》。
僕に恋しぐれを起こしている。
傘はささない
「今日はなんで傘さしてないの?」
「忘れてきたんだよ。」
「まぁ急だったしね〜。」
「雨はいつも急だな。」
「もう少しで晴れるよ。」
「本当に?」
「予想〜♪」
「全く,,,。」
,,,ほら。晴れてきたでしょ?
全く、|天《あめ》はいつも急だ。
曇り蒸れた空が段々明るくなっていく。
いつかこの天気のように、
世界はほんの気まぐれで終わるかもしれない。
ほんの気まぐれと
傘忘れみたいなちょっとしたヘマで。
空が虹を描く一方で詩仇玲と僕はびしょびしょのまま歩きだす。
草も諦めて枯れていきそうな
この不安定な世の中でも。
地面にカサができるほどの雨水は
ほんの数秒で静かに消え去った
だいぶかかってしまいました。
リクエスト2作目。
案外良作かも。
企画に応募した。